どうも甘党ゴンザレスです!!
私ごとではありますが、7月の頭に試験がありますのでこれから投稿するのが難しくなります。
更新頻度が落ちてしまいますが、試験が終わりましたら投稿を今まで通りのペースでやっていきたいと思います。
前置きが長くなり、申し訳ありませんm(_ _)m
それでは本編どうぞ!!
俺は翌日朝の6時に目が覚めた。
まだみんな寝ている。
俺は布団をたたみ部屋を出て1人で海へと向かった。
砂浜に腰掛け海を眺めていると昨日の千歌ちゃんたちとの会話が蘇ってくる。千歌ちゃんたちが大好きな景色、こんなに素敵な場所を俺は他に知らない。
本当に今回千歌ちゃんたちに誘ってもらえて感謝の気持ちでいっぱいだ。最初は帰省の邪魔になるんじゃないかと不安な気持ちだったけど、来てよかった。
俺が海を眺めていると誰かが俺の目を手で覆ってきた。
??「だ〜れだ♪」
俺は一発でわかった。だが、あえて答えずにとぼけてみる。
祐一「えー、わからないな。誰だろう?」
??「もぉ〜!なんで、わからないの!!」
どうやら、声の主は少しご機嫌斜めになってしまっているようだ。悪ふざけもここまでにして俺は1人の女の子の名前を呼ぶ。
祐一「嘘だよ。千歌ちゃん。ちゃんとわかってるよ!」
千歌「もう!わかってるなら答えてよ!」
千歌ちゃんは手を離して俺の目の前で頬を膨らませて怒っている。
俺が間違えるはずがない。
自分でも不思議なんだけど、ここに来れば千歌ちゃんが来てくれる気がした。
そうしたら本当に来てくれた。
千歌「そう言えば、祐一くんはなんでここにいたの?」
祐一「なんか、ここに来れば千歌ちゃんが来てくれるんじゃないかなって思ってたんだ。だからかな?それに海を見て色々思い出してたんだよ。」
千歌「そ、そうなんだ!千歌も祐一くんがいるんじゃないかと思って来たんだ…///」
そう千歌ちゃんは照れくさそうに言いながら俺の横に腰掛けた。
祐一「そうだったんだ…。なんか嬉しいな///」
俺も照れ笑いで千歌ちゃんに微笑みかける。
千歌「っ///ずるいよ…///」
千歌ちゃんが小声で呟いているが、俺にはしっかりと聞こえた。
祐一「何がずるいの?」
千歌「ふぇっ!き、聞こえてた?///」
祐一「うん、なんか千歌ちゃん顔赤いよ?」
千歌「な、なんでもないよ///気にしないで!」
祐一「そう?ならいいんだけど…。」
千歌「そうだ!祐一くん、内浦は楽しんでもらえたかな?」
千歌ちゃんが俺に聞いてきた。
祐一「もちろん!すごい楽しかった!地元の人もみんな暖かいし、みとしーもテンションあがっちゃったよ。ご飯も美味しいし来てよかった!」
祐一「それに一番の思い出は浦の星女学院を見れて、千歌ちゃんたちがたくさんの思い出をあの学校から貰ったことを知れて嬉しかったことかな…」
祐一「だから…ありがとう。千歌ちゃん。俺をこんなに素敵な場所に連れてきてくれて…。」
俺は心から感謝の気持ちを千歌ちゃんに伝えた。
千歌「そう言ってもらえると嬉しいな…///私もすごい楽しかったよ///」
千歌ちゃんの笑顔は朝日に照らされてとても綺麗でいつも以上に見惚れてしまった。俺の心臓の鼓動も早くなる。
千歌「ちょ、ちょっと寒くなってきたね。」
千歌ちゃんが寒そうに腕を擦っているのに気づき、俺は立ち上がり後ろから俺が着ていたパーカーを千歌ちゃんの肩からかけてあげた。
千歌「あっ、ありがとう///あったかい…。」
祐一「まだ、寒いからね。風邪ひかないように気をつけてね。」
千歌「うん。それに祐一くんの匂いがして安心する…///」
祐一「えっ、もしかして臭かった?」
千歌「ううん、そうじゃないの。千歌ね、祐一くんの匂い好きなの///とっても優しい匂いで、祐一くんに包まれてるみたいで安心するんだよ。」
そう言った千歌ちゃんの頬はわずかに赤く染まっていた。
祐一「ハハッ、そ、そうなんだ///」
祐一「さ、さぁそろそろみんなも起きてくるだろうし戻ろうか?」
千歌「うん、帰ろっか♪」
千歌ちゃんは俺の手を握ってきた。
祐一「ち、千歌ちゃん!?」
千歌「この方があったかいから。ダメ…かな?」
千歌ちゃんは上目遣いで俺の顔を覗き込んできた。
ダメだ…。
この目には勝てる気がしない…。
祐一「そんなことないよ。じゃ、行こっか!」
俺は千歌ちゃんの手はしっかりと握りしめ、旅館へと歩いて行った。
旅館に帰ると偶然志満さんと出くわし、からかわれる俺と千歌ちゃんであった。
――――――――――――――――
その後は朝食をとり、俺と怜は千歌ちゃんの家の旅館の手伝いをした。千歌ちゃんの家族の人たちは大丈夫と言ってくれたのだが、俺たちの気がおさまらない。だから俺たちは力仕事、お客さんの接客などを手伝い、少しでも役に立てるように動いた。午後1時過ぎまで手伝いをしたら、もうお客さんもあまりいないしゆっくり休みなさいと千歌ちゃんのお母さんに言われたので休むことにした。
それにしても千歌ちゃんのお母さんは本当に大人なのだろうか…。失礼かも知れないがとても千歌ちゃん、志満さん、美渡さんのお母さんとは思えないほど俺たちの目には幼く見えた。
まぁ俺たちが気にしてもしょうがないので俺たちは帰りの準備を始めた。
怜「やべっ、ちょっと便所行ってくるわ!」
祐一「あいよ。ごゆっくり〜。」
そそくさと怜が部屋から出て行った。
俺は荷物を一通りまとめ終えたので着替えを始めることにした。
祐一「さて、着替えるか。」
俺はシャツを脱いだ。
するとドアが開き誰かが入ってきた。
祐一「あらっ、便所早かったな。」
俺は上半身裸のまま振り返り、ドアを開けた人物の方を向くとそこに怜は立っていなかった。
そのかわりに、
千歌ちゃんが立っていた。
祐一「あれ?千歌ちゃんどうしたの?」
俺はドアを開けて放心状態の千歌ちゃんに向かってそう言った。
千歌「あっ///ご、ごめんね着替え中に///」
何やら千歌ちゃんの顔が赤い。
祐一「全然大丈夫だよ!それよりどうしたの?」
俺は千歌ちゃんに近づき尋ねる。
千歌「あ、あのね///帰る前に沼津の方に行こうと思うんだけどどうかなって///」
千歌ちゃんは後ずさりながら答える。
祐一「ああ、そういうことね!俺たちも行ってみたいし、行こっか!」
千歌「じゃ、じゃあ着替え終わったら千歌の部屋来てね///それじゃ///」
千歌ちゃんは勢いよく走り去ってしまった。
祐一「う、うん、わかっ…。」
俺が言い切る前に千歌ちゃんは行ってしまった。
祐一「なんで、あんなに急いでたんだろ?」
俺はドアを閉めて改めて着替えを始めた。
―――――――――――――――
Side 千歌
私は今自分の部屋に向かって走っている。
千歌「祐一くんの裸見ちゃった///」
私がノックするの忘れたのが悪いんだけど…。それにしてもなんであんなに堂々と話せるの!!
私はすごい恥ずかしかったのに!!
でも…
祐一くんの体すごい筋肉質で綺麗だったなぁ…。
思わず見惚れちゃったよ…。
祐一くんを男の子として意識するようになってから私はいつもドキドキしてる。
今だってそうだ。
私ってこんなに女の子だったんだ…。
今日の朝だって海に行ってみたら祐一くんがいて私は驚いたけど、ちょっとイタズラしちゃおって思って目を塞いだ。
そしたら祐一くんもイタズラを仕返してきたけど、ちゃんと私ってわかってくれてた。
その後に私は祐一くんになんで海を見にきたのか聞いた時すごい驚いた。
祐一くんが海を見にきた理由が、
『私が来ると思ったから』
あの時は私も祐一くんに会える気がして海に行ったけどまさか本当にいるとは思わなかった。それに祐一くんも同じこと思ってたなんて…。それを知った時一気に顔が熱くなって赤くなっちゃったけど、それと同時に胸が暖かくなったんだ…。
なんだか、心が通じ合ってるみたい…。
私も同じこと思ってたと伝えたら祐一くんは照れたように笑ってた。
あの笑顔に私は心臓をキュッと掴まれた。
祐一くんの笑顔
あれは反則だよ…。
あんな笑顔向けられたら誰だってドキドキしちゃうよ。
特に子供っぽく笑う時が私は一番好き…。
あんなに楽しそうに笑ってると私も楽しくなってきて自然と笑顔になれる。
でも、それは私だけに向けられる笑顔じゃない。梨子ちゃんや曜ちゃん。他の女の子にも向けられている。私のことなんてあんまり見てくれないんじゃないかな…って思っちゃう。
だけど、
私はもうそんなことで悩んだりしない!
私は祐一くんのことを他の女の子たちより知っている。
祐一くんが好き
この気持ちも誰にも負ける気はない。
いつか、絶対この気持ちを伝えてみせる!
だけど、まだ私は自信がない。
だから…
だから私が自信を持てるまで
もう少し君の優しさに甘えてもいいよね?
Side out 千歌
―――――――――――――――――
Side 祐一
俺と怜は着替えを終えて千歌ちゃんの部屋へ向かっている。
怜「それにしても楽しかったな!」
祐一「ああ、飯もうまかったし、みとしーもテンション上がったわ!」
怜「あのイルカショーはマジでよかったわ。また来てーな!」
祐一「そうだな!俺はまたうちっちーに会いたい…。」
怜「お前も妙なもん好きになるよな…。俺には全然わからんわ。」
祐一「てめー、もういっぺん言ってみろ。海の底に沈めてやる。」
怜「何度でも言ってやる!この変質者!!」
祐一「言いやがったな!このハゲ!!」
怜「ちょ、おま、それ言わない約束だろ!気にしてんだよこっちは!!」
怜「もう、許さね〜。覚悟しやがれ!!」
俺たちのアホらしい喧嘩が始まった。
ちょうどそのタイミングで千歌ちゃんたちも支度が終わり部屋から出てきた。
千歌「どうしたの、2人とも?」
祐一「ああ、千歌ちゃん。もう支度はいいの?」
千歌「うん、私たちは大丈夫だけど…。」
祐一「おっけー、今からこのクソ野郎を海の藻屑に変えてくるから…。ちょっと待ってて。」
怜「なんだと、この野郎!逆に俺がお前を海の底に沈めてやるよ。」
俺と怜はお互い睨み合いながらそう言った。
曜「あはは、本当に2人は仲良いね!」
祐一・怜「「仲良くない!!」」
曜「いや、しっかりハモってるじゃん…。」
怜「よーし、祐一表でろ。決着つけてやる!」
祐一「望むところだ。覚悟しやがれ!」
俺らは意気込んで外に出ようとするが、1人の女性がそれを許さなかった。
梨子「2人とも…。」
俺たちは背中にヤバイ気配を感じた。振り返ってみるとそこには梨子ちゃんが笑顔で立っていた。
祐一・怜「「ガクガク、ブルブル」」
梨子「いいかげんに、し・な・さい♪」
祐一・怜「「は、はい。お母さん…。」」
梨子「何ですって♪」
祐一・怜「「す、すみませんでした!!梨子さん!」」
俺たちは全力で土下座をかました。
祐一・怜((怖すぎるだろ!!))
千歌「あはは…。まぁまぁ梨子ちゃんそのくらいにして、2人も反省してるし。ね?」
梨子「…。千歌ちゃんがそう言うなら…。」
千歌ちゃん…。
君は天使ですか?
怜「千歌ちゃん、君は天使ですか?」
怜は千歌ちゃんを崇拝していた。
バカ!今そんなこと言ったら…
梨子「そう、怜くんはまだ反省が足りないのね♪」
あーあ、やったよ。こいつ…。
怜「いや、これは違うんだ。梨子ちゃん…。お、落ち着いて。」
梨子「私は落ち着いてるわよ♪」
怜「は、反省してるよ!その証拠に、ホラ。祐一!ははは、俺たち大親友♪」
そう言いながら怜は俺の肩に手を回してきて仲良しアピールを始めた。
俺も身の危険を感じて怜に合わせた。
祐一「ハハハ、ソウダヨナ。オレラハダイシンユウ」
怜「何でお前カタコトなの!?」
梨子「そうなの♪反省してないのね♪じゃあ、ちょっとあっちで話しましょうか♪」
梨子ちゃんは怜のことを掴み引っ張って行った。あの巨体を引っ張って行くなんて…。
梨子ちゃん、すごすぎるぜ…。
怜「え、ちょ、ま。祐一、千歌ちゃん、曜ちゃん助けて〜!!!!!」
祐一「…。」
俺は静かに合掌。
千歌・曜「「アハハ…。」」
2人は苦笑いで怜を見ている。
怜「てめー、祐一!後で覚えてやがれ!!!!!」
そのまま、怜は梨子ちゃんに引きずって行かれた。
俺たちが怜を見送った数分後、怜の叫びがこだまするのをただ聞いていた。
しばらくして、怜はひどく怯えた表情で、梨子ちゃんはスッキリした笑顔で帰ってきた。
梨子「さっ、行きましょうか♪」
千歌「うん!そうだね、行こっか!」
曜「あはは…。」
曜ちゃんだけ苦笑いをしてた。
祐一「お前何されたんだ?」
怜「いや、それがな…。」
祐一「…!?」
俺は怖すぎて、体が震えた。
祐一「まぁ、今度飯でも奢るよ…。」
俺は怜の肩をポンと叩いた。
怜「ああ、頼むわ…。」
梨子「2人とも、何話してるのかな♪」
祐一・怜「「いや、なんでもないよ。なんでも。」」
梨子「そう。なら行きましょうか!」
俺たちは帰るため高海家の人たちに挨拶をしに向かった。
祐一「すみませーん」
志満「あら、祐一くん、怜くんもう帰るの?」
怜「はい、これから沼津の方へ行ってから帰ろうと思います!」
志満「そうなの。またいらっしゃいね♪」
祐一「はい!また来ます。ありがとうございました!」
俺と怜は挨拶を済ませた。残念ながら美渡さんとお母さんはいなかったのでまたの機会に挨拶することにした。
祐一「あっ、みんなちょっと先行ってて!」
千歌「どうかしたの?」
祐一「まあ、ちょっとね。」
曜「わかったよ!外で待ってるね!」
俺は急ぎ足で厨房へ向かった。
祐一「優吾さん!」
優吾「ん?ああ、祐一くんか。もう帰るのかい?」
祐一「はい、お世話になりました!」
優吾「そうか、また来てくれよ。今度は千歌の彼氏として…な。」
優吾さんは僅かに笑いながら言ってきた。
祐一「が、頑張ります///」
優吾「それから、くれぐれも千歌たちのことをよろしく頼む。」
祐一「はい!任せてください!」
優吾「では、またね。」
祐一「はい、ありがとうございました!失礼します!」
俺は優吾さんにお礼を伝え厨房を後にした。
そこからみんなと合流して沼津へと向かった。
そこで、それぞれショッピングなどを楽しみ東京へと帰った。
非常に思い出に残るゴールデンウィークの前半であった。まだゴールデンウィークは残っているのでこの後も楽しみたい。
ご愛読ありがとうございました。
前書きでも話した通り、投稿が遅れてしまいますが、絶対完結させますので
どうか気長に、温かい目で見守ってくれると嬉しいです。
次回からゴールデンウィークの後半に入りたいと思います!
よろしくお願いしますm(_ _)m