恋をした少年のShiny Days   作:甘党ゴンザレス

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どうも甘党ゴンザレスです!!

不定期更新申し訳ございませんm(_ _)m

もう少しの間、期間が空いてしまうかもしれませんがお待ちいただけると嬉しいです!


それでは本編どうぞ!!


Day15 お酒はほどほどに…

ゴールデンウィークも終盤に突入した。

 

俺と怜は明後日帰省をするため準備を進めている。今回は短い帰省なのですぐに準備は終わり、俺たちは昼ごはんを食べに外出することに決めた。

 

祐一「昼飯作るのめんどいから外で食わね?」

 

怜「そうだな、行くか!」

 

俺たちは早々に身支度を整え部屋から出た。

 

祐一「なに食う?」

 

怜「アレでよくね?」

 

祐一「あー、アレな。おけー。」

 

俺たちが指すあれとはカツ丼だ。幼馴染で親友が故にアレやソレで通じ合ってしまう。

 

俺たちはカツ丼屋に入って昼ごはんを済ませ、買い物をしてから家に帰った。時刻は午後の6時過ぎ。昼ごはんは午後の3時頃に食べたのでまだお腹は空いていない。怜もお腹は空いていないらしく自分の部屋に戻り寝ることにしたらしい。

 

祐一「俺も少し休むか。」

 

部屋に入りリビングの椅子に腰掛け、テレビをつけて見ている。お笑い番組にチャンネルを回し見ていると、疲れているせいかうつらうつらしていた。

 

そして俺は意識を手放した。

 

祐一「う…ん。ふわ〜。結構寝たかな?」

目を覚ました俺は時計を確認した。

 

時刻は午後8時。

祐一「そろそろ、飯食うか。」

そう思い俺はキッチンに移動しようとした時俺のスマホに着信が入った。

 

祐一「誰だろ?ん、曜ちゃん?」

確認すると曜ちゃんからだった。

 

祐一「なんだろ?もしもし、曜ちゃんどうしたの?」

 

曜『もしもし!祐一くん!よかった出てくれて…。』

 

祐一「どうしたの?何かあった?」

 

曜『実はちょっと色々あって来てほしいんだよ…。今から場所送るから来てもらえるかな?』

 

祐一「あ、うん。大丈夫だよ?」

 

曜『ありがとう!よかった…。じゃあ場所送るからなるべく早く来てね!』

 

祐一「はいよー!」

電話が切れてからすぐ曜ちゃんから住所が送られてきた。確認するとうちの近くの居酒屋だった。

 

祐一「なんで曜ちゃん居酒屋なんかにいるんだろ?」

俺は疑問に思ったが、急いで用意して居酒屋に向かった。

 

 

 

俺が居酒屋の前に着くとそこには曜ちゃんが立っていた。

 

曜「あっ!祐一くん!」

曜ちゃんが俺に向かって手を振ってきた。

 

祐一「ふぅ、曜ちゃん久しぶり!それにしても居酒屋でなにしてんの?」

 

曜「久しぶり!じ、実は…。」

曜ちゃんが今の状況を説明してくれた。

 

どうやらサークルの新入生歓迎会に呼ばれたらしく千歌ちゃんと梨子ちゃんも一緒にいるらしい。そこで千歌ちゃんと梨子ちゃんはジュースと間違えてお酒を飲んでしまったようでかなり酔っ払っているらしい。一人は連れて帰れるけど二人は厳しいようなので手伝って欲しいとのことで俺を呼んだみたいだ。

 

祐一「なるほど、そういうことね…。無理やり飲まされたわけじゃないんだよね?」

 

曜「うん!無理やり飲まされたわけじゃないんだけど二人ともどんどん飲んじゃって。私止められなかった…。ごめんね…。私の不注意で迷惑かけちゃって…。」

曜ちゃんは自分に負い目を感じているようで俯いてしまった。

 

祐一「大丈夫だよ、もしもの時のために俺と怜がいるんだからどんどん頼ってよ!でも今回みたいなことはあんまりやっちゃダメだよ?曜ちゃんも嫌な気持ちになっちゃうし、俺も怜も心配になっちゃうからね。でも俺のことを頼ってくれたのはすごい嬉しいよ。」

俺は優しく曜ちゃんの頭を撫で、これからは気をつけるようにと伝えた。

 

曜「あっ、ありがと///これからも迷惑かけちゃうかもしれないけど…よろしくね!!」

曜ちゃんは笑顔で俺にそう言ってきた。そこで曜ちゃんの頬が少し赤くなっていることに気づいた。

 

祐一「あれ、曜ちゃんもお酒飲んだの?顔少し赤いよ?」

 

曜「あっ///私は大丈夫だから千歌ちゃんのことをお願いしていい?」

 

祐一「そう?じゃあ、梨子ちゃんのことは任せるね!」

そう言って俺たちは店に入った。

 

曜ちゃんに席へ案内されて俺は驚きを隠せなかった。

 

 

千歌ちゃんと梨子ちゃんがとんでもないことになっていた。

 

 

千歌・梨子「「ふにゃ〜♪」」

 

女性の先輩たちに可愛がられている千歌ちゃんたちを見て俺は不覚にも可愛いと思い、本来の目的を忘れそうになった。

 

男性「おっ、渡辺さん。彼がさっき言ってた子かい?」

 

曜「はい、私たちの友達です!」

 

祐一「あっ、自分は沖田祐一と申します。今年この大学に入りました!突然きて申し訳ないです。」

 

男性「そっか、君が沖田くんか…。いや、全然だいじょうぶだけどすまんな。こちらが迷惑かけてしまって。俺は2年の沢田忍だ。一応このサークルの代表をしている。よろしく!気軽に忍と呼んでほしいな。」

自己紹介をしてくれた沢田さんはとても高身長でかなりのイケメンだ。

 

祐一「こちらこそよろしくお願いします!忍さん!自分のことも祐一と呼んでください!ところでこのサークルはなんのサークルですか?」

 

忍「この前できたばっかなんだけど軟式の野球サークルとして活動しているよ!よかったら祐一くんも入らないかい?まだ人数ギリギリで試合もロクにできていないんだけどね…。」

 

祐一「野球のサークル…。少し考えさせてください。あともう一人友人で入りたいというやつがいると思うんですけど、そいつと相談してからでもいいですか?」

 

忍「ああ、勿論だ!入りたくなったらいつでも言ってくれ。大歓迎だよ!」

 

祐一「ありがとうございます!近いうちにまた伺いますね!」

 

忍「おう!待ってるよ!」

忍さんと会話していると何やら背中に柔らかい感触がした。

 

祐一「おっと、なんだ?」

俺は確認をするため振り返ろうとするがしっかりと抱きつかれているせいか、後ろを振り向けないでいた。

 

忍「ハハハっ!」

忍さんが笑っている。

 

祐一「忍さん、何笑ってるんですか?」

 

忍「いや、なんでもないよ。見てて微笑ましいね。」

 

祐一「どういうことです?」

俺が忍さんに質問していると俺の背中に抱きついている人の声が聞こえた。

 

「えへへ、ゆーいひくーん♪」

 

俺は声を聞いてようやく理解して振り返った。

 

祐一「ち、千歌ちゃん!?」

 

千歌「そーれすよ♪」

顔を真っ赤にしながらニコニコしている千歌ちゃんの姿を捉えた。

 

千歌「おいしー、ジュースあるからゆーいひくんものもーよ♪なんらかね、ポカポカしてたのひーよ♪」

 

祐一「千歌ちゃん、それはジュースじゃなくてお酒だからもう飲んじゃダメだよ?」

 

千歌「おしゃけ?」

キョトンとした表情をする千歌ちゃん。

 

結構酔ってるなぁ…。

 

祐一「忍さん、千歌ちゃん結構酔っ払っちゃってるみたいなので送っていきますね!」

 

忍「ああ、重ね重ね申し訳ないね…。ここの代金は俺たちが払うから大丈夫だよ!」

 

祐一「こちらこそすみません。ありがとうございます。ほら、千歌ちゃん帰るよ!」

 

千歌「やら!!まだおはなしするの!たのひいんだもん!!」

 

祐一「楽しいのはわかるけど、今日はもう終わり。千歌ちゃん今普通に立てないでしょ?」

 

千歌「しょんなことないもん!!ほら!」

千歌ちゃんは俺から離れ大丈夫アピールをするが、全く大丈夫ではない。ふらっふらっして倒れそうだ。

 

俺はそれを抱きかかえた。

 

祐一「ほらね、ダメでしょ?だから今日は終わりね。大学に行っても会えるから今は帰ろう、ね?」

 

千歌「やら、やら、やら!!!」

酒を飲んだ千歌ちゃんは手強いな…。

 

祐一「はぁ…。」

俺はため息をついた。

 

曜「ごめんね、祐一くん千歌ちゃんかなり酔ってるみたい…。」

 

祐一「そうだね…。どうしようかな?それに梨子ちゃんは大丈夫?」

 

曜「うん…。梨子ちゃんはなんとかなりそう!」

曜ちゃんは梨子ちゃんに視線を向ける。俺も梨子ちゃんはの方を見ると、しっかり座れている。見る限りでは大丈夫であろうと思い視線を曜ちゃんに戻した。

 

俺が曜ちゃんと話していると、

 

千歌「むぅ〜、ゆーいひくん、よーちゃんとイチャイチャしてる!!」

 

祐一「何言ってんの千歌ちゃん。曜ちゃんは千歌ちゃんの事心配してるんだよ?」

 

千歌「よーちゃんばっかずりゅい!」

そう言った千歌ちゃんは俺に向かって抱きついてきた。

 

祐一「あぶねっ…。もう、いい加減にしないと俺も怒るよ!」

 

千歌「だって、ずりゅいもん…。」

俺には千歌ちゃんの言葉の意味がわからなかったが、一人の女性が俺たちの元へ来た。

 

女性「千歌ちゃん、気持ちもわかるけど今日は終わりにしましょうか?」

 

千歌「ゆめしゃん…。」

 

ゆめ「ごめんなさいね、沖田くん。千歌ちゃんがこうなっちゃったのは私たちに責任があるの、だからあまり怒らないであげて…。」

 

祐一「あ、いえ、俺は別に…。そんなに怒っていませんし…。」

 

ゆめ「改めて自己紹介させてもらうわね。私は神田ゆめ一応このサークルでみんなと野球してます。」

 

祐一「ご丁寧にどうも。自分は沖田祐一です。よろしくお願いします!」

 

ゆめ「ふふ、本当に誠実そうな人ね♪」

 

祐一「どういうことですか?」

 

ゆめ「千歌ちゃんがね、すごい君のことを話してくれたの。君の話をする千歌ちゃん本当に楽しそうだったのよ。それで私たちも舞い上がっちゃって…。」

 

祐一「千歌ちゃんが…。」

俺は千歌ちゃんに視線を向ける。

 

俺の視線に気づいたのか、千歌ちゃんは俺にニコニコ笑いかけてきた。

 

俺も笑顔で返し、再び神田さんに視線を戻す。

 

ゆめ「だから、あまり責めないであげて…。それから、本当にごめんなさい…。」

神田さんは頭を下げて俺に謝罪してきた。

 

祐一「頭をあげて下さい!自分が責任持って送るので気にしないでください!」

 

ゆめ「ありがとう…。千歌ちゃんのことお願いね。」

 

祐一「任せてください!」

 

ゆめ「千歌ちゃん、沖田くんが送ってくれるから帰りましょうか?」

 

千歌「はい…。」

 

ゆめ「うん♪千歌ちゃんはいい子ね♪」

神田さんは千歌ちゃんの頭を撫でながらそう言った。

 

千歌「えへへ♪ゆめしゃん、らぁいすき♪」

千歌ちゃんも神田さんにすごい懐いていた。

 

祐一「じゃあ、自分は千歌ちゃん送っていきますね。」

 

ゆめ「うん、お願いね!」

 

忍「俺からも頼むよ!」

 

祐一「わかりました!曜ちゃんたちももう帰る?」

 

曜「私たちはもう少ししたら帰るよ!梨子ちゃんもだんだん酔いが冷めてきたし大丈夫だと思う!」

 

祐一「そっか!じゃあ、梨子ちゃんのことお願いね!」

 

曜「りょうかいであります!」

曜ちゃんが敬礼をしてきたので俺も敬礼をし返す。

 

忍「みんな仲いいんだね!」

 

祐一「そうですね。大学に入ってからですけど大切な友達です…。」

 

祐一「では、本当に失礼しますね!あとまた後日伺いますね!」

 

忍「ああ、またね。連絡先教えるから暇な時声かけてよ!」

 

祐一「わかりました!」

俺は忍さんと連絡先を交換して、店を出ることにした。

 

千歌「ゆめしゃん、またいきましょー♪」

 

ゆめ「また行こうね、千歌ちゃん♪」

 

祐一「では失礼します。」

俺たちは最後に挨拶を交わして店を出た。

 

 

 

千歌「ゆういひくん、ありがと♪」

 

祐一「いいえ。それよりも家まで結構あるけど大丈夫?」

 

千歌「ちょっと休みたいなぁ…。ゆーいひくんのおうち行きたーい!!」

 

祐一「俺の家?別に大丈夫だよ?」

 

千歌「ほんと!!やったー!!ゆーいひくんらぁいすき♪」

と千歌ちゃんは言いながら俺に抱きついてきた。

 

待って。

 

今大好きって千歌ちゃん言った?

 

待て待て俺、今千歌ちゃんは酔っている。きっと友達としてだ。

 

うん。そうに違いない!

 

俺は自分にそう言い聞かせた。

 

祐一「千歌ちゃん、男の人に簡単に大好きって言っちゃいけないよ?」

 

千歌「むぅ〜、ゆーいひくんにしか言わないもん!!」

 

祐一「えっ///」

 

ヤバイ…

 

早く家に連れてかないと俺の理性が…。

 

祐一「と、とりあえず、一旦俺の家で休憩してから家に送るからね///わかった?」

 

千歌「は〜い♪」

 

千歌「それじゃ、ゆーいひくんのおうちにレッツゴー♪」

 

祐一「はいはい、しっかりつかまってね?」

 

千歌「うん♪」

 

 

俺は理性を保ちつつ、酔っ払っている千歌ちゃんを抱きかかえ家に向かって歩き出した。気のせいか、まだ涼しいはずの夜風は不思議と暑く感じた。

 

 

 





ご愛読ありがとうございました!!

先日調子に乗ってお酒を飲み過ぎてしまったので思いつきました笑
お酒に酔った千歌ちゃんは絶対可愛いと思います笑

これからは程々にお酒を嗜みたいと思います。

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