恋をした少年のShiny Days   作:甘党ゴンザレス

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どうも甘党ゴンザレスです!

久しぶりの投稿なので内容分かんねーよ!!って方はまた読み直して頂けると嬉しいです!

気にしないよって言う方は駄文ではありますが、読んで頂けると嬉しいです!

それでは本編どうぞ!!


Day26 ケジメ

今俺と怜は沼津の喫茶店に二人でいる。

 

何故Aqoursのみんながいないのかと言うと千歌ちゃんのお父さんである高海優吾さんから改めてお礼と謝罪をしたいと言われ待っている状態だからだ。

 

祐一「お礼なんてもう言ってくれたからいいのにな…。」

 

怜「まぁ、親としてのケジメをつけたかったんだろ?お前への感謝と謝罪の気持ちがあるのは当然だし、自分の娘を文字通り命懸けで守ってくれたんだ。」

 

祐一「そうだよな…。俺もその気持ちを真剣に受け止めないとな…。」

 

怜「そう言う事だ。」

 

俺たちはそんな会話をしながら待っていると優吾さんを始めとして千歌ちゃんのお母さんである高海美夏さん、志満さんと美渡さんがやってきた。優吾さんたちの後ろにも四名いて俺は直ぐに察した。

 

梨子ちゃんと曜ちゃんのご両親だ。

 

優吾「悪いね。祐一くん、怜くん。時間を作ってもらって。」

 

祐一「い、いえとんでもありません。」

 

怜「お気になさらないでください。」

 

俺たちは立ち上がり頭を下げる。

 

優吾「頭をあげてくれ。今回は俺たちが頭を下げる立場なんだ。」

 

祐一「は、はい。」

 

俺たちは頭をあげて優吾さんたちに向き直る。そして二人の男性が俺たちに向かって自己紹介を始める。

 

海斗「君たちが祐一くんと怜くんだね。私は桜内梨子の父で桜内海斗と言います。この度は娘を助けて頂きありがとうございます。そして本当に申し訳ない。」

 

洋二「初めまして、祐一くん、怜くん。俺は渡辺曜の父で渡辺洋二と言う。今回はウチの娘を守ってくれてありがとう。親として感謝と謝罪を言わせて欲しい。ありがとう、そして本当にすまない…。」

 

梨子ちゃんのお父さんと曜ちゃんのお父さんは謝罪をして深く頭を下げてきた。

 

祐一「と、とんでもありません。どうか頭をあげて下さい!僕自身もう何ともありませんし三人を守ることが出来てよかったと思っています。」

 

海斗・洋二「「ありがとう…。」」

 

二人は頭をあげてそう言っているが、表情は優れない。

 

すると、美夏さんが口を開いた。

 

美夏「祐一くん、怜くん。今回は本当にありがとう。娘たちを守ってくれて。二人のお母さんも紹介させて貰うわね。」

 

祐一「はい、お願いします!」

 

そして二人の女性が前に出てきた。

 

葵「こんにちは祐一くん、怜くん。私は桜内梨子の母親で桜内葵と申します。この度はウチの娘を助けてくれてありがとうございます。本当になんとお礼を言っていいやら…。」

 

涙ながらに言ってくれた梨子ちゃんのお母さんである葵さん。何だかこっちまで申し訳ない気持ちになってくる。

 

祐一「い、いえ…。とんでもありません。当然の事をしたまでです!どうか頭をあげて下さい。」

 

葵「ごめんなさい…。」

 

顔を上げて謝罪の言葉を投げかけてきてくれるが、その表情から強い罪悪感を感じた。

 

弥生「初めまして祐一くん、怜くん。私は曜の母親で渡辺弥生と申します。本当にウチの娘を…三人を守ってくれてありがとう…。そしてごめんなさい…。」

 

同じく曜ちゃんのお母さんである、弥生さんも頭を深々と下げて謝罪してくれる。

 

祐一「頭をあげて下さい。その気持ちだけで僕は嬉しいです。」

 

弥生「本当にごめんなさい…。」

 

弥生さんも涙を流しながら謝罪してくれてさらに罪悪感が強くなる。

 

優吾「改めてだが…この度は三人のことを守ってくれてありがとう…。本当にありがとう…。そして二人には多大なる迷惑をかけた本当に申し訳ない」

 

優吾さんの言葉に皆さんが再び頭を下げて謝罪してくる。

 

祐一「皆さんこの度はこの様な場を設けて頂きありがとうございます。先ほども申しましたが、僕は現在何ともありませんし娘さんたちを守れたことを誇りに思っております。ですので、どうか頭をあげて下さい。」

 

俺の言葉にみなさんは頭をあげる。そこから俺は話し始めた。

 

祐一「今回のことは僕自身にも落ち度はあります。あんなに遅くに娘さんたちを帰してしまって…。娘さんたちを危険な目に合わせてしまって本当に申し訳ありませんでした。」

 

俺と怜は深々と頭を下げて謝罪した。

 

海斗「二人ともよしてくれ。君たちは娘たちを助けてくれたんだ。私たちが謝りはすれど君たちが謝る必要はない。」

 

祐一「で、ですが…。」

 

俺が言葉に詰まると。

 

弥生「そうよ二人とも。私たちは凄い感謝しているの…。だから謝らないで…?」

 

祐一「わかりました…。」

 

葵「刺されたって聞いたんだけど、怪我の方は本当に大丈夫なの?」

 

祐一「はい、もうだいぶ良くなりました。傷は残ってしまいますが、日常生活には何も支障はありません。ご心配して頂きありがとうございます。」

 

洋二「可能なら、今後何かあった場合は我々に責任を持って君たちの手助けをさせて欲しい。」

 

祐一「いえ、そんな…。」

 

美夏「ごめんね、祐一くん。これは私たち親としてのケジメなの…。お願い…。」

 

美夏さんの言葉には遣る瀬無さが宿っていて俺は断ることができなかった。

 

祐一「わかりました…。では、もしもの事があればよろしくお願いします。」

 

美夏「ありがとう…。」

 

美夏さんは涙を流しながらそう言った。

 

祐一「皆さんの気持ちは十分伝わりましたので今回のことはこの辺で終わりにしましょう。」

 

海斗「だが…。」

 

祐一「僕自身も今回のことで皆さんに多大なるご心配をおかけしました。それに僕たちは娘さんたちといると本当に楽しくて楽しくてしょうがないんです。だから守ることができて心の底から嬉しいですし、もし守れなかったらと思うと自分を殺してしまうんじゃないかって位自分を責めていたと思います。なので、今後この様な事が起きない様に僕たち自身、務めて行きますのでどうか今後も娘さんたちと仲良くさせて頂くのをお許しください。」

 

俺の言葉に怜も同調して言葉を発する。

 

怜「祐一だけのせいではありません。僕自身にも落ち度はありました。そのせいで娘さんたちを危険な目に合わせてしまいました…。本当に申し訳ありません。今後は僕もより一層注意を払います。だから…。今後も僕たちを信じて頂いて娘さんたちの側にいる事をお許しください。」

 

俺たちは深々と頭を下げる。

 

洋二「二人とも頭をあげてくれ。」

 

海斗「そうだよ。許すも何もない。」

 

祐一・怜「「えっ?」」

 

俺たちはてっきりもう一緒にいる事を許されないと思ったが、予想外だった。

 

葵「そうよ。私たちは二人のことをとっくに信頼してるの。」

 

弥生「むしろこっちからお願いするわ。」

 

俺と怜は顔を見合わせて戸惑っている。

 

優吾「そういうことだ。今後とも娘たちのことをよろしく頼む。」

 

優吾さんたちは頭を下げてきた。

 

祐一・怜「「はいっ!!ありがとうございます!!」

 

俺たちは笑顔でお礼を伝えた。

 

優吾「さぁ、この話は一旦ここで終わりだ。ここの料金は我々が持つから遠慮せず好きな物を食べてくれ。」

 

優吾さんの言葉で昼食が始まった。

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

それぞれ注文を終え料理が来たところで食事が始まった。

 

俺の隣には志満さんと美渡さんが座っている。

 

美渡「祐一くん、千歌を守ってくれてありがとな。」

 

祐一「いえ、当然の事をしたまでです!」

 

志満「それでもよ…。本当にありがとう…。」

 

改めて美渡さんと志満さんにお礼を伝えられ少しだけ照れてしまった。

 

美渡「千歌は幸せものだな…。こんな優しくて頼もしい彼氏ができて。」

 

祐一「そんな事ないですよ。」

 

弥生「あらっ?祐一くんは千歌ちゃんの彼氏なの?」

 

祐一「はい。一応…そうです///」

 

弥生「そっかぁ…。曜はどうかな?」

 

祐一「曜ちゃんですか?凄い友達思いで優しくて可愛いですよ。」

 

弥生「あら、そう?ふふっ、嬉しいわ♪それなら曜にもまだ脈ありかしら♪曜のお婿さんとしてうちに来ない?」

 

祐一「ブフッ…ゲホッ…ゲホッ!?な、何言ってるんですか!?///」

 

俺は弥生さんの言葉に思わずむせてしまった。

 

美夏「ちょっと、弥生さん!ウチの未来の旦那の事口説かないで下さい!」

 

弥生「あら、美夏さん?祐一くんは千歌ちゃんと付き合ってるかもしれませんが、まだ結婚するとは限りませんよ?」

 

美夏「そんな事ないです!将来的には絶対そうなります!」

 

おいおい…何だか雲行きが怪しくなってきたぞ…。

 

祐一「二人とも落ち着いて下さい…。」

 

俺は二人を宥めようとするが止まる気配がまるで無い。

 

美夏・弥生「「祐一くん、どっちと結婚するの!!」」

 

祐一「えっええ…///」

 

俺が困惑してると二人とも自分の娘のPRを始めた。

 

弥生「曜はね、お料理とか凄い得意よ。それに家事は全部出来るしお嫁にするにはもってこいよ?それに胸も大きいし。」

 

美夏「千歌だって!ちょっと天然な所があるけど胸の張りは負けないんだからね!!」

 

美夏・弥生「「グヌヌ…。」」

 

睨み合って自分の娘の胸について張り合わないで下さいよ…。

 

洋二「コラ、弥生!みっともないぞ!」

 

優吾「美夏もいい加減にしろ!!」

 

二人のお父さんが俺に助け舟を出してくれた。ありがとうございます…。

 

美夏・弥生「「アナタは黙ってて!!!」」

 

優吾・洋二「「はっ、はい…。」」

 

二人とも奥さんに威圧されて縮こまってしまった。

 

洋二「すまない、祐一くん…。」

 

優吾「後は頑張ってくれ…。」

 

祐一「ええっ!?」

 

洋二さんはわからないけど優吾さんなら絶対止められるでしょ!?と内心思いながら俺は延々続く娘PRを聞き続けた。

 

チラッと怜の方を見ると桜内家の両親と打ち解けて楽しそうに談笑している。

 

何で俺はこうなるの…。

 

美渡「モテる男は辛いねぇ♪」

 

祐一「からかわないで下さい!?」

 

志満「私がお嫁に立候補しちゃおうかしら?♪」

 

美夏「そうだ!!志満がいたわ!!祐一くん志満はどう?おっとりしてるけど千歌よりも胸があるわよ!?」

 

祐一「はいぃ!?///」

 

弥生「クソォ…。志満ちゃんがいるの忘れてた…。で、でもそれならこっちには月ちゃんがいるわ!!あの子は曜の従姉妹だけど実質家族みたいなものだわ!?」

 

何を仰ってるんだこの人たちは…。てか月ちゃんはどなた?

 

祐一「お二人とも一旦落ち着きましょう?ねっ?」

 

俺は二人に落ち着くように伝えるが、

 

美夏「これはウチの将来に関わるの!?簡単には引き下がれないわ!!」

 

弥生「そうよ!!ウチも祐一くんにきて欲しいし、お嫁に出すにしても祐一くんなら安心してお嫁に出せる!!簡単に引き下がったりしないわ!!」

 

全然治らない…。こうなったら…。

 

俺は腹を括って二人に伝える。

 

 

祐一「美夏さん、弥生さん聞いてください。俺は今千歌ちゃんが好き…です。」

 

 

多少なりとも体温が高くなるのを感じた。

 

美夏「まぁ♪」

 

弥生「グヌヌ…。」

 

祐一「もちろん曜ちゃんも魅力的な女の子だと思います。」

 

弥生「ふふん♪」

 

美夏「グヌヌ…。」

 

二人が互いに睨み合ったりしている中俺は話を続ける。

 

祐一「でも、それでもやっぱり俺にとって一番は高海千歌ちゃんです。俺が初めて恋をして惹かれた女の子…。それは紛れも無く千歌ちゃんです。」

 

祐一「だから…まだ結婚なんて未来は想像できませんが、大切に思っていますしこれからも守って行きたいと思っています。だからまだすぐにはお返事はできませんが、優しく見守って頂けると嬉しいです。」

 

俺は真剣な面持ちで二人に伝える。すると、

 

弥生「そう…よね…ごめんなさい。熱くなり過ぎたわ。」

 

美夏「私も…。ごめんなさい、これからもよろしくね。」

 

どうやらやっと二人は理解してくれたらしい。

 

祐一「ありがとうございます!弥生さん、曜ちゃんは十分魅力的な女の子です。俺なんかよりもずっといい男に巡り会えます!だから、曜ちゃんのこと見守ってあげて下さい。」

 

弥生「ありがとう。曜の事まで心配してくれて…。君は本当に優しい子だね。」

 

祐一「曜ちゃんも大切な友人ですから、当然の事ですよ。二人とも本当に魅力的な女の子です。立派な娘さんで俺自身も教えられてばかりです。」

 

弥生「それでいてこんなに謙虚なんて…。祐一くんの魅力がわかった気がするわ…。」

 

美夏「私も改めて知ったわ…。これからも千歌のことよろしくね。」

 

弥生「曜の事もよろしくね?」

 

祐一「もちろんです!」

 

俺はニッと二人に笑いかける。

 

美夏・弥生「「はぅん///」」

 

二人は顔を赤くしてその場に俯く。

 

祐一「ど、どうしました!?お、俺何か変なことしました…?」

 

俺は少し悲しげな声で二人に問いかける。

 

美夏「そ、そうじゃないの///」

 

弥生「あ、あまりにも可愛い笑顔するからキュンとしちゃって…///」

 

祐一「へっ?」

 

俺ってそんなに子供っぽいのかな?何だか少しだけショック…。

 

美夏「お願いだから、祐一くんはそのままでいてね?」

 

弥生「そうね。祐一くんの笑顔があの子達には必要だからね?」

 

祐一「はぁ…。」

 

俺はただ声を漏らすことしか出来なかった。

 

昼食もみんな食べ終わり、俺たちはすっかりご馳走になってしまった。

 

祐一・怜「「ご馳走様でした!!」」

 

優吾「お粗末さん。お腹はいっぱいになったか?」

 

祐一「はい!もちろんです!」

 

怜「僕までご馳走になってしまってすみません。」

 

海斗「気にしないでくれ!梨子の未来の旦那さんよ。」

 

怜「ちょ、やめて下さいよ!?///」

 

怜が慌てている。お前も苦労したんだな…。俺は怜の肩を叩き

 

祐一「一緒に頑張ろうぜ…相棒。」

 

怜「そうだな…相棒。」

 

俺たちはこれからのお互いの健闘を祈りあった。

 

今回のことでしっかりと三人の親御さんに謝罪も出来たので本当に良かった。これで心置きなく残り少ない内浦での滞在を満喫できる。そして俺たちはみんなで自宅へ戻っていった。

 

 

その帰り道で俺は美夏さんと弥生さん。怜は葵さんに散々口説かれたのは言うまでも無い…。こうして俺たちは三人のご両親との絆を深め合った?のだ。

 

 





ご愛読ありがとうございました!

最近は忙しくて全然投稿できず申し訳ないですm(_ _)m

これからも何卒よろしくこの作品をよろしくお願い致します!
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