どうも甘党ゴンザレスです!!
怜×梨子の日々を番外編とし少しづつ投稿できたらと思います!
投稿はあくまで千歌ちゃんがメインになってしまいますが、ご了承くださいm(_ _)m
楽しく読んでいただけたら嬉しいです!!
それでは本編どうぞ!!
Another Day1
怜「どうも、相田怜です!沖田祐一の親友で大学一年生!」
梨子「怜くん誰に向かって挨拶してるの…?」
梨子ちゃんからなんだか冷たい視線を感じた。
怜「いや、ほら俺のこと知らない人もいるからさ、一応ね!」
梨子「あぁ…。そう…なの?」
やめて、梨子ちゃん!そんなゴミを見る目で俺を見ないで!!
怜「まぁ、おふざけもこれくらいにして行こうか!」
梨子「ええ、そうね♪」
梨子「今日は、曜ちゃんのプレゼントしっかり選びましょ♪」
怜「ああ、そうだね!曜ちゃんを驚かせよう!!」
そう、今日俺たちは曜ちゃんの誕生日プレゼントを探すという名のデートだ!
今時は男と女が二人っきりで出かけるのはデートだよね?そうだよね?
まぁ俺は勝手にそう思ってるからいいけどね!
―――――――――――――――
怜「さてと、早速ショッピングモールに来たけどどうしようか?」
梨子「そうね…。無難にアクセサリーとかどうかしら?」
怜「ナイスアイデア!!と言いたいところだけどやめておいた方がいい気がする。」
梨子「どうして?」
梨子ちゃんは小首を傾げる。
あらま、可愛らしいこと。いつまでも見て入られそうだ。
梨子「どうしたの怜くんボーっとして?」
怜「いや、なんでもないよ!なんでかって言うと、なんだか祐一と千歌ちゃんが買ってる気がするんだよね…。俺のサイドエフェクトがそう言ってる!」
梨子「サイド…エフェクト?何それ?」
怜「まぁ、簡単に言うと『カン』だね!ちなみにこれ結構当たるんだよ!」
梨子「そう…なんだ。じゃあ、怜くんのカンを信じて違うのにしましょう。」
怜「ありがとう!でも何にしようか?」
俺が考えていると梨子ちゃんが何かひらめいたようだ。
梨子「そう言えば、この前曜ちゃん部屋に置く時計がほしいって言ってた気が…。」
怜「それだ!!!」
俺は食い気味に梨子ちゃんに向かって言った。
梨子「ひゃっ、もう驚かせないでよ!!」
怜「あっ、ごめん、ごめん。」
それにしても時計はいい案だ。オシャレなものもいっぱいあるし、比較的値段も高くないのでありだ。それに、本人が欲しいと言っていたなら間違いない!
怜「そうと、決まれば時計屋に向かってレッツゴー!」
俺は梨子ちゃんの手を取り時計屋に向かって歩き出した。
梨子「れ、怜くん///」
怜「ん?どうしたの、梨子ちゃん?」
梨子「その…///手が…///」
梨子ちゃんは自分の手を見ながら呟いた。
怜「手?」
俺は何かと思い自分の手を見ると梨子ちゃんの小さくて綺麗な手をガッチリ握っていた。
ヤベェ…。やっちまった…。
怜「ご、ごめん、梨子ちゃん…。嫌だったよな、ハハハ…。」
軽率な行動を反省して梨子ちゃんに謝罪して手を離す。
だが
梨子「嫌、じゃないよ///ただちょっと驚いちゃっただけで本当に嫌なんかじゃない///」
そう言った梨子ちゃんは今度は俺の手をしっかりと握ってきた。
怜「っ///」
俺は梨子ちゃんの行動にドキッとした。
俺は気丈に振る舞っているが、実は女の子に慣れているわけではない。だから今回みたいに不意にやられることには慣れていないのだ。
怜「り、梨子ちゃん、無理しなくていいよ?」
梨子「む、無理なんてしてないもん!私がしたいからしてるの!!」
怜「へ?」
梨子「あっ///」
梨子ちゃんが俺と手を握りたい?
まさかね…。
俺は心の中でまさかなと思いながらも梨子ちゃんの顔を見ると、そこには顔を真っ赤にして涙目の梨子ちゃんが立っていた。
怜「り、梨子ちゃん?だいじょうぶ?」
梨子「も、もぉーーーーー!!!!///」
怜「えっと…。牛のマネ?」
梨子「そんなわけないでしょ!!恥ずかしかったんだから責任とってよね!///」
怜「責任?」
俺はこれからどうなるのだろうか?これから大学生活の4年間梨子ちゃんの奴隷として過ごすのかな…。梨子ちゃん推しの俺としては本望だが、なんだか男としての尊厳を失った気がする…。
もうなんでも来い!!
梨子「罰として今日は1日しっかり私のことをエスコートすること!!いいわね!」
あれ、
怜「そんなことでいいの?」
梨子「いいの!///私が決めたんだから!」
怜「わかったよ!」
俺は改めて梨子ちゃんへ手を差し出す。
怜「今日はしっかり俺がエスコートするから任せてよ!」
俺は梨子ちゃんに笑いかける。
梨子「ふふっ、じゃあお願いします♪」
梨子ちゃんは俺の手を取り今度こそ時計屋へと向かって俺たちは歩き出した。
時計屋に着いて見てるといいデザインの時計を見つけた。
怜「これなんてどうかな?」
梨子「可愛くて、色合いも曜ちゃんにぴったりだしいいと思うよ!」
怜「よし、じゃあこれにしようか!」
俺たちは時計を購入した。
梨子「これで、プレゼントの準備はいいわね♪今日はありがとう。」
怜「そうだね!時間もまだ余裕あるけどどうする?」
梨子「そうね…。せっかくだしもう少し一緒に遊ばない?」
怜「もちろん、喜んでお付き合いしますよ。お嬢様♪」
梨子「もう、からかわないでよ///」
少し頬を赤くしていた。
怜「じゃあ、気を取り直して行こうか?」
梨子「はぁ…。そうね、行きましょうか!」
俺たちはそんなやりとりをしながら歩き始めた。
俺と梨子ちゃんが話をしながら歩いていると、一人の女性が話しかけてきた。
女性「すみません。今少しお時間よろしいですか?」
怜「はい、何でしょうか?」
女性「突然申し訳ございません。私こういうものです。」
女性は名刺を俺と梨子ちゃんに丁寧に差し出してきた。
怜「ウエディングプランナー?」
女性「はい、私ウエディングプランナーをしているのですが、今回のカタログのモデルさんを探していたのですが。ピンときてしまってお声かけしたのですが…。」
梨子「も、モデルですか?」
怜「すごいよ、梨子ちゃん!やっぱり梨子ちゃん綺麗だからね!」
梨子「や、やめてよ怜くん…///」
女性「ふふふ、やはり私の目に間違いはありませんでしたね♪是非お願いしたいのですが、引き受けていただけませんか?」
梨子「で、でも私なんて…。」
梨子ちゃんが自信なさげに顔を伏せてしまっている。
梨子ちゃん…。
俺は自分に自信が持てず未だに返事を濁している梨子ちゃんの背中を軽く押した。
梨子「れ、怜くん?」
怜「やってみなよ、梨子ちゃん。」
梨子「でも…。私地味だし自信ないよ…。」
怜「そんなことないよ。梨子ちゃんはかわいいし現にこうやって頼まれてるんだ。もっと自分に自信を持ってよ。」
怜「それに俺だって梨子ちゃんのことかわいいと思ってる一人なんだから。ね?」
梨子「っ///わ、わかった!私やってみるよ!」
女性「ありがとうございます!」
女性「では、さっそく行きましょう。こちらにお願いします。彼氏さんもこちらにお願いします!」
怜「いや、俺彼氏じゃないんですけど…。」
ウエディングプランナーの女性につれられ俺たちは建物の中に入っていった。
俺は今支度をしている梨子ちゃんのことを待っている。何故だかわからないが俺も着替えをさせられ綺麗な白いタキシードに身を包んでいる。
怜「なんだか落ち着かないな…。それにしても似合わねえな…。」
男性「そんな事はございませんよ。身長も高くてスタイルもよろしいのでとてもよくお似合いです。」
俺の着付けを手伝ってくれた男性がそう言った。
怜「そうですか?自分的にはイメージに合わないというか、なんとういうか…。」
俺は素直に褒められて嬉しい反面、自分のイメージとはかけ離れている姿にため息を漏らした。
そんな中、俺と男性が会話をしていると女性が出てきて俺の前まで来た。
女性「お待たせいたしました。彼女さんのご準備が整いましたのでこちらにお願いします。」
怜「わかりました!すいません、ありがとうございました!」
男性「いえ、こちらこそ引き受けてくださりありがとうございます。楽しみにしてますね!」
俺は男性にお礼を伝え梨子ちゃんが待っている部屋へ向かった。
俺は梨子ちゃんがいる部屋の前で立ち止まり、呼吸を整えてドアをノックする。
コンコン
怜「梨子ちゃん入っても大丈夫?」
俺はノックをして梨子ちゃんに確認を取る。
梨子「れ、怜くん///ちょっと待って!!」
梨子ちゃんの声が聞こえ俺は梨子ちゃんの了承が出るまで待つことにした。
梨子「い、いいよ!」
怜「オッケー、じゃあ失礼…しま…。」
怜「す…。」
俺は目の前の光景に言葉を失った。俺の眼に映るのは花嫁さんが着る純白のウエディングドレスを身に纏った梨子ちゃんであった。ウエディングドレスを着ている梨子ちゃんは大人びていて本当に綺麗だった。
怜「…。」
梨子「怜くんどうしたの、ボーっとして?やっぱり私には似合わなかったかな…。」
梨子ちゃんは俺の反応を見て少し落ち込んだ表情を見せた。
怜「い、いや…。そんなわけないよ!すっごい似合ってるよ。綺麗だ…。」
俺は優しく微笑みながら梨子ちゃんに伝えた。
梨子「あ、ありがとう///そう言ってもらえると嬉しいな///」
梨子ちゃんは頬を赤く染めながらも今日一番の笑顔で俺に笑いかけてきた。
怜「っ///」
なんだ、この気持ちは…。
今、心臓がドクンって激しく脈打った。
それに今の梨子ちゃんを誰にも見せたくない。この姿を見たら誰もが魅了されてしまうんじゃないかと思う。将来梨子ちゃんが誰かのお嫁さんとしてどこかへ行ってしまうのかと考えると俺はたまらなく辛くなった。
その時、俺はやっと自分の気持ちがわかった。
俺は梨子ちゃんに恋をしたんだ…。
Aqoursの桜内梨子じゃなくて、一人の女の子として…。
今まで友人から恋愛相談をされてよく相談に乗っていたけど、ようやく相談する気持ちがわかった。
恋をするのはこんなにも心が暖かくなって、それと同時にすごい不安になる。
怜「俺なんかじゃ…。」
梨子「どうしたの、怜くん?なんか、顔色悪いよ?」
怜「いや、なんでもないよ?」
梨子「あっ、そう言えばまだ言ってなかった!」
怜「ん、なにを?」
梨子「すごいよく似合ってるよ!その…カッコいい…です///」
梨子ちゃんは頬を少し赤く染めながら俺に言ってきた。
怜「あっ、ほ、ほんと?ありがとう///」
怜「その…嬉しいな。」
俺は体が熱を帯びるのを感じた。
そんなやりとりをしていると先程の女性がやってきた。
女性「お二人とも、ご準備はよろしいですか?」
怜「あれ?自分も撮るんですか?」
怜「はい。彼女さんとツーショットの撮影をしたいと思っていますのでよろしくお願いします。」
怜「なるほど、わかりました!」
撮影とはいえ梨子ちゃんとツーショットを撮れるのは素直に嬉しい。それになんだか本当の結婚式のようで段々と緊張してきた。
梨子「…。」
どうやら梨子ちゃんも緊張しているみたいだ。顔が強張っていて僅かだが手が震えている。
それを見た俺は梨子ちゃんの手を優しく握った。
梨子「れ、怜くん…?」
俺の行動に驚いた梨子ちゃんだったが、
怜「これで少しは緊張が治るかなって。俺もついてるから。」
梨子「ふふ、ありがとう…。お陰で落ち着いたわ。それにすごい安心する…。」
どうやら俺の行動で緊張がほぐれたらしい。
女性「では、改めてこちらへお願いします。」
怜・梨子「「はい!」」
俺たちは撮影部屋へ向かった。
撮影が始まると俺は夢中で梨子ちゃんのことを見つめていた。それほどまでに彼女は綺麗で、言葉に出来ないほど魅力的に俺の目に映った。撮影監督の指示のもと梨子ちゃんはポーズを決めては監督に褒められている。
そして俺の出番がやってきた。
撮影内容としては花嫁のヴェールをあげて見つめ合う描写、指輪交換する描写の二つだ。
俺たちは配置についてそれを撮影を開始する。
先程見た時とは違い、梨子ちゃんとの距離はすごく近い。ヴェールをあげると梨子ちゃんの綺麗な顔が見えてきてドキドキが止まらない。心做しか梨子ちゃんの表情が妖艶で俺は彼女の瞳に吸い込まれそうになる。
すると、監督からオッケーが出たので、俺はヴェールを完全にあげて我に帰る。
そして指輪交換の撮影に入り、女性から指輪を受け取り再び俺たちは向き合う。
指輪を梨子ちゃんの指に通し撮影が終わるのを待つ。
はずが
梨子「私のこと幸せにしてね♪」
マジか…。
梨子ちゃんが一芝居打ってきた。完全に役に入ってる。
俺なんも聞いてねーんだけど!
クソ、こうなればヤケだ!俺も一芝居打ってやる。
怜「ああ、俺は必ず君を幸せにしてみせる。だからこれからも俺のことをずっと見ててね?」
俺の芝居も終わり監督からオッケーサインが出た。
監督「いいよ!いいよ!君たち最高!!」
怜「ありがとうございました!お疲れ様です!」
怜「あれ、梨子ちゃん?」
俺が梨子ちゃんの方を振り向くと放心状態の梨子ちゃんが立っていた。
怜「おーい!りーこちゃーん」
俺は彼女の顔の近くまで自分の顔を寄せた。
梨子「あっ、ご、ごめんね。なんでもないの///じゃあ、私着替えてくるから!監督さんありがとうございました。お疲れ様です!」
そう言った梨子ちゃんは急ぎ足で着替えに行ってしまった。
怜「どうしたんだろう?」
撮影も終わりそろそろお暇するため着替えを終えて、梨子ちゃんを待っていると女性が写真を持ってきてくれた。
女性「すみません、こちら先程撮った写真になります。よろしければ受け取ってください。彼女さんの分もこちらにございますので!」
怜「すみません、わざわざありがとうございます!」
女性「いえいえ、こちらこそお陰様で最高の仕上がりになりそうなのでありがとうございます!それにとてもいいものが見れたので私も大満足です♪」
怜「いいもの?」
女性「いえ、それは内緒です♪」
女性は笑ってごまかしていた。
怜「はぁ…。」
女性「それでは私はこれで失礼します。本日は本当にありがとうございました。彼女さんにもよろしくお伝えください。」
怜「こちらこそ、貴重な体験ありがとうございました!」
女性「それから、彼女さんに頑張ってくださいとお伝えください♪」
怜「わかりました…。伝えておきます。」
それを最後に女性はお辞儀をして帰っていった。
しばらくして梨子ちゃんが着替えを終えて出てきた。
梨子「ごめんね、おまたせ!」
怜「大丈夫、全然待ってないよ!」
怜「それから、はい。さっきの写真。」
梨子「わぁ!ありがとう!」
怜「あと、さっきの女の人が頑張ってくださいだって。」
梨子「えっ?///」
怜「どういうこと?」
梨子「なんでもないよ///なんでも///」
怜「えー、気になるなぁ…。」
梨子「いいの!///ほら、ちょっと遅くなっちゃったから晩ご飯食べて帰ろ!」
そう言った梨子ちゃんは俺の手を引っ張って歩き始めた。
怜「うわっ、ちょっと待ってよ。梨子ちゃん!」
こうしてご飯を食べて帰った俺たち。帰り道梨子ちゃんを送り届け、一人で帰っているとふと蘇る梨子ちゃんの花嫁姿。今日のことを俺は忘れないだろう。
怜「いつか、本当にあんなことがあればいいな。」
そんなことを口にしながら家に向かって歩き、家に着いて写真立てに写真を入れて部屋に置き眠る準備をした。
今日でかなり梨子ちゃんとの距離が縮まった気がする1日であった。
ご愛読ありがとうございました!!
文字数少し多くなってしまい申し訳ありませんm(_ _)m
なるべく、番外編も投稿していきたいと思うのでよろしければご覧ください!!