どうも甘党ゴンザレスです!!
最近忙しく、執筆する時間がとれず投稿遅れてしまいました。
不定期とはいえ、4日に1話は投稿できるように頑張ります!
今回も駄文ではありますが、まったり読んでいただけたら嬉しいです!
それでは本編どうぞ!!
俺たちは今目的地へ向かうため電車に揺られている。電車の中は週末の影響からか混み合っていた。なんとか千歌ちゃんと離れずに乗ることができたが、電車内はかなり窮屈だ。
千歌「流石に週末だから、電車の中も混んでるね。私初めて満員電車乗ったよ。けっこう大変だね…。」
千歌ちゃんが苦笑いを浮かべている。
祐一「大丈夫?確かに初めてだったら辛いからね。辛かったら俺に寄りかかっていいからね?」
千歌「ホント?じゃあ、甘えちゃおっかな♪」
千歌ちゃんはそう言いながら俺に体を預けてきた。
千歌ちゃんのやわらかい感触とふわっと柑橘系の匂いがした。そして千歌ちゃんは俺に寄りかかりながら、俺を見上げ笑っている。
かわいい…。
俺は幸せな時間を体感していた。
しばらくして、俺たちは目的地の最寄駅に到着した。
千歌「わぁ!すごいいっぱい人がいるね!」
千歌ちゃんが驚いていた
祐一「確かに多いな…。」
千歌「ねぇ、祐一くん。」
千歌ちゃんがモジモジしながら俺の方を見ている。
祐一「どうしたの、千歌ちゃん?もしかして気分でも悪くなった?」
俺が千歌ちゃんを心配していると、千歌ちゃんが言ってきた。
千歌「いや、そうじゃないんだけど。あのね。こんなに人がいるとはぐれちゃいそうだし、だから…その…手、繋いでもいい…かな?」
と千歌ちゃんは上目遣いで俺に言ってきた。
祐一「えっ!?」
まさか千歌ちゃんからそんなことを言ってくるとは思ってもいなかったので、俺は驚きを隠せずどもってしまった。
千歌「いや…かな?」
千歌ちゃんが悲しそうに顔を伏せてしまった。
祐一「そ、そんなわけないよ!!ちょっと驚いちゃったけど、俺でよければ!はいっ!」
俺は慌てながらも自分の左手を千歌ちゃんに差し出す。
千歌「よかった…。」
千歌ちゃんは頬を赤く染めながら小さく呟いた。
祐一「何がよかったの??」
千歌「ふぇ!もしかして、聞こえてた?///」
俺にはしっかりと聞こえていた。しかし何故千歌ちゃんがそう呟いたのかはわからない。
祐一「うん、聞こえたけどなんか顔も赤いからどうしたのかなって思って…。」
俺は素直に千歌ちゃんに伝えた。
千歌「わ、私そんなに顔赤い?///」
祐一「うん、やっぱり体調悪くなっちゃった?」
俺は千歌ちゃんに近づき、自分の手を千歌ちゃんのおでこに触れ熱がないか確認した。
千歌「っ///」
千歌ちゃんはさらに顔を赤く染め、触れているおでこが熱くなる気がした。
祐一「やっぱり、ちょっと熱いなぁ…。本当に大丈夫?無理はしないでね。」
千歌「う、うん。大丈夫だよ、ありがと!そ、それと…その…そろそろおでこから手、離しても大丈夫だよ?ちょっと、は、恥ずかしい…かな///」
と千歌ちゃんに言われ、俺は自分が何をやっていたのか気づき恥ずかしさが込み上げてきた。
祐一「うわっ、ご、ごめん///」
千歌「ううん。ちょっと恥ずかしかったけど///心配しててくれてたんだよね?ありがとう!」
そう言ってきた千歌ちゃんの笑顔はとても魅力的だった。
千歌「じ、じゃあ!気を取り直して行こっか!」
千歌ちゃんは俺の手を引いて歩き始めた。
俺は千歌ちゃんの手の温もりを感じ、ドキドキしながら彼女の隣に並び目的地に向かって歩いた。
――――――――――――――
俺たちは目的地のショッピングモールに着き、昼食を取ろうとしている。
祐一「とりあえず、お昼でも食べよっか!千歌ちゃんなにか食べたいものある?」
千歌「うーんとね。ハンバーグ!!」
祐一「オッケー!じゃあ、あそこでいいかな?」
俺は近くのハンバーグ屋を指差す。
千歌「うん!!」
俺たちはハンバーグ屋に入り、料理を注文して話しながら待っている。
千歌「それにしても、曜ちゃんのプレゼントどうしよ?」
祐一「うーん、女の子にプレゼントあげたこと無いからよくわからないけど。大学生になったことだし無難かもしれないけどアクセサリーとかどうかな?」
千歌「アクセサリーか…。確かに曜ちゃんオシャレだからそういうのいいかも!!でも私が選んでも曜ちゃんが気に入ってくれるかわからないし…。」
千歌ちゃんはテーブルに突っ伏しながらそう答える。
祐一「そんなことないよ。千歌ちゃんが一生懸命選ぶんなんだよ?絶対曜ちゃんも喜んでくれるし、気に入ってくれるよ!それに一番大切なことはモノじゃなくてその人の気持ちだよ。」
祐一「千歌ちゃんだって曜ちゃんとか梨子ちゃん、Aqoursのメンバーからプレゼントされたモノだったら何でも嬉しいでしょ?」
俺は千歌ちゃんにそう伝えた。
千歌「うん!私のためにくれたことが嬉しいもん!!」
祐一「ね?そう思うでしょ?だから曜ちゃんもそう思ってくれるだろうし、小さい頃から一緒に過ごしてるんだったら尚更、モノじゃなくて気持ちが1番嬉しいと思うよ?」
千歌「そうだよね!よし、じゃあ早く食べてプレゼント選びに行こう!」
祐一「うん!俺も今日はとことん付き合うよ!」
俺たちは従業員さんが運んできてくれた料理を食べ、会計を済ませ店を出た。
俺たちはショッピングモールに入り、色々物色している。色々見ている中で千歌ちゃん的には、やはりアクセサリーをプレゼントすることに決めたらしい。
そして今俺たちはアクセサリーショップの前まで来ている。
それぞれ、別れて探していると俺は1つのアクセサリーに目が止まった。
俺が見つけたのは綺麗なオレンジトパーズのネックレスだ。俺は千歌ちゃんの方をチラッと見て彼女がこのネックレスを付けている姿を想像していた。
俺がネックレスを見ながら千歌ちゃんの姿を想像していると店員さんがやってきて声をかけてきた。
店員「もしかして、あちらの彼女さんへのプレゼントですか?」
店員さんは俺に笑顔で言ってきた。
祐一「い、いえ。あの子は友人です。今は自分たちの共通の友人のプレゼントを見にきていたので、決してそういうわけでは…。」
俺は咄嗟に誤魔化したが、店員さんにはバレてしまった。
店員「本当ですか?私にはこのネックレスを付けた彼女さんを想像しているように見えましたよ?」
この人、人の心よめるの?と俺は思っていると
店員「はい。職業柄お客様のことをよく見るようになったので。」
祐一「何で俺の考えてたことわかるんですか!俺、何も言ってないんですけど…。」
マジでこの人は人の心をよめるらしい。
店員「というわけですので、よろしければお取り置きしておきましょうか?きっと彼女さんに似合いますよ!」
祐一「だから、彼女じゃないです…。お願いします…。」
俺は否定しながらも取り置きをお願いした。今日の遅刻のお詫びというわけでは無いが、正直この店員さんの言った通り千歌ちゃんに似合うと思う。
店員「かしこまりました!お取り置きしておきますね!いつ頃来店されますか?」
祐一「まだ、このショッピングモールにいると思うので2、3時間したらまた来ます!」
店員「かしこまりました!お待ちしております。」
店員さんは流石の営業スマイルで俺に言ってきた。
店員さんに頼み俺は千歌ちゃんの方へ向かった。
祐一「どう、千歌ちゃん?良さそうなのあった?」
千歌「あっ!祐一くん、ちょうどよかった。これなんてどうかな?」
と千歌ちゃんは俺に言ってきて、ネックレスを指差した。
千歌ちゃんが指差したのは、マリンブルーの綺麗なネックレスだった。
祐一「綺麗だな。曜ちゃんのイメージにもぴったりだし俺はいいと思うよ!」
千歌「だよね!これにしようかな?」
祐一「そうだね!千歌ちゃんが選んだんだから、きっと曜ちゃんも喜ぶよ!」
俺も千歌ちゃんが選んだものに異論はない。むしろ俺が選ぶと千歌ちゃんが選んだものにならないので、俺は彼女の意見を尊重する。
千歌「じゃあ、これにしよっかな!買ってくるからちょっと待っててね!」
祐一「わかった!店の外で待ってるね。」
俺はそう伝え店を出た。
しばらくして、千歌ちゃんが店から出てきた。千歌ちゃんも満足そうにしているのでよかった。
祐一「曜ちゃんのプレゼントも買えたし、ひとまず今日の目的は達成だね!」
千歌「うん、ありがと!そう言えば祐一くんまだ時間は大丈夫?」
祐一「うん。今日はバイトもないし、全然大丈夫だよ!」
千歌「そっか!じゃあ、よかったら晩ご飯も一緒に食べない?」
千歌ちゃんからのお誘い、俺が断るわけがない。
祐一「もちろん!」
今日は晩ご飯前の解散だったので俺としては嬉しい。
千歌「そう言えばこのショッピングモール、バッティングセンターがあるんだよ!そこ行ってみない?」
祐一「俺は全然いいよ!」
千歌「やった!!私バッティングセンター行ったこと無かったから行ってみたかったんだよね。」
千歌ちゃんは無邪気にはしゃいでいる。
祐一「よし、じゃあ行こっか!」
俺たちはバッティングセンターに向かって手を繋ぎながら歩き出した。
―――――――――――――
俺たちはバッティングセンターに到着した。
千歌「そう言えば私初めてだけど何キロでやればいいのかな?」
祐一「90キロくらいがいいと思うよ!最初は俺がやってみるから、早く感じたらもう少し遅いのでやってみればいいよ!」
俺はそう言い、バッターボックスに入りお金を入れた。
90キロなら空振りすることは無いので俺は楽に構え、ボールが来るのを待っている。数秒してマシンからボールが発射されてきたので、俺はそのボールを打ち返す。
カキーン
いい感じのあたりだ。
俺はその後もいい打球を打ち続け、マシンが止まった。
祐一「ふぅ。こんな感じかな?どうだった、もうちょい遅いのにする?」
千歌「ううん!大丈夫そう!それにしても祐一くんすごいね!」
俺は千歌ちゃんに褒められ素直に照れた。
祐一「ありがと///次は、千歌ちゃんの番だよ!怪我しないようにね?」
千歌「うん!楽しみ〜!」
千歌ちゃんは俺と交換してバッターボックスに立ってお金を入れた。
千歌「よーし!祐一くんみたいな打球打つぞ〜!」
千歌ちゃんが意気込んでいる。
しかし、千歌ちゃんはあたりはするが、ボテボテが多い。そこで俺はアドバイスを送った。
祐一「千歌ちゃん、もうちょい腰落として構えてみな?それで、気持ちボールの下にバットがあたるように振ってみて!」
千歌「うん、わかった!よーし!」
マシンから発射されたボールを俺のアドバイス通り、腰を落としてボールの下にバットをあてるようにスイングすると、
キーン
千歌ちゃんの打った打球が先ほどの打球とは違い、ライナーで飛んで行った。
千歌「やったー!!祐一くん見てた!?いい打球打てたよ!」
千歌ちゃんはホントに嬉しそうに喜んでいた。
祐一「すごいよ、千歌ちゃん!」
千歌「祐一くんのアドバイスのおかげだね!」
祐一「ははは、それだったら嬉しいな!」
俺もアドバイスをして千歌ちゃんが打てて楽しそうにしているので嬉しかった。
その後も千歌ちゃんは、何球かに一球はいいあたりをするようになった。
千歌「はぁー、楽しかった!」
千歌ちゃんは満足そうにしている
祐一「楽しかったならよかったよ!」
千歌「あっ、ごめんね…。私ばっかり。」
祐一「いいの、いいの!気にしないで。」
俺は千歌ちゃんといれるだけで楽しい。千歌ちゃんが満足してくれたのなら、俺も満足だ。そんなことを思っていると千歌ちゃんが俺に言ってきた。
千歌「ねぇ、祐一くん。私祐一くんが本気でやってるところ見てみたいなぁ!ダメかな…。」
千歌ちゃんがそう言ってきたので俺は、
祐一「いいよ!何キロでやってほしい?」
と千歌ちゃんに言った。
千歌「うーん、このバッティングセンター何キロまであるの?」
祐一「確か、150キロかな?」
千歌「じゃあ、150キロ!!」
千歌ちゃんはニコニコしながら言ってきた。
祐一「わかった!じゃあ、しっかりみててね!」
俺は150キロのマシンのバッターボックスに入りお金を入れる。
俺は集中していた。
久しぶりに本気でバットを振る。それよりも、千歌ちゃんが観ているのでカッコ悪いところは見せられない。そしてマシンが動き出しボールが飛んできた。
ドン!
ボールは俺の前をあっという間に通り過ぎた。最初は目を慣らすためわざと見送った。すると後ろから、千歌ちゃんの声がした。
千歌「うわ〜、全然見えない…。」
祐一「確かに速いからね。でも、俺のことしっかりみててね。」
俺はそう伝え正面を向く。
次のボールが飛んできた。
ガキーン ドゴッ
俺の打ったボールはホームランと書かれている看板に一直線に突き刺さった。
千歌「うわ〜、すご〜い!」
ワイワイ ガヤガヤ
千歌ちゃんも、周りの人たちも今打った俺のホームランを見て騒いでいる。
祐一「…。」
しかし、俺にその声は届いていない。俺はバッターボックスに立ち集中していると周りの音が聞こえなくなる。
その後も俺はいい打球を打ち続け、最後の一球はホームランで締めくくった。
祐一「ふぅ。」
俺はバットを返して、後ろを振り返る。すると、何故だかカメラを構えている女性が多く俺は唖然としていた。
祐一「えっ?どういう状況?」
俺はバッターボックスから出ると、女性たちに囲まれた。女性たちからは黄色い歓声。俺のことを知っていた人もいて握手して欲しいと言われたり、一緒に写真を撮って欲しいと言われた俺はその勢いに気圧されながらもなんとか愛想笑いを作り出し失礼のないように対応した。
10分ほど時間が経っただろうか。やっと女性たちから解放され、俺は1人安堵する。それにしても随分と長い時間拘束されていた気がする。だが、俺のことを知っていて応援していてくれた人がいることを知り素直に嬉しかった。
そして俺は千歌ちゃんのところへ向かった。
祐一「ごめんね、千歌ちゃん。待たせちゃって。」
俺が千歌ちゃんに一言謝ると、
千歌「…ふん!女の子に囲まれてて嬉しそうだったね!!」
千歌ちゃんは何やら頬を膨らましながら、そう言ってきた。
祐一「えっ?そんなことないよ!」
千歌「そんなことあるもん!!だって、チカといるときはあんなに笑わなかったもん!!」
千歌ちゃんは興奮気味に俺に大声で言ってきた。
祐一「それは、俺のこと知ってて応援してくれてたことが嬉しかったから笑ってただけで別に他意は無いよ!それに、俺は千歌ちゃんといると楽しいよ!!」
俺も本音をぶつける。
千歌「そんなことない、絶対ないもん!!…祐一くんの、バカ…!!」
千歌ちゃんは俺の言葉に聞く耳を持たず、俺にむかってそう言い放ち走り出してしまった。
祐一「千歌ちゃん!!」
俺は叫ぶが、彼女の耳には届かなかった。
俺はしばらく状況がわからず放心状態でその場に立ち尽くしてしまうが、なんだか嫌な予感がした。
とにかく千歌ちゃんを追いかけなくては。
俺は考えるのをやめ、体を動かす。
なにより俺が動かした本当の理由は、
千歌ちゃんが走り去る瞬間に見せた、涙であった。
ご愛読ありがとうございました!
次回は千歌ちゃんの視点で書いてみたいと思います!
多分物語はあまり進まないと思います、ご了承くださいm(_ _)m