どうも、甘党ゴンザレスです!!
今回は千歌ちゃん視点で書いてみました!
やっぱり、人の感情って表現するの難しいですね…。
では、気を取り直してどうぞ!!
Side 千歌
今私は祐一くんに『バカ』と言ってバッティングセンターから出てきてしまって、夢中で走っていた。
結構走ったところで私は疲れてしまい、足を止めて壁に寄りかかる。
なんで私はあんなことを言ったの?
どうして、私は今泣いているの?
私は祐一くんとの出会いやこれまでのことを振り返るように思い出す。
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私と君は入学式の日に偶然出会って仲良くなった。私は入学式に向かう途中君と思い出の話をしていた。私が自分のことを喋ると君は涙を流して、こんな私を『尊敬する』と言ってくれたよね?
私は本当に嬉しかった…。
今まで浦の星のみんなに言われたり、家族に言われることはよくあった。『尊敬する』や『感動した』みたいなことはたくさん言われてきて慣れていたつもりだった。もちろん嬉しかった、私たちがやってきたことが認められて『私たちの輝き』が見つけられて…。
でも…。君に言われた時だけは違った。確かに嬉しかったんだけど、私の中で何かが弾けた。ネットでの評価はよく目にしていた。だけど、面と向かって言われたのは、浦の星のみんな、家族を除けば君が初めてだったんだ。
私が話した思い出に対して君は素直に自分の気持ちを言ってくれたよね。それが私は嬉しくて胸が暖かくなった。
私も君のことを知りたくなって、君のことを聞いた。
君も、快く話してくれると言ってくれて私の心も踊っていた。
君は野球をやっていて、強豪校のエースだったらしい。でも、最後の大会途中、肩を壊し始めていたらしくこのまま投げ続ければ日常生活を送ることが厳しくなるほどだったと話してくれた。私は君の話に絶句して、涙を流さないように聞いているのが必死だった…。
でも、君は『野球が好きだから』、『両親、仲間の為』諦めきれなかったと言ったのだ。自分の肩がどうなろうとも。結果的には肩は壊れることなく終われたって言ってたけど、そこまで自分を貫いて頑張ってきたことを聞いた時私も君の事を1人の人として尊敬した。君は悔いの無い笑顔で私に言ってきたので、その笑顔を見たとき正直見惚れてしまった。
もっと君のことを知りたい…。
私はその時に異性としての感情が少し芽生えたのかもしれない。
入学式が始まった時、私と曜ちゃんがはしゃいでて梨子ちゃんに怒られた時。その後に君が梨子ちゃんのことをすごい褒めた時、正直私は梨子ちゃんにすごい嫉妬をした。私が嫉妬している事に気付いた曜ちゃんが耳打ちで「祐一くんに千歌ちゃんも褒められたかったの?」と言われた時は、流石に驚き、曜ちゃんには敵わないと思った。
最初の授業の時も、Aqoursのライブを観て感動したって言ってくれた時、嬉しくて胸が暖かくなったな…。その時に、私は更に君のことを知りたいと思い授業が始まる前に付き合って欲しいと伝えた。私自身、あの時は焦った。流石に君も動揺していて一旦話を保留する事になった。そこで私はあくまで冷静を装い、放課後にカフェで2人で話すことにした。君は了承してくれたけど、私は断られるんじゃないかと思い気が気じゃなかった。でも君はちゃんと来てくれた。やっぱり、優しい…。
放課後、カフェで私は君に曜ちゃんの誕生日プレゼント選び手伝って欲しいとデートに誘った。そうすると君は快く引き受けてくれた。私はすごい嬉しかった。でも、その後の君の落ち込んでいる表情が私はどうしても忘れられなかった。だから、私は君に思い切って聞いてみた。私が思っていることを君に伝えている時に私は涙が勝手に流れていた。
私じゃなくて、梨子ちゃんや曜ちゃんの方がいいんじゃないか?
私じゃ、迷惑じゃないのか?
私の中で負の感情が溢れ出してきて、私は怖くて怖くて仕方がなかった。
でも、君は私が思っている事とは全く違うことを言ってくれたよね。
『迷惑なんかじゃない』
私はこの言葉を聞いてどれほど安心したことか…。私は君の迷惑なんかじゃなかった。それどころか君は、私といると『楽しい』や私を『かわいい』、『千歌ちゃんだけの魅力がある』と言ってくれたのだ。こんなに私のことを見てくれている君には本当に驚かされた。
それと同時に、こんなに私を見てくれている君に私は。
恋をしてしまった…。
それ以来君を意識するようになって、いつの間にか目で追うようになってしまった。その事を梨子ちゃんや曜ちゃんに相談すると2人は応援すると言ってくれた。今日のデートの服装も髪型も2人に相談して決めた。少しでも私のことを女性として意識してもらうために…。
だから私は今日のデートにかなり気合を入れていた。普段は遅刻しがちな待ち合わせも早めに着くように向かっていた。でも、君は待ち合わせ時間になっても来なかった。最初は寝坊でもしたのかな?とも思って待っていたけど、30分も来ないと流石に不安にもなる。
やっぱり私とじゃ嫌だったのかな…。
もしかして事故に巻き込まれたのかな…。
私の中で色々な不安な気持ちが溢れていると君はやってきた。君は私に気づいていないから、私は君の後ろに回りイタズラを仕掛けた。その時の君が驚いた表情をしていたのを覚えている。すごい可愛くて、愛おしかった…。
この時に私の中の気持ちは確信へ変わった。
私はこの人の彼女になりたい…。
1番近くで君を見ていたい…。
1番近くで私を見て欲しい…。
そう私は思った。
自分の気持ちに気づきデートに集中しようと思うと、私は君の頬が赤くなってる事に気がついた。私が聞くと君は最初に嘘をついたよね?でもすぐに真実を話してくれた。真実を聞いた時は本当に心配したしけど、嘘をつかれた時悲しかったんだよ?でも君が無事でよかったと心の底から思えた。君にもしものことがあったら私は自分が何をするかわからない。それ程までに私は君に惹かれているのだろう。
だからこそ今日のデートで私は、君にアピールをしたかった。プレゼント選びもスムーズに進み早めに終えることができた。だから、君ともっと仲良くなるために君が好きな野球について知りたくてバッティングセンターに行きたいと言った。私もバッティングセンターに行ったことがなかったから行ってみたいと思っていたのでちょうどよかった。実際にやるのも楽しかったし、君をみているのも楽しかったし、何よりカッコよかった。君の初めて見る真剣な表情に私は釘付けだった。だけど、それは私だけじゃなかった…。
周りにいた女の子たちも君のバッティングを見て集まってきた。君が出てくると女の子たちは君を囲んでしまった。そこで、君は優しいから女の子たちに優しく笑顔で対応していた。それを見た私はすごい嫉妬してしまって、胸が張り裂けそうだった。自分でもめんどくさい女だと思う…。
それで私は自分の身勝手な嫉妬で君に八つ当たりをしてしまった。冷静に考えれば君は当然のことをしていたのだ。何も間違ってはいない。でも、私は君が他の女の子に取られてしまうんじゃないかと思ってすごい不安だった。だから、君に八つ当たりをしてしまった。こんなめんどくさい女だと分かれば君は私の事を嫌いになるかもしれない。私は嫌われるのが怖くなってあの場から逃げてしまった。君には本当に申し訳ない事をしてしまった。もしかしたらもう顔も見てもらえないかもしれない。
本当に後悔しかない…。
さっきまでは楽しいデートのはずだった…。
それが私のせいで、最悪な日になってしまった。
私は最低だ…。
ただ、君にもっと私を見て欲しかった、知って欲しかった、笑って欲しかった。
これは、私のわがままが招いた結果。自分の欲に負けた醜い私に神様が罰を与えたんだ。
出来る事ならやり直したい…。今日をやり直して君とのデートをもっと楽しみたい。笑い合う時間をもっと作りたい。
君の…。
最高に輝いてる笑顔を見たい。
でもそれはただの私のエゴだよね…。だって、時は戻せないんだから。
私がとった行動は変わらない。
私がやったことは消えない。
君はいつも、私や曜ちゃんや梨子ちゃんに優しかったよね。その優しさが私には暖かかった。君といると、不思議と心が暖かくなる。その暖かさがとても心地いい。
君の声が好き。
君の優しいところが好き。
君の一生懸命なところが好き。
君の子供っぽくみえる表情が好き。
君の真剣な表情が好き。
君の笑顔が大好き…。
出来るのなら顔を合わせて謝りたい。これからも大学で楽しい生活を送りたいし、今度は恋人として君とデートしたい。
でも、もうそれは叶わないかもしれない夢。
私は自分で夢を壊したんだ…。本当に、何やってるんだろう…わたし。
もう今までように話しかけてくれなくなっちゃうのかな…?
以前のように君は私に対して笑いかけてくれないのかな…?
私のこと嫌いになっちゃうのかな…?
もう顔を見て喋る事も出来なくなっちゃうのかな…?
やだ・・・やだよ…。
私はとめどなく涙が溢れ出す。
今までのことを振り返ると私は涙が止まらない。いや、止まらないんじゃなくて止められない。君のことを考えると胸が張り裂けそうになる。
きっと君はもう来ないよね?
私は心の中でそう思いながら、今も止まらない涙を拭う。
顔を伏せて、床にしゃがみこんでいると私の耳に私のことを呼ぶ声が聞こえた。
私は驚いた。私のことを呼ぶ声、この人の声を知っている。間違えるはずがない。
それは、私が1番聞きたかった愛しい声。
なんで…? どうして…?
心の中でそう呟きながら、
私は、私を呼ぶ声のする方を振り向いた。
Side out 千歌
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Side 祐一
俺は千歌ちゃんを追いかけていたのだが、見失ってしまった。
祐一「千歌ちゃんにもしものことがあれば俺は…。」
俺は通り過ぎる人に千歌ちゃんを見なかったか聞いた。すると、1組の親子が千歌ちゃんらしき人を見かけたと言っていたので見かけた場所を教えてもらい、お礼を言ってその場所へと走り出した。
しばらくして、親子に聞いた場所に到着し辺りを見渡した。
すると、そこには俺がよく知るオレンジ色の髪をした女の子が床にしゃがみこんでいた。
俺は彼女を見つけた瞬間、体の力が抜けた。
あぁ、無事でよかった…。
俺は彼女に呼びかけた。
祐一「千歌ちゃん!!」
俺の声に気づき千歌ちゃんは振り向く。
振り向いた彼女の瞳からは涙が溢れでていた事に気づくのにそんなに時間はかからなかった。
ご愛読ありがとうございました!!
途中から、わけわからなくなってしまってうまくかけているかわかりません(>_<)
次回からまた主人公視点で書いていきたいと思います。
次回も更新がいつになるかわかりませんが、暇つぶし程度に待っていただけると嬉しいです!