分かっているのはギータとツッツが
じゃあ本編いっくでえ~。
↑
エセ関西人
◇
あの日から3ヶ月程経った。あの日というのはみずきが優と聖をタチバナ学園の女子野球部に誘った日の事である。
既に優達3年生は野球部を引退しており、間近に迫った卒業式までのんべんだらり……という訳にもいかず、赤とんぼ中学のグラウンドを借りて後輩達と交じりながら練習をしていた。
仮設されたブルペンで優の球を受けていた聖は、相方の格好を見てボソリと一言。
聖「……おい優、ユニフォームはどうした?」
優「忘れた♪」
聖とてユニフォームを忘れた事を責めている訳ではない。反省の色の無い優のあっけらかんとした態度に物申したくはなるものの、優のこの性格は今に始まった事ではないのでいちいち突っ込むのも野暮なもの。
それ以上に問題なのは、優の現在の格好。
聖「優、1つ聞くが、私達は今何をやっている?」
優「何って練習でしょ」
聖「あぁそうだ。
……で、お前は今どんな格好をしている?」
優「……動きやすい格好」
聖「それは良い。それは良いが……
そこで何でお前は制服を着て来る!?」
優「……まぁ強いて言うなら後輩の集中力を鍛える特訓?」
聖「集中出来る訳無いだろ!」
赤とんぼ中学の野球部は優と聖を除けば全員男子部員である。その為、優の現在の格好は思春期真っ盛りの男子には刺激が強く、そんでもって目のやり場に相当困る。
それでもごく一部の健全な男子は優の絶対領域をガン見しているが……
??「…全く、君は本当に女子力が低いよな」
そんな中にあって優の色仕掛け(?)にも動じず呆れ顔で話し掛ける1人の男子。優がその者を視界に捉えるや否や……
優「あっ、鈴本テメー!」
鈴本「(相変わらず口が悪いな……)」
そういう所が女子力皆無だぞと心中指摘するのは、赤とんぼ中学野球部を優と共に引っ張ってきたもう1人のエース、
ノーコン劇場型の優とは正反対で鈴本はコントロールが良く、緩急を活かした投球がウリの右腕。
優と鈴本はこうして顔を合わせる度にいがみ合っている様に見えるが、特別仲が悪いかと言えばそうではなく、では仲が良いかと聞かれればそれも微妙だ。
つまるところこの2人は、互いがコイツにだけは絶対に負けられないと思える存在、もっと簡単に言えばお互いがライバルと認める存在である。
この2人の挨拶はいつもこんな感じ。敵味方問わず常に闘争心全開でオラオラしまくる優にやれやれと肩を竦める聖と鈴本。もっとも、優の打者に向かってゆく気持ちは彼女の投球の要とも言えるので無くしてしまっては非常に困るが(聖的に)。
鈴本「ところで、2人は高校はどこに行くのか決めたのか?」
優「あぁー、私と聖は聖タチバナに行くよ」
鈴本「……あれ、でもあそこって進学校じゃなかったかな?
聖は良いとして、小波は脳筋だから駄目だと思うけど……」
優「シバくぞコノヤロー」
鈴本「ごめんって」
小バカにした鈴本を優は威圧するも鈴本は動じない。事実優は運動神経はずば抜けて高いが、その分勉強はからっきし駄目な性分。中間テストや期末テストでは全ての教科で20点以下、特に理数系は一桁台と致命的。
あまりの点数の悪さから、中間テスト後に優と優の母親を交えて緊急三者面談が開かれた。担任教師曰く「専願入試でも落ちるレベル」との事。
鈴本はその優が何故進学校である聖タチバナ学園を選んだのか疑問に思う。
聖「その高校の人に『ウチの野球部に来ないか?』って誘われてな、私は正直どっちでも良かったが優が行くって決めたから私も行く事にした。私が居なければ優の球を捕れる捕手が居なくなるしな」
鈴本「確かにそうだね」
以前説明した通り、優のストレートは打者の手元でホップする程スピン量の多いキレのあるストレートである。それ自体は特別珍しい事でもないのだが、問題はホップする幅があまりに大きいという事。
これだけのストレートを投げれる者はプロでもほんの一握りといったところ。それを優はなんと中学生の段階で既に投げているのだ。
これを捕球出来る者は現時点では聖ただ1人しか居ない。幼馴染みの優に誘われて野球を始めたその時から彼女の球を受け続けてきたから捕球出来て当然だとは思うが。
聖以外の捕手が受けようとすれば、キャッチャーミットを弾き飛ばされるか、下手をすればミットに掠りもせず己のボディにぶち当たるかのいずれかの運命を辿る事になる。
いくらマスクやレガースなどの防具を着けていたとしても140㎞/h超の直球をダイレクトに喰らえば当然痛い。最悪打撲では済まない恐れだってあるのだ。
故にトラウマを植え付けられて誰も優とはバッテリーを組みたがらない。
聖「そういう大輔はどこに行くんだ」
鈴本「俺はパワフル高校だよ」
聖「…そこって確か優のお兄さんが通っていた高校だよな」
優「そだね~。これからお兄ちゃんの後輩になるんだから、その妹である私を敬えー」
鈴本「何でそうなる」
優の冗談を軽くあしらいながらも、鈴本は今となっては名門校の仲間入りを果たしたパワフル高校の一員になれる事に心を躍らせていた。
10歳の時に親に連れられ初めて観戦した夏の甲子園の準決勝、当時パワフル高校のエースの座に君臨していた優の兄、小波実が灰凶高校を相手にノーヒットノーランを達成した試合を目の当たりにして以来、鈴本は実の大ファンになった。
投手として生きる道を選んだのも実への憧れによるものが大きい。残念ながら実はプロ入りを機に野手に転向したが、それで憧れの気持ちが消える事は無い。
正直な話、鈴本は優の事を羨ましく思うし尊敬も少しはしている。兄妹であるが故に同じ野球という競技で戦う以上、小波優は
その重圧は相当な物の筈なのに、優本人はそんな素振りをただの一度も見せた事が無い。逆にプレッシャーを闘争心に変えて強者に立ち向かう優を逞しく思う。
しかし調子に乗せると色々と面倒なので絶対に口にはしないが。
その優は鈴本にどう思われているのか露にも知らず、制服姿のままおもむろにバットを手に取りホームベースへと向かう。どうやら後輩達にノックをするつもりのようだ。
優「よーし、いっちょやってやるか!」
そう気合を入れると、ゲージからボールを1個取り出し高々と真上に放り投げた。そしてノックだという事も忘れたかの様なフルスイング。
パカァーーーーーーーーン!!
優「あっゴメン、飛ばし過ぎたー(笑)」
聖「オイ……」
これではノックにならないではないかと聖は内心呆れ返る。帰りに優をバッティングセンターにでも誘おうか。
打球は外野の遥か奥を転々とし、校舎近くまで転がった末にようやく止まった。小波優の男子顔負けのパワーに触れたい所ではあるが、生憎その場所には1人の男が立っていた。
「すいません、ボール取って下さい」
??「…あぁ、良いよ」
男がボールを拾い上げると、ボールを追ってきた部員にではなくホームベース目掛けて矢の様な大遠投を放る。
「……ひっ!?」
ボールはまさに銃口から放たれた弾丸の如く、勢いを殺さぬままホームベースを守る捕手に襲い掛かる。あまりに強烈な返球に捕手は恐怖で身体が硬直し、動けなくなってしまった。
これを見た聖が咄嗟の判断で動く。
聖「下がっていろ」
直ぐ様ホームベースに掛け寄り、後輩の捕手とバトンタッチする。そして聖は『超集中』を発動した。
この超集中は読んで字の如く、自身の集中力を極限まで引き上げる事が出来る。1イニングに必ず1回は大暴投を放る優への対策として磨き上げられた聖の奥義である。
しかし今、目の前にまで来ている球は大遠投であって大暴投ではない。だがそのあまりの球威から、自身の能力を総動員して挑まなければとても捕球出来ないと判断したが故の発動となった。
聖が捕球体制に入ったのと同時にボールは聖のミットに収まろうとする。しかし……
聖「(…!!なんて力強さだ)」
ボールが聖のミットに収まっても尚、聖の胸元まで押し返してくる。その勢いに負けない様に聖は両足に力を込めて踏ん張る。
こんな芸当が出来る者は聖の知る限り1人しか居ない。ようやく勢いを相殺して一息付いた聖はマスクを外して外野に目を向ける。
その者は中高生レベルを遥かに超越したレーザービームに驚愕する部員達をよそに聖達の居るホームベース目指して歩いて来る。ふと聖は横目で
……小波優は笑っていた。
優は普段からニコニコヘラヘラと笑顔を絶やさない。この時彼女が浮かべていた笑顔はいつも以上に明るい満面の笑顔だった。
それもその筈。優と聖を含めた野球部員達より一回り以上も体格差のあるその者は、優や聖…特に優にとってはあまりに馴染み深い人物。およそ1年振りの再会に優の喜びもひとしおと言える。
対照的だったのが鈴本。彼は男の正体が判明した瞬間身体が石の様に固まってしまい、思考も完全に停止していた。
優「ヤッホーお兄ちゃん。元気にしてた?」
グラウンドにやって来たのは優の実の兄で今や頑張パワフルズの中核選手の1人。その名は小波実。昨季大ブレイクを果たし一躍時の人となった人物の突然の来訪に皆騒然とする部員達。
実「よぉ我が妹よ、ざっと1年振りだな。
ところで……」
優の軽い調子の呼び掛けに右手1本挙げて答えた実は、そのまま優の目の前にまで近付き……
実「何だその格好は」
ドスーーーーーーーーン!!
優「ぶへっ!?」
空手チョップをお見舞いした。
◇
正直言って小波優はブラコンなのだろうと聖は思う。
否、ブラコンというのはやや語弊があるか。正確に言えば小波優は昔から大のお兄ちゃんっ子である事は疑いようが無い。そもそも優が野球を始めたきっかけというのが『兄に構って欲しかったから』と聞けば納得して貰えるだろうか?
優が物心付いた時には兄の実は既に野球を始めており、兄妹水入らずで過ごす時間が子供の時から少なかった。
兄は部活で忙しく、両親は酒蔵の経営でこれまた忙しかった。故に家では1人で居る事が多く今の優の姿からは想像も出来ないが、小さい頃は寂しさのあまり1人で泣いている時もあったと言う。初めてその話を聞いた時、聖は耳を疑った事を今も覚えている。
その反動かどうかは不明だが、今こうして兄妹仲良くキャッチボールしている間にも「春季キャンプはいつか」や「スケジュールに空きはあるか」など矢継ぎ早に問い質す。子供の頃には出来なかった兄妹間のコミュニケーションを今になって存分に楽しむ優を見て、やっぱりブラコンではないのかと聖は思う。
実の中学来訪から程なくして、優達は練習を切り上げた。優達3人がグラウンドを去るまで終始カチコチに固まっていた鈴本を不思議に思いつつ、3人はバッティングセンターにではなく何故か寺に向かい、そこに併設されたグラウンドで自主トレをしていた。
軽いストレッチを行った後、3人はキャッチボールで凝り固まった肩を暖める。
始めは聖も混ざり至近距離で行っていたキャッチボールも、小波兄妹がグングン距離を取ってゆく内にノーバン送球が難しくなった聖は離脱して、1人素振りを始めた。
3人の中では圧倒的に肩力の劣る聖では小波兄妹にタメ張るのはやはり厳しい。実は言うに及ばず、こういう所でさらっと男子顔負けの身体能力を見せ付ける優に軽い嫉妬を覚える。
最終的に小波兄妹のキャッチボールは約100m程離れた距離となった。さしもの優もこの距離になると大人しくなり、兄が投げた球を黙々と受けてはそれを兄に投げ返す。
その後しばらくキャッチボールをした後、優と聖は投球練習に入り、実はその脇で1人バットを持ち素振りを始めた。
ところで何故寺の敷地内で練習してるかというと、この寺の名は『
六道聖はこの西満涙寺の住職の1人娘である。彼女が野球を始める前から寺の敷地のグラウンドは近所の野球少年少女達の溜まり場であった。それにここは優と聖が出会った思い出の場所でもある。
その後日が暮れるまで練習をした3人は聖の自宅の縁側に腰掛けて、お互いの近況報告を兼ねた雑談に華を咲かせる。
実「優、お前高校はどうすんだ?」
優「私と聖は聖タチバナに行くよ」
実「…聖タチバナ?あそこって進学校だろ。
お前頭大丈夫か?」
優「一応スポーツ推薦って話だから野球辞めなければ大丈夫だよ~。
他にあかつきと帝王から特待のオファーが来たけど2つ返事で断ってやったぜ」ドヤァ
実「そうか」
聖「……」
つい何時間か前に同じ質問をした鈴本を恫喝したのに対して、兄の実にはニコニコ笑顔で普通に返す。血の繋がり1つでこうも扱いが変わるものなのかと聖は鈴本を不憫に思う。
ここで1つ疑問に思った実が優に問う。
実「…だけど何でわざわざあそこを選んだんだ?お前ならどこ行ってもレギュラーにはなれるだろ」
優「遠いから」キッパリ
実「嘘つけ、他にあんだろ」
優「…何故バレたし」
実「何年お前の兄貴やってると思うんだ」
優「むー……」
優は頬を膨らませた。まさかこうもあっさりと嘘を見破られるとは。少しぐらい芝居に付き合ってくれても良いのにブツブツ……
とは言っても特別隠す程の事でも無いので正直に事の顛末を兄に告げる。
優「まぁ…本音を言うなら、また"あの人"と一緒に野球がしたいってのが一番の理由かな」
実「……あの人?」
聖「私達にとっては偉大な先輩……
あの傍若無人の優が唯一尊敬している人の事だ」
実「へぇ~」
聞けばいつもわがまま勝手な優が唯一頭の上がらない人物との事。
特に野球に関しては
実「その言い方だと、聖もソイツの説教を喰らった事があるようだな」
聖「……うむ、あれには私も懲りたぞ」
↑
遠い目
優「ひじり~、戻ってこーい。
…うりぁ!!」ムギュ
聖「なぁー!!わ、私の頬で遊ぶな!!」ドタバタ
ハイライトが消え失せる程の説教なのだろうか?優に頬を摘ままれて聖はようやく我に返る。
ちなみに聖のここ最近の悩みは自身のもち肌体質を優に遊ばれる事。何かといちゃもん付けては罰と称して聖の頬を鷲掴みにしては、グワーッとこれでもかと広げ遊ばれる。
聖が抗議しようが抵抗しようが優の気が済むまでは梃子でも放れない。今はまだ片手で済んでいる為、まともに喋れる分だけマシと言える。
実「…まぁ、その娘を飼い主と例えるなら、優はさしずめリードに繋がれた犬という訳か。
だったら優を安心して任せられるな」ウンウン
優「ちょい待ちちょい待ち、あたしゃー飼い犬ですかい(汗)」
実「噛む力はいっちょ前なトイプードルみたいなもんだろ。お前って」
優「それこそモノホンの噛ませ犬じゃないですかヤダー!」
この後3人の雑談はしばらく続き、聖の父に促されるまで解散とはならなかった。そして解散となっても、家路に着くまで優のマシンガントークは終わりを見せなかった。
◇
*聖タチバナ学園グラウンド*
日も暮れて、ナイター設備も不十分な為か、校舎の明かりを借りてどうにか練習をしていたタチバナ野球部。
それから解散となってほとんどの部員が各々の帰路へと着く中、グラウンドに残る3人の人影。ここに居る3人は勉学に重きを置く理事長を強引に説得して野球部を立ち上げた功労者達。
みずき「新入部員はこれで全員よ」
??「…取り敢えずは全てのポジションは揃ったね」
みずき「欲を言えば控えも充実させたかったけど……」
??「イヤ~、いくらなんでもそれは高望みって奴だよ~」ポワポワ
1人は橘みずき。タチバナ学園理事長の孫という事もあってか交渉はすんなり通ると思われたが、理事長が断固として反対し、野球部創立を認めてはくれなかった。
??「さてさて~、この可愛い後輩達をどうやって面倒見ようかなぁ~♪」
みずき「…
美代子「は~い♪」ポワポワ
2人目はブラウンの頭髪を背中まで伸ばしたニコニコ笑顔の少女、大空美代子はぽわぽわした話し方に特徴のある、一見すると不思議ちゃん属性があると思わせる。
しかし、仲間内の間では彼女は武道に精通しており、モデル体型ではあるものの、見てくれ以上に圧倒的なパワーを誇る。故に怒らせると相当恐いんだとか。
この事を知っていたみずきは難航する交渉の打開策として美代子に協力を仰ぎ、美代子はこれを2つ返事で了承。結果として理事長との壮絶な話し合い(?)の末に野球部創立に漕ぎ着けた真の功労者と言える。
美代子本人は自身の風評被害を避けるべく、自ら自身の事を「ミヨちゃん」と言い、渾名として定着させている。野球を始めたのが中学2年と割と遅く、三振かホームランかの大味なバッティングが特徴である。
??「……」
美代子「どうかしたの~?」
??「…ねぇみずき、もしかしてこの娘達もウチに来るの?」
みずき「そうよ。ここに書いてある奴は皆ウチ来るよ。
??「イヤ、問題というか何と言うか……
みずきもミヨちゃんもこの娘達には色々と覚悟しておいた方が良いよ。一筋縄ではいかないから、特にコッチの方は」
美代子「あら~、結構な困ったちゃんという訳なの~?」
みずき「(……それはアンタも同じだろ、美代子)」
口ではこう言ったが、内心では新入部員の名簿欄にある少女2人の名前を見付けた時に心が跳ねた。
……また一緒に野球が出来る。
??「でも野球の腕なら確かだよ。この
みずき「ふーん。さしずめ
雅「そうとも言えるね。……まぁ色々とクセが強いけど」
一度面識のあるみずきなら彼女…小山雅の言わんとしている事がなんとなく理解出来る。球は速いが投球術は粗っぽく、先輩である自分を初対面時にいきなりビ○チ呼ばわりする横着者…というのが優に対するみずきの評価。
その脇に居たタメ口捕手も中々クセが強そうだ。パワーは皆無に等しいとは言え、捕手としての能力は優れているので即戦力として期待は出来る。以上が聖に対する評価である。
小山雅と優達2人は同じ小学校の先輩後輩同士。出会った当時から生意気でオラオラしていた優の鼻っ柱をへし折ったのが雅である。以降、優は雅に頭が上がらなくなった。
リトルリーグでチームメイトになってからは聖と共に優の手綱を握り、色々とドタバタ劇がありながらも小学校を卒業するまで3人は行動を共にする事が多かった。
その後雅は親の仕事の都合で引っ越した為、優達とは違う中学校に通う事になるが、頭の片隅ではいつも優と聖の事が気掛かりであった。主に聖が優に振り回されてはいないかと……
3年間で2人がどれだけ成長したのか、4月に再会するのが楽しみである。勿論自身も成長はしていると思うので、1打席勝負で負ける気はさらさら無いが。
雅「(…それより、先ずは甲子園出場の為にも身体鍛えとかないとね)…みずき、ミヨちゃん、もう少しだけ練習して帰ろうか」
美代子「そうだね~♪」
みずき「付き合うわよ」
日が暮れてもなお3人は帰る事無く練習を再開する。
それはまるで、雅が自身の
次は選手及び登場人物のプロフィールを記載する予定。まだ登場してない人物もまとめて紹介するんでネタバレ要素含むかも……