家族の為ならどこまでも   作:実茶

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第21話 馬鹿と天才はなんとやら

「よぉ、ニア!元気だったか?」

「シャ、シャンクスさん?!」

 

植物園という名の遠足(?)から帰って数ヶ月

突然船にシャンクスさんがやってきた。なんできたの!?四皇がこんな頻繁に接触していいものなの?!

って、あれ?!シャンクスさん…左腕が……

ついでに麦わら帽子もない

ま、いっか。この人別の船の人だし

 

「おれが呼んだ」

「えっ!?」

 

オヤジさんが?!なんで!?

 

「ニアに覇気についてそろそろ本格的に教えようと思ったんだが、覇王色まで持ってるっていうから悩みに悩んだ末に癪だが赤髪に協力してもらおうと思ってな。」

 

マルコさん…癪って、あえて言葉にしなくても…

思いっきり頼みたくなかった感出てるけどいいの??

 

「どうしても俺たちじゃ甘やかしちゃうからって。それでね、そう言えば赤髪が協力するみたいなこと言ってたなーと思って」

 

甘やかす!?ハルタさん!!あなた達、わたしの修行に関してはちっとも手抜いてないから安心して?!

人のスケジュール1秒の無駄もなく管理しといてどこら辺が甘いの?!

四六時中監視下に置いて過密で鬼畜な修行させといて何が甘いの!?

 

「まぁ、そういうことだ。……そうだマルコ、うちに「いかねぇよい」…そうか、残念だ」

 

マルコさん即答!

その前に来る度に勧誘するのやめてもらっていいですかね

 

「赤髪なら覇王色も使えるし、協力してくれるならとことん利用してやろ……ニア?なんでそんなに不満気なんだ?」

 

あれ、わたし顔に出てた?

 

「シャンクスさん……マルコにぃちゃつれてこうとするから、すきじゃない」

 

つん。とそっぽを向いてしまった

あーあ。我儘言っちゃったかな?

せっかく呼んでもらったんだから受けるべきかなぁ

でもマルコさんを勧誘するから嫌なんだよね。

 

「……だそうだ赤髪。きてもらって悪いが帰ってくれ」

「マルコ嬉しそうだね、羨ましい…。でもまぁ、ニアが嫌っていうならしょうがないか」

 

え、いいの?呼んどいてそんな簡単に帰らせていいの?

 

「このシスコンども…。わかったわかった!もう勧誘しねぇから機嫌直せ!…な?」

 

シャンクスさんがわたしの前に座って頭を撫でながら言った。

 

「むぅ…。ぜったいだよ?」

「はいはい。って、なんなんだよこいつ!なんてフードで顔隠してんのにこんな可愛いんだ!!反則だろ!」

「「「「ニアだから」」」」

「この船シスコンしかいねぇのか!!」

 

それには同意するけどきっとシスコンしかいないよ、うん。

………それはともかく、もう勧誘しないってんならいいかな。

けど、教わるはいいにしてもこの人絶対強いし……殺されないといいな

 

「グララララ…無茶させすぎたら殺すぞ、小僧」

「白ひげまで…。なんでそんなに過保護なんだ。はぁ、とりあえず場所は変えるぞ?よっ……と。じゃあ、ニア借りてくな」

 

シャンクスさんはそう言ってわたしを抱き上げるとひょいっと船を降り小船に乗る

ジャングルへと向かうそう

後ろを振り返るとハルタさんとサッチさんがいつのまにかついてきてた

 

「…おいおい、そんな心配しないでも殺しはしない。頼んだんなら少しは信用したらどうだ?」

 

シャンクスさんが呆れ顔で言うと2人は難しい表情を浮かべる

 

「…念のため、だよ」

「あぁ、念のため、だ」

「…………そうか。」

 

わたしの異能のこと気にしてるんだ…。

痛覚の拒絶を使わないように見張り役ってところかな?

まぁ、使うけどね!?

 

「にぃちゃ、そんなにしんぱいしなくてもわたしはだいじょうぶだよ!」

「……うん」

「……あぁ」

 

表情が暗いなー。やっぱり言わない方がよかったのかな?

いや、あの状況で嘘ついたり隠したりする技量はわたしにはないからな…うん

 

「ついたぞ。葬式みたいな顔してんじゃねぇよ、シスコンども。俺がやりすぎないように念のため見張るんだろ?」

 

シャンクスさんがイタズラっぽく笑うとハルタさんとサッチさんが顔を見合わせてから小さく笑った。

…この人結構すごいかも

 

***********

 

-シャンクスサイド-

 

いきなり白ひげから連絡が来たと思ったらニアに覇気を教えて欲しいと言われた。

…覇気、か。白ひげの船にいるのだからお前たちが教えればいいだろう。人材に不足はないはずだ。そういうと、自分たちだとどうしても甘くなってしまう。中途半端な力は身を滅ぼすからしっかりと教えて欲しいんだそう

…苦肉の策か。俺を頼るということは相当な何かでもあったのか?

だが、俺も3年前に左腕を無くした。城下の近くで白ひげ達と宴をした数週間後俺たちは東の海(イーストブルー)へ向かい、そこで出会った少年に…新しい時代にかけてきた。

左腕がなくなった俺が教えていいのか、と聞くと「覇気を教えるだけだから片腕くらいなくてもいいだろ」と言われた

何気に酷いなこいつら…。どれだけシスコンなんだ。

まぁいい、俺もニアにまた会いたいと思ってたところだ。あの謎の多い少女をもう少し知りたい。

白ひげの船に行くとニアが驚いた顔をしてる。「なんでいるの!?」と言いたげだった。

…腕を一瞬みたが何も言わなかった。聞かない方がいいと思ったんだろうか、いや、こいつのことだ。普通に興味が無いんだろうな

それもそれで悲しいぞ。

俺がこの前のように1番隊のマルコを勧誘するとニアが不機嫌になった。

 

「シャンクスさん……マルコにぃちゃつれてこうとするからすきじゃない」

 

そう言ってそっぽを向いてしまった。

…なんだこれ、小動物か?可愛い…

ほっぺたつつきたい…が、そんなことしたら隊長達に殺されそうだからやめておこう

俺が謝ると機嫌を直してくれたが………やっぱり可愛い。

……マルコ勧誘してダメならこいつ勧誘してやろうか?

良い癒し要員になるだろうな。

…と、とりあえずいきなり対人戦は危険だから近くのジャングルで覇気のコントロールの仕方を教えるか。

小船で移動しようとしたら4番隊と12番隊の隊長がついてきていた。

 

「…おいおい、そんな心配しないでも殺しはしない。頼んだんなら少しは信用したらどうだ?」

 

そういうと「念のため」と、返ってきた。

…俺は鈍くない。こいつらが心配してるのはもっと別の何かだ。

やっぱり、ニアには()()があるんだな。

こいつはきっと大きな秘密を持ってる。俺がこいつと会ってからというものの白ひげの船に子どもがいるという噂をまだ耳にしていない。

意図的に隠されてるんだ。…本当に何者なんだろうな

気になるが聞いても話してくれないだろう。

はぁ、まぁ今はいい。まずはこいつを強くしてやることだ

……俺は厳しいぞ?ニア

 

-サイドエンド-

 

***********

 

そして修行が始まった。とりあえず半年間、船を開ける許可をもらった。

半年間で身につけられるわけないけど基本と応用を少し知っておけばあとは隊長達で時間をかけてなんとかするそうだ。

シャンクスさんもわたしが少しは使えることを聞いてたそうで見て覚えろと言わんばかりにジャングルの生物を攻撃したり、生物の攻撃をかわしたりするところを見せつけてきた。

こいつらは馬鹿なのか?!一桁の子どもに何をさせるんだ!わたしに死ねと?!

……とりあえず痛覚は拒絶しておこう。いざという時に痛くて動けないとか情けなさすぎる。痛覚の拒絶だけは絶対にするなってすっごい念を押されたけど使わなかったら動けなくなる気しかしない。

けど、半年間ももつかなぁ?

異能だって使いすぎたら疲れるんだよね。それで倒れたら今度こそイゾウさんに縛り付けられるかな?

ま、いっか。そうなったらシャンクスさんのせいにしちゃえ!

色々と説明されながら見せつけられた後、すぐにわたしと交代した。

あんな激しい動きしながら喋ってよく舌噛まないな…

相手は巨大な虎だった。虎…ライオン?どっちでもいいや。同じネコ科だし

姿はテオ・テ○カトルから翼を取ったような風貌だ。

待て待て待て!こんな獰猛なやつ相手にしろってか!?

一撃でも食らったらアウトだろ!!

あぁ、もうっ!!やればいいんだろ!?やれば!!

襲ってくる虎から必死に逃げる。

噛まれたら即死だ!えっと、見えない鎧…とか言ってる場合か!!

死ぬ死ぬ死ぬ!!

武装色って武器とかに纏わせれるんだっけ?じゃあ石ころにでも纏わせればいいか!できるかな?いや、やらなきゃ死ぬ!とりあえず、目を潰そう、そうしよう!!

その辺の石ころを拾って覇気を纏わせるイメージをする。間合いを取りつつも石を虎の目めがけて思いっきり投げるとヒットしたようで虎は咆哮を上げた。

 

ゾクッ!

 

背後に寒気がして、虎を視野から外さないようにその場から飛びのくとシャンクスさんが刀を振り下ろしていた。

あっぶな!もう少しで斬られてた!!こいつ、殺す気満々だろ!

 

「きちく…!シャンクスさん、おに!!」

「……おいおいおいおい、なんだこいつは!少しは使えると聞いていたが、少しってなんだ!!少しどころじゃないだろ!だいたい!覇気を纏わせたとはいえ、石投げただけであの虎にあんなダメージ与えれるか?!普通!!バカなのか?!」

 

どう考えても馬鹿はあなたでしょう!!

こっちは必死に逃げてるのにそこに刀振り下ろす?!普通!!

 

「「ニアは天才だ「シスコンはもういい!」…」」

 

いや、助けて?!お兄ちゃん!!

天才だからとか関係ないよ、これ!!

 

「逃げるのはいいが、石ころ投げるなんて誰が思うんだ!石投げるくらいなら武器の1つでも持っとけ!つーか、なんでそれで目潰しできるんだ!」

「できるからできたんだよ!あなたもどさくさにまぎれてかたなむけないで!?しぬかとおもったよ!」

「一つの物事に集中しすぎると周りが疎かになるだろ?だからちゃんと周囲に注意が払えてるか確かめようとしたんだよ!」

「だとしても…!もっとべつなやりかたあったでしょ!!どうもうなケモノからにげてるさいちゅうにべつほうこうからのこうげきがかわせるとおもってるの?!せんとうけいけんのあさいこどもが!!」

「実際躱したじゃねぇか!!俺もあんな見事に避けられるとは思ってなかったよ!」

「ならかたなふりおろさないでよ!あたってたらどうするの!」

「んなもん、寸止めするに決まってんだろ!」

 

シャンクスさんと喧嘩してると虎が威嚇するように咆哮を上げた。

 

「グオォオォォオオ!!」

「「うるさいっ!!」」

 

ドンッ!!

 

「グオッ…」((バタ

「「うわっ!!」」

 

虎の咆哮に対しわたしとシャンクスさんが覇王色を放ち気絶させる。

あ、覇王色使えた。

その風圧でサッチさんとハルタさんが怯んだ。

 

「あっ…!にぃちゃ、ごめん!だいじょうぶ?!」

「あ、はは…。大丈夫、ちょっとびっくりしただけだよ」

「…お前、滅茶苦茶だな…。赤髪と口喧嘩始めるとか…。なんつーか、虎が哀れだ…」

 

そこに同情する!?

 

「はぁ…。これ、俺が教えることないんじゃないか?ここまでできるんならお前らだけで十分だろ」

「むぅ…。せっかくきたんだからさいごまでみてってよね」

「…ツンデレか」

「ちがうもん!にぃちゃたちのためだもん!」

「分かった分かった!わかったからそんな不機嫌になるな、ほっぺたつつくぞ!」

 

そう言ってシャンクスさんがわたしの前に片膝をつき目線を合わせると人差し指で頬をつついた。

……ちょっとくすぐったい

 

「へぇ!結構ぷにぷにしてるんだな。子どもだかr………悪かった、今のは俺が悪かったから刀をしまえ、シスコン共」

 

シャンクスさんが片手を上げて降参のポーズをとる。

その後ろではサッチさんとハルタさんが素敵な笑顔でシャンクスさんに刀を向けてた。

シャンクスさんの扱いがひどい気が……

 

「俺だってニアのほっぺつついたことないのに」

「全くだ。他の船のやつがニアの頬をつつくとは…。今すぐに斬ってやりたい」

 

どう言うこと?!

違う船の人はわたしに近づくなと!?そう言うことですか!!?

わたしは籠の鳥か!いいけどさ!

 

「……こいつらと話してると想像以上に疲れるな。ニアの行動には驚いたが…石ころ1つであの虎を怯ませるとは思わなかった。あんまり教えることはないが…手は抜かないぞ?」

「のぞむところだよ!」

 

そういうと、サッチさんが呆れたように額に手をついた。

 

「ほんと、何するかわかんねぇもんな…こいつ。この間はスプーンで海王類細切れにしてたし」

「あー、紙に武装色纏わせて手裏剣みたいに投げてた時もあったね。船の支柱に刺さってさ〜あれはびっくりしたよ。紙も鉄みたいに刺さるんだなーって思った、勉強になったね」

 

どっちも凄い怒られた気がする。

スプーンで海王類刻んだ時は「スプーンは斬る為の道具じゃない!」って言われたし、紙に覇気を纏わせて投げた時は「そんな刃物みたいな紙があってたまるか!」って言われたっけ?

紙は覇気纏わせなくても切れるときはよく切れるのに…理不尽。

 

「武器要らずかよ……。その辺のものが全て武器になるのか、こいつは。…ん?まて、スプーンでどうやって刻むんだ!?」

「てつのかたまりならぜんぶいっしょでしょ?」

「「「ちがうから!!!」」」

 

あるぇ?

わたしがおかしいのかなぁ…。

 

***********

 

修行という名のいじめられる日々がようやく終わりを迎えた。

…死ぬかと思った。

 

「なんつーか、あっという間の半年だったな」

「ほんと、必死に逃げるニアも可愛かった」

 

酷い。こちとら命がけだったのに…

途中で鷹の目って人が来て散々な目にあったからね?!

 

「はぁ、こいつの身体能力と知能の高さには恐れ入った。まさか木の枝一本で猛獣の足を折るとは思わなかったぞ。まぁこちらとしても楽しませてもらった。あとは体がもう少し成長して体力がつけば化けるだろう。鷹の目が来たのは…ほんとに悪いと思ってる。」

 

人が苦しんでるの見て楽しむなよ!人の不幸は蜜の味ってか!!呪うぞこのやろう!

よく生きてたな、わたし。

 

「いつものしゅぎょうよりハードだった…。ミホークさんきちく…」

「ははは…、そりゃそうだ。俺たちだとどうしても情が邪魔するからね」

「鷹の目もどこか楽しそうだったな。何度殺してやろうかと思ったか」

「おい、それは俺に情がないと言いたいのか?俺だって何度止めに入ろうかと思ったことか…。」

 

嘘だ!2人がかりで楽しそうに襲ってきたくせに!!

いつか見返してやる!

はぁ、…………まぁ、いいか。一応世話になったし。

 

「シャンクスさん、たごんむようだよ」

「ん?」

「「ニア…」」

 

それでサッチさんとハルタさんは察したらしい。けど仕方なさそうに静観を決め込んだ。ありがとうございます!

わたしはシャンクスさんの左腕に指を指す。

ちょっと力の使い方統一しようと思って一生懸命ポーズやら言葉やら考えたんだ。決まったセリフとかポーズが有ると力使ってる感あるしカッコいいじゃん?

まぁ無くても拒絶さえすればいいだけなんだけどね。

 

「なんだ?人の腕に指差して。俺の左腕の行方でも知りたいのか?」

 

いえ、全く興味ないです。

 

「【絶】」

 

心の中で事実を否定し、言葉で一言。

かっこよくない?!これ!!

 

「ーーーーっ!!??な、んだ、これは…」

 

自分の左腕が()()()()()事実(こと)に驚きを隠せないシャンクスさん。

そりゃそうだ

 

「…それで、こんかいのかしかりはなしね。けど、だれかにこのことしゃべったらゆるさないよ?じゃ、またね。シャンクスさん」

 

そう言って驚いてるシャンクスさんを置いてわたし達はモビー・ディック号へと帰るのだった

 

***********

 

-シャンクスサイド-

 

あっという間の半年だった。正直ニアの成長の早さと身体能力と知能の高さには脱帽した。

あの虎の足を木の枝で折ったときには虎に同情したくらいだ。なんで棒切れで骨まで逝くんだ!!普通枝が折れるだろ!どうなってんだ!なんでもありか!!

途中で鷹の目が俺を探しにあのジャングルまで来たのは誤算だった。

俺とニアが戦ってるのを見てとりあえずニアに一撃入れたらしい。

ニアが一撃を避けると面白いオモチャを見つけたと言わんばかりにニヤリと笑い斬撃を繰り出し始めた。

必死になってそれを避ける姿が可愛かった…。

「いきなりなに?!シャンクスさん、なんとかして!!」と、ニアに言われ我に返りミホークを止める。

事情を話すと「なるほどな、俺も手伝おう」と言い出して薄笑いを浮かべながらニアを楽しそうに虐める。

・・・悪い、ニア…無理だ。頑張って避けてくれ!

 

…はぁ、驚かされてばかりだったがこちらとしてもなかなか楽しかった。あいつは将来化けるだろうな

ルフィと言いニアと言い…次の時代はなかなか曲者が多そうだな…

 

「シャンクスさん、たごんむようだよ」

 

別れ際にニアがそう言って俺の左腕を指差した。

ん?なんだ?人の腕に指差して…

 

「【絶】」

 

ニアが一言言うと俺の左腕が()()()()()

 

「ーーーーっ!!??な、んだ、これは」

 

腕が…治った…?いや再生した??おれの腕は臨海の主に喰われた筈だ!

なんだ?!何が起きた!?今の、回復とかそんなレベルじゃないぞ!?

こいつはこんな力を持ってたのか?!

ーーーーーっ!!

そうか!なるほどな…

そりゃ白ひげたちが過保護にもなるはずだ。…なんて爆弾抱えてやがんだ、白ひげ(あいつら)は…。

いや、白ひげ(あいつら)とこにいるならまだマシか…。

白銀の髪に黄金と空色のオッドアイ。

おまけに得体の知れない力か…。再生させる力なのか何なのか知らないが…外部に知られちゃいけないってことはわかる。

多分能力者じゃ無いんだろうな。だからみんながあんなにも慎重なんだろう…。

たしかに守りきれるか不安になるなこれは…

それにしても、だ

 

左腕(これ)の事を周りにどう説明しようか…」

 

俺は1人で頭を悩ませるのだった。

 

-サイドエンド-

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