バンドリss 市ヶ谷有咲「マジギレドッキリ...?」   作:名無しニキ

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市ヶ谷有咲の場合

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是非よろしくお願いします

 

 

 

 

ーー市ヶ谷有咲の場合ーー

 

香澄「見て見て有咲!!」バッ

 

有咲「なんだよ...」

 

香澄「これ、ガールズ雑誌の新刊! 一緒に見よーよ!」グイグイ

 

有咲「うぇー引っ張んなって!」

 

香澄「ほらほらぁ、こことかすごくない!?」

 

有咲「はいはいすごいすごい...ん?」

 

 

大好きなあの人にイタズラ!!

マジギレドッキリであの人をオロオロさせよう!

その後ネタばらしすれば距離も縮まるかも...!?

 

 

有咲「...ふーん」

 

香澄「すごいよく見てるじゃん! どこ見てるの?」

 

有咲「う、うるせー! さっさと次のページ行くぞ!」

 

香澄「あぁーん有咲ー!」

 

ーーその日の夜ーー

 

有咲「ドッキリか...やってみると面白いかもな... それに距離が縮まるんなら... べ、別にあいつらと仲良くしたいとかそういうのじゃねぇーけど、バンドやってる仲だしもっと仲良くしても損は無いしな...」ブツブツ

 

有咲「調べてみるか、『マジギレドッキリ やり方』っと」スッスッ

 

ーードッキリ当日ーー

 

有咲「今日はドッキリ当日か...この日の為にいろいろ用意すんの結構疲れたな... でもいざやるとなると緊張するな...」

 

香澄「おーい! 有咲ー!」ギュッ

 

有咲「香澄!? くっつくなって!」

 

香澄「今日って有咲ん家で練習だったよね? 一緒に行こうよ!」

 

有咲「お、おぉーそうだな...」

 

香澄「どうしたの? 体調悪い?」

 

有咲「い、いやぁ別に平気だぞ!」

 

おたえ沙綾りみ「やっほー」

 

香澄「あ、皆も揃ったし一緒に行こっか!」

 

有咲「そ、そうだな!」

 

ーー有咲の家の蔵ーー

 

香澄「じゃあ、この歌から始めよう!」

 

他4人「おっけー!」

 

......

 

 

香澄「どうだった?」

 

りみ「いいと思うよ」

 

おたえ「ちょっと香澄張り切りすぎかも」

 

沙綾「でもまぁまぁ形になってるんじゃない?」

 

香澄「そっかー! でも疲れたから休憩しよーよ〜」

 

おたえ「そうだね、ちょっと休憩しようか」

 

有咲(ドッキリ仕掛けるタイミングがわかんねぇ...)

 

沙綾「有咲どうしたの?」

 

有咲「い、いやいや別になんでもねぇ!」

 

他4人「???」

 

香澄「今日はお菓子持ってきたんだー! 一緒に食べよ!」

 

有咲「え、でもまだちょっとしかやってなくねぇか?」

 

香澄「いいじゃんいいじゃん! ちょっとくらい休憩しよーよ〜」ダダコネ

 

沙綾「あはは... ならちょっと休憩にしよっか」

 

有咲「私ちょっとお茶飲んでくる」

 

香澄「分かった!」

 

ーー有咲の部屋ーー

 

有咲「うーんどうやって仕掛けるか...

因縁つけるみたいなのも嫌だしな...そうだ」

 

香澄「有咲! 有咲も一緒にお菓子食べよーよ!」

 

有咲(...これだな)

 

ーー蔵ーー

 

りみ「あ、有咲ちゃん」

 

香澄「有咲連れてきたよー!!」グイグイ

 

有咲(4人の前でやりずれぇ... でもやるしか...)

 

有咲「...ざいんだよ」

 

香澄「え?」

 

有咲「いい加減うざいんだよ!!!」

 

香澄「有咲?」

 

有咲「毎日毎日くっついてきやがって...」

 

沙綾「有咲...」

 

有咲「いい加減うぜぇんだよ! 毎回私が言ってるだろ!!」

 

香澄「...ごめん」

 

有咲「学校でもくっついてくるし、教科書忘れて私のところに来るし、宿題もやらずに遊びやがって!!」

 

りみ「有咲ちゃん、もうその辺に...」

 

有咲「子供かよ! もう高校生だろ!? 少しは考えて行動出来ねぇのかよ!!??」

 

香澄「ごめん、有咲がそんな思ってたなんて知らなくて...」

 

有咲「挙句ちょっと練習してすぐ休憩? わざわざ私の家まで来て何してんだよ!私の家はお前の休憩所じゃねぇんだぞ!!!」

 

香澄「ごめん有咲...ごめんなさい...」ポロポロ

 

沙綾「有咲言い過ぎだよ、もうやめようよ」

 

有咲「...少し頭冷やしてくる お前らも頭冷やしとけ」

 

ーー有咲の部屋ーー

 

有咲(言っちゃったー... 心にも思ってないこと言ったけど罪悪感パないな...)

 

有咲「ちょっと蔵の様子見てみるか、防犯カメラがあって良かったー」カタカタ

 

ーー蔵ーー

 

香澄「グスッ...ヒクッ...」

 

りみ「香澄ちゃん...」

 

沙綾「どうしちゃったんだろ...」

 

おたえ「すごい怒ってたね」

 

香澄「私が有咲に迷惑かけてたから...」ポロポロ

 

沙綾「まぁそれが爆発しちゃったのかなー?」

 

おたえ「もしくは女の子の日だったとか?」

 

りみ「おたえちゃん...」

 

沙綾「あ、あはは... でもまぁ多分有咲戻ってくるだろうしその時謝るしかなくない?」

 

香澄「私もう有咲に合わせる顔がないよぉ...」

 

りみ「そんなことないよ、ちゃんと謝れば許してくれるよ」

 

香澄「でもどうやって? 私有咲に嫌われてるだろうし...」

 

沙綾「香澄...」

 

香澄「有咲ぁ...私どうすればいいのぉ...?」ポロポロ

 

おたえ「ハンバーグ作ってうさぎの真似して謝るとか?」

 

りみ「ちょっと黙ろうかおたえちゃん」ニッコリ

 

沙綾「でもほんとにどうしよっか...」

 

ーー有咲の部屋ーー

 

有咲「おーうろたえてんなあいつら こうして見てると面白くなってきたなw」

 

有咲「でもそろそろ雰囲気的にネタばらしかな」

 

ーー蔵ーー

 

香澄「どうしよぉ... どうしよぉ...」ビエーン

 

りみ「香澄ちゃん、きっと大丈夫だよ...」

 

沙綾「......」

 

ギシッギシッ

 

有咲「...よぉ」

 

香澄「有咲...」

 

有咲「頭冷やせたか?」

 

香澄「有咲! さっきはごm」

 

有咲「ちょっと待ってろ」

 

沙綾「ちょ、有咲?」

 

りみ「...行っちゃったね」

 

おたえ「でもちょっと待ってろってことはすぐ戻るんじゃない?」

 

沙綾「だよね?」

 

ギシッギシッ

 

有咲「...とりあえず食えよ」

 

香澄「ケ、ケーキ...?」パクッ

 

有咲「うまいか?」

 

香澄「え? う、うん...」

 

有咲「実はな...さ、さっきのドッキリだ...」

 

香澄「へ?」

 

りみ「ドッキリ...?」

 

おたえ「さっきのって?」

 

有咲「さっき香澄にブチギレたやつ」

 

香澄「ってことは怒ってないってこと...?」

 

沙綾「よ、よくわかんないよ 説明してよ有咲」

 

ーー少女説明中ーー

 

有咲「...ってな訳であれはドッキリだ」

 

沙綾「つまり私たちと仲良くなるためにドッキリしたってわけ?」

 

有咲「う、うるせーよ! べ、別にお前らとなんか...」

 

ギュッ

 

有咲「な、か、香澄?」

 

香澄「よがっだよぉ゛〜!!!」ビエーン

 

おたえ「ギャン泣きしてる...」

 

有咲「こ、こんなとこでくっつくなって!」

 

香澄「! ご、ごめん...」パッ

 

有咲「ぁ... べ、別に嫌じゃねぇーけど」

 

香澄「ほんと...?」パァァァァ

 

有咲「寧ろ良いっていうかなんというか...」ブツブツ

 

香澄「有咲大好き!!!」ギュゥゥ

 

有咲「苦しい! しめつけすぎんなって!」

 

沙綾「でもこれからはこんなことしちゃダメだよ?」

 

りみ「ドッキリで良かった〜...」

 

有咲「そ、それについてはごめん...」

 

香澄「でも改めて有咲が私達のこと大好きってのが分かったから良かった!」

 

有咲「べ、別にそういう訳じゃ」

 

おたえ「顔赤いよ?」

 

有咲「〜〜///」

 

\ウルセー!! アッアリサオコッター ワハハハハ.../

 

ーー有咲編終了ーー

 


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