IF日本国召喚~憲法改正後の日本が転移しました   作:RIM-156 SM-2ER

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皆様、投稿が遅れまして申し訳ございません。SM-2です。
私事で投稿ができない日々が続いておりました。内容は細かくはお伝え出来ませんが、やむを得ない事情があったとご了承いただければ幸いです。
では、本編どうぞ。


第15話 ギム撤退戦(航空攻撃)

ロウリア王国軍重装歩兵部隊がギムの町に進軍を開始した頃、ギムの上空には日本国国防海軍第1空母打撃艦隊の第1空母航空団第111攻撃戦闘飛行隊のF/A-3B戦闘攻撃機、4機と第101制空戦闘飛行隊所属F-35JC4機が到着していた。F/A-3戦闘攻撃機のウェポンベイやハードポイントには500ポンド無誘導爆弾33発が搭載されており、自衛用のAIM-9Yサイドワインダー短距離空対空ミサイルが2発両翼端のハードポイントに搭載されているだけであった。対してF-35はウェポンベイには大量の中距離空対空誘導弾と両翼下の6つのハードポイントのうち2つにはサイドワインダー4発を搭載していたが、胴体下と翼の胴体側のハードポイントには25mm機関砲のガンポットが搭載されていた。

 

ディスイズピクシーファーストワン(こちらピクシー1-1)マイカリエントロケイション(現在地) オブジェクトポイントジロワン(第1目標地点)グラウンドエネミーインサイト(敵地上部隊視認)スタートクロスエアサポートアタック(近接航空支援攻撃開始)

 

攻撃部隊の指揮官であるF/A-3戦闘機の編隊長が無線で航空支援任務を開始することを全機に伝える。

 

『ピクシーセカンドワン。コピー(了解)

 

各編隊の編隊長が作戦開始の合図を受け取った。返答を聞いて指揮官機パイロットは機体をバンクさせ緩降下を開始した、3機もそれについてゆく。

モニター画面には赤外線カメラによって映し出されるロウリア王国軍重装歩兵部隊の姿が映し出されている。4機は彼らの上に爆弾を落とすべく降下しながら徐々に距離を詰めていく。そして対地爆撃用の照準がモニターに映し出され、その照準に中心がロウリア王国軍の部隊と重なろうとしていた。

 

「ピクシーファースト、セカンド。ドロップレディ(爆撃用意)――」

 

編隊長機のガンナーの指示で4機のF-3B戦闘機のガンナーは投下ボタンに手をかける。そして爆撃照準線がロウリア王国軍と重なった。

 

ナウ(投下、今)!!」

 

4機のF-3Bから計132発の500ポンド無誘導爆弾、計66,000ポンド(約30トン)の爆弾の雨がロウリア軍に投下された。

――――――

「もう少しだ・・・・・・」

 

ロウリア王国軍重装歩兵部隊はギムの町まで5km地点まで接近していた。さきほどの強烈な爆裂魔法を受けた地点から既にかなり進んでいるがシーンとした静けさにロウリア王国軍は不気味さをおぼえた。

 

「・・・・?」

 

何人かの耳の良い兵士が何か甲高い音がすることに気がついた。キィイインという聞き慣れない音は徐々に近づいてくるようだ。

 

「なんだ?この音は・・・・」

 

そのうち重装歩兵たち全員がその甲高い音を聞けるようになる。分厚いヘルメットをかぶっていても聞こえてくる高音は兵士たちの神経を逆なでる。ヘルメットの少しのすきまから見える風景にはその甲高い音を出す正体は見えなかった。

いよいよ甲高い音はゴォオオという轟音をともなって近づいてきた。何だかわからないその音の正体に兵士たちはひどい恐怖心をいだいた。

そしてついにその時が訪れた。

 

ヒュゥウウ ドォオオオオオンドォオオオオン

 

突如として爆発が起きた。爆発の近くにいた者は四肢が吹き飛ばされ、あるものは即死する。すこし離れていても破片が刺さり耐えがたい痛みに襲われる。やや遠くにいてもその爆風によって吹き飛ばされてしまい、運の悪いものは軽い脳震盪を起こしヘルメットや槍、盾が吹き飛ばされてしまう。

 

「な、なんだ!!」

 

ヘルメットが吹き飛ばされた者はそれを見ることができた。後ろから赤い炎を2本はき、この世のものとは思えない速度で飛行する大きな何かを。

 

「なっ・・・・あれはいったい――」

 

だが言葉は続くことはなかった。そのあとに聞えてくる獣の雄たけびのようなブォオオオオという音が言葉を強制的に遮った。

それは後続で突入してきたF-35JC4機に搭載された計12基の25mm航空機関砲ガンポットと計4基の20mm航空バルカン砲の発砲音であった。相互に射撃される25mmHEI弾と25mmAPI弾そして20mm×102mm弾が鉄の雨となって地上に降り注ぐ。

 

「ギァアアアアアアア!」

「腕が!!俺の腕が!!」

「助けッ・・・・ぐはっ!」

 

当たり所がよければ現代戦車の装甲をも貫き撃破できる25mm砲弾と人にかすっただけで大穴があいてしまうだけの威力を持つ20mm砲弾の前には重装歩兵の重たい金属盾など紙くずに等しかった。あるものは人体の大半が消え去り、あるものは近くに着弾した25mm砲弾の破片を一身にうけハチの巣になる。効率的な殺傷が繰り返される。

 

「ひぃいいいい!に、にげろ!!」

「もうやだ!なんでこんな目に!!」

 

重装歩兵部隊の指揮命令系統はぐちゃぐちゃになり、士気も最低な彼らは蜘蛛の子を散らすように逃げだしてゆく。それはただ一心に生き残るための行動だった。

だがそれを見逃すほど国防海軍は甘くはなかった。少しでも固まっていれば爆弾を落とし、そうでなくても機銃掃射を行う。

重装歩兵部隊は囮としての役割を全うすることなく、わずか20分という短時間で瓦解した。

――――――

「なっ、重装歩兵部隊が壊滅!?」

 

ギムを北方から攻める予定の攻略隊を指揮していたアデムはやってきた伝令兵に信じられないような内容を聞かされる。

重装歩兵部隊の壊滅――4500もいる重装歩兵部隊を壊滅させるには騎兵や重装騎兵などを投入しワイバーンによる航空支援を行って1~2時間程度かけなければならない。だがアデムが重装歩兵部隊が戦闘を始めたと聞いたのはたったの20分前であった。そこまでの短期間で重装歩兵が壊滅するなど彼は信じることが出来なかった。

 

「・・・・・敵は此方に気がついた様子は?」

 

アデムは敵の行動によっては一旦ギム攻略を断念し、本隊とともに作戦を練り直す必要があると考えていた。

 

「いえ。敵の鉄竜はこちらには攻撃してきませんし、ギムから敵がやってくる気配もありません」

 

伝令兵はそう報告した。だがこの報告が先遣隊の命運を決めることになってしまう。

日本側はきちんとロウリア王国軍別働隊の存在に気がついていた。日本側は確認された正面部隊が少ないことを不審に思い、F-3Bに空襲の後に近隣の捜索を行ってほしいと要請し、第3遊撃旅団自身も赤外線カメラ付きの小型ドローンでの偵察を行っていた。F-3Bやドローンの優秀な赤外線カメラによって彼らの存在は日本側に筒抜けであった。第3遊撃旅団は部隊を二手に分けて西方防衛部隊と北方防衛部隊に分けて移動させていた。戦車などの装甲兵器がない敵には下手に突撃するよりも機関銃を据え置いた陣地で迎撃した方が効率がよいことを日本側は分かっていたのだ。

 

「よし、わかった。西部からの攻略隊にも連絡を入れてタイミングを合わせて挟撃するとしよう」

 

アデムはギム攻略の続行を決定した。




いかがでしたでしょうか?
世間に目を向けてみますと、新型コロナウイルスの感染が拡大しています。読者の皆様方はどうか健康には気を付けながら、手洗いと消毒をしっかりしてこまめに水を飲んでください。うがいよりもこまめに水を飲んだ方が感染予防にはなるようです。水と一緒にウイルスが胃に行くので胃酸で死滅するらしいですよ。
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ではまた次回。さようなら

次回 第16話 ギム撤退戦(現代VS中世~本格的な衝突~)

お楽しみに

日本が転移した時に海外にいた日本人はどうしよう?

  • いつの間にか日本に現れている。
  • 取り残されてしまう。
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