ダンジョンで安寧を求めるのは間違ってるだろうか 作:ステラ・グローリア
なんかこれ面倒ですね
今後使うかは展開しだいですね
少し書き換えました
私は狼である
名前は未だない
どれだけの時が過ぎたのだろうか
眠っていた私には分からないが確実にかなりの時が過ぎたんだろう
その証拠に
おかしい
確かに私が眠りにつく前は街どころか人っ子一人居なかった筈なのだ
そもそも目を覚ました時点でおかしかった
いくら森林の奥で寝ていたからって雑草が毛に絡まってるわ木の葉で全身覆われてるわ洗った筈の全身が異様に汚れてるわで逆に良くそんなになるまで寝ていられたものだと驚きが隠せない
何はともあれ先ずは人間達に見つからないよう体を洗おう
生前はともかく、今の私はモンスターっぽい狼になのだから、見つかれば騒ぎ間違いなし!
いつからか使えるようになっていた透明化を使いLet's Sneaking!
寝起きで多少の衰えはあるだろうが臭いが分からない程じゃない。人間の臭い(多分)のしない方へしない方へと移動しながら水辺へと足を進める
何とか見付からずに水辺へとたどり着いた
水辺の地面や岩に体を擦り付けるが流石に汚れがヒドイ
黒ずんだ水が流れていくにしたがって私の白い毛並みが現れる
自画自賛だがこの毛色は私の自慢である
残さず洗い流さなければ気がすまない使えるものは全て使って全身を洗浄する
さて、後はどうしよう
人間に見付かったらどうなるか分からない
だから出来る限り見付かりたくない
下に降りる階段の場所は人間の臭いが濃いから多分使えない
森の中はいつ人間が来るか分からないし透明化も森の中じゃ木の葉が降っただけでバレるからいつまでも使える訳じゃない
最悪、森ごと焼け出されるかもしれないし
なら上に上がる?
人の臭いが無いときなら多分見付からないだろうし透明化なら余程鼻の良い奴か強者でなければ直ぐにはバレないだろう
という訳で巨人のいた階層で戦闘中
階段を上がりきったところでまた巨人が生まれてきたのだが一度戦ったことのある相手だ。少し体の動きが鈍いけど攻撃の予備動作も大体は把握済みで下手な横やりでもなければ負けることは無い
取り敢えず久々の食事としよう
食べるのは石っころだけど
さぁ、いざ行かん!
人間に会わずに済む未開の空間へ!
嗅ぐ
人間の臭いがしない方へ!
歩く
モンスターが生まれた!補食した
嗅ぐ
人間が来た!進路変更&全速前進!
モンスターハウスだ!
取り敢えず轢き殺せー!!
忙しい!
ゆっくり安全に暮らしたいのに何でこんなに忙しいのさ!走りたいときに走りたいのに別にそうじゃない時に走るのは嫌なのになぁ
人間の少なさで言えばこの辺りの階層にいるべきだけど縦穴が邪魔である。一度寝てる間に落とされて痛かった
透明化も火を吹く犬には意味なくて危うく毛が焼かれそうになった
上の方にいた犬面の小鬼擬きならなんとかなるかな?っていうか上の奴等弱いしちょっと鬱陶しいだけで寝るにはそこまで邪魔じゃないかも?
良し!それで行こう!
そうと決まれば上へ行こうじゃないか!
邪魔をするなら人間だろうと轢き殺す!
あ、やっぱなし!
元とはいえ私も人間だもの!
というわけで人間は無視!
全力回避で上層へ全力疾走!