ダンジョンで安寧を求めるのは間違ってるだろうか 作:ステラ・グローリア
ケモナーは対象が2次元、ズーフィリアが3次元だそうで
アイズ達の視点から考えるならズーフィリアと記載するのが正解でした
訂正させていただきます
私は狼である
名前は狼王ロボである
私は今、古巣であるダンジョン上層へと帰ってきていた
以前、住んでいた上層は駆け出し冒険者達が油断さえしなければソロでも比較的安全に探索できる階層ではあるが、それは多くの冒険者がいる日中に限る話であり、夜はレベル2の冒険者だとしても危険な程、モンスターが溢れる空間へと化す
そんな夜のダンジョンに1人の冒険者がモンスター達と戦っていた
白い髪を自分の血と汗で濡らし、その手に握ったナイフでゴブリンやコボルトを唯、我武者羅に倒していく
地面には、その冒険者が倒したモンスターの魔石とドロップアイテムが散らばり、数は既に100を越えていた
それだけの数のモンスターを冒険者は1人で相手取っていたのだ。それを私は壁に身を隠し、時折透明化してじっと見ていた
見ていることしか出来なかった
いや、見ているしかないのだ
逃げるしか出来なかった事が悔しかったのだろう
ただ強くなりたいのだろう
だからこそ無茶をする
その姿に私はアイズを重ねてしまった
出会ってから8年間、強くなるために私に挑み続け
レベル5になった今でもアイズは私に挑み続け絶対に強くなるための努力を惜しまず戦い続けている
そんな姿を8年間見てきたのだ
その私が強くなるための努力をする冒険者━小兎の邪魔をするわけにはいかなかった
どれ程の時間が過ぎただろうか
ウォーシャドウと呼ばれる影のようなモンスターを倒したのを最後に小兎は引き返しはじめた
本来なら敵わない筈の格上を相手に戦っていたのだ、体力も限界にきたのだろう
3階層の途中で倒れ動かなくなってしまった
アイズといい小兎といい無茶をする子は私の前で倒れるのが好きなのかな?
アイズにも小兎の事を頼まれたのだからしょうがない
これくらいのお節介なら飯よね?
私は倒れた小兎を襟首を咥え背に乗せ地上へと歩き始めた
地上に戻ったときには既に夜は明け日の出を迎えていた
日中はかなりの人でごった返す大通りにはひとっこひとりいない
色んな匂いが混ざってかなり分かりにくいけど小兎の匂いは確かに感じることができる
さてと小兎の住処は何処にあるのかな?
Let's Pursuit!
小兎の匂いを追い掛けていると周りの風景が廃墟ばかりになってきた
え?小兎、こんなところに住んでるの?
人間ってもっとちゃんとしたところに住んでるんじゃないの?
私の8年間の地上生活がどれだけ恵まれたものだったのかを思い起こしながら匂いを追い掛けていると廃墟と化した協会に行き着いた
屋根が落ち、壁に穴が開き、スタンドグラスが割れ、十字架は朽ち果てている協会の扉に少女が1人背を預け項垂れていた
匂いの感じからして神であることは間違いなく、そして私はこの匂いを知っている。神なのに嫌な感じが一切しない暖かい匂いと仄かに香るジャガ丸くんの匂いは、良く行くジャガ丸くんの出店で売り子をやっていた神だ
明け方からこんなところにいる事や小兎の衣服から微かに売り子神の匂いがする事から待ち人はこの小兎なのだろう。なら、小兎が起きる前に預けてしまおう
そう思ったら売り子神の方から駆け寄ってきた
「ロボ君!?何でこんなところにいるんだい!?いや、そんなことより、ベル君を!僕の眷属を見かけなかったかい!?白髪赤目の兎みたいな感じの男の子なんだけど!」
駆け寄ってくるなり問い掛けてくるのは小兎の事
拠点はこんな所でもとても大切にされているのが伝わってきた
私は背に乗せた小兎を売り子神の前に下ろすと透明化を使い呼び止められるのを防止し直ぐに黄昏の館へと歩みを進めた
彼は強くなるだろう
あれだけ必死になれるのだから
私もいつかはあそこまで必死になれる時がくるのだろうか
その時、私は何を思うのだろう
という感じにしてみました
ソードオラトリアでアイズはベルに自分を重ねてたようだったのでロボもベルにアイズの姿を重ねさせてみました
因みにちゃんとロボが去った後に名シーンは起きております
ヘスティアナイフのフラグは折れてません!
大丈夫です!
ヘスティアがロボに素材をねだりに来る可能性がありますが
まぁ、ヘファイストスが原作通りにやってくれるでしょう!
そういえばあの二人は叔母と姪の関係らしいですね
神話を調べて驚いたものです
アンケートもお願いしますね
その他に入れた方はちゃんと希望の√を活動報告に返信かメッセージを送ってください
でなければ無効投票ですよ!
現在アーニャがリリよりも入ってて私、驚いてます
では、また次回お会いしましょう