ダンジョンで安寧を求めるのは間違ってるだろうか   作:ステラ・グローリア

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お待たせしました

いつもスマホで書いていたのですが
今回、行き詰ったところパソコンで打ってみたところ
何やら筆が進み始めました
(内容が伴うわけじゃない)

良い感じに書けた自身はありませんが
楽しんで貰えたらと思います

では、どうぞ


23話 怪物祭2

円環闘技場から出た私が見たものは壊れた屋台とそれに下敷きにされた人達、巻き込まれて怪我をした人や泣いている子供達、そして必死に避難誘導するギルド職員と冒険者達の姿であった

 

この騒ぎを起こした奴はこの光景を見ているのだろうか

見ていたとして何を思っているのだろうか

 

後悔しているのならばまだ救いがある

しかし、愉悦を浸っているのだとしたら救いようがない屑だろう

 

 

さぁ、応報の時だ

 

犯人探しは後回し

今は、未だ暴れる畜生共を駆逐するとしよう

 

 

「ガルアァァァァ!」

 

 

無意味なのかもしれないけど何もしないよりはマシだと思い注意を集めようと咆哮する。

聞こえているなら弱いモンスターなら目の前の獲物を放って逃げようとするだろう。

闘争心の塊のような馬鹿なら向かって来る筈だから気配を撒き散らしていれば勝手に寄って来る。

逃げるような奴なら近くに来ただけで隠れるか慌てて飛び出していくだろう。

 

私は取り敢えず近場からモンスターの臭いを辿って駆逐して行く事にした。

 

定期的に咆哮を上げては馬鹿を呼び寄せ弱い者は臭いを辿り虱潰しに駆逐していった。

数えていたら何故かガネーシャ・ファミリアの団員から聞いていた数よりも多くのモンスターを倒していたのだけど何なんだろうか?報告ミスならアイズに教えて苦情を入れなければ

 

特に植物型のモンスターがいるなんて報告を私は受けた覚えがない。

そもそもとして今まで見たことのない魔物なんだけど、アレ何なんだろう?

 

 

 

 

 

「「レフィーヤ!?」」

 

円環闘技場付近から植物型のモンスターの臭いがし戻ってきたら聞き覚えのある二人組の声が聞こえてきた。

急いで現場に駆け付けてみれば、そこには崩壊した屋台の残骸の上に血を吐き横たわるレフィーヤと口を大きく広げた植物型モンスターの姿だった。

 

 

あぁ、殺そう

 

私の怒りに呼応するかのように足元から影が沸き上がり全身を包み込む。抑え込めない怒りが炎となり蒼い炎が口から漏れ出る。

しかし、理性は失わない。微かにだけど確かに近づいてくるアイズの匂いがする。もうアイズを泣かせないようにあの時のように意識は飛ばさないように何とか抑える。

 

怒りの衝動を抑えながらもモンスターに先手を打たせたりはしない。

レフィーヤの前に飛び出し影を伸ばし威嚇し蔦を払い飛ばす。

 

同時にアイズも到着し金と銀の閃光が植物型を捉え粉砕し私の隣に着地した。

 

 

「アイズ!ロボ!」

 

ティオナの歓声が上がるけど、状況としてはあんまり芳しくない。

 

地面が隆起し、新たに三体の植物型が姿を現したのに引き換え、アイズの手にしていたレイピアが亀裂音の後、砕けてしまった。

 

 

「ちょっ!今度はロボとアイズだけっ!?」

 

「多分、魔力に反応してるのよ」

 

 

その推測は合っているのだろう。私の影は魔力で形作られているからか、植物型の蔓が影を追いかけるような挙動を何度かしているのが良い証拠だろう。

アイズが魔法を使うのを止めれば標的が私だけに絞られてもう少し戦いやすくなるだろうに、アイズはティオナやティオネの声どころか、私の声も聴かずに魔法を維持して戦っている。

 

私だけを狙わせないためか、それとも狙いを分散させて救助を進めさせるためか。

どちらにせよアイズがそうしたいなら私はもう何も言うまい。

 

私はここを動かず後ろにいるこの戦いに決定打を打てる少女を守っていればいいのだ。誇り高い一族たるエルフの少女、レフィーヤがあの程度で砕けるはずがないのだ。

私が終わらせてはここで成長できるかもしれない少女の見せ場を奪ってはいけないだろう。

 

既に私の中に怒りはなかった。

この場で怒るべきは私ではない。

怒りを向けるべき対象は植物型ではない。

怒るべきはレフィーヤであり私であってはならない。

怒りを向けるべき対象は不甲斐ない己自身でなくてはならない。

 

 

「────私はっ、私はレフィーヤ・ウィリディス!ウィーシェの森のエルフ!神ロキと契りを交わした、このオラリオで最も強く、誇り高い、偉大なファミリアの一員!逃げ出すわけにはいかない!」

 

 

背後で立ち上がる音がし、己を鼓舞する声が聞こえる。

 

 

「ウィーシェの名のもとに願う!」

 

 

魔法の詠唱が開始される。

 

 

「森の先人よ、誇り高き同胞よ、我が声に応じ草原へと来れ、繋ぐ絆、楽宴の契り、円環を廻りし舞い踊れ、至れ、妖精の輪、どうか――力を貸し与えてほしい」

【エルフ・リング】

 

 

レフィーヤの足元の魔法円が翡翠色に発光し魔法の下準備が整った。

それに伴い、植物型が標的をレフィーヤへと変え始める。それを私とアイズ、ティオナ、ティオネで抑え込み動きを封じレフィーヤを援護する。

 

 

「終末の前触れよ、白き雪よ。」

 

 

あぁ、この魔法は知っている。

過去に私も一度受けていて、威力は良く知っている魔法だ。

 

 

「黄昏を前に風を巻け。閉ざされる光、凍てつく大地。吹雪け、三度の厳冬――我が名はアールヴ!」

【ウィン・フィンブルヴェトル】

 

 

三条の吹雪が吹き荒れる。

射線上から離脱する中、横目に吹雪の起こす惨状を見れば射線上のありとあらゆるものが凍てついていた。

 

 

アレはヤバい。

以前に見た、そして受けたリヴェリアの魔法よりも威力があったように思えるあの魔法

 

私は心に誓う

レフィーヤは怒らせないようにしよう・・・




ロボの苦手な物
高火力の魔法使い

完全にあの頃がトラウマになってますね

そして何か書いててロボが変な感じがする
もっとバーサーカーな感じにしたほうがいいのかな?
少なくとも私的に今回のロボは何か違和感ありありです

多分思いつき次第書き直すことになるかも



取り敢えず
この話のタイトル
これより良いのがあったら募集します
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