魔物の主人   作:光車

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3話 因縁の対決?

スライムが三匹集まって、スライムタワーになった。

そこから戦いは始まる。

 

「《雷鳴刺斬》!」

 

放つ。

が、一撃目、二撃目は避けられ、三撃目は命中したものの掠っただけ。

殆どダメージは入っていない。

 

一瞬の硬直。

その隙にスライムタワーはオレに向かってヘッドバットを繰り出す!

 

「ぐあっ!」

 

当然オレは吹っ飛ばされる。

ダメージは大きい。

 

「………ッ!」

 

だけど何とか立ち上がって、何とか攻撃を加える。

だが、それはなんとも弱々しい軌道を描き………。

 

スライムタワーの防御により容易く受け止められた。

 

「く、っそ!」

 

後ろに下がるが、鎌の重さでよろける。

 

「あっ、」

 

そのまま尻餅をついてしまう。

その後は攻撃されて。

 

からくも鎌で防ぐ。

 

そして、尻餅をついた態勢のままから短い刃を叩きつける。

僅かに切り裂いたのか、若干スライムタワーに切り傷が生まれる。

それは前の時と同じように治ってしまうかと思い、事実その通り治った。

 

「クッソ!」

 

悪態を吐きながらオレは立ち、もう一度駆け出す。

そして思い付きの技を試す。

 

「《死神》ィ!」

 

オレは神速でスライムタワーの後ろに回り、鎌を振り抜く。

 

それはスライムタワーを持ってしても防げず、

スライムタワーをバラバラに引き裂いた。

 

***

 

………やった、のか?

 

数秒経つ。

が、スライムタワーが起き上がってくることは………あった。

 

〜スライムタワーが起き上がって仲間にして欲しそうにこちらを見ている〜

 

「ピッキー!」

 

思わず鎌を構えたが、一向にスライムタワーが攻撃してくる気配はない。

そして、オレはオレがつけている指輪が発光している事に気付いた。

 

………まさか、仲間になったのか?

 

「………えっと、スライムタワー?」

 

「ピッキ?」

 

あ、仲間になったわ。

これ。

 

〜スライムタワーが仲間になった!〜

 

………まあ、戦力が増えたのは大歓迎だな。

予想外ではあったけど。

 

と、スライムタワーが光になり、指輪に吸い込まれていった。

………うん、これで大丈夫。

 

にしても、さっきの技………。

よく発動したな。

まあ、後で練習しよう。

 

そしてその後、そこら辺にいるモンスターに対して《死神》を使い続け………とは行かずに、MP切れで直ぐに発動できなくなった。

 

正直言って《死神》が生命線だった為、直ぐに死んだ。

 

***

 

死神の練習は、少しでも早く動けるようにする事だ。

 

やはりこの世界の体は便利だ。

どういう風に動かしたいか思うだけで動ける。

いや、自分も動かなきゃいけないんだけど、それに補正というか、思うように動けるようになってるのだ。

 

勿論訓練しなきゃいけないし、完全に思うように動けるわけじゃない。

けど、ある程度は簡単に出来るというか………。

少なくとも一定ラインまでは思うように動けるのだ。

 

これのおかげで歩術『神速』が完成した。

そしてこれで相手の後ろに回り込んで、後ろから斬りつける。

これが《死神》。

 

それになんでMPを使う理由は。

 

MP、つまり魔力を放出して鎌を加速させているから。

でも、それをやると直ぐにMPが切れてしまうから、移動だけにしている。

 

………本当にどうやって移動してるんだろ。

主人公が転移する場所です。主人公が仲間になるタイミングもかかっています。

  • プチャラオ村
  • クレイモラン城下町
  • ドゥルダ卿
  • 過去のユグノア城
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