僕のヒーローアカデミア Thunder Story 作:時空 雄護
『モチベが上がらなかったんだよ!仕方ねぇだろ!?そして拳銃を向けるな!』
「うっせぇさっさと書けやこの(ピ------!)」
『ギャー!?おそらく規制しなきゃいけない言葉を出すなぁ!?』
「とにかく話はあと!締めるぞ!」
「『さてさてどうなる第十話!!』」
高校生活が始まって2日目…
昼休み
「まぁ普通に授業があるのは分かるが、プレゼントマイクの英語の授業は驚きだぞ…。」
「意外にもまともだったしね。」
「それは言わないお約束だ。」
「はーい。」
そう言いながら二人仲良くご飯を食べる。
ここは食堂、雄英高校生徒全員が集まり昼食を食べる場所である。
因みにこのカップルの昼食はと言うと…
上鳴…和風ハンバーグ+卵かけご飯+あさりの味噌汁
響香…たらこスパゲッティ+コーンポタージュ
「少食…つーか基本あんま食べねぇのかお前ら」ガツガツガツガツ
「いや、君はその辛そうにしか見えない麻婆豆腐を軽く食べてるのか!?」
「嘘だろ…ある神父でさえ汗をかきながら食べきる超激辛麻婆豆腐をヒィヒィ言わずに食べてるだと…!?」
説明しよう、今爆豪が食べている麻婆豆腐は某英霊がドンパチするアニメに出てくる外道愉悦神父でさえ汗をかきながら食べる麻婆豆腐なのである。(Vo中田譲治)
昼休みが終わり、5時間目が始まる。
「わーたーしーがー!」
独特な声が廊下から聞こえると
「普通にドアから来たぁぁぁぁぁぁ!!」
ドアがバンッ!と開き、ヒーロースーツを着たオールマイトが教室に入ってくる。
『オールマイトだぁぁぁぁぁぁ!!!』
「すげー!マジで教師やってるんだ!」
「しかも
「画風が違いすぎて、ちょっと目が…。」
何か目に異常をきたしてる生徒もいるが、それは置いておこう。
クラスメート達からの憧れの眼差しを受けながら、教壇に立ったオールマイトは高らかに宣言する。
「この時間はヒーロー基礎学!その名の通り、ヒーローになる為の学習だ!」
「そして今日はこれ!戦闘訓練だ!」
その言葉に
「戦闘…。」
「訓練…!」
上鳴と爆豪が呟く中、
「それに伴ってこちら!」
その言葉によって、壁の一角が突き出て出席番号が振られている棚が現れる。
「入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえたコスチューム!着替えたら順次グラウンドβに集まる様に!格好から入る事も大事だぜ、少年少女!自覚するんだ、今日から君達はヒーローだと!」
・
・
・
「おぉ…これ刀匠が鍛えたやつなのか。何かとんでもないの使ってるのかな…素材オリハルコン?」
「電気〜。」
電気が自分が持ってる
響香のヒーロースーツは白いアンダースーツの上に、脚には個性強化の為かスピーカーが付いている。服は黒い上着を羽織っている。勿論耐熱性や防御性もバッチリである。
かくいう上鳴のコスチュームはと言えば
「…何かすごいメカメカしいね。パワードスーツ?これ。」
腕と脚には黒い装甲があり、外側には排気口が見える。手の甲と足の甲には白い石がはめられた装甲があり、ここで電圧を変える。
胴体は少し盛り上がっており、胸部のパーツが展開するような形に見える。
そして背中にはマットブラックの鞘があり、既に刀身は上鳴が持っている。
視聴者に分かるように言えばメ○ルギアラ○ジ○グの雷○である。
「ん?あぁうん、そうだぞ。というかこの刀凄い気になる。なんだろう、電気流せって言われたような…。」
試しに個性を用いて刀に流した瞬間、刀身が光り出す。
「わぁ…何か綺麗。」
「まぁ分かるけど…これあんま使わないようにしよう。何かヤバイ気がする。」
「同感。あとでオールマイト先生に渡しておけばいいよ。」
すると、
「お前ら、ここにいたのかって上鳴お前それなんだ?」
「「あ、爆豪。」」
(爆豪のコスチュームは原作通りです。)
「んだよちったぁ変えろよ主。」
(こっちに話しかけんなアンチにすっぞ)
「勘弁してくれ最近ヴィラン化が多いんだよ畜生が!」
「「……」」ジ-ッ
「…うるさくて済まねぇ。」
「「いや別に、俺(私)も同じ感じするから」」
・
・
・
「うんうん、良いじゃないか!全員カッコいいぜ!さあ始めようか、有精卵ども!戦闘訓練の時間だ!」
オールマイトが生徒のコスチュームを褒めながら、さっさと授業を始めようとする。
「先生!」
早速というのか、ロボットに見えるコスチュームの飯田が挙手する。
「ここは入試の演習場のようですが、今回も市街地での訓練をするのでしょうか?」
飯田がそう言うと、オールマイトは首を横に振り
「いいや、今回はその二歩先に踏み込むぞ。ヴィラン退治は主に屋外で見られるが、合計で言うと出現率は屋内が多い。監禁、軟禁、裏商売。真の賢しいヴィランは闇に潜むんだ。君達にはこれからヴィラン組、ヒーロー組に分かれて二対二の戦闘訓練を行ってもらう。」
「基礎訓練も無しに…?」
見るからに蛙に見えるコスチュームを着ている蛙吹が不安そうに呟くが
「その基礎を知るための訓練なのだよ。ただし、今回はぶっ壊せばOKなロボ相手ではないぞ。」
そう言い締めると、
「勝敗のシステムはどうなっているのでしょうか?」
「ぶっ飛ばしても良いんすか?」
「また相澤先生みたいな除籍とかは…」
「別れ方とはどのように決めるのでしょうか?」
「このマントやばくない?」
生徒達から次々と質問が飛んでくる。
「んんんんんん聖徳太子ぃぃぃぃ!」
さりげなくカンペを出そうとしたが、以前会った出久に言われた
「あんたは先生としては初級だからカンペとかを見ないとダメだ。だが戦闘訓練ぐらいは即興で設定は出来るはずだ。」
この言葉を思い出して手を引っ込めた。
「うぉっほん!状況設定はヴィランがアジトのどこかに核兵器を隠していてヒーローはそれを処理しようとしている。ヒーローは制限時間内にヴィランを捕まえるか、核兵器を回収するか、ヴィランはヒーローを捕まえるか時間一杯まで核兵器を守り切れば勝利となる。チームは、厳正なるくじで決める!」
今回行う訓練の設定を言い終えると
「そんな適当な!」
と飯田が少し不満そうに言うが
「落ち着け飯田。他の事務所とも連携も考えるんだからそこも考慮してるんだろ。」
「なるほど!確かにそうだ!失礼いたしました!」
「構わないよ!ではくじを引きたまえ!」
〜少年少女達くじ引き中〜
「くじの結果はこうだ!」
A 上鳴電気・麗日お茶子
B 障子目蔵・轟焦凍
C 峰田実・八百万百
D 爆豪勝己・飯田天哉
E 芦戸三奈・青山優雅
F 口田甲司・砂藤力道
G 藤宮切刃・耳郎響香
H 蛙吹梅雨・常闇踏影
I 尾白猿夫・葉隠透
J瀬呂範太・切島鋭児郎
「ちょっと縁があるかもね!よろしく!」
「よろしくな。」
麗日が上鳴に声をかけると
「む〜……」
「頼むから睨まないでくれ。」
響香が切刃を睨むという謎の構図が出来上がってしまった。
「では早速最初の対戦カードはこれだ!」
電子ボードに出てきたのは
「ヒーローチーム Aチームvsヴィランチーム Dチーム」だった。
「さっそく爆豪とか…運がいいのか悪いのか…。」
「だ、だだだだ大丈夫かなぁ…?」
「早速あいつか。おいメガn…飯田、上鳴は俺がやる。お前は核んとこで守ってろ。」
「あ、あぁ…君昔から変な渾名つけてるのかい?今俺のことメガネっt」
「言うな!…中学ん時ぁ自尊心の塊だったんだよ…」
「あぁ…なるほど…」シミジミ
「そういや聞きたいんだけど、結局仮面ライダー化をやめた理由言ってないぞ。早く言うんだよあくしろよ。」
『語録を入れるなって。』
「ドンドン入れるゾーイクイk」
『兄者、やって。』
【あいよ。】《ブラックホールフィニッシュ!》
「え、ちょ!?」
ウワァァァァァァァァァァァァァァァ!!??
『さて、デップーがブラックホールに呑まれたので、続き言います。』
『簡単に言えば、以前書いたISのやつで出せなかったライダーもあったり、基本的にビルドとジオウにオリライダーが偏ったりと、ちょっと今の状態でライダー系出すと出番があるかどうか不安になったからです。』
『詳しく知りたい人は、「転生先がISだけどガンダム使えるからいいね」を読んでください。』
【宣伝乙。】
『あ、ロギアの兄者とエターナル師匠のSSも読んでね!お二方の方がちゃんとした構成してるから!』
【宣伝乙。】(二回目)
『【次回を、待て!!】』
『あと、上鳴のコスチュームの元ネタはMSRの雷電と仮面ライダーファイズを混ぜた感じで!』