《不定期更新》男性アイドルは超満員の中音楽なしで一人歌うことができるだろうか   作:星燕

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ラジオ回です。もはや言うことはありません…

そういえば、このラジオの題名にもある通り「この恋の音は」という話を構想…妄想してます。

いずれはオリジナルで作ってもいいかなーとか。
やりたい人がいれば設定だけ譲りますんで。誰かやりませんか?


この恋の音はradio、《ハートサウンド》
ラジオ回ですか!?早くないですか!?


『アニメ「この恋の音は」radio!』

 

「はい、始まりましたアニメ「この恋の音は」radio、…これなんて読むんすか?あー…ハートサウンド!全部大文字だと読みにくくないですか!?と、思います。」

 

「改めまして、皆さんこんにちはこんばんわー!主人公を勤めさせてもらいます、烏丸蓮二役、日野修斗です!」

 

「同じく、主人公を勤めさせてもらいます、翡翠蒼役、東郷啓斗です!」

 

「この番組はアニメ「この恋の音は」の感想や、キャスト・パーソナリティへの質問、グッズ関連情報など様々な情報をお送りする公式ラジオです!」

 

「いやー、はじまってもうたねー。」

 

「あ、日野さんもう方言出すんですか?」

 

「台本通りの時間はもう終わったしなー。」

 

「そうですね…これって何すればいいんですか?」

 

「なにって…ラジオっぽいことだろ?」

 

「俺パーソナリティ初めてなんですわかんないんですよね。」

 

「聞きましたかファンの皆さん。皆さんが啓斗くんのハジメテですよ!」

 

「日野さん言い方!」

 

「大丈夫大丈夫、やばそうなところは編集さんが、こう、ピーっと。」

 

「ピーっと、(笑)」

 

「編集さん、いつもありがとうございます、助かってます。」

 

「日野さん!ラジオだから動き見えないんですよ!」

 

「あぁ、ほんまや。」

 

「あ、やばいです!もうコーナー入らないとって、神のお告げがカンペできました!」

 

「ふざけすぎやろ啓斗くん!」

 

「うわぁ、ふっかけられたぁ!…おほん、それでは引き続きアニメ「この恋の音は」radio、ハートサウンドをお楽しみ下さい!」

 

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『この恋の音はradio、ハートサウンド!

 

俺、お前のことが好きだよ。これからもっともっと、好きになると思う。その好きが伝わるまで!ここで、歌い続けるから!』

 

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「いやー、コーナー間の奴ってそこで撮るんですか?」

 

「んー、そやなぁ、番組によってまちまち、って感じやな。」

 

「あ、そーなんですね。すっごい恥ずかしかったですよコレ。」

 

「コレ、君は毎週ありますよー。」

 

「え、日野さんはやらないんすか?」

 

「日野さんの枠は毎週キャストが交代するのだー。」

 

「えぇっ!?こんな新人に任せていいんですか?」

 

「んー…ぶっちゃけてまうと、多分新人だからこそ一番スケジュール開けやすいから毎週なんやないかなぁ。」

 

「あぁ、なるほど。納得です。」

 

「ありゃ、悔しかったりせーへん?」

 

「そりゃあ、多少悔しいですけども。でも俺は現実を見ずに自分を大きく見せるつもりもありませんし。」

 

「大人やなー、愛華さんに聞かせたりたいわー。」

 

「愛華さんは大人でしょう?」

 

「酒入るとな…んにゃ、この話は愛華さんがパーソナリティの時に聞きな。俺の口からは怖くてとても話せんわ。」

 

「というか、コーナーですよね!?」

 

「おー…見事に忘れとったぁあ!」

 

「全く…もう…。」

 

「それじゃあ先輩命令や、啓斗くんタイトルコールよろしく!」

 

「はいー!『響音高校掲示板』ー!」

 

「続けてタイトル説明よろしく!」

 

「はい、このコーナーは作中に出てくる主人公二人が通う学校、響音高校の在校生のみが入れる秘密の掲示板、響音高校掲示板にちなんでリスナーと視聴者の皆さんからの質問に答えていくコーナーです!」

 

「が!今回は特別編や!」

 

「え?台本には書いてないですよね?」

 

「ふふふ…啓斗くんには渡されていない秘密の台本なのだ!」

 

「そうなんですか。なんか初回でラジオで起こりうるサプライズをほとんど全部受けた気がします。」

 

「題して!『響音高校掲示板、東郷啓斗スレッド』!」

 

「ふぇぇぇえ!?」

 

「番組ツイッターにリスナーのみんなから届いた質問メールをもとに、東郷啓斗君の事を深掘りしていくコーナーです!」

 

「あ、でも思ったより安全そうですね、安心しました。」

 

「なお、ちょっと電波では流せない危なめの質問はDJCDに収録予定なので、そちらもチェック必須やで!」

 

「あ、やっぱり安全じゃなかった!この世に神はいないのか!?」

 

「少なくともここには悪魔しかいません(笑)」

 

「いい笑顔で言わないでくださいよ!」

 

「悪い悪い、それじゃあ早速読み上げていくでー!京都府十四歳、ラジオネームカワセミの抜け殻さん。『日野さん、東郷さん、こんにちは。』はい、こんにちはー。」

 

「こんにちは。」

 

「『東郷さんに質問です!好きな食べ物と飲み物、嫌いな食べ物と飲み物を教えてください!!』やってー、まぁ最初は軽めやで。」

 

「なんか質問コーナーみたいで上がりますね!」

 

「質問コーナーです。」

 

「あ、そうでした(笑)。そうですね、好きな食べ物は、肉じゃがですかね。飲み物は宇治抹茶フラペチーノのタピオカ入りクリームましましです。」

 

「盛るねー。」

 

「そうですね、たくさん盛ります。嫌いな食べ物はあんまりないんですけどね。まぁ、挙げるとしたら綿あめです。」

 

「なんで?なんか好きそうな顔してるのに。インスタ映えするのとかあるでしょ?」

 

「そうですねぇ…ちっちゃい頃にあのフワフワ感に憧れて買ってもらったんですけど、手がベッタベタになっちゃって。そこからはもう食べなくなっちゃいましたね。」

 

「嫌いな飲み物は?」

 

「嫌いじゃないんですけど、飲めないのは野菜ジュースです。口の中が荒れちゃうんですよね。」

 

「へぇー…じゃあ今度から差し入れは綿あめと野菜ジュースに決定ですかね。」

 

「辞めてください、俺が死にます。」

 

「考えておきましょう。

さて、次のお便り。青森県十七歳、ラジオネーム獣の毛づくろいさんからです。『日野さん、東郷さん、はじめまして!』はい、はじめまして〜。」

 

「はじめまして。」

 

「『他のラジオとかでよく聞くパーソナリティのハンドルネームとか付けませんか?東郷さんのネーミングセンスを知りたいです。』だって。」

 

「ハンドルネームですか…僕はハルくん固定ですかね。」

 

「うわ、ありきたりやな。それでいいんか?ん?ん?」

 

「そんな言われても変えませんからね。友達から貰った大切な名前なんですよ。」

 

「うわー、青春。若いっていいねー。」

 

「日野さんまだ二十代でしょ!」

 

「うん、まぁね。じゃあ僕は?」

 

「先輩にあだ名つけるのって意外と難しいですね。」

 

「思いっきりネタに走ってくれていいから。遠慮したらむしろしばくでー。」

 

「わかりました。日野さん鼻高いから…ウ○ップ?カ○?」

 

「○NE PIECEやないか!」

 

「というのは冗談で、エベレストでどうでしょうか?」

 

「おー…なんというか、すごいな。スケールが。じゃあこれから自己紹介の時にハンドルネームも付け加える感じで。番組の最後に次回のパーソナリティのハンドルネームを決めて下さい…やって。」

 

「わかりました。頑張って考えます!」

 

「はい、次のお便りいくでー。東京都十五歳ラジオネームミルクサイダーさん。

『東郷さん、こんにちは!』おい、どうゆうことや!?」

 

「日野さん…あ、こんにちは!」

 

「『突然ですが質問です!好きな女性のタイプはどんな方でしょうか!また、理想のデートコースなどもあれば教えてください!』、だそうや。急にみんなが気になってるやつきたな!」

 

「そんな煽んないでくださいよ。そうですね、好きなタイプは…頑張ってる人、ですかね。自分の理想のために頑張ってる人。誰かを支えるために頑張ってる人。夢に向かって頑張ってる人。そういう人はこっちも支えたくなりますし、守ってあげたくなりますよ。あ、あと自分から下の名前で呼んでって言ってくれる人。言われないとずっと上の名前なんで(笑)」

 

「なるほどねぇ、なかなか気持ちこもってましたけど、身近にそういう人がいるん?」

 

「そうですね…たくさんいますよ。でも、今のところ好きになってる人はいないですかねー。事務所的には恋愛OKらしいんですけど。あと、理想のデートコースですけど。個人的には夕方に潮風にあたって歩きながら…が理想です。そういうデートをしてみたいし、したいと思える女性とお付き合いしたいと思いますよ。」

 

「へー。案外しっかり決まってるんだー。もしかしたらデートの前にドラマとかであるかもしれないよ?」

 

「それは…まぁ、その時はその時ですかね。お仕事はしっかりやりますよ。」

 

「なるほど。ん、次で最後?了解しました。千葉県十八歳ラジオネーム恋愛探偵キラリさん。『日野さん、東郷さん、こんにちは。』はい、こんにちは!!」

 

「あからさまにテンションあげすぎですよ。はい、こんにちは。」

 

「『東郷さんに質問です!童貞ですか?非童貞なら、好きな体位はなんですか?』」

 

「スタッフさん?最後これ悪意ありません?ありますよね?笑顔やめてください!!」

 

「これは、ちょっと流せないかもね。」

 

「なんで読んだんですか!?」

 

「宣伝宣伝。こんな際どい感じの質問もDJCDに収録されます。なんと1時間分撮り下ろしです!予約受付は来週火曜日から!ぜひ予約してくださいね。」

 

「このためか!!」

 

「それでは今回はここまで。皆さんの質問やメッセージお待ちしてます!」

 

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『この恋の音はradio、ハートサウンド!

 

お前は俺がもらう。拒否権なんてねーから。いいから俺から離れんなよ。』

 

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「ハルくんの、cover love song!!」

 

「自分でハルくんてキツくない?」

 

「慣れます!このコーナーはリスナーの方が送ってくれたリクエストはがきからくじ引き方式で一枚選んで僕が弾き語るという、前代未聞の企画です!!」

 

「でも箱に入ってる曲は全部練習してたよね。目が血走ってたからよく覚えてるよ。」

 

「なんでアイドルの目が血走ってた話するですか。」

 

「面白そうだからだけど?」

 

「酷いですね、わかります。それでは、エベレストさんに引いてもらいましょう!」

 

「はいはーい、ひきますよー。」

 

「はいっ、えー…はい!これですね。ちょっと準備してきます!」

 

「…準備完了?おっけー。それではハルくんでスピッツ、『チェリー』」

 

『君を忘れない、曲がりくねった道を行く』

 

 

 

 

 

 

 

『この場所で、君と巡り会いたい。』

 

「はい、いかがでしたでしょうか。」

 

「相変わらず凄いねぇ、君ほんとにアイドル?がっつりミュージシャンやれば?」

 

「いやいや、そんな実力ないですよ。」

 

「まぁ、君がそう言うなら良いけどね。」

 

「来週はあなたの選んだ曲が歌われるかも?ドシドシご応募お待ちしてます!引き続き、ハートサウンドをお楽しみください!」

 

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『この恋の音はradio、ハートサウンド!

 

お前のために、歌うから。』

 

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「ではここで、アニメ「この恋の音は」からのお知らせでーす。まずは書籍情報。原作、『この恋の音は』が好評販売中です!最新の8巻には数量限定でイラストレーターのミミっとさんの描く僕とと翡翠蒼が並ぶ栞が封入されています!更にさらに、コミカライズ版『この恋の音は』の最新3巻には、マンガ家のカササギマコトさんの描く日野さんと日野さん演じる烏丸蓮二が並ぶ栞が封入されていますので、ぜひ両方ともチェックしてくださいね!」

 

「続いて、グッズ情報ー。 『この恋の音は』のキャラクターたちが可愛いドット絵の缶バッチに!?缶バッチが全国の書店やコンビニで展開中!更に、コンビニの一番くじが展開中!是非推しメンを迎えに行ってくださいね!」

 

「アニメ情報!来週から始まるアニメ「この恋の音は」。第1話は拡大一時間!見逃したら、『怒っちゃう…かもよ?』」

 

「ハルくんかっこいー!」

 

「あ、どうも。」

 

「ねー見て見て、こんな良い感じに栞にしてもらってるよ、俺たち。」

 

「可愛いですね。多分サムネはこの写真じゃないですか?…あ、放送後記とツイッター。なるほど。じゃあ合計三人の僕の写真、是非見てください。以上、アニメ「この恋の音は」からのお知らせでしたー!」

 

 

『この恋の音はradio、ハートサウンド!

 

大好きだよ、君のこと。』

 

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「エベレストさん、今回のラジオももうすぐおしまいです…。」

 

「あっという間だったねー。」

 

「あんなにたくさんの質問もらえて、すごく嬉しかったです。この作品を知っていた人もこの作品を知らなかった人にも、色んな人に好きになってもらえるように、これからも頑張ります!」

 

「僕も主人公なんでね、ええ。みんなをキュンキュンさせられたら良いね。」

 

「それでは皆さん、お付き合いありがとうございました!」

 

「お相手は、烏丸蓮二役、日野修斗と。」

 

「翡翠蒼役、東郷啓斗でした!次回のパーソナリティは僕と橘愛華さんです!」

 

 

「響音高校伝言板!ここで来週のパーソナリティの人に僕がその人のハンドルネームを、変わる方のパーソナリティが最初のフリートークの制約を付けるらしいですよ。」

 

「じゃあ、ハンドルネームからどうぞ。」

 

「愛華さんは…この前とんがりコーンが好きだって言ってたので、とんがりコーンで。」

 

「みんなに収録の間は不用意に好きなものとか言わないように言っとこ。」

 

「ち、ちゃんと身体的特徴も入れる予定ですよ!」

 

「どーだか。じゃあ来週のパーソナリティへの制約!自己紹介の時にリスナーをキュンキュンさせるセリフを言ってください!」




閲覧ありがとうございました。
誤字報告をもらった感想の返信で誤字しました。
せっかく誤字報告していただいたのにごめんなさい。

なんか続きそうな雰囲気を醸し出す最後でした。

これは別章扱いで週一くらいで作りたいなーとか思ってます。

まだまだ出したい…というか主人公と一対一で話させたいオリキャラが四人ほどいますので、それまでは続くかと。

続ける続けない関係なく主人公への質問募集します。
やはり凡百な妄想力では限界が早いです。

ヒロイン総選挙in令和元年・夏

  • 千聖こそ正妻
  • リサ姉まじ天使・RMT
  • 蘭のツンデレ最高
  • 紗夜さん愛してます
  • その他(感想欄にて受け付けます。)

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