《不定期更新》男性アイドルは超満員の中音楽なしで一人歌うことができるだろうか   作:星燕

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アイドルってなんだっけ(迫真)


そのぐらいキャラ崩壊します。オリキャラが崩壊。うーむ。仕様だと思ってもらえたらそれでいいです。

個人的な設定では橘さんはお姉さんぶってるだけで実は割と純情乙女な設定です。
啓斗くんがドSっぽいのでおそらくMでしょう。

橘さんはお姉さんぶってはいるが、その実Mの素質があるようだ。
悦いぞ悦いぞー!


外伝とかifとか感謝記念とか
アイツのイベントだってよ。


『アニメ「この恋の音は」〜私の心はハ長調〜』

 

「みなさんこんにちは、今回のイベントこの恋の音は〜私の心はハ長調〜にお越しくださりありがとうございます。今回、司会進行を務めさせてもらいます栗松一郎太です!」

 

「このイベントはアニメ「この恋の音は」の豪華キャスト陣が登壇し、様々なコーナーとキャストのトーク、さらにさらに公開アフレコという豪華三段ちょい構えでございます。そして、このステージは全国の映画館でライブビューイングが行われています。」

 

「それでは、キャストの方に登場していただきましょう!皆さん、拍手でお迎えください!」

 

「まずは主人公翡翠蒼役で、本作のエンディングも務めています東郷さんです!」

 

「みなさーん!ハロー!?」

 

『ハワユー!!』

 

「おー!乗ってくれた!嬉しいです!みなさんこんにちは、翡翠蒼役、東郷啓斗です!今日は楽しんでいってください!」

 

 

「続いては響音高校の教師、黄山雛役、山下さんです!」

 

 

「みなさん、こんにちはー!」

 

『こーんにーちはー!』

 

「はい、元気ですね。先生嬉しいです。蒼たちの担任、黄山雛役の山下ケイコです。みんな、たのしんでってねー!」

 

 

「続きまして、ダブルヒロインが一人、大猿子風香役の橘さんです!」

 

「みなさん、こんにちは!」

 

『こんにちは!!』

 

「ヒロインの大猿子風香役、橘愛華だよー!おにーちゃんおにーちゃん、たのしんでね!」

 

『ウオォォオオ!!』

 

「煽るのうますぎでしょ。」

 

「褒めるなよー!」

 

 

「更に、ダブルヒロインの一人にして翡翠蒼の幼馴染!白鳥華役の白鷺さんです!」

 

 

「みなさん、こんにちは!」

 

『こんにちはー!!』

 

「こんにちはー!」

 

「貴方じゃないわよ。はじめまして、ヒロインの白鳥華役、白鷺千聖です。」

 

 

「続いて…まだアニメには出ていない新キャラ、蒼のクラスメイト鶴崎千尋役、辰巳さんです!」

 

 

「みなさーん!こにゃにゃちは!蒼のクラスメイトの鶴崎千尋役、俺が辰巳虎徹だ!」

 

『…わ、わーい!」

 

「こにゃにゃちはウケ悪すぎでしょ。」

 

「むしろウケるよね。」

 

「観客の心を一番掴むのは俺だっ!って意気込んでこのざまとか。」

 

「…。」

 

「いや、やめて千聖ちゃん。無言の微笑みやめて。お兄さん心が折れそう。」

 

「さすが微笑みの鉄仮面。」

 

「ねぇ啓斗くん?ベースの味を知りたくない?」

 

「ごめんなさい。」

 

 

「続いて、本作のもう一人の主人公、烏丸蓮二役の日野さんです!」

 

「やぁやぁみなさんこんにちは。ほっとかれて萎えちゃった烏丸蓮二役、日野お兄さんだよー。」

 

 

「…はいっ!この六名の方で今回のイベント進行していきます。」

 

「あ、僕の発言は無視?無視なの?」

 

「このイベントの頭のネジがほとんど飛んだようなネーミングをしたナニカが何か喋ってますね。」

 

「あっ、ケイコさんすみませんでした。」

 

「日野さんのネーミングセンスなめてたよね。聞いた時は鳥肌が止まらなかったよ。」

 

「ハ長調はないですよね。」

 

「ないわね。」

 

「ないにゃー。」

 

「そんなかよ!?」

 

「「「「「そんなだよ。」」」」」

 

「えー…キャストの皆さんは今日も絶好調みたいですね。わたくし今回のイベントは一アニメファンとして楽しませてもらっています。ええ。

そんなことはいいんです。それでは早速行ってみましょう。アニメ「この恋の音は」の豪華キャスト陣による全国のファンたちのためのステージ、最初の企画はこちらです!」

 

\デデドンッ/

 

「ドキドキッ!?ペアゲーム対決っ!」

 

「またベタな。」

 

「優勝商品は君×椅子FF(キミイスファイナルファンタジー)にならって白鳥さんペロペロキャンディ(物理)です。」

 

「ちなみにこれ考えたのも日野さんね。」

 

「ほんとに二十代ですか?」

 

「まあまあ。ペア分けはこの場で決められるけど、基本は男女ペアねー。」

 

「ペア分けすら面倒がるとか恥の上塗りですか?」

 

「不評だと!?そんなバカな…。」

 

「バカな奴はほっといてチーム分け、しなきゃですよね。」

 

「さすが千聖。微笑みが止まらないな。」

 

「張り倒すわよ?」

 

『わー!夫婦だー!』

 

「ちょ、今の誰よ!」

 

「おいおい、声からして子供だろ。責めるなよ、意識してると思われるぞ?」

 

「…そうね。」

 

「じゃあ、男性陣は後ろを向いてください。女性陣が相手を決めるみたいです。」

 

「さすが栗松さん。進行が上手くて泣けますよ。」

 

「山下さん、ありがとうございます。えー、では、男性陣は後ろを向いてください!」

 

 

「えー…いいですか?というか運営的にいいんですか?あ、良い?分かりました!それではペアの発表です!男性陣の皆さん!前を向いてください!」

 

 

「…ふぇ?」

 

「と、いうことで!烏丸チームは日野さん、鶴崎チームは辰巳さん、翡翠チームは東郷さん、白鷺さん、橘さん、山下さんの以上の三チームです!」

 

「「嘘だろ!?良いのかよ!」」

 

ドゥルルルルルルル…デェンッ!

 

「オーケーみたいです!」

 

「SE担当が有能すぎるわね。」

 

「「「それな」」」

 

「それではキャストの皆さんは後方の椅子に座ってください。最初はチーム烏丸からです!」

 

「一人しかいないのにチームで呼ばれんのしんどいな。」

 

「じゃあ、日野さんです!

それではボックス入れてくださーい!」

 

 

ドンドンパフパフ

 

 

「SEさん本当に優秀だね。」

 

「日野さんにはもったいないや。」

 

「おい聞こえてんぞ!」

 

「はい、それでは日野さんはボックスの前まで来てくださーい。

 

ええ。それでは開けていきたいと思います。ボックスオープンヌ!」

 

 

シャララララーン

 

 

『きゃあああぁっ!!?』

 

「うおっ」

 

「ひっ!?」

 

「やだやだやだやだ!」

 

「運営鬼畜すぎん?」

 

「日野さんだからだよ。」

 

「なんなんそれぇ!!」

 

「はい、それでは日野さんは箱の中に手を突っ込んでください。」

 

「この状況で!?嘘だろおい!」

 

「時間が押してるんで。プロなら出来るはずです。ここには後輩もいる。そこで堂々と恐れず突き進む先輩を見る…憧れてしまうのでは!?」

 

「よしやるか。なんでもこいやぁ!」

 

「それでは当ててもらいましょう!制限時間は20秒です!」

 

ピーッ!

 

「おっし。あれ?なんもふれない…ん、あれ?なんかカサカサ言ってねぇ?…んん?細長いナニカが触れたな…んんん!?なんか箱の側面走ってんだけど!?」

 

ピピピピッピピピピッピピピピッ

 

「しゅーりょー!では日野さんは答えをお書きください!」

 

「いやー。これ怖いね。これの後だもんね。」

 

「次辰巳さんでしょ?カレーとかじゃないの?」

 

「なんで?」

 

「んー…なんとなく?」

 

「はい書けた!書けたからもうお話やめて!仲間はずれにしないで!」

 

 

「はぁい、それでは日野さんは答えを教えてくださーい!」

 

「はい。箱の中身は…G(ゴキブリ)!」

 

「さぁ、判定は!?」

 

 

ブッブー『ハズレだよ?この程度の問題も解けないの?』

 

 

「はい。不正解です。」

 

「間違えるとヒロインのボイスが聞けんのかよ、役得です。」

 

「「「うわぁ…」」」

 

「聞きましたか会場の皆さん、うわぁっていうね。きっとあれが女性キャストの本音でしょう。

 

えー、では正解を発表します。正解はこちらでーす!」

 

「…カミキリムシって…分からないってばよぉ…。」

 

「日野さんそれアウトや。」

 

「はい、日野さんはポイントゲットならずです。」

 

「ぐやじいでずっ…。」

 

「はい、続いては辰巳さんです!」

 

「ねぇ、ツッコミは?ねぇ?」

 

「よっしゃやるぞー!」

 

『辰巳さんガンバッテー!』

 

「わぁ、すごい。会場が一体となっています。おそらく辰巳さんの発言では本日初ですね。」

 

「否定できないのが悔しい。」

 

「それではボックスカモーンヌ!」

 

「栗松さん最後までそれでやるのしんどくないですか?」

 

「あ、東郷さん。そうですね、しんどいんで次から普通にやります。」

 

 

「はい、えー…はい。ぼっくすおーぷん。」

 

「急に雑だな。」

 

「褒めないでくださいよ。」

 

「えー…じゃあ、お願いします。」

 

「おっしゃぁ!んー…これはー…ふへっ?いや、まてまて。そんなものをここに持ってこれるわけ…いや、え?」

 

「まだまだ時間はあるのでね。たくさん触ってください。」

 

「え、ちょ長くない?俺の時だけ長くない?悪意あるよね?

んー…なんか表面カサカサしてるところと湿ってるところがあって…え?なんだ?」

 

「箱の中身はなんだろな〜♪」

 

「おいごら啓斗ごらぁ」

 

「ああっ、終わっちゃうよ!?」

 

「ああっ!?」

 

 

テンテンテーン

 

 

「はい、答えをお書きくださーい。」

 

「んー…はい!できました!」

 

「それではどうぞー!」

 

「ズバリ…濡らしたティッシュ!」

 

「はい、不正解でーす。」

 

ブブー『ナァオイ、オレとイイコトしないか?』

 

「正解は、橘さんのカレーでした!」

 

「辰巳さん?あとでネッチョリオシオキね?」

 

「うわぁぁぁあ!やめ、やめろぉぉぉお!」

 

「うっわ、SE本当優秀だな。」

 

「天才的ね。」

 

 

「はい、えーっ、次のチームは翡翠チームです!」

 

「オラ、海賊王になるためにやってやるってばよ!」

 

「こら、啓斗くんやめなさい。」

 

「へっへーん!だってばよだってばよ!ゴムゴムのだってばよ!」

 

「本当に怒られちゃうよ?大丈夫なの?」

 

「もしもの時は千聖と一緒に逃げるんで。」

 

『キャーーーー!!』

 

「…。ぷしゅう。」

 

「「千聖ちゃんがオチた!!?」」

 

「えー…わたくし展開について行けていません。皆さんも同じだと思います。啓斗さん、チームから二人出してくださいね。」

 

「んー。じゃあ俺と橘さんで。」

 

「理由は?」

 

「先輩の胸を借りようかと…」

 

「本音は?」

 

「一番面白そう。」

 

「おし、あとで校舎裏な。」

 

「先程までとは会話の量が違います。客席も沸き立ってきていますね!それではボックス入れてくださーい!」

 

テーンテンテテーンテン

 

「うわ、しゃべくりだ。」

 

「だから、名前出すなっつの。」

 

「それではお二人はボックスの横まで来ていただいて…はい、それではボックスオープンです!」

 

『キャーーーー!!』

 

「え、まだ昼間ですよ!?てか学生もいるんですからね!」

 

「え、なになに?危ない系?18系?」

 

「多分後者だろうねー。」

 

「それでは手を入れてください!」

 

「あっ、」

 

「んー?啓斗くんもうわかったの?私まだ触ってないんだけど。」

 

「ん。」

 

ピッピッ

 

「啓斗くんなにやってんの?」

 

「愛華さん、手。」

 

「手?」

 

ヴヴヴッ

 

「ひゃっ!?」

 

「啓斗さん?もう分かってますよね?」

 

「いや、まだわかんないっすね。橘さんわかりました?」

 

「うん、あの…「わかんないっすよね。手ェ入れてください。」…うん。」

 

「うーん…なんかさっきから震えてるんですよねー。」

 

「ひゃうっ、それっ!それ、らめらのぉ!」

 

「もういいですね!終了!これ以上はダメ!まだお昼!お二人はフリップに書き込んでください!」

 

「なんだろうなぁ…」

 

「…ドSがぁ。」

 

「はい、書き終わりましたね?では一斉にフリップをあげてください!」

 

デデドン

 

「バイブ機能つきのタイマー」

 

「へっ?」

 

「愛華さんのは…あー、マッサージ機。勘違いしちゃったんですね。」

 

「ち、ちがくて、そうじゃなくて!」

 

「なにが違うんですか?」

 

「…なんでもないよばかぁ!」

 

「はい、翡翠チーム10ポイント獲得でーす。」

 

 

『イイゾモットヤレ!!』

 

「今言ったお前ら!顔覚えたからな!」

 

「照れ隠しにせよ他にやりようがあっただろ。」

 

 

 

 

この後もなんの問題もなく進み(もちろん大嘘)このイベントは幕を下ろした。このイベントの最大の功労者はSE担当の冴島くんでした。




いやぁ、こんな友達欲しかった。橘さんが可愛いなぁ。メインヒロイン橘さんでもいいか(いいわけねぇだろボケが)

おそらく、リサとつぐみ、彩あたりはビューイングで見てるの。それで、パスパレ一行と蘭が生で見ててほしい。蘭がいるのを見つけて啓斗は挑発的な視線を向けて愛華と絡むの。
あぁ、妄想が止まらない。


それはそれとして。
実は始めたばっかりなんですけども再編しようかなって考えてます。もちろんこっちを消すとかではなく。

個人的に今の流れがあんまりかなぁっていうか。当初の予定ではリサさんと純愛かこころん乱入ぐらいのはずだったのにあれよあれよという内に千聖と美咲と蘭まで攻略しかけてるっていう圧倒的これじゃない感があるんですよね。

まぁ、まだ構想段階なんで決まったらまたお話しします。

ヒロイン総選挙in令和元年・夏

  • 千聖こそ正妻
  • リサ姉まじ天使・RMT
  • 蘭のツンデレ最高
  • 紗夜さん愛してます
  • その他(感想欄にて受け付けます。)

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