響トリオの魔界村大冒険   作:Dr.クロ

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魔物の体内へ入り込んだ響トリオ、そこで待ち構えていたのは武人と防壁であった。


第十二話~2-4鋼鉄の犰狳(きゅうよ)と犀~

機械化した巨大魔物の中へ突入した響達。

 

途中進んでいるとグイグイと前に行くのに気づく。

 

ロック響「あ、下がベルトコンベアーだ」

 

音響「私たち以外に岩とか乗ってるね」

 

前を見ると音響が言った様に岩があり…

 

ガガガガガガガ!!

 

岩を粉みじんにしてるミキサーなのが目に入った。

 

モデルM「何かに飛ばないとミンチよりひでぇのになるぞ!?」

 

翼「だが何処に…!」

 

誰もが慌てて周りを見渡して、上に足場があるのに気づく。

 

モデルH「あの足場に飛び乗れ!」

 

ロック響「了解!」

 

猫響「わかった!」

 

指示に3人はその足場に乗ってふうと息を吐いた後に先を見る。

 

見えたミキサーの後ろに溶鉱炉が見えた。

 

モデルL「砕いた岩とかを溶鉱炉に溶かす感じなのね」

 

ミューチェ「もし落ちてたら最悪だったわね…」

 

誰もがゴクリと息を飲んだ後に見えた足場を注意しながら進んで道中襲い掛かって来る魔物やメカニロイドを倒して行く。

 

ロック響「ホント工場みたいな感じだね…」

 

翼「そうだな。一週目の面影がほとんどないな」

 

モデルA「だけど棘が無くなるのは良いんじゃない?安全な足場に乗ってたらギュウギュウ詰めになってたし」

 

呟いた翼は確かに……と1週目の時を思い出して同意する。

 

ミューチェ「あ、上に通路見つけたわよ」

 

するとミューチェが先の通路を見つける。

 

その通路を進んで行くと…宝箱がぽつんとあった。

 

ロック響「罠だね」

 

猫響「罠だよね」

 

音響「罠……かな?」

 

不自然に置かれてる宝箱に罠じゃないかと流れる中で音響だけは首を傾げる。

 

モデルB「流石にあれは不自然過ぎでしょ」

 

モデルE「何かありますって表現してるよな」

 

ミューチェ「もしかしてこの通路も罠とか」

 

その言葉に誰もが警戒する。

 

音響「…なにも起きないね」

 

変化がない事から音響は宝箱に近づいて開けてみる。

 

すると中からまばゆい光が発され、光りが収まった後には腕輪が置かれていた。

 

R了子「女神の腕輪だな」

 

ミューチェ「キーアイテムゲットね」

 

やった!と喜ぶ音響に喜ぶのは早いぞとR了子が注意する。

 

R了子「ちゃんと最終ステージ手前まで行かなければ持ってても意味がないからな。武器として使えるからどっちか装備をしておけ」

 

猫響「んじゃあ音の私装備する?さっき鎧くれたし」

 

音響「良いの?ありがとう!」

 

それじゃあと音響は腕輪を装着する。

 

ロック響「それじゃあ先に進もうか」

 

翼「うむ、そうだな」

 

改めて進んで行き、プレス機などもあったがタイミングを見て避けて行く。

 

モデルA「ペッちゃんこにはなりたくないね」

 

音響「うわとと…」

 

踏み潰されない様に抜けると…大量の宝箱が敷き詰められていた。

 

モデルX&モデルA「……何これ?」

 

モデルP「隠そうともしない程清々しい罠だな」

 

ミューチェ「それにしてもどんな罠かしら…」

 

翼「宝箱からするとミミックかマジシャンだろうな…」

 

壊さずに行こうとした所で飛行型メカニロイドが向かって来る。

 

猫響「最悪のタイミングで…!」

 

当たるボウガンで!と猫響はボウガンを放ち…1発がメカニロイドに当たり、他のが宝箱に命中する。

 

R了子「………ああ、言い忘れてた。ボウガンの追尾は宝箱を優先するから」

 

モデルH&モデルF&モデルE「それを早く言えよ!!?」

 

音響「えええええ!?」

 

思い出して言うR了子のに叫ぶが後の祭りで、次々と宝箱が開いてマジシャンが出て来ると共に魔力弾を放つ。

 

猫響「おおっ!?」

 

避けようにも大量の魔力弾に避け切れずにあたってしまう。

 

モデルX「皆無事か!」

 

モデルZ「どうやら俺達には変化はないみたいだな」

 

ライブメタル達はお互いに確認して変化がない事を確認してから他を見る。

 

R了子「そっちは大丈夫か?」

 

翼「あぶ?」

 

ミューチェ「翼ちゃんが赤ちゃんになっちゃった」

 

モデルA「あー…鎧を着てないから…」

 

陽性になってる組はミューチェとR了子が咄嗟に上に飛んで避けたが翼だけは避け切れずに赤ちゃん状態になっていた。

 

響達は…と全員が見ると…

 

音響:雛

 

猫響:猫

 

ロック響:ロックシンガー

 

モデルM「こっちの響はダジャレっぽい感じに変わってる!?」

 

ミューチェ「こっちの二人は猫の響ちゃんは分かるけど音のはなんで雛?」

 

えぇぇぇぇ…と唖然とする中でロック響は雛となった音響と猫となった猫響を抱き上げる。

 

ロック響「音の私って、人懐っこいし、付いてくる感じのもあるから雛になったんじゃない?」

 

モデルC「確かにそんな感じありますね音の響さんは」

 

翼「あうあう?」

 

モデルA「しっかし翼もなっちゃうって…しばらくすれば元に戻るだろうけど…立往生して何かあるのも困るしな…」

 

R了子の腕の中で首を傾げてる赤ちゃん翼を見ながらモデルAは困った様に呟く。

 

ミューチェ「ってあら?なんか私達動いてない?」

 

すると周りを見ていたミューチェが気づいて言う。

 

ロック響の肩に止まっていたので景色が動いているのに気づいたのだ。

 

モデルB「あ、足元がコンベヤーですよ!」

 

モデルK「どうやら宝箱を開けると動く感じだったみたいね」

 

ロック響「どこに連れて行くの?」

 

気付いたモデルBが指摘した後のモデルKのを聞きながらロック響は前を見てると目的の場所に到着したのか止まり……目の前に複雑な迷路が広がっていた。

 

R了子「ああ…迷路を進めと言う事か」

 

モデルH「ご丁重に飛び防止用に電撃網で強制ミスする様にしてるな…」

 

ミューチェ「違うルート選んだらどうなるのかしら」

 

モデルZ「行き止まりか、はたまた罠があるかだろうな…」

 

その光景に誰もが呻いた後に入口に立つ。

 

ロック響「ってかいつ戻るんだろう」

 

R了子「確かにそろそろ戻っても良い筈だが…」

 

ボン!

 

翼「…ぬおっ!?」

 

ミューチェ「あ、戻った」

 

すると翼が元に戻る。

 

その後に…

 

音響「うわっ!?」

 

猫響「!?」

 

ロック響「おおう」

 

2人も元に戻り、戻った際の衝撃でロック響は尻もちを付く。

 

音響「も、元に戻れた!」

 

猫響「まんま猫になるとはな…」

 

それぞれ背伸びしてからロック響を助け起こす。

 

R了子「もしもこっちのマリアがいたら……翼を見て逝けると言いながら鼻血を噴き出して倒れていただろうな」

 

ミューチェ「あーそっち翼ちゃんでもそうなるのね;」

 

翼「(ロックの方のマリアはどうなってるんだ!?)」

 

R了子の言った事にミューチェはなんとも言えない顔をして翼は変態っぷりに引いていた。

 

 

 

 

一方の未来達。

 

ロック未来「あ、駄目、あんなの眩しすぎる」

 

音未来「雛の響……可愛すぎる!!」

 

猫未来「猫の響は……たまになっているのを撫でているから普通かな?」

 

なってるの!?と見る2人の未来に猫未来はうんと頷く。

 

猫未来「日向ぼっこするときは猫の姿だよ」

 

あ、可愛いと想像してほっこりする2人にだよねーと猫未来は頷く。

 

 

 

 

ロック響「なんか体をブルブルさせてるけど猫の習性?」

 

猫響「いや、なんか凄くもどかしい感じのが来て」

 

音響「だ、大丈夫?」

 

ん、大丈夫と返された後に分かれ道となる。

 

モデルX「どっちかは外れだね」

 

ミューチェ「響たちはどっちだと思う?」

 

そう言われて3人はせーのと右を差す。

 

R了子「よし、左に行くぞ」

 

ミューチェ「左ね」

 

翼「…すまぬ立花。左を選ばせてもらう」

 

響トリオ「解せぬ」

 

ついーと左に向かうR了子たちに響達は不満そうだが追いかける。

 

モデルZ「まぁ、お前達の運を考えるとな」

 

モデルA「仕方ないよね…」

 

音響「私達、そんなに不運って思われてるの…」

 

自分達の運の評価の低さに嘆く様に呟いた音響にR了子は言う。

 

R了子「お前達、1週目のステージ1の後半でやりまくったミスでの不運は覆せんからな」

 

ロック響「痛い所を…!」

 

翼「まあこっちが合ってるかどうかの保証もないが…とにかく進むしかないな」

 

そう会話しながら進んでいると…また分かれ道に出る…しかも3つだ。

 

モデルF「うげ、またかよ」

 

ミューチェ「これじゃあさっきのは使えないわね」

 

何度もされても嫌なんですけど…と言うジト目を受けながらミューチェは唸る。

 

モデルX「とにかくどれかに進むしかないね。行き止まりなら戻れば良いしね」

 

翼「ではまず右の道から進んでみるか」

 

ロック響「右手の法則的な奴か」

 

そう言ってまずは右を進んで見る。

 

音響「うわととと!?」

 

すると音響が落ちかけ、慌てて2人が掴んで事なきを得る。

 

モデルEが覗き込むと溶解炉が見えていた。

 

モデルE「危なかったな。落ちたら溶けるの待ったなしだ」

 

音響「引き揚げて引き揚げて!」

 

足をジタバタさせる音響に2人は引き上げる。

 

モデルB「しかし、これでは迂闊に進むのも危ないですね」

 

翼「そうだな…だが選択肢を二つに絞れれば…」

 

R了子「いや…対策されてなければその必要がない事を出来る方法があった」

 

そう言ったR了子のに誰もが視線が向かう。

 

モデルA「え?」

 

ミューチェ「どういうこと?」

 

R了子「いや、音を使えるのだろう?つまり音探査を出来ないのか?」

 

そう言われてああ…とミューチェは納得する。

 

音響「や、やってみます!」

 

言われて音響はすーと息を吸った後に…声を発する。

 

そして跳ね返って来る音をじっくり聞き…

 

音響「こっちからなんか…違う感じに聞こえた」

 

モデルH「違う感じだと?」

 

指さした方を見る一同に音響も何かは分からない様だ。

 

音響「おそらくこっちがボス部屋なのかな?」

 

猫響「そうなら良いけどね」

 

とにかく向かうしかないと音響を先頭に進む。

 

途中で別れ道などもあったが音で把握している音響のお蔭でスイスイと進んで行き、広い場所に辿り着く。

 

着いた場所の奥に見覚えのあるのが見えた。

 

ロック響「あれは…心臓だね」

 

翼「つまりはボス部屋か」

 

どんなのがいるのかと身構えて進むと…

 

ガシャン!!

 

入って来た道が閉ざされる。

 

音響「道が!?」

 

ミューチェ「逃がさないと言う事ね」

 

誰もが身構えていると遠くから何かが転がって来る。

 

しかも光弾の様なのを四方にばら撒いてだ。

 

猫響「なにあれ…?」

 

モデルP「とにかく避けた方が良いな」

 

危険なのは変わりないのでそれぞれ光弾に当たらない様に転がって来るのを避ける。

 

転がってるのはそのまま壁にぶつかると駆け上がる様に天井へと向かい、そのまま天井を転がる。

 

音響「天井も転がってるよ!?」

 

ウソ!?と驚いていると離れた場所で床へと落下して、変形する。

 

モデルX「アーマー・アルマージ!!」

 

モデルZ「どうりで見覚えのある攻撃だと感じた筈だ」

 

音響「アルマジロ?」

 

モデルE「ああ、奴は鉄壁の防御力を誇る装甲を纏った武人肌の堅物イレギュラーハンターだ」

 

驚きの声をあげる2人の後に見た目から呟いた音響のをモデルEが肯定して簡単に説明する。

 

猫響「あともう一体は何処に…」

 

ドシーン!!

 

誰もが探そうとしてアーマー・アルマージの後ろに降り立った存在の振動によろける。

 

そして見ると顔がサイの巨大なロボットであった。

 

見た目が違うがロック響達には見覚えがあった。

 

ロック響「あのロボット…見た目や無機物だけど、私が最初にロックオンして戦ったイレギュラー!?」

 

ミューチェ「プロテクサス・ザ・ゴアロイド!頑丈なボディを持つフォルスロイドよ!」

 

翼「今回は頑丈なボスの組み合わせか!」

 

並び立つボス2体に響達は構える。

 

モデルE「アーマー・アルマージは体内に高性能かつ精密なセンサーを搭載している!高圧電流を流してやれば装甲を剥がす事が出来る筈だ!」

 

R了子「だったら物は試しだ。猫と音の、どっちかがアルマージの隙が出来た所を槍の魔法、サンダーで攻撃しろ」

 

ミューチェ「プロテクサス・ザ・ゴアロイドは腹が弱点よ」

 

音響「分かりました!」

 

アドバイスと共に3人は駆け出す。

 

プロテクサス・ザ・ゴアロイドはそれを見て腕から沢山のドリルミサイルを放って来る。

 

猫響「たあッ!」

 

ドリルミサイルを短剣で撃ち落としながら攻撃を仕掛ける猫響だが、プロテクサス・ザ・ゴアロイドは屈む様に変形すると体の色が変化したと思ったら光りが当たってもビクともしなかった。

 

モデルP「どうやら我々が見たイレギュラーと仕様の仕方が違うが体の表面にバリアを張れるみたいだな」

 

音響「あのバリアをなんとかしないと…!」

 

R了子「ふむ…」

 

呻く音響の隣でR了子は注意深くプロテクサス・ザ・ゴアロイドを観察する。

 

アーマー・アルマージは固い身体で攻撃を防いだ上で、全方向弾を拡散させて反撃して来る。

 

翼「くっ、カウンタータイプでもあるか…手強いな」

 

モデルX「ああ、だからこそ電気を浴びせればあのカウンターは出来なくなるんだ」

 

呻く翼にモデルXがそう答える。

 

猫響「そこっ!」

 

カウンターした直後のアーマー・アルマージを狙って猫響はサンダーの魔法を放つがプロテクサス・ザ・ゴアロイドがミサイルで着弾を妨害する。

 

猫響「くっ!あのサイさっきから邪魔してくる!」

 

音響「電撃攻撃が通らないよ…!」

 

それに猫響は毒づき、音響はどうすれば良いかと考える中でアーマー・アルマージが迫ってたので慌てて避ける。

 

モデルX「くっ、お互いにお互いのを防いでいる!」

 

ミューチェ「一体どうしたら…!」

 

どうすれば良いかと考えてロック響が駆け出す。

 

アーマー・アルマージへと攻撃をし続けて自分へと注意を向けさせる。

 

音響「ロックの私?!もしかして…」

 

しつこく感じたアーマー・アルマージは丸まって転がるとロック響へと向かって行く。

 

ロック響「カウザ~サターニ~アーペス~モデルB~ロックオ~ン」

 

途中でロック響はモデルBを使うと背中に蜂の羽を模したウィングが追加された姿となった後に蜂型ボムを出現させる。

 

パラスティックボム!

 

その後に地面にぶつけ、アーマー・アルマージが接近すると共に爆発させ、煙で視界を奪った後に飛び上がる。

 

飛び上がる音でアーマー・アルマージはジャンプして体当たりを仕掛けるが…

 

ドゴッ!

 

プロテクサス・ザ・ゴアロイド「!?」

 

ロック響を背中から狙おうとしていたプロテクサス・ザ・ゴアロイドの顔にぶつかる。

 

翼「あの姿はもしや…!」

 

ミューチェ「エクスプローズ・ホーネックの…モデルBの力の姿!」

 

ロック響「今だよ」

 

飛び上がっていたロック響は顔を抑えるプロテクサス・ザ・ゴアロイドとぶつかった衝撃でよろめくアーマー・アルマージを指す。

 

音響「はあッ!!」

 

すかさず音響がサンダーの魔法を発動し、よろけていたアーマー・アルマージを攻撃し、雷を受けたアーマー・アルマージの体から一部の装甲が弾け飛ぶ。

 

モデルZ「これでカウンター技は使えなくなったな!」

 

猫響「あとは倒すだけ…!」

 

すると自分を忘れるなとばかりにプロテクサス・ザ・ゴアロイドは咆哮すると背中から巨大なミサイルを展開する。

 

ミューチェ「ぶう!?あいつ、怒りのあまり、全体にダメージを与える強力なミサイルを使う気!?」

 

R了子「何?」

 

翼「それって…」

 

驚愕するミューチェは顔を青ざめる面々へ叫ぶ。

 

ミューチェ「文字通りのこの辺りを容易く爆風で飲み込むミサイルよ!急いで奴の背後に隠れて!!そこだけが安全地域よ!」

 

猫響「わ、わかった!」

 

音響「は、はい!」

 

言われた事に慌てて放たれた方を向いて防御の構えを取るプロテクサス・ザ・ゴアロイドの背後へと急いで走る。

 

着弾する直前で滑り込み…

 

ドカァァァァァァァァァン!!!!

 

全員が隠れると共に衝撃が迸る。

 

ロック響「あっぶな…」

 

翼「ギリギリだったな…」

 

念の為にモデルPを使ってバリアを張ったロック響と音響がたいまつの魔法、シールドの中で迸る爆風を見ながら翼は呟く。

 

治まった後に距離を取って確認すると火花を散らしたアーマー・アルマージが目に入る。

 

ミューチェ「ボロボロね…」

 

モデルE「どうやらアーマーが外れたからダメージを受けたみたいだな」

 

モデルK「味方ので致命傷近くまで受けたみたいだね」

 

先程ので転がる事も出来ないのか頭の小さいヘッド砲からエネルギーの弾を放って来る。

 

猫響「最後の悪あがきか。でもこれで…」

 

音響「トドメッ!」

 

それに対して2人はエネルギー弾を避けて接近し、武人と聞いていたのでトドメを拳で同時に決める。

 

アーマー・アルマージ「………(フッ)」

 

ドカーン!!

 

称賛する様に笑った感じに響達は見えた後にアーマー・アルマージは爆発四散する。

 

それを見たプロテクサス・ザ・ゴアロイドは再び放とうと構えるが…

 

ロック響「もう撃たせないよ」

 

グラウンドブレイク!!

 

隙だらけだった顔をモデルFでの必殺の一撃を叩き込み、頭が凹み、火花を散らしたプロテクサス・ザ・ゴアロイドは爆発四散する。

 

音響「今のって…」

 

モデルZ「見事って事じゃないか?あいつなりの敬意かもな」

 

先程のアーマー・アルマージの笑みへの疑問にモデルZがそう答える。

 

猫響「ちなみにアルマージはどういう奴だったの?」

 

モデルX「最初に言った様に武人で自分で決めた事は絶対に曲げないレプリロイドだった。上官の命令は絶対……それで当時の上司だったレプリロイドが反乱を起こした際もそのレプリロイドに従った」

 

訪ねて猫響のに対して答えたモデルXのに翼は驚く。

 

翼「では彼は、平和を守るべき者でありながら自らの意思で加担したと言うのか!?」

 

モデルE「そうだな。俺とは違って、あいつはそう言う男だ」

 

肩を竦める様に言うモデルEのにそうなんだ……と音響はアーマー・アルマージのいた場所を見る。

 

音響「もしかしたら分かり合えたんだね…」

 

モデルZ「いや、奴の事だ。正気だったとしても魔王を上官と判断したら、最後まで響達と戦っていただろう。それがアーマー・アルマージの、武人としてのケジメだ」

 

悲しそうに言った音響にモデルZはそう返す。

 

翼「最期まで武人として貫き通したのか…」

 

ミューチェ「だから最後には自分達の最も得意とするので決めた響達に嬉しそうだったのね…」

 

敵ながらあっぱれとアーマー・アルマージを称賛する翼とミューチェのを聞きながら鍵を見つけて扉と思われるのを開けると転送装置があり、それに入って次なるステージに向かう。

 

 

 

 

魔王「……アルマージ……」

 

そんな会話を見ていた魔王は呟いた後に少し出るとレッドアリーマー達に言い、魔法陣を出現させた後にそれを潜り抜ける。

 

抜けた先は見晴らしの良い丘で、魔王は魔法を使い、地面を掘り下げた後に出現させたアーマー・アルマージの亡骸を収めた後に土をかぶせ、石を集めて墓を作る。

 

魔王「安らかに眠れ…武人アルマージ」

 

弔いの言葉をかけた後に魔王は再び城へと戻る。

 

ーああ、こちらこそ良い戦いをさせてくれて感謝するー

 

魔王「……フッ」

 

幻想かもしれないが聞こえた礼に魔王は笑った後に改めて戻る。

 

次なるステージは…

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