魔王を倒すかそれとも……
まさかの魔王の正体に驚く響達。
だが、それよりも衝撃的だったのがR了子の言った事だ。
音響「未来を失った私…?」
猫響「どういう事?」
R了子「お前達を元に考えてな……だが、反応的にも当たりの様だな」
魔王を見ながらR了子はやれやれとぼやく。
魔王「…そうだ。私はかつて立花響であった。未来と共に過ごしていた……」
ミューチェ「でもどうして未来を?もしかしてノイズに…」
気になって聞くミューチェのに魔王は首を横に振る。
魔王「ノイズ……そんなの
ロック響「ノイズが、いない……?」
モデルZ「並行世界の存在なら俄然が行くな。数ある世界に、ノイズが存在しない世界があってもおかしくないだろう……」
翼「だがそれではなぜ…」
R了子「翼、その問いは野暮だろう……ノイズ以外で人が死んでしまうのなんて普通にあったろう」
その言葉に翼はハッとなる。
R了子「だからこそあえて辛くさせる事を問おう。お前の方の小日向未来の死因は
魔王「…事故だった。それが起こるまでいつも通り楽しく話してた。突然過ぎだった」
R了子の問いに答え、手を握り締める魔王に誰もが顔を歪める。
モデルX「……だからこそ君は力を得たんだね」
魔王「…ああ、そうだ。もう、目の前で亡くなるのを見たくないからな」
モデルA「だからと言って、それで別の世界の未来を連れ去るのは駄目だと思うよ」
構うもんか!!とモデルAのを一蹴して魔王は響達を睨む。
魔王「それに貴様らの危険な世界で未来が死ぬよりは充分マシだろう」
ミューチェ「危険な世界ですって…」
出てきた言葉にミューチェは唸る。
実際、危ないと言う言葉は合っているのだから
魔王「そうだ。人を殺すノイズ。様々な力がある聖遺物。人を簡単に犠牲にする錬金術師。他にも色々危険なものが多く存在する世界だそうだな。……そんな世界に未来を居させられるか!!」
ロック響「……だからって連れさるのはどうかと思う」
モデルX「確かに大事に思うのは誰だって持つものだよ。だけど無理矢理連れ去ってその人が喜ぶかどうかは状況次第だ」
音響「そうだよ!未来がそんなことされて嬉しくないってあなたにも分かる筈…」
ロック響とモデルXに続いて説得しようとする音響鬼だが……
魔王「黙れ」
刹那、言いかけていた音響へと一瞬で近づき……
ズドッ!
音響「がっ…!?」
ビュン!ズドォオオオオン!!
音響のどてっぱらに一発叩き込んで吹き飛ばし、壁にめり込ませてしまう。
慌てて攻撃しようとした猫響とロック響も回転しての腕の一振りで別々の壁へと叩き込む。
ロック響「ぐっ!?」
猫響「ごふ!?」
翼「立花!?」
魔王「お前たちはそこでじっとしていろ。ふっ!」
吹き飛ぶ響達に叫んだ翼をR了子やミューチェと共に赤い水晶で出来た檻に閉じ込める。
R了子「いかんな。普通に勝機がないな」
ミューチェ「と言うか強すぎでしょあの魔王響!一体どうやったらあんな強さに…!?」
猫響「このっ…!」
壁から抜け出した猫響が斧を持って魔王へと直接攻撃を仕掛ける。
がしっ
そんな向かって来た猫響の頭を魔王は攻撃を避けて掴んでから同じ様に向かって来るロック響を見て……
魔王「ふんッ!」
ブンッ!
持っていた猫響を投げ飛ばしてぶつける。
ロック響「うわっ!?」
魔王「はぁッ!」
そして2人の動きが止まった所に巨大な赤黒いエネルギー弾で吹き飛ばし、天井にめり込ませる。
ロック響「がはっ!?」
猫響「ごふっ!!」
音響「はあああッ!!」
見上げていた魔王へと音響が腕輪でエネルギー弾を幾つも出して攻撃を仕掛けるが……
魔王「ふん」
顔をそのまま向けず、放たれたのを全部避けた後に姿が消える。
音響「あれ?何処に…」
がしっ
慌てて探そうとした音響だったが後ろを取った魔王に頭を掴まれて……
ズドォオオオン!!
床に叩きつけられる。
それにより1ミスとなって姿が消える。
R了子「!いかん!」
翼「え?……あ!!」
ミューチェ「も、もしかして…」
それにR了子が叫んだ事に翼は一瞬、呆気に取られたが現れた音響達を見てR了子の叫びを理解し、ミューチェも顔を青ざめる中で魔王はそれをする。
魔王「……連続で死ぬがいい」
出現した直後なので動けない3人へとそう言ってエネルギー集め……
魔王「獄炎・絶砲」
手から放たれたビーム砲が連続で放たれ、響達を飲み込む。
R了子「やはりか!現実でもある分、魔界村と違ってタイムラグがない分、相手の思うが儘!!」
翼「立花ァああ!!」
それに翼が叫ぶ中で魔王はただ無情に放出して行く。
☆
音響「ぐ……あ……」
猫響「う……」
しばらくして、倒れ伏した3人の響達の姿があり、魔王は冷たい目で見ていた。
魔王「弱い。弱すぎる…その程度の力で未来を守り切れると思っていたのか」
ロック響「くぅ……」
なんとか起き上がろうとする3人だが、何度のミスもそうだが、先ほどまでの攻撃で体が思う様に動かない。
魔王「もういい。やはり弱いお前らでは未来を守れない。お前らはここで永遠の眠りにつくがいい」
ゴゴゴゴゴ…
その言葉と共に指を鳴らすと棺が出現し、開くと沢山の手が伸びて響達を掴む。
ロック響「グッ!」
音響「っあ!?」
引き摺られない様に抵抗するが徐々に引っ張られて行く。
魔王「終わりだ立花響。お前達では…未来を守り切れない」
ロック響「勝手に……決めるんじゃ……ないよ」
告げる魔王にロック響がそう返す。
音響「私たちは…諦め…ない!」
猫響「未来を……私たちの陽だまりを…助ける…!」
「「「絶対に…!!」」」
魔王「っ…!」
力強く告げた事に魔王はたじろいた時……ロック響の懐からモデルGが飛び出して光り輝く。
その光は棺から伸びていた手を消滅させる。
魔王「な、なんだ!?」
猫響「この光は…?」
誰もが驚く中で3人の響の耳にある声が聞こえて来る。
ーお願い…響を…私のお日様を助けて…ー
その言葉に誰もが理解した後にロック響はモデルGを見る。
ロック響「(そうか、モデルGはガングニールだけじゃない……)猫の私!これを!」
そう言って掴んだモデルGを猫響に投げ飛ばす。
慌ててキャッチするのを確認してからロック響は叫ぶ。
ロック響「ギアを解除して、それを掲げて未来の、
猫響「神獣鏡の…!?」
早く!と言う言葉に猫響はモデルGを見る。
すると心の底から歌が沸き上がる。
ガングニールではない、自分を助けてくれた陽だまりの歌が……
力強く掲げ、猫響は力の限り叫ぶ……いや歌う!
猫響「レイ…シェンショウジィィィィィン…エックスゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!レイ……ズィーズルゥゥゥゥゥゥ!!!!」
光りが迸り、魔王は後ろに下がる。
(イメージBGM:ロックマンX7 OP CODE CRUSH Ver.立花響)
迸った光が収まった後には全体の青いラインが走った未来の騎士型ギアを身に纏った猫響が佇んでいた。
音響「あれって未来の…!」
魔王「なんだ、なんだそのギアは…!?」
たじろく魔王に猫響はアームドギアを構えて言う。
猫響「行くよ、未来…!はぁあああああ!!」
魔王「!」
アームドギアの中央から光弾を放ってから突撃する猫響に魔王は光弾を避けるが、その後の突きが肩を掠る。
魔王「っ…!」
猫響「はぁああああ!!」
続け様に膝蹴りを叩き込んで吹き飛ばすと魔王が放ったビームをアームドギアで受け止める。
魔王「なにっ…!?」
猫響「今度はこっちから行くよ…!」
続け様にアームドギアで斬りつけてから光線を放つ。
断滅
魔王「ぐっ…!?」
光線に魔王は魔力壁を張るが防ぎきれずに壊れ、威力に吹っ飛ぶ。
ずざざざっ!
魔王「なんだこの力は…!?そのギアの力なのか…!?」
猫響「…このギアは。かつて未来が私を救ってくれたギア、神獣鏡だよ」
狼狽える魔王に猫響はそう返す。
魔王「!? 未来のギア…だって…!?」
ロック響「そうだよ。私達の命を救った未来の思いが詰まったギアだよ」
驚く魔王へとロック響が続く。
音響「未来もやめてほしいんだよ。私…立花響が魔王をやっているのを」
猫響「だから未来は……あなたの未来は私達に力を貸してくれた」
ギアに触れながら言った猫響のに魔王は嘘だ……と呟く。
魔王「だって未来が死んだのは私のせい…私を庇ったせいで未来は……!」
猫響「…未来があなたを庇ったことを後悔するわけない」
ロック響「未来は何時だって……
音響「だからそんな魔王なんて姿、私には似合わないよ!あなたの未来が好きなお日さまの私に戻らないと!!」
頭を抑える魔王に3人はそれぞれ言う。
魔王「私が……お日さま…そうだ。未来は何時も私の事…でもそれじゃあなんで私は魔王に……?」
後ずさって苦しげに呻いた時、魔王の胸の赤い宝石が点滅し始める
翼「なんだ?魔王の立花の胸の宝石が…」
ミューチェ「点滅している…?」
ブィン!
それに誰もが気づいた時、宝石から黒いオーラが出始める。
モデルX「!そうか!あれが彼女を魔王にしている原因だ!」
モデルZ「あれを破壊すれば奴を止められるかもしれない!」
ロック響「なら、神獣鏡の力で……」
猫響「あの宝石を浄化する!」
魔王「アアアアアアアアアアアアアアア!!」
やるべき事は決まったと響達はやる気を出した所で魔王の宝石から出てるオーラが次々と魔物に変わって行く。
ミューチェ「オーラが魔物に…!?」
翼「しかも数がどんどん増えていくぞ!?」
これでは近づけないと思う中でロック響がモデルHにロックオンしてからモデルX、モデルZ、モデルAを構える。
ロック響「2人とも、ここは
音響「え?エックスたちって…」
猫響「…もしかして」
出て来た言葉に2人は目を丸くする中でロック響は歌う。
ロック響「インビテーション・ヒーロー・ロックマ~ン・サモンラ~イド~♪」
掲げられた3つのライブメタルは強く輝き、それと共にロック響は投げ飛ばすと途中で姿を変える。
現れたのは3人のヒーローにしてS級ハンター
紅いマフラーを靡かせ、青きヘッドアーマーとボディアーマーを纏い、右手をロックバスターに変えたロックマンエックス
流れる様な金髪を靡かせ、深紅のヘッドアーマーとベストの様なアーマーで身を包み、バスターショットを構えたロックマンゼロ
そして、尖がった茶髪の上から先端が黄色で途中から赤のVが刻まれたヘッドアーマーをかぶり、紺と赤が基調のアーマーを装着し、その手にゼロの持つのを少し変えたアクセルバスターを二丁手に持ったロックマンとしての姿となったアクセル、ロックマンアクセルへと……
エックス「はっ!」
ゼロ「ふっ!!」
アクセル「いっけぇぇ!!」
同時に放たれたダブルチャージショットとチャージセイバーにより複数が消し飛ぶ。
翼「まさか三人のロックマンを呼び出すとは…」
ミューチェ「やっぱり凄いわねロック響は……っ!三人とも後ろ!」
倒して行くエックス達に意識が向いていたので後ろから襲い掛かろうとする魔物に気づいてミューチェが叫ぶ。
それに猫響が防御使用するが間に合わないと思われた時……横からの攻撃で魔物は消し飛ぶ。
それを成し遂げたのが2体のレッドアリーマーなのだがその姿を変えていた。
R了子「あれは……確かデモンズ・ブレイゾン 魔界村 紋章編でのレジェンド・アリーマーとアルティメット・アリーマーか?」
音響「でもなんでその二人が私たちを…」
Lアリーマー「…お前たちは魔王様を助けようとしているのだろう?」
Uアリーマー「なら我らはその手助けする。当たり前のことではないか」
その言葉の後にエックス達と並んで魔物達を倒して行く。
ロック響「行こう2人とも」
音響「うん!」
猫響「早く私(立花響)を助けてあげないと…!」
5人が開けてくれた道を響トリオは駆け抜けて魔王へと向かう。
魔王「ガァアアアアアアアアアア!!」
暴走しているので溢れ出した闇のオーラで辺りを攻撃している魔王のを避けながら接近する。
猫響「はあッ!」
魔王「ガァアアア!!」
光線を放つが魔王は闇のオーラで防ぐと両腕に収束させてから無防備な猫響へとパンチを放つ。
音響「そうは……」
ロック響「させない」
それに対して、音響とモデルFに変えたロック響がお互いにパンチを繰り出して激突する。
魔王「ガァアアアアアアアアアア!!!」
音響「ぐぐぐ…負けて……たまるかぁああああああああ!!!」
ロック響「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ズドォオン!
押し込もうとする魔王のに押し込まれそうになるが力を振り絞って2人は魔王のパンチを弾き飛ばして叩き込む。
魔王「ガァ!?」
音響・ロック響「今だよ!猫の私!」
吹き飛んだ魔王をみつえ、猫響はアームドギアを構えるとアームドギアは外側へスライドする様に展開して広がり、そこにあった9つの穴にエックス達3人以外のロック響がロックオンしていたモデルFを含めたライブメタル達が入ると虹色に輝く。
猫響「いっけぇえええええええええええ!!」
救済!!
咆哮と共に虹色の光線が放たれ、オーラで防ごうとするがドンドン削り取られて行き……飲み込まれた。
魔王「ア、アアアアアアアアアアアアアアアア………」
さぁぁ……
光線に飲み込まれ断末魔をあげる魔王の胸にあった赤い宝石は砂の様になって消滅する。
治まった後には魔王としての恰好から黒いドレスを纏った姿になっていた。
それと共に魔物達も消滅し、魔王様!とレッドアリーマー達が駆け寄る。
エックス「止められたね」
ロック響「うん」
アクセル「けど、これからどうするかだよね」
音響「それならたぶん大丈夫!」
猫響「うん、おそらくあの子がやってくれるから…」
同じ様に駆け寄って声をかけるエックスの後に頭の後ろで腕を組んで呟くアクセルに音響と猫響がそう返す。
ゼロ「そうらしいな」
どういう事?と首を傾げながらアクセルが呟くと猫響とモデルGのロックオンが解除される。
その後に猫響の手からモデルGが浮かび上がった後に光り輝くと星が飛び出した。
飛び出した星は魔王の前で円を描くと中心に1人の少女が現れる。
その少女にレッドアリーマー達に支えられた魔王……いや魔王ヒビキは涙を流す。
魔王ヒビキ「未来…!」
白いドレスを身に纏った未来、魔王ミクはレッドアリーマー達から離れ、よろよろと近づいて来た魔王ヒビキを抱き締める。
魔王ミク「久しぶりだね響。私すっごく探したんだから」
魔王ヒビキ「未来…未来…!」
ヒシッと抱き締め返す魔王ヒビキに魔王ミクは優しく頭を撫でる。
するとモデルGはさらに輝いて複数の星を飛び出させる。
エックス「あれは!?」
ゼロ「命の星か……」
誰もがその光景に驚いた後に飛び出した命の星を追って外を見る。
すると飛び出した命の星により世界が美しく、綺麗豊かな自然へと生まれ変わる光景が目に入る。
ロック響「すっご……」
モデルM「命の星マジすげぇ……」
翼「魔界がここまで美しくなるとは…」
ミューチェ「…新しい世界の始まりね」
その光景に誰もが目を取られる中で魔王ヒビキが纏っていたドレスが黒から純白に変わる。
魔王ミク「響のドレスも綺麗になったね」
魔王ヒビキ「う、うん。未来のも綺麗だよ」
顔を赤らめる魔王ヒビキや魔王ミクのに誰もが良かった良かったと思う中……
ゼロ「……ところで、お前等の方の未来達はどこにいるんだ?」
音響&猫響「……あ」
ロック響「すっかり忘れてた…!」
Uレッドアリーマー「それならばこちらだ」
思い出して言うゼロの言葉に響トリオは思い出して慌てるとUレッドアリーマーが案内する。
音響「ようやく未来に会える~」
猫響「長かったね…」
ロック響「ホントにね」
話ながら誰もが一息を付く中で魔王ヒビキは凄く申し訳ない顔をして後ろから付いて来る。
Lレッドアリーマー「ここだ」
案内された扉を前に猫響はすぐさま手を付け……
バン!!
勢いよく開ける。
猫響「未来!迎えに来たよ!」
真っ先に入る猫響に音響やロック響も続き……
音未来「あ、響」
ゲームをやってる3人にズコーと飛んでいるミューチェと翼とライブメタルともどもずっこける。
まだライブメタルに戻ってないエックスとアクセルはえーとなり、ゼロとR了子は何やってんだがと呆れる。
猫未来「だ、大丈夫…?」
猫響「えっと…何してるの三人共?」
ロック未来「何って…ロックマン」
顔を起こしながら聞く猫響にロック未来が答える。
ミューチェ「うわ、凄く初期のじゃない」
R了子「ほう、これがエックスの前に作られたと言う」
エックス「なんだか、自分じゃないとはいえ凄く複雑だな;」
音響「と言うかこの部屋、ゲームがいっぱいあるね」
改めて見渡して置かれているレトロゲーは勿論、色々なゲームに音響はほへぇとなる。
魔王ヒビキ「そりゃそうだよ!私と未来の大事なコレクションだからね!」
猫響「へ?コレクションって…もしかして二人ってゲーマー?」
返された事に猫響が驚くとそうだよと魔王ミクは頷く。
モデルF「すっげぇなおい。こんな沢山のゲームをやり込んでるってよ」
モデルL「色んなジャンルがあるわね……」
魔王ミク「色んなのを二人でしたからね」
懐かしそうに言う魔王ミクにそうだねと魔王ヒビキは頷く。
モデルH「2人の思い出と言う事か」
モデルP「それだけ忘れたくなかった記憶の品々なのだな……」
ロック響「ホント、モデルG……いや命の星の奇跡に助けられたね」
自分の手元に戻っているモデルGを見ながらロック響はしみじみと呟く。
音未来「響たちがどんな冒険してたのかもこの部屋で見てたんだよ」
音響「え、そうなの!?」
この部屋で……と聞いて辺りを見渡し……
モデルK「なんだろうね。一気に未来側の今までのシリアス感が崩れて言った気がするんだけど……」
R了子「描写してなかったからな」
ミューチェ「メタいわよそれ;」
翼「う、うむ…;」
微妙な感じになっている面々に未来達はあははと誤魔化す様に笑う。
☆
しばらくして、魔法陣を背に音響達は魔王ヒビキ達に見送られようとしていた。
魔王ヒビキ「それじゃあ皆。今回は本当にありがとうね」
魔王ミク「響を助けてくれてありがとう。また今度お詫びも兼ねて招待するね」
ロック響「仲良くね」
音響「今度は離れ離れになっちゃ駄目だよ!」
猫響「…頑張ってね」
お礼を言う2人に3人の響達はそう返す。
音未来「そっちの私もこれから響を支えてあげてね」
猫未来「もう二人はこの世界の王様と王女様なんだからね」
ロック未来「平和な王国にしてね」
うんと頷いたのを見た後に魔法陣に乗り込む。
モデルB「そう言えば、この魔法陣はどの響さんの世界に行くんでしょうか?」
モデルE「言われて見れば帰れるとしか聞いてなかったな」
猫響「そこはどうなの?王様の私」
魔王ヒビキ「えーっと…どうだったかな?」
え?と曖昧な言葉に誰もが目を点にした後……響達は転移した。
魔王ヒビキ「あ、行っちゃった…」
魔王ミク「だ、大丈夫かな…?」
不安そうに言う魔王ミクに魔王ヒビキは顔を逸らす。
ちなみに……
☆
ロック響「どこ?」
猫響「なんか高い所みたいだけど…」
???「未来ぅぅぅぅ!!……ってあれ!?」
音未来「へ?」
???2「遺憾である我が名は…む?」
どことなく雰囲気が重い所で下からの声に誰もが下を見て……空中である事と見覚えのある顔が複数見えた。
それに姿が元に戻って腕を組んだR了子は悟った目で言う。
R了子「ああ、これはあれだ……シリアスブレイクだな」
モデルH&モデルM&モデルA&翼「言ってる場合か!?」
その言葉の後に自由落下して見覚えのある人物こそ未来に激突する。
???「うえ!?グレてる私と言うか私がもう2人いるし!?片方は猫耳生えてるし!?」
ロック響「あ、ここどこか分かった。私を救ってくれた未来の世界だわ」
音響「そうなの!?」
猫響「ってか呑気に言っている場合じゃないんじゃ…」
上で驚いている
ドゴーン!
直後に地面に激突し、その後に原作響も着地する。
煙が晴れるとモデルAにロックオンし、レグアンカー・ザ・ゲルロイドにトランスオンして全員を抱えたロック響の姿があった。
なお、原作未来はロック響の下に埋もれていた。
ロック響「ふいー、この世界の未来以外セーフ」
モデルX「いや、それはそれでアウトだと思うよ;」
ロック未来「この世界の私ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」
原作響「未来ぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」
???3&???4「なんか機械的で大きいイカがいるぅぅぅぅぅぅ!?」
それに絶叫する中で猫響と翼、R了子以外の面々は聞き覚えのあるツッコミ声に見ると、変身してるがとある時に知り合ったゴーグル達の姿があった。
音響「あ、ゴーグルさん達だ!」
猫響「…知り合い?」
久しぶり~と手を振る音響のに猫響は不思議そうに呟いた後……
原作未来?「不敬である!貴様ら、私を誰だと思って…!」
そう叫んでロック響を強い衝撃で押しのけて起き上がるのにあ、これ、面倒な事だとロック響は体勢を立て直しながら思った。
ここから先のはまた別のお話