寒いステージを突破し、響達は魔王城へと足を踏み入れた。
ロック響「ついに来たね」
音響「うん!やっと着いた…魔王城!」
猫響「ここにいるんだね魔王が…」
各々に呟いた所で了子が前に出る。
了子「とにかく1週目だから魔王との対面は先だろう。とにかく今はこのステージと次のステージのボスを倒す事に集中しろ」
音響「はいっ!」
翼「それで…いきなりか…」
注意する了子に音響が頷いた後に翼は少し離れた所で待機しているレッドアリーマーを見る。
猫響「いきなりレッドアリーマー…」
R了子「そう言えばいきなり連戦ので最初のはスタート地点からすぐ近くだったな」
うへぇとぼやく猫響にR了子は思い出して呟く。
ミューチェ「ならまずはあいつを倒さないとね」
ロック響「だね」
3人はそれぞれ武器を構えて駆け出すとレッドアリーマーはそのまま飛び去って行く。
あれ?と誰もがその行動に戸惑う中でとにかく追いかけようと進む。
モデルP「…む?少し待たれよ」
ロック響「モデルP?」
音響「どうかしたの?」
待ったをかけるモデルPに誰もが首を傾げる中でモデルPは自分を使う様に言い、ロック響は言われた通りモデルPでロックオンする。
その後にあ…と声を漏らした後に上る梯子のすぐそばを指す。
ロック響「あそこに宝箱が隠されてる。もしかすると
翼「
音響「私の出番だね!」
ようし!と気合を入れてボウガンを装備してからシンフォギアで技を出す様に集中して魔法を発動する。
すると宝箱が出現し、ロック響が開けるとマゼンタのライブメタルと水色と白のライブメタルが出て来る。
ロック響「モデルKとモデルC。これで全員揃った」
モデルK「やーと出られたわ」
モデルC「ふええ、響さん会えてよかったです~」
音響「やったね、ロックの私!」
猫響「こうやって見ると皆個性あるね」
ロック響に近づくライブメタル達を見ながら猫響はそう述べる。
モデルX「僕達はモデルZのオリジナルの記憶にある人物たちを元に作られたからね」
モデルZ「だから各々に性格も能力も違いがある」
翼「これでロックの立花はフルパワーを出せるようになったのか?」
モデルL「それがそうでもないのよね…」
え?と言葉が漏れた猫響と翼に了子が理由を説明する。
了子「確かに全員は揃ったが、こっちの立花はダブルロックオン…2つのライブメタルを同時使用をしてこそさらなる力を発揮する事が出来る。だが、現状では1つずつしか使用できない現状では今のこっちの立花はオールラウンダーのままだ」
猫響「そうだったんだ…」
ミューチェ「そうなると3つ使うAXZも無理ね…色々と駆使して戦わないといけない訳ね」
腕を組んでミューチェはぼやいた後に進むのを再開し、首だけのコッカトリスに驚きながらも撃退する。
モデルA「雑魚キャラ扱いだから楽に倒せたね!」
音響「首だけだったのが驚いたけど」
R了子「ここではあいつは障害物と考えればいいぞ」
成程と納得しながら今度は降りるとレッドアリーマーがいたが1体目と同じ様に飛び去って行く。
R了子「……妙だな」
ミューチェ「なんで全員飛び去っているのかしら?」
その行動にR了子とミューチェは疑問を感じる。
モデルX「……2周するから、戦うのはその時か…もしくはもう作り出せないんじゃないのかな?」
ロック響「作り出せない?」
翼「どういうことだ?」
出て来た言葉に誰もが首を傾げる中で了子だけ理解したのか納得してる。
R了子「モデルXが言いたいのはだ。戦うであろうレッドアリーマーの意思や性格が2週目でそのまま復活するかどうか分からないからぶつからせる事を魔王は恐れてるのかもしれない…と言う事だな」
モデルX「そんな感じだよ。性格があったのを考えるとその可能性さえなければさっきの2体は響達と対峙してる筈だ」
音響「ようするに…二週目に温存しているって事ですか?」
首を傾げて聞く音響にそうかもしれないとモデルXは自信なさげに返す。
モデルX「情報が少ないから俺も断言できる自信がない。その可能性がありうるとしか言いようがないんだ」
モデルA「まぁ、確かにそうだね。僕達が現在知れてる事は本当に少ないもんね」
翼「確かにそうだが…改めて言われると我々は決められたルートを進んでるだけで相手の事を知らな過ぎるな…」
うーーむと唸る翼に音響もつられて唸る。
音響「確かに未来を連れさった人って以外全然知らないですね…」
猫響「目的さえも私達を消す以外知らないもんね」
言えば言う程考え込みそうになってる所をR了子が手をパンパンさせる。
R了子「考えるのは魔王自身に対峙してからにしろ。この先には別の魔王がいるんだからな」
ロック響「ん、了解」
音響「どんな魔王なんですか?」
そう言ったR了子に音響は手を上げて聞く。
R了子「ゲームで言うならかつて魔界を支配していた大魔王アスタロト。レーザーを放ったり、炎を吐く攻撃をして来る。頭部以外にダメージが行かないから頭部を積極的に狙え…ちなみにこの次の1週目ラストのステージにも登場する」
翼「かつての支配者がボスなのか…」
ミューチェ「まぁ、魔界村って大魔王以上の奴があっさり出たりするけどね」
呟いた翼のにミューチェは呆れた様に呟く。
モデルK「そうなのかい?」
R了子「うむ、ここの元ので言うなら超魔王に魔帝が出るぞ」
猫響「魔帝…大魔王、帝より下なんだ…」
モデルZ「だが、それだけ魔帝と言う奴は強敵と言う事か?」
ええ…と呆れる猫響の後のモデルZのにR了子は頷く。
R了子「ああ…とにかく今はアスタロトの対処だ」
ミューチェ「ええ、そうね」
先の事より目の前のと言うR了子に誰もが頷いた直後、話し合いが終わったのを待っていたかのように赤いコートを羽織り、頭以外にお腹に目と口がある存在が現れる。
モデルM「あれが大魔王アスタロト!」
モデルH「まさに異形とも言える者だな…」
音響「魔王に相応しい姿だね…」
アスタロトにそれぞれ述べた後にアスタロトはお腹の口から火炎放射を放つ。
猫響「来るよ!」
モデルF「戦闘開始だぜ!」
それに3人は避けた後に散らばって攻撃を開始する。
ロック響はモデルPのままクナイを投げ、音響は短剣、猫響は槍でアスタロトの顔を狙う。
アスタロト「ぐおお!?」
翼「良いぞ!このまま押し切れ!」
そのまま攻撃を仕掛ける3人だったが変化が起こる。
アスタロト「う、おおおおお!!」
うめき声をあげるとアスタロトの腕がブルブル震えた後に人間と変わらない形だった手が怪物の顔に変わる。
モデルA「うえ!?」
音響「手が怪物に!?」
変貌に誰もが驚く中で腕の顔からも炎が放射される。
ロック響「あぶな!」
ミューチェ「やっぱり強化されてるのね!」
すぐさま避けた後に顔を攻撃するがアスタロトは先ほどとは打って変わり、ダメージを受けた様子を見せずに目からレーザーを放つ。
モデルX「効いてない!?」
R了子「どうやら変えて来たか…」
翼「もしやあの両手が変化したのに弱点が変わったのか?」
それ採用と早速ロック響がクナイを投げ飛ばし、クナイは両腕に突き刺さるがアスタロトは平然と攻撃をし続ける。
モデルF「そこでもねえのかよ!」
猫響「それじゃあ一体何処に…っ!」
アスタロト「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
焦る中でアスタロトが腕と腹の口から同時に火炎放射、頭からレーザーが同時に飛んで来る。
それにより音響と猫響は当たってしまい、ピンチになる。
その時、咄嗟に避けた際に投げたクナイがアスタロトの腹に命中する。
アスタロト「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
すると先ほどまで微動だしなかったアスタロトは悶えだす。
R了子「!腹だ!奴の腹を狙え!!弱点はそこだ!」
音響「腹だね!」
猫響「了解!」
指示に3人はそれぞれの武器で同時に攻撃を仕掛ける。
防ごうとレーザーを放つアスタロトへ音響は止めと槍を突き刺す。
アスタロト「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
もだえ苦しんでいたアスタロトは断末魔をあげるとその身が砂となって四散して行く。
ロック響「ふう…2人がアウト手前だったから危なかった…」
音響「ギリギリだったね…」
猫響「ホントだね…」
それぞれ座り込む中で鍵が落ちて来たので音響が手に取ると、今までと違い、猫響と音響の体に鎧が再び装着される。
モデルF「お、今回は復活したな」
モデルP「敵からの温情か…はたまた…」
翼「聞いてみないと分からないな…」
次への扉を見ながら3人を息を飲んで立ち上がって進む。
次に待ち受けているのは…