今回の第弐話は第壱話と同時刻に起こっている感じです。
煙草を、ふかしながら自らに与えられた仕事の内容を思い出す。
「君には。秘立蛇女子学園に特別生として入学してもらう。」
今思えば無茶苦茶だ。いくら潜入任務で高校生だからという理由だけで男の俺を女学院におくりこむなんて。「大体、こんなデカイ図体した俺が女学院なんざ無理だろ。」と悪態をつく。
そもそも何故、蛇女に潜入するかというとこの俺、黒城 城護がSPW財団《スピードワゴン財団》の職員だからである。財団は、危険な生き物や人を管理するのを仕事としている。そして、その財団が最重要機密として抱えているのが今回のターゲットの“矢”だ。この矢で射られると、不思議な力に目覚めてしまう。その力は、他人に害を及ぼすものであったり、自らの命を落としかねないものもある。しかし、その力はどれも強大で中には世界を変えることができるものもある。そんな力を犯罪に利用しようとする者も多い。そうさせない為にも財団でキチンと管理する必要がある。
しかし、矢は世界中に散らばっているため職員達が日々集めてて回っている。その矢のパワーを悪用しているとの情報が入ったのが蛇女のトップである道元である。真相の解明と矢の奪取が今回目的である。
薄暗い森の中を進んでいくと、巨大な城が目の前に現れた。あまりの大きさに少したじろいでしまう。木々を上手く利用して近づくまで見えない様に工夫してある。
「こいつぁ、きな臭「誰だ!」」と言葉を遮るように声をかけられる。
「あん?」とけだるそうに振り返る。
「貴様、此処で何をしている!善忍の者か!」といかにも忍という格好をしている女性が近づいてくる。
「蛇女のか。今日から入学する事になっている黒城 城護だ。」
一応、世話になる分丁寧に名乗るが、、、
「そのような話は、聞いていない。」とあっさり切り捨てられる。
「そんな事はない。本当だ、嘘だと「問答無用!」」と叫んで剣を抜いて切りかかって来る。体全身のバネを使って勢い良く飛びかかる。剣先が黒城の喉元触れようとした、刹那女の体が宙を舞う。
女は、何が起きたか理解する間もなく意識を手放してしまう。
「やれやれだぜ」と突然の襲撃から一服しようとすると「っく!」と鋭い殺気を感じその場を飛びのく。
「姿を見せな!そこにいるこたぁーわかってんだぜ!」
「やるな。お前が、SPWの者か?」
「てことは、あんたが内通者か?」
「あぁ、そのように認識してもらって構わない。」
「黒城 城護だ。よろしく頼む。」
「鈴音だ。蛇女で教員をやっている。」と握手を交わす。
「今から蛇女へと案内するのだがその間質問したいのだが、構わないか?」
「あぁ、構わねーぜ。まぁ答えられるならだが。」
「すまないな。助かる。では、先程の攻撃は
「その通りだ。あれは、スタンドによるものだ。」
「そうかあまりにも早くてな。目を疑ってしまったよ」
「そうか?俺の師匠は、もっと早いぞ。」
「 何!あれ以上なのか!」
「あぁ。すまんが俺も一つ構わないか?」
「この学校の生徒は見えるのか?」
「そうだな。選抜メンバーとその補欠メンバーくらいだろうな見えるのは。しかも全員がはっきり見えるわけじゃない。ぼんやりしか見えない奴もいる。」
「そうか。わかった。礼を言う。」
「さぁ、もうすぐ着くぞ。選抜メンバーは、強いがまだ幼い部分も多い仲良くしてやってくれ。」
「まぁ、向こうにその気があればな。」
もう一つの物語も動き始めた。
煙草を吸ってるのは、身長が高くて大人に見えるからです。高校生は煙草を吸っちゃダメです。あと、スタンドは、良く訓練された忍なら見ることができます。