〜半蔵学院とある一室〜
「霧夜先生、今日から来られる新入生の方はどんな方なんですか?」
「いや、俺もは名前しか知らないだ。半蔵様はそれだけで十分だとおっしゃって何処かに行ってしまわれたからな。」
「新しい人ってこわいのかなぁ〜。怖い人だったら嫌だなぁ。」
「安心しろ。雲雀はオレが守る。」
「柳生ちゃん!ありがとう!」
「まぁ、大丈夫だろ。飛鳥があんなに嬉しそうに話すくらいだらな。」
「それもそうですね。珍しいですね葛城さんがそんなまともな事言うなんて。」
「おいおい、斑鳩そりゃないぜ。」
この一連の会話をしているのが国立半蔵学院の忍学科の生徒達である。
斑鳩、葛城、飛鳥、柳生、雲雀、担任の霧夜で構成されている。そして今日新たな仲間が加わるのだが、、、
「なぁ飛鳥達はまだなのかよー。」
「んー、そろそろ来る頃だと思うなのだがな。」
「このままでは遅刻ですよ。まったくどこで油売ってるのやら。」
そんな会話をしていると隠し扉がガチャンと勢い良く回る。それと同時にガタンという大きい音がする。
「ま、間に合った〜!」
と飛鳥が盛大に転びながら言う。
「おはよう!飛鳥ちゃん!」
「よっ!飛鳥!」
「おはようございます、飛鳥さん。」
「おはよう。飛鳥」
「おはよう!みんな」
「全く、遅刻ギリギリですよ、飛鳥さん。」
「うぅ、ごめんなさい〜」
「何落ち込んでんだよ、飛鳥。飛鳥は元気が一番だっての!」
「ひゃあ!ちょっとかつ姐どこ触ってるの!」
そんな会話を尻目に四条は驚いてた。なんの変哲も無い茶室の掛け軸の裏にこんな広大な空間が広がっているとは思っていなかった。暫く呆けていると、
「君が四条 常森くんかい?」と白髪の男性から声を掛けられる。
「はっ、はい!」突然の事だったので声が裏返ってしまう。
「ははは、そんなに緊張しなくていいぞ。俺はこの忍クラスの担任を務める霧夜だ。よろしく頼む。」
「はい!」
「ほら、お前たちも主役の登場だ。飛鳥以外自己紹介しろ。」
「「「「はい!」」」」
という流れで自己紹介が始まった。
「この忍クラスのクラス委員をやっています、斑鳩です。よろしくお願いします。」
「葛城だ!気軽に声掛けくれよな!これからヨロシク!」
「柳生だ。よろしく頼む。あと、雲雀に手を出したら切るからな。」
「も、もう柳生ちゃんたら〜、あっ、雲雀だよ。ヨロシクね!、、えっと〜」雲雀の戸惑った様子を見て一番重要な自分の事を忘れている事を思い出した。
「あっ、自分は、四条 常森って言います。えっと趣味は読書です。よろしくお願いします!」
「よろしくね、四条ちゃん!」
緊張はしていたが思いのほかハッキリと言えたので安堵する。
「よし、全員出来たな、。誰か質問ある奴居るか?」
「はいっ!はーい」
「ん、葛城」
「へっへーん、やったぜ!はい、じゃあ質問。飛鳥とは、付き合ってるのか?」
「ごっ、ガッハ!」「へっ、、」
いきなりのディープな質問に思わず咳き込んでしまう。葛城の隣で飛鳥も真っ赤になっている。
「いっ、いや飛鳥は自分の命の恩人で家族なんでそんな付き合うだなんて、、、その、、、えっと、、」
飛鳥は大事に思われている事を嬉しく思いつつ、どこか寂しさも感じていた。
(なんでこんな気持ちになるんだろう?)
「よし。今日の午前中は、四条の実力を見るのも兼ねて模擬戦闘を行う各自準備しておけよ!」
「「「「「「はい!」」」」」」
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「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
四条は全員と戦い終えてグラウンドに寝そべっていた。
「差があるのは、当たり前だけどここまでとは、思ってなかったな。少し凹むかも。あぁ、きっつい。」
四条は、目立った特技があるわけでもなく忍転身すらまだ出来ないのだから当然と言えば同然なのだが。
「大丈夫?四条くん、ハイお水」
「ありがとう。飛鳥。」
「大丈夫か?四条。午後もやれるか」
「こんぐらいなんて事ないですよ。遅れてる分取り返さないといけないですからね。」
「よし。なら今日の午後からは、校外で任務をこなしてもらう!」
「よっしゃー!やっとぽいのが来たな!んで、センセ何すんだ。」
「不良退治だ!」
「「「「「「不良退治?」」」」」」
「近ごろ、商店街で不良が暴れて困っているらしから、全員で協力して倒してこい。」
「「「「「はい!」」」」」」
この不良退治が四条の運命を変えることになるとは、まだ誰も予想していなかった。
四条はまだスタンド能力に目覚めていません。