今回はキリコの専用機とも言えるフルメタルドッグの紹介をしたいと思いますがはっきり言って作者の捏造です。第2章以降に関わってくるので、ネタバレまがいになると思います。
実験用機甲兵 フルメタルドッグ
全長 6.66アージュ
重量 5.5トリム
材質 超軽量レディアントスチール
武装
アームパンチ×2
GAT-22へヴィマシンガン
SAT-03ソリッドシューター
ガトリング砲
二連装対戦車ミサイル
七連装ミサイルポッド
三連装スモークディスチャージャー (順次追加)
概要
G・シュミット博士の元へ流れてきた設計図を元に開発された機体。
ドラッケンⅡをベースに造られているため、操作性は高いと思われていたが、機体の性能の内、旋回性を限界まで発揮するため、既存のローラーダッシュ機構を極端に仕上げた。その結果、肝心の操作性はシュピーゲル以上と、常人には扱えない機体になってしまい、製造されたのはたった一機のみに留まる(後に増産を決定)。
乗り手の安全を全く考慮しない設計となっているが、生産を見込んでいるため、リミッターが設けられている。任意で外すことは可能であり、性能を100%引き出せる。ただし常人ならば失神か発狂するほどのすさまじいGがかかるため、これを行うことは死を意味する。そのため専用のパイロットスーツの開発が急がれている。
機体速度を底上げするため、フレームを削り、材質を超軽量レディアントスチールに変更。結果、機体速度は上がったものの、防御力は同じ材質のケストレルと同等かそれ以下に下がる(機銃は防げるが、対戦車砲はもちろん、神機等の強力な攻撃ならば一撃で中破以上)。
スクリーンモニターを廃止して、ターレットスコープを採用。これにより機体の活動時間が延びる。ただし、外部の情報は全てスコープから乗り手のゴーグルにダイレクトに伝わるため、敵発見時に反応が遅れる結果になった(言い換えれば、乗り手の反応速度に左右される)。一応、音声センサーがコックピットに取り付けてあるが焼け石に水。
他の機甲兵との違いは、固定武装を内蔵している点である。実験のため、敢えて火薬式のアームパンチ機構を採用。接近戦で敵機や障害物を破壊することが出来るが、機体の防御力が低いため、使い過ぎると機体そのものがダメージを負う危険がある。
当初は近接戦闘用の武器を造るはずだったが、機体スペックから射撃仕様に変更。威力を抑え、連射性を高めたへヴィマシンガンと連射性を抑え、威力を戦車の砲撃並みに高めたソリッドシューターが開発された。
ローラーダッシュを極端に上げることで、地上戦では無類の強さを発揮する。反面、特殊機能を持たないため、瞬間最高速度はケストレルβ以下、パワーはヘクトル弐型以下、機能性はシュピーゲルS以下、汎用性はドラッケンⅡと同等かそれ以下という評価を受けている。
当然だが機甲兵は全てマニュアル操作であり、乗り手の負担は高い。第Ⅱ分校生徒キリコ・キュービィーのアイデア(前世からの流用)により、ミッションディスクを開発。予め機甲兵の行動パターンをディスクにプログラミングすることで、乗り手の負担を下げることに成功。ただし導力ネットに精通する者しか扱えないため、制式採用は時間がかかると思われる。
カスタム性と整備性は他の機甲兵を凌駕している。このことから他の武装も開発段階にある。またブレーキとしてターンピック機構が開発され、不整地対策としてトランプルリガーが開発された。
総合性能は欠点だらけであり常人には扱いきれる機体ではないが、前世で散々乗り回した記憶と戦闘経験、そして異能生存体によりこの機体は事実上キリコの専用機になる(分校生徒では扱いきれず、オーレリアでさえ匙を投げた)。
コストパフォーマンスは優良と言えるほどの高さを誇るが、それはあくまでこの機体が使い捨てに近い運用方法を採っているためである。そのため、一部からは最低の評価を得ている。
機体の製造元、目的は全て謎だったが、キリコと同様に転生を果たしたジャン・ポール・ロッチナが設計に関わっていたことが判明。また、ラインフォルトとは別口とされていたが(実際は黒の工房が製造元であり)、ここにもロッチナが絡んでいた。
次回はフルメタルドッグの初陣です。今回の紹介も合わせてお楽しみください。