Branch road   作:felt

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どうにか、1週間以上開けずに投稿出来ましたー。これからはほんとにいつ投稿できるか分かないです。週一投稿を目標に頑張ります。では、本文どうぞ


第一話 The first day

教室に入ると、前のクラスメイト同士で話してる人が多く、話し声が飛びかっていた。とりあえず自分の席を確認しにいく。俺の席は後ろから2番目の窓際から3列目だった。荷物を置き、周りの席の人を確認すると

 

「席、隣なのね」

 

と友希那の声が窓際から飛んできた。無関心なのか気持ちが読み取れない。他の席は名前の知らない人や、知っているけどあまり話たことがない人が多い。と思っていたら

 

「お、蒼人じゃーん今年もよろしく」

 

と声をかけられた。あんまり人付き合いをしない俺に、こんなに明るく挨拶してくる人は数える人しかいない。声の主の方を向くと、案の定見覚えのある顔があった。

 

「一樹か。今年も同じクラスなんだな」

 

坂本一樹。高校1年、2年両方おなじクラスの男子、明るく誰とも話すことが出来る。小学からの友達でもあるため仲は非常にいい。時々遊ぶが、本人は運動部であるため、忙しかったりする

 

「どうした?反応が薄いぞ」

 

「朝に弱いんだよ」

 

「知ってるけど」

 

「んじゃ、なんで聞いたんだよ!」

 

などといった会話をしていると、予鈴とともに先生が入ってきた。

怒られるのが面倒くさいようで、クラス中が静かになる。

 

「諸君おはよう。これから、始業式と新任式があるから西体育館に集まってくれ」

 

先生が教室を出るとほぼ同時に、また騒がしくなった教室。中からは「今年は誰先生かな?」などといった声がよく聞こえる。ぶっちゃけ誰でもいいやと思っていると、一樹が

 

「今年は青木先生じゃないといいね」

 

と聞いてきた。青木先生は、2年間俺らの担任だった40代の男の先生で、数学を教えている。教え方は中の上だが、怒らせると怖い先生のうちの一人で、授業中にもかかわらず飛んでくる怒声は、他の授業中の先生の声を打ち消す程だ。俺自身、青木先生のことは嫌いではないが、あまり関わりたくはない。

 

「そうだな。去年みたいな思いはもうこりごりだな」

 

「蒼人が授業中寝たのが悪いんだよ」

 

「あれはたまたま目をつぶっただけだ」

 

などと、過去の話をしているとチャイムがなった。周りは、続々と集まって移動し始めている。

 

「じゃ、行くか」

 

俺らも遅れないように西体育館に向かった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

どうでもいい始業式と新任式を聞き流して、教室に帰ってきた。

今年は青木先生ではなく、ほっとした。

あとは特に何事もなく、係委員会を決めたあとお昼休みになった。学年が上がったばっかりであるため、去年のグループで食べる人が多く、他クラスから人が沢山来ていた。ここでは落ち着いて食べられないと思い、人のいなさそうな屋上に行くことにした。屋上の人気はあまりないため、ゆっくり過ごすのはもってこいだ。弁当を持って屋上へ向かう。屋上に繋がる扉を開けると、そこには先客がいた。

 

「蒼人〜 やっぱり来たね〜」

 

「リサ、当たってたわね」

 

「まぁ、いると思っていたよ」

 

「一緒に弁当食べよ〜」

 

「一応聞くけど、拒否権は?」

 

「ないわよ」

 

「ハイハイ」

 

断ってもまた迫ってくるのは目に見えている。折れた方が賢明だと過去の俺の言うことに従い、一緒食べることにした。

 

「友希那と蒼人ってさ〜 クラスの席どうなったの〜?」

 

「隣よ」

 

「おめでと〜 良かったね〜」

 

「「別に」」

 

「ほら〜 ハモっちゃって〜」

 

「特に何も無いよ」

 

「そっか」

 

そう言うと、リサは珍しく簡単にその話から引いてくれた。なんでだろうと思っていると、待っていたかのようにすぐにチャイムがなり、解散となった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

午後も大したことは無くSHRを終え放課後になると、リサが教室にやってきた。

 

「蒼人〜 この週末のRoseliaのライブ来る〜?」

 

友希那とリサはRoseliaという有名なガールズバンドの一員で、去年もよく放課後練習してるって聞いた。去年誘われてはいたが、学習を理由を付けて行かなかった。どうしても、あの記憶が蘇りそうで行くとは言えなかった。誰にも言えないあの記憶が…

 

「今週も学習するからやめとく」

 

「そっか〜 残念、 気が向いたら言ってね〜」

 

「そう言えば友希那は?」

 

「友希那なら、もう練習しに行ったよ〜」

 

「練習熱心なんだな。お父さんの影響かな?」

 

「多分そうだと思うよ〜 あの事件以来、音楽以外に関心持たなくなっちゃったから…」

 

一瞬リサの表情が曇り、トーンも低かったが、いつものトーンと表情に戻り

 

「もう時間だから、蒼人また明日〜」

 

校門から出ていくリサを見送り、俺は帰路に着くのであった。




恋愛とかタグにありながらまだ来てねーじゃんって思う方、すみませんm(_ _)m 次回から、物語が動き出すので… 誤字脱字ありましたらお願いします。
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