ゼロの使い魔×ポケットモンスター   作:蜜柑ブタ

46 / 62
今回は、ヒメグマ(→リングマ)。



全国図鑑解禁したけど、話が膨らまない!(泣)


『ルイズが召喚したのが、ヒメグマだったら?』

 ルイズは、もうもうと上がる煙の中に、60センチの生き物を見つけて、ガッツポーズを取った。

 

 ついについに! 魔法が成功したのだという確信が得られたからだ。

 

 春風により、煙が晴れると、そこには、大きな耳を持つオレンジ色に、顔の半分ぐらいを占める三日月模様がある可愛らしい熊がいた。なぜか、片手の掌をペロペロずっと舐めている。

 

 か、可愛い!!っと、ルイズは、魔法の成功に加えて、可愛い使い魔を喚べたことに喜んだ。

 

 コルベールがコントラクトサーヴァントの儀式をっと、促す。

 

 熊の姿にメロメロになっていたルイズは、ハッとして熊に使い魔の印を刻むべく近づく。

 

 すると熊は、ビクッと震え、後ずさるが、小石に足をつまずかせ、コテッと後ろへ転がった。

 

 ルイズはその隙に接近し、コントラクトサーヴァントの呪文を唱え、あとはキスだけとなり、まだ仰向けになっている熊を起こそうとして…、大きな爪で引っかかれた。

 

 見かけによらない力によって、ルイズの顔に爪が食い込み、深く傷を付けられた。

 

 ルイズは、構わずキスをしようとするが、熊はバタバタ手足をばたつかせて暴れた。

 

 直後、コルベールが放った軽いエアハンマーが熊の頭部を襲い、熊が気絶した。

 

 コルベールに今だと促され、ルイズは、熊を心配しつつ、キスをした。

 

 そして、ルイズは、すぐに保健室に行かされ、水の秘薬で傷跡もなく治った。

 

 熊は、ルイズの部屋の藁の上に寝かされていた。まだ目を覚まさない。

 

 ルイズは、保健室へ連れて行くべきかと思っていると、やがて熊が目を覚まして起き上がった。

 

 ルイズを見るなり、熊は、ビクッと震え上がっていた。ルイズは、熊から怯えられてしまいショックを受けた。

 

 その時、ルイズの手が机の上にあったハチミツの飴玉を落としてしまった。

 

 熊がピクッと耳を立て、クンクンッと飴玉を匂っていた。

 

 欲しいの?って聞くと、熊は、コクコクと頷いた。どうやらコチラの言葉は理解できるらしい。頭は良いようだ。

 

 ルイズは、飴玉の包み紙を外し、中身を熊に差し出した。

 

 熊は、一口で少し大きめのその飴玉を口に入れた。

 

 すると、熊は、身を震わせるようにほっぺたを手で押さえて喜び、コロコロと藁の上を転がった。どうやら予想以上に美味しかったらしい。

 

 ルイズは、そんな熊のリアクションにメロメロになっていた。

 

 翌日から、熊はルイズに気を許したらしく、後ろをついてくるようになった。

 

 すると、ヒメグマだぁ! っと驚いたメイドひとりいた。

 

 知っているのかと聞くと、シエスタというメイドは教えてくれた。

 

 この熊の名は、ヒメグマ。

 

 タルブ村の近隣の森でしか見かけない珍しい熊の一種で、蜜を好むのだそうだ。手に染みこませて、常に舐めているそうだ。

 

 ただし、成長するとリングマという凶暴ででっかい熊になるそうなので、可愛いからといって近づくと親のリングマがいる可能性もあるので、非常に危険なのだそうだ。

 

 り、リングマじゃなくて…よかった…っと、ルイズは思ったが、いずれ自分のヒメグマがリングマに成長することを思うと、不安がわき上がった。

 

 青ざめるルイズを、ヒメグマは、掌をペロペロ舐めながらコテッと首を傾げて見ていた。

 

 ヒメグマは、蜜を特別好むが、基本雑食らしく、あげれば肉でも魚でも食べた。

 

 最初こそ怖がられて顔を引っ掻かれたものの、懐いてしまえば、ただあの時は怖がってただけだと分かり、ルイズは、ヒメグマを可愛がった。

 

 しかし、ただ可愛いだけではないのだということを、示したのが、土くれのフーケによる盗難事件の時だった。

 

 フーケの巨大な土のゴーレムを、技マシンという宝物庫の宝を自らに使って、氷のパンチを放ち、土のゴーレムを破壊して、土くれのフーケを逃げ帰らせた。

 

 更にその後の、アルビオンへの密命では、裏切ったワルドからルイズを守るべく前に立ち、風の魔法で吹き飛ばされた直後、リングマへと進化を遂げ、爆発的に上がった身体能力を駆使して、疾風の二つ名を持つワルドを撃破した。

 

 ヒメグマからリングマになったルイズの使い魔は、婚約者に裏切られたショックから泣いているルイズをギュッと、けれど優しく抱きしめたのだった。

 

 




小さくとも、熊は熊だと思うのです……。
顔引っ掻かれてごっそりいかれなかっただけマシ。


ヒメグマの食性が分からず…、とりあえず蜜を好むが雑食性ってことにしました。




以下、いつも詳しく書いてもらっているミッキィさんの説明文。


●【ヒメグマ】
▪️手のひらはハチミツが染み込んでいる。ミツを見つけると三日月模様が輝く。
ヒメグマのハチミツは果物とスピアーの集めた花粉がブレンドされて作られており、個体ごとに味が違う。

▪️BW2で男主人公の場合、ルリから10回目のポケモン交換でレベル50・特性みつあつめ・持ち物いかりまんじゅうのヒメグマが貰える(女の子主人公の場合、テツからゴマゾウが貰える。)



●【リングマ】
▪️巨体に似合わず木登りが得意で、主に木の実を食べる。 木に登らずとも、木をへし折ってしまうことも。 毎日エサを求めて森を歩き、縄張りのエサのなる木には爪で印を付けていく。

▪️『ポケモンセンターサッポロ』リニューアルオープン記念グッズとして『木彫りのリングマ』が販売された。
コイキングを咥えている…のではなく、コイキングが「はねる」でリングマの顎に激突している場面である。

▪️ポケダン時闇空
トレジャータウンに毎日一緒にいる♀️のヒメグマと♂️のリングマが登場。ヒメグマは親切にアドバイスをしてくれる。
エンディング後、ヒメグマは『ひかりのいずみ』でリングマに進化する。一緒にいたリングマと区別がしにくくなった。自分の名前も間違えてるあたり、まだ慣れるのに時間がかかりそうだ。




◼️【アニメ】
◆シンジのリングマ(CV石塚運昇)
▪️DP6話で迷いの森でサトシ達を襲撃していた野生の個体だったが、偶然出くわしたシンジのヒコザルとバトルの末にゲットされた。

▪️能力的な第一印象は「まあまあ」だったが、捕獲後はシンジの中核としてかなり重宝されており、非常にタフで凄まじい攻撃力を有している。実際エイチ湖でのフルバトルでサトシのブイゼル・ムクホーク・ピカチュウの3体を連続で倒し、シンオウリーグ3回戦で相性の悪いジュンのサワムラーに逆転勝ちするほど(ヒカリ曰く『タダでさえ強い』)。特性は『こんじょう』。

▪️作中で負けたのはヒコザルとジンダイのレジロックのみ。ただし、エイチ湖でのバトルではヒコザルと戦う時には3体と連戦して消耗していた事。ジンダイ戦では、レジロックの前にレジアイスの『でんじほう』をくらって耐えきったうえでレジロックの『ストーンエッジ』をくらった為であり、その恐るべきタフさが伺える。

◆無印157話
リングマの群れ
一斉に出していたサトシ達のポケモン達がロケット団に全て捕らえられてしまった所に、非常に獰猛な野生のリングマが出現。手持ちポケモン達を取り戻したサトシ達とロケット団を執拗に追いかける(逃げ回ってるうちにムサシとカスミが入れ替わってしまう)。
『はかいこうせん』で乱射したり、なんとか合流したサトシ達とロケット団がいた今にも落ちそうなつり橋の縄を切ったりとした。
子供が生まれる時期だった為に普段よりも獰猛になっていた模様。


◆無印172話
リングマ
エピローグにて、スピアー達と共にロケット団を取り囲んでいた。


◆無印187話
ヒメグマ→リングマ(CV矢島晶子 )
その可愛さでカスミやムサシをメロメロにさせるが、その本性は『他人の食べ物を盗み食いした挙句、別のポケモンに濡れ衣を着せる』という、かなり腹黒い性格のヒメグマである。 様々な悪事を働くが、最終的にはサトシたちに成敗される。その直後にリングマへと進化した。リングマの声もやはり矢島晶子が演じている。
ちなみにDP編で更に腹黒い性格の『史上最悪のトゲピー』が登場する事となる。


◆AG86話(ギエピーコラボ)
サトシが幼い頃見た映画に登場。
食い意地が汚いギエピーがヒメグマを泣かせていた為、親のリングマがぶっ飛ばした。
リングマのCVは田中真弓である。


◆XY34話(ルチャブル加入回)
野生のリングマ
オタチ、ミネズミ、パチリスが集めていたきのみを奪っていた所を、ルチャブルと戦闘。一方的にやられていたが、トドメを失敗したルチャブルに反撃するところをサトシに撃退された。
その後ローブシンと元森のチャンピオンのカイリキーをひきつれてリベンジマッチをしかけ、ローブシンと共にルチャブルを袋だたきにするが、卑怯な戦いを嫌うカイリキーに懲らしめられる。

◆映画 みんなの物語
野生のヒメグマ
市町の娘であるラルゴの友達。いつもメタモンと一緒にいる。作中でラルゴとメタモンと共にゼラオラに助けられる。 

◆その他
ピチュー兄弟の友達の一匹にヒメグマがいる。リングマはどうも悪役が多いようだ...。




◼️【ポケスペ】
◆シルバーのリングマ(♂️)
▪️ヒワダの山奥にいたポケモンで、ゴールドとの(不本意ながら)協力で捕獲。ガンテツ製の『ヘビーボール』が必要だった程の重量級。

▪️第5章でサカキを隠れ家へ連れてった事で手持ちから離脱(シルバーがその後他の図鑑所有者と共に石化~6章の騒動があった為)。6章終了後はサカキと共に消息を絶っていた。

▪️9章でシント遺跡にてサカキと共に登場。サカキの指示でラムダを圧倒、ギラティナとの戦いを優位に進める活躍を見せる。その後はシルバーの手持ちに戻った模様。

▪️5章から6章までが3カ月、更に6章から9章まで3年である事から、『3年以上も手持ちから離脱していた』事になる。
(ちなみにリングマ不在中、シルバーによって進化したグリーンのドサイドンを一時的に戦力として借りていた。12章でグリーンの手持ちにドサイドンがいた為、ドサイドンはグリーンに返した様だ)。



◆ヒメグマ
3章にて野生でリングマと共に登場。
ガンテツの孫娘であるチエからおにぎりをご馳走になったゴールドが、お礼にガンテツから貰った『フレンドボール』でヒメグマを捕まえる事を約束。見つけたものの、リングマも出現した為、散々苦労した末になんとか捕獲。チエの手持ちポケモンとなった。


▪️ポケモン捕獲に求められる技術のひとつに『当てどころ』があり、体の中に『生命エネルギー』が集中しているツボがある。そこを正確に捕らえた時のみ、ボールの『真の力』が発揮する。
シルバーによると
リングマは『胴に位置する真円の中央』
ヒメグマは『額の三日月模様』との事。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。