ゼロの使い魔×ポケットモンスター   作:蜜柑ブタ

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今回は、ラルトス(→キルリア→サーナイト)。


※分岐進化のエルレイドは、別に登場。


2019/08/10
最後の方、ちょい書き足し。


『ルイズが召喚したのが、ラルトスだったら?』

 その生き物は、とても不思議だった。

 

 なんというか、雰囲気が。

 

 メイドのシエスタが教えてくれたが、この生き物の名は、ラルトス。

 

 頭の赤い部分で人の感情を読み取ることが出来るのだとか。

 

 そのせいか、とても気遣いができる子で、ルイズがイライラしていれば近寄らず、逆に抱きしめたいな~って思ってると近寄ってきた。

 

 そして念力などの不思議な力で、物を動かし、ルイズの身の回りのことをしてくれた。

 

 やがて、ラルトスは、キルリアという形態に進化した。

 

 その日から、ルイズの周りではちょっとした異変が起こり始めていた。

 

 まず、土くれのフーケの噂がなくなった。あと同時に、オスマンの秘書であったロングビルが消えた。

 

 というか、ロングビルが最初からいなかったみたいに……。

 

 それを不審に思ったのはルイズだけで、他の者達は夢でも見たんじゃないかとか言って笑う。

 

 そして、近頃不穏な噂が流れていたアルビオンが、生き残ったウェールズにより形勢が逆転され、アンリエッタとの婚約と同時にアルビオンとトリステインの併合が発表された。

 

 それと同時に、ハーフエルフであり、ウェールズの親類であったティファニアが見つかり、彼女の保護者役だったマチルダという元貴族と共に保護された。

 

 そうして芋づる式で、ルイズとティファニアの系統が伝説の虚無であることが分かり、アンリエッタから始祖の祈祷書を賜ることになった。

 

 そんな最中、牙を剥いてきたのは、レコンキスタの残党と、それを裏で操っていたガリアであった。

 

 すると、前線部隊が駆けつけるよりも早く、ルイズのキルリアが率いる、ラルトス、そしてその上の進化形態である、サーナイト、エルレイド達が前に出て、その強力無比のサイコパワーで撃破して見せた。

 

 そうして、サーナイトへと進化を遂げたルイズのキルリア。

 

 テレパシーを以って、自身が見た未来予知をルイズに伝え、聖地に眠る、大いなる意思と呼ばれる精霊石を破壊しないと世界がヤバいことを知らせた。

 

 そして、ロマリアがそのことを知っていて、秘密裏に行動していることも知らせ、アンリエッタらに間接的に伝えられてから、世界情勢が動き出し、ルイズのエクスプロージョンによる、精霊石破壊か、始祖ブリミルの故郷である聖地への帰還かでもめにもめた。

 

 ロマリアのヴィットーリオは、始祖ブリミルの祈願を叶えるため、聖地への帰還を強行しようとしたため、サーナイト達がこれを阻止。

 

 仲間達を集めて、その強大なサイコパワーで、ルイズを聖地のそこに眠る大いなる意思と呼ばれる精霊石の下へ運び、ルイズにエクスプロージョンを使ってもらって、精霊石を破壊するに至った。

 

 ……あとで聞いた話であるが、シエスタの曾祖父が飼育していたキルリアには、空間を歪め、そして未来を見通す力があったとされていた。

 

 

 そして、ヴィットーリオが移住先に向かおうとさせた聖地とは、シエスタの曾祖父、そしてサーナイト…、ラルトス、キルリア、エルレイド達の先祖の故郷であることが分かった。

 

 

 

 

 

 




短くて申し訳ない。

ワルドは、たぶん、レコンキスタに寝返ってたけど、キルリアにやられてるかも?

スリープとは別の感じでチートを発揮したかったんだけど…、うまく出来ませんね…。


2019/08/10
最後の方に、ポケットモンスター世界が聖地の先にある地球に該当する世界だということにしました。



以下いつも詳しく書いてもらっているミッキィさんの説明文。

●ラルトス
▪️横から見るとハートマークのように見える赤いツノで相手の感情を読み取ることができる。明るく前向きな気持ちを好んでおり、それらをキャッチすると近寄ってくる。トレーナーが明るい気分のときには一緒になって喜び、人やポケモンの温かいな気持ちをキャッチすると全身がほのかに熱くなる模様。
逆に敵意を感じると物陰に隠れ、人前にもめったに姿を現さないという。 実際出現率はかなり低い。

▪️名前の由来は『astral(アストラル)』のアナグラム。

▪️RSE・ORASではライバル・ミツルの最初のポケモンでパートナーとなり、ストーリー序盤で主人公はゲットする姿を見る事となる。

▪️初期技は『なきごえ』のみなので、『ねんりき』を覚えるまで戦えるポケモンと交代して頑張らないとならない。しかし、大器晩成型ではあるが、大事に育て続けサーナイトないしエルレイドに進化した時こそ、心強いパートナーになるはず。

▪️序盤に手に入る特性『シンクロ』持ちのポケモンである為、『厳選廃人御用達ポケモン』とされている。


●キルリア
▪️名前の由来は『キルリアン写真(生体のオーラを映し出すとされる高電圧による写真)』。

▪️人気が非常に高い為なのか、アニメや映画の出番が多かったり、バトレボやポケダンでは専用モーションだったり、ポケパークで唯一登場していたり。

▪️楽しい感情や嬉しい感情を感知するとついつい踊ってしまうという踊り好きな性格。 その為、よく踊るように回っており、バトレボでは戦闘不能の時もバレリーナの股割りのようなポーズで倒れる。ポケダンでは立ち止まっても歩いても回る。XYからのモーションも回る回る回る(略

●サーナイト
▪️見た目やエルレイドの存在から♀のイメージが高いが♂️もいる。ご存知の通り、非常に人気が高いポケモン。6世代からメガシンカし、進化前と揃ってフェアリータイプが付属された。メガシンカした姿はまさに花嫁。色違いはドレス部分が黒くなる。

▪️当初は足があるか分かりづらかったが、最近の3D作品では確認できる。

▪️未来を予知する能力を持ち、心の通い合ったトレーナのためなら己が命をも厭わない。空間だって捻じ曲げるし、小さなブラックホールすら作る。

▪️RSEでのミツルの切り札として登場。性別は♂️だが、ミツルのイメージ的には合ってる。
XYではチャンピオン・カルネの切り札として登場し、こちらはメガシンカする。

▪️『ポケダン救助隊』では、主人公の夢の中にしばしば現れる物語のキーキャラクター的存在として登場、主人公に様々な助言をしてくれる。
『ポケダン探険隊』では、強く賢く美しくがモットーの『チャームズ』の賢く担当として登場。もちろん救助隊のとは別個体。ペラップからは『美しい』と言われている。
『超』ではチャームズの方が登場する。

▪️『ポッ拳POKKENTOURNAMENT』ではプレイヤーキャラとして参戦。『めいそう』を軸に遠距離戦を展開するテクニカルタイプ。なんと、本編では見れないブラックホールが実際に使われる。


●エルレイド
▪️♂️のキルリアが『めざめいし』によって進化した姿。その為、♂️しか存在しない。サーナイトから一作品遅れてメガシンカを会得した。

▪️進化方法と性別を限定するという意味では同じ第4世代であるユキメノコ(ユキワラシ♀️のみ、めざめいしで進化)の対になる存在でもある。

▪️礼儀正しく、誰かを守ろうとした時に伸び縮みする腕の刃で戦う居合いの名手。相手の考えをキャッチできる為、先に攻撃する事も可能。

▪️ORASでのミツルの切り札として登場。メガシンカもする。

▪️サーナイトとエルレイドはどういう訳か『野生における生態が全く書かれていない』。進化前の図鑑説明と生態から、『人間がいないと進化できない』『人間社会に適応した進化をしたとポケモン』ではないかと考察されている。


●【アニポケ】
◾ノゾミのキルリア→エルレイド
▪️DP155話から登場。
リーフィアとコンビを組み、ヒカリの『フレイムアイス』(サトシが食べた『マトマのみ入りアイス』から発想を得たヒノアラシの『かえんぐるま』とマンムーの『こおりのつぶて』の合体技)の特訓に協力する。
シンオウグランドフェスティバルでは決勝戦で活躍し、ニャルマーとのダブルパフォーマンスでヒカリを破った。

◾AG86話
タカヤの作った映画にキルリアが登場する。

◾AG109話
▪️ラルトス・キルリア・サーナイト3姉妹
川に落ちて病気になった野生のラルトスをマサトが見つけ、助ける。
ムサシがサーナイト、ニャースがキルリアに変装してラルトスを奪おうとしたところをサトシが図鑑を使用した際に『ニャースの説明』が流れた為、ロケット団の悪事が判明。マサトはサトシ達にロケット団を任せてポケモンセンターへ向かうが、その道中でラルトスは再び高熱を出し、ラルトスの姉たちであるキルリアとサーナイトが現れてラルトスを取り戻そうとするが、マサトはラルトスを元気にしてから返すことを約束する。
ポケモンセンターで診察を終えた後、再びロケット団が襲撃してくるが、キルリアとサーナイトの『サイコキネシス』で撃退された。テレパシーで人間の言葉を話し、マサトに『再会した時に自身をゲットする』という約束を交わしてサーナイト達とテレポートで去っていった。

◾AG146話
ロケット団のソーナンスがキルリアに一目惚れし、ロケット団を裏切る形となりながら、奮闘するも失恋する。

◾DP20話
▪️マリアのサーナイトとキルリア
心優しいマリアと共に家の周りの花の手入れをしているマリアのポケモン達。マリアはサーナイトと心を通わせる事ができる。
依頼人の要望でサーナイトを探していたポケモンハンターJにサーナイトが拐われる。
キルリアの『サイコパワー』でJの居場所をつきとめるが、バトルで飛空挺の捕らえたポケモンがいる格納庫が破損し、Jが面倒事になる前にと格納庫ごと切り離して逃亡。格納庫が地面に激突する寸前にサーナイトの『テレポート』でサトシ達とJの部下と共に脱出して助けた。

◾BW117話
▪️ヘレナのサーナイト
オノノクスとの戦いで傷ついたNをゴチルゼルと共に『サイコキネシス』で浮かせて隠れ家へと移動させていた。過去の出来事から余所者であるサトシ達を警戒していた。
終盤Nを助けるために駆けつけるも、逆にアクロマに操られてしまう。事態終息後に元に戻った。

◾カルネのサーナイト(CV林原めぐみ)
XY27話から登場。
チャンピオン・カルネが少女、サーナイトがラルトスの時からの長い付き合いで、カルネとは強い絆で結ばれている。
カルネとアイコンタクトのみで技を回避でき、ピカチュウが繰り出す全ての攻撃も寸前でかわしたり、ロケット団を余裕で撃退したり、ロケット団の頭脳と言われたゼーゲル博士が開発したサトシのピカチュウのアイアンテール数十発分や『通常時の』サーナイトのシャドーボールに耐えられる強度の『エネルギー捕獲装置』をメガサーナイトのシャドーボール一撃で破壊している。
しかしXY&Z25話では、サトシゲッコウガに一方的に追い詰められてしまった。
映画『破壊の繭ディアンシー』の冒頭で、ガンピのメガハッサムとバトルしている。

▪️XY85話
ジンゴロウのエルレイド
セレナのテールナーと戦ったポケモン。セレナのテールナーに対して優勢だったが、ロケット団が乱入して中断。その後、ヤンチャムが最初に拾った新しい枝を手に入れたテールナーと再戦、自分の負けを認める。


▪️SM3話
ニャースがミミッキュに見せられた夢の中でミミロップ♀️・グレイシア♀️と共にサーナイト♀が登場している️。

▪️SM113話
ドラマ『小さなコイキングのメロディ』でキルリアがコイちゃんと共演していた。

◾劇場版『七夜の願い星 ジラーチ』
▪️バトラーのキルリア(CV西村ちなみ)
オープニングでダイアンと共に手品をしていた。バトラーの計画を阻止する為に現れ、サトシ達に協力するアブソルを『さいみんじゅつ』で眠らせている。

◾劇場版『ディアルガVSパルキアVSダークライ』ではアラモスタウンの庭園のポケモンとして登場する。

◾劇場版『神速のゲノセクト』では、キルリアとラルトスが登場。サイコパワーで大きな水の球体を作り出し、高所からの落下を補助するなどの活躍を見せた。

◾劇場版『ボルケニオンと機巧のマギアナ』
▪️キミアのサーナイト(CV生天目仁美)
ゲストヒロインでアゾット王国の王女であるキミアのポケモンとして登場。なんと色違い。


●【ポケスペ】
◾ルビーのRURU(サーナイト♀️)
ポチエナのNANA、エネコのCOCOと共にルビーが幼い頃にセンリから譲り受けられ、バトルの修行から各地方のコンテスト制覇までを共に過ごした幼なじみポケモンの一匹。
ホウエンのコンテストでの『かしこさ』部門担当の予定だったが、ミツルにポケモンを捕まえさせるために彼に貸していた時に地震でルビーとはぐれ、一時的にミツルの手持ちへ加わる事となった為、ルビーの手持ちとして活躍するのは6章以降となる(『かしこさ』担当はポワルンのPOPOが担当する事となった)。空の柱にて、センリとの特訓の末にキルリアに進化。事件終結後にミツルから返された。
6章ではバトルドームでのエメラルド戦にて相性の悪いサマヨールと相討ちになる程強くなっている。
13章ではサファイアに預けており、きるる(キルリア♂)とのトレーニングでサーナイトに進化。おばば様から『サーナイトナイト』を貰った為、メガシンカできる様になったが、使用したのはサファイアとの喧嘩の時であった。


◾サファイアのきるる(エルレイド♂️)
13章で新たに加わった手持ち。キルリア時代はルビーのRURUと比べて若干目つきが鋭い。
サファイアはルビーのRURUと共にサーナイトに進化させる予定(サファイアいわく『力と技のダブルサーナイト』)だったが、進化する直前に落ちていた『めざめいし』がサファイアが気づかずに蹴り、それがぶつかった事でエルレイドに進化した。
ルビーのRURUが同じタイミングでサーナイトに進化した(RURUは♀なのでサーナイトにしか進化しない)ことで、 トレーナーの性別と真逆ながら性質は一致しているとエメラルドにからかわれた(直後にキレたサファイアが大岩持ち上げてエメラルドの目の前に落としたり、へし折ったヤシの木をぶんまわしてエメラルドを追いかけ回した)。
おばば様から『エルレイドナイト』を貰った為、メガシンカできる様になったが、使用したのはルビーに仲良くするルチアにヤキモチを妬いたサファイアがルビーとの喧嘩の時であった。

◾8章
コクランのエルレイド
フロンティアブレーンでキャッスルバトラーのコクランの主力。カトレアを護衛しており、敵と誤認してハンサムに襲いかかった事がある。伸縮自在の腕の刃で背後にいるポケモンをも攻撃し、多彩な技を駆使して相手の防御を打ち崩す事ができる。プラチナはギャロップとミミロップを倒され、エルレイドのあまりの強さに勝負を諦めかけた程。

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