馬Pとアイドル部とVTuber   作:咲魔

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同棲を開始した一日目の朝
シロはいつもの時間より早く起きたようだが…?


彼と迎えるこれからの朝(シロ、めめめ)

『おはよおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!起きてぇぇぇぇぇ!!!』

 

「ふわぁっ!?なになに!?」

 

耳元で流れてきた大音量のその声に、『電脳少女シロ』は飛び起きる。起き抜けの覚醒し切っていない頭を無理やり動かし、音の発生源に目を向けた。

 

「…あ、なぁんだ。目覚ましかぁ」

 

そうして向けた視線の先には、自身の携帯端末があった。音の発生源は自分の携帯で、なおかつ自分で設定した目覚ましだと、はっきりし始めてきた頭が思い出す。

 

「にしても、そこまで音量高くないのに色々と凄いなぁ。さすがルナちゃん」

 

未だにループされる音声の元は仕事仲間である『輝夜月』の声を録音したものだ。音量自体は普段の着信音より少し小さめに設定してあるはずなのに、それでも大きく聞こえる。それも月の魅力だと、苦笑を零しながらシロはアラームを止めた。

月の音声が収録されているアラームアプリは、月本人に受け取ったアプリではなく、実は『バーチャルのじゃロリ狐娘元youtuberおじさん』のこと、のじゃおじにより受け取ったものである。アプリ開発にも興味を持っていたのじゃおじが趣味で開発したもので、友人にお試しとして配布しているのだ。中には月を除いて『キズナアイ』『電脳少女シロ』『月ノ美兎』と錚々たるメンバーが収録に参加している。事務所的に、配布は不可と聞いた時は、少し残念と思ったのは内緒だ。

 

「っと、今は何時かな~?」

 

完全に覚醒した頭の次は身体だ。シロは寝起きの身体を解すように、ベットの上で伸びをする。思いのほか休めたのか、身体が絶好調だと訴えてくる。気合を入れるため、軽く頬を叩いた。

 

「よしッ!」

 

シロはベットから降りて廊下に出る。そして意気揚々に、慣れない様子でばあちゃる邸の洗面台はある脱衣所に向かった。

件の事件『やらかしちゃったシロちゃん事件』の罰として、シロは監視者となった同僚かつ愛する(未だに認めていない)人である『ばあちゃる』の家に同棲するようになった。引っ越し作業も順調に終わり、今日は一泊した次の日。シロはある決意の為に、いつもより少し早めの起床をした。

 

「…あー。しろおねえちゃん、おはよー」

 

「あ、ロッシーちゃんもおはよう。ふふ。随分おねむだね」

 

「…うん。まだねむい…」

 

脱衣所につくと、そこには既に先客がいた。シロの妹分にあたる『ロッシー』だ。慣れない早起きなのか、脱衣所で歯磨きを片手にうつらうつらと舟を漕ぎそうになっている。

ロッシーは元はシロと身体を共存していたが、つい先日に『メンテちゃん』と『淡井フレヴィア』先生を主導とするモデル製作が完結し、正式の身体(モデル)が与えられた。そしてロッシーも監視対象とのことで、シロと同様にばあちゃる邸に住み込むこととなったのだ。

 

「ロッシーちゃん、もう一度寝ちゃってもいいよ?そうなったらシロがしっかり起こしてあげるからね」

 

「…やだ。ロッシーも…おうまさんにご飯作ってあげたい」

 

夢うつつながらも、しっかりと自分の気持ちを伝えるロッシーにシロは少し驚く。明らかに眠そうで、もし布団に入ってしまえば即寝てしまいそうな雰囲気なのに、頑固だなとシロは内心で思った。その頑固さはいったい誰に似たのやら。

 

「はいはい。それじゃあ、さっさとお顔を洗っちゃおうね」

 

「はぁい」

 

ロッシーに歯磨きの続きを行う様に促し、自分も同じように置かれた新しい自分の歯磨きに歯磨き粉を付ける。並んで歯磨きを行う二人は、年を離れた姉妹か、もしくは親子にしか見えない。もしロッシーを挟んで、ばあちゃるも共に歯磨きをすれば、それは仲の良い夫婦と子供の図にしか見えないのではないのだろうか。それを想像するとシロは、胸から暖かいものが込み上げてくる。

 

「…ん…ガラガラ…ぺっ…ほら、ロッシーちゃん」

 

「んー?…ん!」

 

込み上げてくる幸せを胸において、シロは口内を漱ぐ。そして横にいる眠気満々のロッシーにも同じように水の入ったコップを渡した。先程より目は覚めたのだろう。すぐ様にコップを受け取り、シロと同じように口内を漱いで歯磨きを終わらせた。

寝坊助のばあちゃるが起きる前に、朝食の支度をしよう。彼が起きてきたらシロたちの姿に驚くだろうか。きっと、驚きながら喜んでくれるに違いない。

 

「ふふ」

 

「どうしたんですか、シロおねえちゃん?」

 

「んーん!何でもない!ほらロッシーちゃん。早く朝ごはん作ろう?」

 

「うん!」

 

容易に想像できるその光景に、シロの頬が緩む。誰が見ても幸せな風景であるそれに、笑みを隠せない。その光景を実現させるために早く行動しなければ。シロは顔を洗い、完璧に目を覚ましたロッシーを連れて、キッチンへと向かった。

並んでキッチンに向かう廊下の途中。前触れなく、廊下の先に玄関からカギが開く音が聞こえた。こんな早朝に、さらにインターホンなど押さず、さらに合鍵を使って入ってくるなどシロは予想できず、入ってくる人物に固まった状態で見つめることしかできなかった。

 

「おじゃましまーす!プロデューサー、起きてる…かな…あ゛」

 

「…めめめ?」

 

入ってきたのはシロもよく知っている人物。ばあちゃるがプロデュースを担当するアイドル部の一人『もこ田めめめ』だ。シロにとってなじみが深い人物であるが、だからといって今の時間帯にここに訪れる理由がわからない。

 

「し、しまったー!!シロちゃんが同棲してるんだったー!!??」

 

「ど、同棲じゃないもん!」

 

つい条件反射でそう言い返す。めめめがここにいる理由が未だにはっきりしないが、その疑問よりも羞恥が勝ってしまう。シロは頬に熱が集まるのを感じた。そんなシロに、めめめの目が怪しく光る。

 

「…いやいやシロちゃん?流石にそれはないかなーってめめめは思うな」

 

「それでも同妻じゃッ!?」

 

「プロデューサーが起きるよりも前にぃ?ロッシーちゃんを連れてぇ?キッチンに入ろうとしてるってことは?どう見たってプロデューサーの為に朝ごはんを作ってあげる奥さんにしか見えないんだがぁ??」

 

「お!?おおおおお、奥さん違います!」

 

「あぁ^~。シロちゃんかわいいんじゃぁ^~」

 

「めめめぇ!?」

 

イキリマトンを遺憾なく発揮し、シロを煽る。その煽りにシロは顔を真っ赤にしてめめめに詰め寄るが、それは肯定してるようにしか見えない。その姿も可愛らしく、白組の豆腐でもあるめめめはすっかりだらしない表情を浮かべていた。

しかしそんな雰囲気も、ロッシーの一言によって砕かれる。

 

「…?そういえば羊のおねえちゃん、さっき普通に入って来たよね?合鍵持ってるの?」

 

「…へぇ。めめめ、どうなの?」

 

「あ゛。ちがっ!?シロちゃん待って!?」

 

確信めいたロッシーの一言に、シロの雰囲気は一気に氷点下へと落ちる。絶対零度の眼差しに、すっかりイキリマトンは身を顰めて得意の命乞いモードへと豹変した。

 

「シロちゃん!違うんだ!ちょ、ちょっと落ち着いて!?」

 

「なぁに言ってるのかなめめめ?シロはすっごい落ち着いてるよぉ?今ならヘッドショットも外すことなんてあり得ないくらいだよ」

 

「なんでそこでそんな物騒な例えが出るの!?めめめが、ばあちゃるさんの家の合鍵を持っているのには理由があってッ!」

 

「…あ、白状した」

 

「あ゛」

 

「…合鍵のことも聞きたいけど、シロ、うまのことを名前で呼んでることも聞きたいなぁ」

 

「違っ!違うんですぅ!?シロちゃん、お願いだから許してぇ!?」

 

「…とりあえず、キッチンに行こうか?」

 

可愛らしくも氷点下の笑みを浮かべてキッチンを指さすシロに、めめめは絶叫を上げることしかできなかった。

 

 

 

 

 

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」

 

 

「んん!?なんすかなんすか!?」

 

唐突に聞こえてくる絶叫に、心地よさそうに寝ていたばあちゃるは飛び起きる。そして寝間着として使用しているパジャマ姿のまま部屋を飛び出した。向かう先は声が聞こえたであろうキッチンだ。まさか家に強盗でも入ったかのか。様々な不安が頭を過る仲、同じ家に住まうシロとロッシーを守るために、ばあちゃるは自宅の短い廊下を駆けた。

 

「大丈夫っすか!シロちゃん、ロッシーちゃん!」

 

「あ!おうまさんおはよう!」

 

「うま、早かったね。ちょっと待っててね。もう少ししたらいいラム肉が用意できるから」

 

「ばッ!ばあちゃるさぁん!助けてぇ!?」

 

「めめめめぇ!?」

 

そこにはどうやったのか不明だが、天井に逆さで吊るされためめめを、ハイライトが消えた目で追い詰めるシロというとんでもない光景が繰り広げられていた。一瞬『ここはばあちゃる君の家っすよね?』という至極当然の疑問が浮かんだが、残念ながら自宅だ。キッチンに置かれている見慣れた調理器具が、それを物語っている。混乱する頭を無理やり納得させて、ばあちゃるはとりあえず場の納めることに尽力することにする。

 

「と、とりあえず!理由は分かんないっすけど、めめめを下ろしましょう?アイドル部は確かにシロちゃんの食糧でもあるっすけど、可愛い後輩なんっすから一旦落ち着くのがいいっすよ」

 

「むー。うまはめめめの肩を持つの?」

 

「いや、この状況はどう見たってめめめがヤバいやつっすよね!?…これでもばあちゃる君、アイドル部のプロデューサーっすからね。担当の子がとんでもない状況になったら助けるっすよ、はいはいはい。…シロちゃんだって、そうでしょう?」

 

「むー!!…わかった」

 

「ありがとうプロデューサー!!」

 

解放されためめめは、シロから逃げる様にばあちゃるの背に隠れる。いくら敬愛する先輩であっても、流石に吊るされたのは堪えたのだろう。その身体は少し震えていることがわかる。

 

「はいはいはい。それで?いったい何があったんっすか?」

 

「…めめめがうまの家の合鍵持ってた」

 

「へ?…ああ!そういえば、預けたっすね!」

 

思い返してみれば、大分前にあったもちが巻き込まれた『魔女の家』事件の際にめめめに合鍵を預けていたことを思い出した。あの事件以降、めめめの遅刻対策として通い妻をするようになったので、何がきっかけで合鍵を預けたのかばあちゃるはすっかり頭から抜け落ちていたのだ。

 

「はいはいはい!めめめめの鍵はっすね、ばあちゃる君が預けたっすよ。きっかけは別っすけど、ほら、めめめめは一人暮らしでしょ?もしものことがあった時の避難地として活用してもらおうと思って預けたっすよね、完全に。実はばあちゃる君のお家って、めめめめの家と近いっすよ」

 

「…合鍵を預けてるのもそうだけど!なんでこんな時間にめめめが来てるの?」

 

「あれ?言ってないっすか?」

 

「言う前に吊るされたんだぁ」

 

涙目でばあちゃるの服を掴む。珍しく弱っているめめめが可愛らしく、ばあちゃるはついその頭を優しく撫でる。どうやらそれもお気に召さなかったらしく、シロの機嫌はまた一つ下がったのをばあちゃるは肌で感じた。

 

「うまぁ!」

 

「おうまさんおうまさん!次はロッシーも撫でて!」

 

「はいはいはい。シロちゃんは落ち着いてくださいねー。ロッシーちゃんももちろん撫でてあげますからね。それで、めめめめが朝にうちに来る理由っすよね?理由は単純っすよ。遅刻しないためだったりするっす」

 

「…遅刻?」

 

機嫌の悪いシロなど知らないと言わんばかりに、甘えてくるロッシーを躱しながらばあちゃるは頷く。そして、めめめがばあちゃる宅へ通い妻するようになったことの発端を簡単に説明した。

 

「…へぇ。遅刻しないため、…なんだ?」

 

「ヒィッ!?シロちゃん!ほら、もうちょっと落ち着いてぇ!?」

 

「はいはいはい。シロちゃん?そんな地を這うような声出しちゃめめめめが怯えちゃうんでね。少し落ち着きましょうね?」

 

「いやいやいや!うま、これ騙されてるよ!絶対めめめ下心あるよ!?」

 

「そんなのもちろん、気付いてるっすよ」

 

「へ!?」

 

「ふぇ!?」

 

呆気なく言い放つばあちゃるに、シロとめめめは揃って抜けた声を零す。そんな息がぴったりな二人にばあちゃるは苦笑を零した。

 

「いやいやいや。ばあちゃる君も流石にそこまで鈍感じゃないっすよ。女の子が毎朝男の家に朝食を作りに来るなんて、そんなことされれば、さすがのばあちゃる君でも気付くに決まってるじゃないっすか」

 

「え…え!?」

 

「それに、シロちゃんには言ったじゃないっすか。『ばあちゃる君は我儘になる』って。…両想いなら、俺は自分の意思に従って手を伸ばすよ」

 

「…ぁぅ」

 

視線をずらし、めめめに向ける。そこには真っ赤にした顔を何とか隠そうとするめめめの姿が見えた。しかし嬉しさがどうにも隠せていないのか、微かに見える口元は確かにニヤついていた。

 

「ばあちゃる…それは」

 

「え?シロおねえちゃんはいやなの?」

 

倫理観に捕らわれ、その事を指摘しようとした時、予想外なところからばあちゃるの援護が飛んできた。それは妹分であるロッシーからだ。

 

「え?…いや、嫌なわけじゃないけど」

 

「ならいいじゃん。おうまさんとおうまさんが好きな人たちがいっぱいいれば楽しいよ!アイドル部のおねえちゃんたちだってシロおねえちゃんにとって大事な人なんでしょ?」

 

「そう…だけど…ほら!周りの目とか!」

 

「えー。みんなの前であんなにおうまさんとちゅーしたシロおねえちゃんがいうのー?」

 

「それは言わないでぇ!」

 

ロッシーの指摘に、次に顔を赤くしたのはシロだ。思い出すのは廃墟の屋上での出来事と、叙々〇での出来事。ああも大衆の前で羞恥を感じるのは初めてのことで、そのことを思い出してシロは顔を手で覆った。

 

「…あのねシロちゃん」

 

「…めめめ?」

 

顔を覆っていると声をかけられる。未だに顔の熱は下がらないが、流石に隠したままではいけないと思い、顔を上げた。そこには先程までばあちゃるの背に隠れていためめめの姿。しっかりと向き合う様に、ばあちゃるの前に出てきていた。

 

「めめめね、プロデューサーのことが…ばあちゃるさんのことが好き。…これは、きっとシロちゃんにも負けてない。負けたくないと思うの」

 

「…めめめ」

 

「けどね!それと劣らないくらいにアイドル部のみんなもシロちゃんも大好き!!この気持ちだって本当なんだ!」

 

「だから!」

 

『一緒の人を好きでいてもいいですか』。そう続けられた言葉に、シロは気付いたら抱き締めていた。それはめめめが自分と同じだと気付いたからだ。自分と同じ、どうしようもないほどにばあちゃるが愛しているのだと気付いた。それでもシロのことも好きと言ってくれるめめめに、シロの心は受け入れてしまった。

 

「しょうがないなぁ、めめめは…シロの負けだよ」

 

「シロちゃん!」

 

「はいはいはい。困ったらね、ばあちゃる君も燃やせばいいっすからね」

 

「あ、それはなし」

 

「うまはいい加減、自分を大事にして!」

 

「えぐー!?いや、なんでっすか!?いつもはこれでよかったじゃないっすか!?」

 

受け入れたところに、受け入れられない言葉が飛んできて、めめめと共にばあちゃるを追い詰めるシロ。その息の合った連携は、まさに阿吽の呼吸だ。

 

「確かに今までは良かったかもしれないけど!プロデューサーはこれからはめめめたちと…その!…恋人なんだよ!」

 

「そう!恋人が悪く言われるのを許すほどシロは心が広くはありません!…まだ業界のために燃えるなら我慢できるけど、シロたちのことで燃えるのは許さないよ!」

 

「え、えぇ…いやそれは」

 

『認めません!』と顔で訴える二人に、ばあちゃるが一歩引きさがる。ここは無暗に応えるより逃げるが吉と判断してからの行動は早かった。

 

「…ロッシーちゃん!朝ごはん作るっすよー!」

 

「え!?うん!ロッシーも一緒に作る!」

 

「あ、逃げた!?」

 

「こらまてうまぁ!しっかりシロたちに宣言しろぉ!」

 

「確証できないことなんで、ばあちゃる君は宣言できないっすね、完全に!」

 

ロッシーを連れてキッチンに逃げるばあちゃるをシロとめめめは共に追う。あの反応から、きっとこれからも変わらず、身を犠牲にするようなやり方はするだろう。それはきっと、今までよりは省みるかもしれないが、それでも心配なものは心配だ。横にいる自分と同じ男を愛する後輩と共に、これからもしっかりと監視していこう。シロは笑みを浮かべながら、ばあちゃるを追うために、キッチンに飛び込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

「にしてもめめめがうまのことが好きだったなんて気づかなかったなぁ。たまちゃんやなとりちゃんは怪しいと思っていたけど、本当に予想外だよ」

 

「あ、たまちゃんもなとちゃんもプロデューサーのことが好きだよ?」

 

「え゛」

 

「というよりアイドル部全員プロデューサーのことが大好きだよ?」

 

「え゛」

 

「さらに言うなら、エイレーンさん、そらちゃん、えーちゃんも好きだし。あとメンテちゃんも怪しいかも?」

 

「え“…え゛」

 

「し、シロちゃん?」

 

「…あの…うまぁ…」

 

「え、シロちゃん知らなかったの!?」

 

「ねえ゛え゛え゛え゛え゛!!うまぁ!状況は!しっかり説明してぇ!!」

 

「ウビバァッ!?」

 

「お、おうまさーん!!??」

 




ストックはこれで終わり

これ以降は渋と同時投稿するので不定期になります

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