ほかの人たちみたいに、もっと内容を濃くしたい……
「者共ちゅうもーく。我がクラスに編入生だ」
「え、えっと。遊凪蓮です、よろしくお願いします」
挨拶をしてお辞儀をすると、「可愛い」だの「綺麗」だの聞こえてくる。
オレがこの町で暮らし始めて一週間。その間、色々あった。
オレの服がないからって煌が呼んだ
それから、一応一人称を“オレ”から“私”に変えた。
そんなオレは、煌と悠紀も通っている
そして現在、実技の時間なのだが……
「遊凪さん! 俺としてくれ!」
「いいや、僕とだ!」
「抜け駆けはさせない! 遊凪さん、アタシとしましょ!」
「何言ってるの、私が先ですぅ」
と、ほぼ全員からデュエルに誘われてます。
「え、あの、その」
ちなみに、今まで人に囲まれるって事がなかったのでかなりテンパってます。
「ハイハイ、落ち着けお前ら。遊凪が困ってるだろ。というわけだ、お前が相手しろ、春風」
「え? 私ですか。わかりました」
担任に指定された少女がオレに歩み寄ってくると、手を差し出してきた。
「
「こちらこそお願いします」
オレはその手をとり、握手した。
その後、デュエルフィールドに移動して向き合う。そして……
「「デュエルディスク、セット! デッキ、インストール!」」
デッキケースから端末を外し、デュエルディスクにセットする。すると、デッキホルダーにリアルソリッドヴィジョンで作られたカードの束ができあがる。そこからカードを5枚引き、デュエル開始の宣言をする。
「「デュエル!」」
咲夜 デッキ:35 手札:5 LP:8000
VS
蓮 デッキ:45 手札:5 LP:8000
「先攻は私ですね。私は手札の《ガスタ・グリフ》を
「ガスタ……」
「私はデッキから《ガスタ・イグル》を守備表示で
ガスタ・イグル
☆1 DEF/400
「さらに、墓地に送られた《グリフ》の効果で、デッキから《ガスタの疾風 リーズ》を
ガスタの疾風 リーズ
☆5 ATK/1900
「レベル5《ガスタの疾風 リーズ》にレベル1《ガスタ・イグル》をチューニング! シンクロ召喚! 来て! 《ダイガスタ・スフィアード》!」
ダイガスタ・スフィアード
☆6 ATK/2000
「《スフィアード》の効果は使わず、《ガスタの静寂 カーム》を
ガスタの静寂 カーム
☆4 ATK/1700
「墓地の《リーズ》と《グリフ》を
咲夜[デッキ:34 手札:1 LP:8000]
■□■□□
□□□□①□
② □
□□□□□□
□□□□□
蓮[デッキ:45 手札:5 LP:8000]
①ガスタの静寂 カーム(攻)
②ダイガスタ・スフィアード(攻)
「私のターン、
巨神竜フェルグラント
☆8 ATK/2800
「《巨神竜フェルグラント》の効果で《ダイガスタ・スフィアード》を除外!」
「永続罠《王宮の鉄壁》を発動します! これで《スフィアード》は除外されません!」
「なら、手札の《伝説の白石》を
青眼の亜白龍
☆8 ATK/3000
「《亜白龍》の効果で《スフィアード》を破壊する!」
「っ!」
スフィアードが亜白龍より放たれた青白いブレスに飲まれ、破壊される。けど、まだまだいくぞ。
「《巨神竜》と《亜白龍》でオーバーレイ! エクシーズ召喚! 闇に輝く銀河よ! 誓いの炎を宿して、我が僕となれ! 《銀河眼の光波竜》!」
銀河眼の光波竜
★8 ATK/3000 ORU/2
「《光波竜》でオーバーレイ! エクシーズ・チェンジ! 銀河の光の導くところ新たな世界がひらかれる! 天孫降臨! 現れなさい、光の化身! 《ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン》!」
ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン
★8 ATK/4000 ORU/3
「《FA・フォトン》の効果発動! オーバーレイ・ユニットを
「速攻魔法《収縮》を発動します! これで《FA・フォトン》の元々の攻撃力を半分にします!」
ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン
ATK/4000→2000
VS
ガスタの静寂 カーム
ATK/1700
↓↓
-300
咲夜[LP:8000→7700]
「……カードを
咲夜[デッキ:34 手札:1 LP:7700]
□□□□□
□□□□□□
□ 1
□□□□□□
□□■□□
蓮[デッキ:39 手札:4 LP:8000]
1ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン(攻)
「私のターン、
咲夜[デッキ:33 手札:0 LP:7700]
□□□□■
■□□□□□
□ 1
□□□□□□
□□■□□
蓮[デッキ:39 手札:4 LP:8000]
1ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン(攻)
「私のターン、
銀河眼の光波刃竜
★9 ATK/3200 ORU/3
「《光波刃竜》の効果発動! オーバーレイ・ユニットを
破壊されたのは、《ガスタの巫女 ウィンダ》だった。
「バトル!」
「罠カード《ガスタへの祈り》を発動します! 墓地の《ウィンダ》と《カーム》を
ダイガスタ・スフィアード
☆6 ATK/2000
「くっ! 《竜の霊廟》を
咲夜[デッキ:33 手札:0 LP:7700]
□□□□□
□①□□□□
□ 1
□□□□□□
□□■□□
蓮[デッキ:37 手札:4 LP:8000]
①ダイガスタ・スフィアード(攻)
1銀河眼の光波刃竜(攻)
「私のターン、
「スタンバイフェイズに《アークブレイブ》の効果で《巨神竜》を特殊召喚!」
巨神竜フェルグラント
☆8 ATK/2800
「《巨神竜フェルグラント》の効果で《ダイガスタ・スフィアード》を除外! そのレベル×100ポイント攻撃力・守備力をあげる!」
巨神竜フェルグラント
ATK/2800→3400 DEF/2800→3400
「っ! けれど、これで私のフィールドにモンスターはいなくなりました。なので手札から《WW-アイス・ベル》を
WW-アイス・ベル
☆3 ATK/1000
WWってことは、効果破壊耐性レベル8シンクロが来るのか。というか、このコンボで出てくるシンクロってアイツしかいないか。
「《アイス・ベル》の効果でデッキから《WW-グラス・ベル》を
WW-グラス・ベル
☆4 ATK/1500
「さらに、《グラス・ベル》の効果でデッキから《WW-スノウ・ベル》を
《アイス・ベル》の杖から冷たい風が放たれる。
「
「私のフィールドに風属性モンスターが2体いるため、手札の《スノウ・ベル》を
WW-スノウ・ベル
☆1 ATK/100
「レベル3の《アイス・ベル》にレベル4の《グラス・ベル》をチューニング! シンクロ召喚! 来て! 《WW-ウィンター・ベル》!」
WW-ウィンター・ベル
☆7 ATK/2400
「《ウィンター・ベル》の効果を墓地の《グラス・ベル》を対象に発動します! そのレベル×200、つまり800のダメージです!」
「
再び発生した冷たい風が、オレからライフを奪う。
「行きますよ、私はレベル7の《ウィンター・ベル》にレベル1の
《スノウ・ベル》をチューニング! 嵐纏いし竜よ、我が敵を吹き飛ばせ! シンクロ召喚! 《轟嵐竜ハイウィンド》!」
轟嵐竜ハイウィンド
☆8 ATK/3000
現れたのは《クリスタルウィング》ではなかった。足はなく、背中に2対の翡翠色の翼を持つ、黒いドラゴンだった。
オレは直ぐにカードを確認する。
《轟嵐竜ハイウィンド》
風属性/ドラゴン族/シンクロ/効果
レベル8 ATK/3000 DEF/2000
風属性チューナー+風属性Sモンスター1体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか発動できない。
①:フィールドに表側表示で存在するこのカード以外のカード1枚を選んで持ち主の手札に戻す。選んだカードがモンスターだった場合、このカードの攻撃力はターン終了時まで、そのモンスターの元々の攻撃力分アップする。
②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合、相手フィールドに存在するモンスター1体を対象に発動できる。そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与え、デッキに戻す。
「……え、対象をとらないバウンス?」
「《ハイウィンド》の効果を発動します! 私が戻すのは《光波刃竜》です! サイクロンウェーブ!」
《光波刃竜》が竜巻に飲まれて消える。そして、その竜巻を《ハイウィンド》が纏う。
「《ハイウィンド》の効果でモンスターを戻した場合、そのモンスターの元々の攻撃力分、ターン終了まで《ハイウィンド》の攻撃力がアップします!」
轟嵐竜ハイウィンド
ATK/3000→6200
「バトルです! 《ハイウィンド》で《巨神竜》に攻撃します! テンペストインパクト!」
轟嵐竜ハイウィンド
ATK/6200
VS
巨神竜フェルグラント
ATK/3400
↓↓
-2800
蓮[LP:6700→3900]
《ハイウィンド》が完全に竜巻となって《巨神竜》を貫き、突風がオレを襲う。
「あう!」
「これでターンエンドです」
咲夜[デッキ:30 手札:0 LP:7700]
□□□□□
□□□□□□
① □
□□□□□□
□□■□□
蓮[デッキ:37 手札:4 LP:3900]
①轟嵐竜ハイウィンド(攻)
ATK/6200→3000
「私のターン、
天球の聖刻印
Link2(左下・右下) ATK/0
《ドラゴニック・エクストラゲート》通常罠
①:自分の墓地のドラゴン族モンスター1体を除外して発動できる。その除外したモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つドラゴン族モンスター1体をEXデッキから攻撃表示で特殊召喚する。
②:セットされているこのカードが相手の効果で破壊または除外された場合に発動できる。EXデッキからドラゴン族モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
「手札の《ブルーアイズ》を
銀河戦士
☆5 DEF/0
「《銀河戦士》の効果でデッキから《銀河騎士》を
銀河眼の光子竜
☆8 ATK/3000
「さらに、リリースされた《天球の聖刻印》の効果で、デッキから《ブルーアイズ》を攻守0にして
青眼の白龍
☆8 ATK/3000→0
「速攻魔法、《地獄の暴走召喚》を
「なっ!」
「私はデッキ・墓地から《ブルーアイズ》を可能な限り
青眼の白龍
☆8 ATK/3000
青眼の白龍
☆8 ATK/3000
青眼の亜白龍
☆8 ATK/3000
「っ! 《ハイウィンド》は墓地にいないため特殊召喚はできません」
「バトル! 《光子竜》で《ハイウィンド》を攻撃! そして効果を発動し、お互いを除外!」
《光子竜》と《ハイウィンド》が光となって消える。そして、3体のブルーアイズ達が攻撃体勢に入る。
「これで終わり。3体の《ブルーアイズ》達で、ダイレクトアタック!」
青眼の白龍
ATK/3000
+
青眼の白龍
ATK/3000
+
青眼の亜白龍
ATK/3000
↓↓
咲夜[LP:7700→4700→1700→0]
咲夜のライフが0になるとデュエル終了のブザーがなり、全てのソリッドビジョンが消える。
「負けました」
「楽しかったですよ、春風さん」
「そうですか。なら、良かったです」
その後、オレ達は友人となり、お互いに名前で呼び合う事になった。
《轟嵐竜ハイウィンド》の①の効果は最初フリーチェーンにするつもりだった。ミザエルの《ダメージ・リバウンド》を参考にしたけど、大丈夫かな。