遊☆戯☆王 DragonicChain   作:星紡 粋蓮

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あいかわらずデュエル外がスッカスカ、デュエル中も地の文が全然ない。

ほかの人たちみたいに、もっと内容を濃くしたい……


Chain1_春風の少女

「者共ちゅうもーく。我がクラスに編入生だ」

「え、えっと。遊凪蓮です、よろしくお願いします」

 

 挨拶をしてお辞儀をすると、「可愛い」だの「綺麗」だの聞こえてくる。

 オレがこの町で暮らし始めて一週間。その間、色々あった。

 オレの服がないからって煌が呼んだ(すめらぎ)悠紀(ゆき)(さんはいらないと言われた)に着せ替え人形にされたり、悠紀に町案内という形で振り回されたり。

それから、一応一人称を“オレ”から“私”に変えた。

 そんなオレは、煌と悠紀も通っている夢魅学園(ゆめみがくえん)に編入する事になった。迷い人だからか、申請とかは無しに試験を受けることができた。

 そして現在、実技の時間なのだが……

 

「遊凪さん! 俺としてくれ!」

「いいや、僕とだ!」

「抜け駆けはさせない! 遊凪さん、アタシとしましょ!」

「何言ってるの、私が先ですぅ」

 

 と、ほぼ全員からデュエルに誘われてます。

 

「え、あの、その」

 

 ちなみに、今まで人に囲まれるって事がなかったのでかなりテンパってます。

 

「ハイハイ、落ち着けお前ら。遊凪が困ってるだろ。というわけだ、お前が相手しろ、春風」

「え? 私ですか。わかりました」

 

 担任に指定された少女がオレに歩み寄ってくると、手を差し出してきた。

 

春風(はるかぜ)咲夜(さくや)です。よろしくお願いします、遊凪さん」

「こちらこそお願いします」

 

 オレはその手をとり、握手した。

 その後、デュエルフィールドに移動して向き合う。そして……

 

「「デュエルディスク、セット! デッキ、インストール!」」

 

 デッキケースから端末を外し、デュエルディスクにセットする。すると、デッキホルダーにリアルソリッドヴィジョンで作られたカードの束ができあがる。そこからカードを5枚引き、デュエル開始の宣言をする。

 

「「デュエル!」」

 

 

咲夜 デッキ:35 手札:5 LP:8000

VS

蓮 デッキ:45 手札:5 LP:8000

 

 

「先攻は私ですね。私は手札の《ガスタ・グリフ》を捨て(手札:5→4)て《ワン・フォー・ワン》を発動(手札:4→3)します」

「ガスタ……」

「私はデッキから《ガスタ・イグル》を守備表示で特殊召喚(デッキ:35→34)します」

 

ガスタ・イグル

☆1 DEF/400

 

「さらに、墓地に送られた《グリフ》の効果で、デッキから《ガスタの疾風 リーズ》を特殊召喚(デッキ:34→33)します」

 

ガスタの疾風 リーズ

☆5 ATK/1900

 

「レベル5《ガスタの疾風 リーズ》にレベル1《ガスタ・イグル》をチューニング! シンクロ召喚! 来て! 《ダイガスタ・スフィアード》!」

 

ダイガスタ・スフィアード

☆6 ATK/2000

 

「《スフィアード》の効果は使わず、《ガスタの静寂 カーム》を通常召喚(手札:3→2)します」

 

ガスタの静寂 カーム

☆4 ATK/1700

 

「墓地の《リーズ》と《グリフ》をデッキに戻し(デッキ:33→35)て《カーム》の効果を発動し、1枚ドロー(デッキ:35→34 手札:2→3)! カードを2枚伏せて(手札:3→1)ターンエンドです」

 

 

咲夜[デッキ:34 手札:1 LP:8000]

 

  ■□■□□

  □□□□①□

   ② □

 □□□□□□

  □□□□□

 

蓮[デッキ:45 手札:5 LP:8000]

 

①ガスタの静寂 カーム(攻)

②ダイガスタ・スフィアード(攻)

 

 

「私のターン、ドロー(デッキ:45→44 手札:5→6)! 手札から《巨神竜フェルグラント》を捨て(手札:6→5)て《トレード・イン》を発動(手札:5→4)! 2枚ドロー(デッキ:44→42 手札:4→6)! そして《復活の福音》を発動(手札:6→5)し、墓地から《巨神竜フェルグラント》を特殊召喚!」

 

巨神竜フェルグラント

☆8 ATK/2800

 

「《巨神竜フェルグラント》の効果で《ダイガスタ・スフィアード》を除外!」

「永続罠《王宮の鉄壁》を発動します! これで《スフィアード》は除外されません!」

「なら、手札の《伝説の白石》を捨て(手札:5→4)て《ドラゴン・目覚めの旋律》を発動(手札:4→3)! デッキから《青眼の亜白龍》と《銀河眼の光子竜》の2体を手札に加える(デッキ:42→40 手札:3→5)! さらに《伝説の白石》の効果で《青眼の白龍》も加える(手札:40→39 手札:5→6)! 手札の《ブルーアイズ》を見せて《亜白龍》を特殊召喚(手札:6→5)!」

 

青眼の亜白龍

☆8 ATK/3000

 

「《亜白龍》の効果で《スフィアード》を破壊する!」

「っ!」

 

 スフィアードが亜白龍より放たれた青白いブレスに飲まれ、破壊される。けど、まだまだいくぞ。

 

「《巨神竜》と《亜白龍》でオーバーレイ! エクシーズ召喚! 闇に輝く銀河よ! 誓いの炎を宿して、我が僕となれ! 《銀河眼の光波竜》!」

 

銀河眼の光波竜

★8 ATK/3000 ORU/2

 

「《光波竜》でオーバーレイ! エクシーズ・チェンジ! 銀河の光の導くところ新たな世界がひらかれる! 天孫降臨! 現れなさい、光の化身! 《ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン》!」

 

ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン

★8 ATK/4000 ORU/3

 

「《FA・フォトン》の効果発動! オーバーレイ・ユニットを1つ使って(ORU/3→2)、《王宮の鉄壁》を破壊! そしてバトル! 《FA・フォトン》で《カーム》を攻撃! 殲滅のフォトン・ストリーム!」

「速攻魔法《収縮》を発動します! これで《FA・フォトン》の元々の攻撃力を半分にします!」

 

 

ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン

ATK/4000→2000

VS

ガスタの静寂 カーム

ATK/1700

 ↓↓

 -300

咲夜[LP:8000→7700] 

 

 

「……カードを伏せて(手札:5→4)ターンエンド」

 

 

咲夜[デッキ:34 手札:1 LP:7700]

 

  □□□□□

  □□□□□□

   □ 1

 □□□□□□

  □□■□□

 

蓮[デッキ:39 手札:4 LP:8000]

 

1ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン(攻)

 

 

「私のターン、ドロー(デッキ:34→33 手札:1→2)です! ……モンスターをセット(手札:2→1)、カードを伏せて(手札:1→0)ターンエンドです」

 

 

咲夜[デッキ:33 手札:0 LP:7700]

 

  □□□□■

  ■□□□□□

   □ 1

 □□□□□□

  □□■□□

 

蓮[デッキ:39 手札:4 LP:8000]

 

1ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン(攻)

 

 

「私のターン、ドロー(デッキ:39→38 手札:4→5)! 《FA・フォトン》でオーバーレイ! エクシーズ・チェンジ! 誓いの炎を受けし光の竜よ、その刃を持って敵を穿て! 《銀河眼の光波刃竜》!」

 

銀河眼の光波刃竜

★9 ATK/3200 ORU/3

 

「《光波刃竜》の効果発動! オーバーレイ・ユニットを1つ使って(ORU/3→2)フィールドのカードを破壊する。私はセットモンスターを破壊する!」

 

 破壊されたのは、《ガスタの巫女 ウィンダ》だった。

 

「バトル!」

「罠カード《ガスタへの祈り》を発動します! 墓地の《ウィンダ》と《カーム》をデッキに戻し(デッキ:33→35)て《スフィアード》を墓地から特殊召喚します!」

 

ダイガスタ・スフィアード

☆6 ATK/2000

 

「くっ! 《竜の霊廟》を発動(手札:5→4)! デッキから《アークブレイブドラゴン》を墓地に送って(デッキ:38→37)ターンエンド!」

 

 

咲夜[デッキ:33 手札:0 LP:7700]

 

  □□□□□

  □①□□□□

   □ 1

 □□□□□□

  □□■□□

 

蓮[デッキ:37 手札:4 LP:8000]

 

①ダイガスタ・スフィアード(攻)

1銀河眼の光波刃竜(攻)

 

 

「私のターン、ドロー(デッキ:33→32 手札:0→1)です!」

「スタンバイフェイズに《アークブレイブ》の効果で《巨神竜》を特殊召喚!」

 

巨神竜フェルグラント

☆8 ATK/2800

 

「《巨神竜フェルグラント》の効果で《ダイガスタ・スフィアード》を除外! そのレベル×100ポイント攻撃力・守備力をあげる!」

 

巨神竜フェルグラント

ATK/2800→3400 DEF/2800→3400

 

「っ! けれど、これで私のフィールドにモンスターはいなくなりました。なので手札から《WW-アイス・ベル》を特殊召喚(手札:1→0)します!」

 

WW-アイス・ベル

☆3 ATK/1000

 

 WWってことは、効果破壊耐性レベル8シンクロが来るのか。というか、このコンボで出てくるシンクロってアイツしかいないか。

 

「《アイス・ベル》の効果でデッキから《WW-グラス・ベル》を特殊召喚(デッキ:32→31)します!」

 

WW-グラス・ベル

☆4 ATK/1500

 

「さらに、《グラス・ベル》の効果でデッキから《WW-スノウ・ベル》を手札に加えて(デッキ:31→30 手札:0→1)、《アイス・ベル》の効果で500のダメージです!」

 

《アイス・ベル》の杖から冷たい風が放たれる。

 

冷たっ!(LP:8000→7500)

「私のフィールドに風属性モンスターが2体いるため、手札の《スノウ・ベル》を特殊召喚(手札:1→0)します!」

 

WW-スノウ・ベル

☆1 ATK/100

 

「レベル3の《アイス・ベル》にレベル4の《グラス・ベル》をチューニング! シンクロ召喚! 来て! 《WW-ウィンター・ベル》!」

 

WW-ウィンター・ベル

☆7 ATK/2400

 

「《ウィンター・ベル》の効果を墓地の《グラス・ベル》を対象に発動します! そのレベル×200、つまり800のダメージです!」

だから冷たいって(LP:7500→6700)

 

 再び発生した冷たい風が、オレからライフを奪う。

 

「行きますよ、私はレベル7の《ウィンター・ベル》にレベル1の

《スノウ・ベル》をチューニング! 嵐纏いし竜よ、我が敵を吹き飛ばせ! シンクロ召喚! 《轟嵐竜ハイウィンド》!」

 

轟嵐竜ハイウィンド

☆8 ATK/3000

 

 現れたのは《クリスタルウィング》ではなかった。足はなく、背中に2対の翡翠色の翼を持つ、黒いドラゴンだった。

 オレは直ぐにカードを確認する。

 

 

《轟嵐竜ハイウィンド》

風属性/ドラゴン族/シンクロ/効果

レベル8 ATK/3000 DEF/2000

風属性チューナー+風属性Sモンスター1体

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか発動できない。

①:フィールドに表側表示で存在するこのカード以外のカード1枚を選んで持ち主の手札に戻す。選んだカードがモンスターだった場合、このカードの攻撃力はターン終了時まで、そのモンスターの元々の攻撃力分アップする。

②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合、相手フィールドに存在するモンスター1体を対象に発動できる。そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与え、デッキに戻す。

 

 

「……え、対象をとらないバウンス?」

「《ハイウィンド》の効果を発動します! 私が戻すのは《光波刃竜》です! サイクロンウェーブ!」

 

 《光波刃竜》が竜巻に飲まれて消える。そして、その竜巻を《ハイウィンド》が纏う。

 

「《ハイウィンド》の効果でモンスターを戻した場合、そのモンスターの元々の攻撃力分、ターン終了まで《ハイウィンド》の攻撃力がアップします!」

 

轟嵐竜ハイウィンド

ATK/3000→6200

 

「バトルです! 《ハイウィンド》で《巨神竜》に攻撃します! テンペストインパクト!」

 

轟嵐竜ハイウィンド

ATK/6200

VS

巨神竜フェルグラント

ATK/3400

 ↓↓

 -2800

蓮[LP:6700→3900]

 

 

 《ハイウィンド》が完全に竜巻となって《巨神竜》を貫き、突風がオレを襲う。

 

「あう!」

「これでターンエンドです」

 

 

咲夜[デッキ:30 手札:0 LP:7700]

 

  □□□□□

  □□□□□□

   ① □

 □□□□□□

  □□■□□

 

蓮[デッキ:37 手札:4 LP:3900]

 

①轟嵐竜ハイウィンド(攻)

ATK/6200→3000

 

 

「私のターン、ドロー(デッキ:37→36 手札:4→5)! (このカードは……なら)トラップカード、《ドラゴニック・エクストラゲート》を発動! 墓地の《伝説の白石》を除外して、エクストラデッキから《天球の聖刻印》を特殊召喚!」

 

天球の聖刻印

Link2(左下・右下) ATK/0

 

 

《ドラゴニック・エクストラゲート》通常罠

①:自分の墓地のドラゴン族モンスター1体を除外して発動できる。その除外したモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つドラゴン族モンスター1体をEXデッキから攻撃表示で特殊召喚する。

②:セットされているこのカードが相手の効果で破壊または除外された場合に発動できる。EXデッキからドラゴン族モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。

 

 

「手札の《ブルーアイズ》を捨て(手札:5→4)て《銀河戦士》を特殊召喚(手札:4→3)!」

 

銀河戦士

☆5 DEF/0

 

「《銀河戦士》の効果でデッキから《銀河騎士》を手札に加える(デッキ:36→35 手札:3→4)! そして、《天球の聖刻印》と《銀河戦士》をリリースしてアドバンス召喚(手札:4→3)! 闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ! 光の化身、ここに降臨! 現れなさい! 《銀河眼の光子竜》!」

 

銀河眼の光子竜

☆8 ATK/3000

 

「さらに、リリースされた《天球の聖刻印》の効果で、デッキから《ブルーアイズ》を攻守0にして特殊召喚(デッキ:35→34)!」

 

青眼の白龍

☆8 ATK/3000→0

 

「速攻魔法、《地獄の暴走召喚》を発動(手札:3→2)!」

「なっ!」

「私はデッキ・墓地から《ブルーアイズ》を可能な限り特殊召喚(デッキ:34→33)!」

 

青眼の白龍

☆8 ATK/3000

 

青眼の白龍

☆8 ATK/3000

 

青眼の亜白龍

☆8 ATK/3000

 

「っ! 《ハイウィンド》は墓地にいないため特殊召喚はできません」

「バトル! 《光子竜》で《ハイウィンド》を攻撃! そして効果を発動し、お互いを除外!」

 

《光子竜》と《ハイウィンド》が光となって消える。そして、3体のブルーアイズ達が攻撃体勢に入る。

 

「これで終わり。3体の《ブルーアイズ》達で、ダイレクトアタック!」

 

青眼の白龍

ATK/3000

 +

青眼の白龍

ATK/3000

 +

青眼の亜白龍

ATK/3000

 ↓↓

咲夜[LP:7700→4700→1700→0]

 

 咲夜のライフが0になるとデュエル終了のブザーがなり、全てのソリッドビジョンが消える。

 

 

 

「負けました」

「楽しかったですよ、春風さん」

「そうですか。なら、良かったです」

 

 その後、オレ達は友人となり、お互いに名前で呼び合う事になった。




《轟嵐竜ハイウィンド》の①の効果は最初フリーチェーンにするつもりだった。ミザエルの《ダメージ・リバウンド》を参考にしたけど、大丈夫かな。
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