infinite DRAGON KNIGHT in 明日未来   作:伊勢村誠三

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ケイタ「前回までのinfinite DRAGOON KNIGHTは!」

蓮「ついに相まみえたな、ゼイビアックス!」

ゼイビアックス「ふん!四人がかりだろうと百人がかりだろうと負けん!」

ケイタ「それはどうかな?」

蓮「長かったお前との戦いもここまでだ!」

ゼイビアックス「では本編だ!」


last Qestion

1

「はぁ!」

 

「だぁ!」

 

「うおおお!」

 

「やぁー!」

 

四人の騎士は敢然とゼイビアックスに向かっていった。

しかし流石は戦闘民族カーシュの中でも指折りの将軍にまで上り詰めた男だ。

 

ドラゴンナイトの拳も、ウイングナイトの刺突も、

セイレーンの剣戟も、オニキスのキックも悉く弾き、

逆に四人を圧倒してなお余力を残していた。

 

「四人がかりでその程度か!

所詮は下等な星のちんけな命。

私を倒すには至らない!」

 

「だが時間は稼げたぞ!」

 

「なに!?」

 

<HOLD VENT>

 

<STRIKE VENT>

 

<SWING VENT>

 

<CONFINE VENT>

 

バイオワインダーに腕をエビルウィップに首を盗られ、

引き込まれた先にあったメタルホーンやシザースピンチなどの武器が次々とゼイビアックスに殺到する!

 

「こ、これは!?」

 

「俺たちさ!」

 

「ベンタラの騎士!?」

 

「わたくし達も!」

 

「忘れてもらっちゃ困るわ!」

 

楯無の単一仕様、セックヴァベックで動きを封じられ零落白夜、スターライト、シルドスピアーとさらに攻撃を食らう!そして遂に!

 

<SWORD VENT>

 

「よくもこのアーマーを穢してくれたな!」

 

ラスのゴルトセイバーの斬撃が!

 

<COPY VENT>

 

「この星のあらゆる美しいモノに代わって天誅だ!」

 

それをコピーしたブレードの不意打ちが

 

<SHOOT VENT>

 

「多分、頭を引っ込めた方がいいぜ!」

 

トルクの発射したミサイルが!

 

<ATTACK VENT>

 

「時は来た!勢ぞろいだ!」

 

ストライクがけしかけたベノスネーカーの毒液が!

 

<STRIKE VENT>

 

「油断したな!」

 

アビスの放った激流が!

それら全てがゼイビアックスに遂に膝を付かせた。

 

「は、ハハハハハハハハハハ!はぁああ!」

 

変身を解除するゼイビアックス。一同を見回し

 

「よく来たなライダー諸君。

そしてIS学園が誇る才媛たち。」

 

1番高い所に達とライダー達に一夏達を見下ろしながら語り始めた。

 

「かつてやられた分際で正義の勇士気取りか?

一人を相手にざっと20人がかり!それだけ私は強大だ!

このまま戦ってもベントされるのが落ちさぞ?

おい真一!」

 

追い詰められた筈のゼイビアックスは余裕を崩さなかった。

しかし真一は気付けた。

 

(何というか、粗暴な感じだ。こいつは内心焦ってる!)

 

「これが本当にお前の望んだことか!?

さぞ見ものだろうな!

お前が彼女の家族を奴隷にしたと打ち明け拒絶される様は!」

 

「っ!」

 

「お前への愛は見る影もなく憎しみに代わるぞ!!」

 

「だとしてももうこれ以上逃げを!卑怯を重ねない!」

 

「なぁ!……どうゆうつもりだ!?

ガキども!よく考えろ!最後のチャンスだぞ!?」

 

「そんな手に乗る奴が居るか!」

 

「お前を倒して雪辱を晴らし、

最強を証明して世界を救う!」

 

「おい馬鹿かね!私は何度でも蘇る!

お前らが何度倒そうと必ずカーシュを復活させる!

お前らの勝利など不可能だ!!」

 

「それはどうかな!」

 

アドベントマスターに注目が集まる。

彼はライダー達への信頼と揺るぎなき正義の基き命じた。

 

「ライダー諸君!リンクベントだ!」

 

「これやな!」

 

スピアーを皮切りに全員がカードをベントイン!

 

LINK VENT

 

1つ、2つとゼイビアックスの頭上に青白い光が浮かぶ。

それがライダー達と同じ15個に達したとき、

一つになって高速回転を始めた!

 

「はぁああああ…………」

 

それらは一度分かれてライダー達のもとに戻り

 

「はぁああああああああああ!!!!!!!!」

 

強烈な光線となってゼイビアックスに放たれた!

 

「こ、これはっぁあああ!く、くそう!

こんな!こんなバカな!私はゼイビアックス将軍だぞ!?

カーシュの王に最も近い男にしてカーシュの15将軍最強の将軍!カーシュの救世主だぞぉおおお!!!」

 

「ああそうかよ!」

 

「私たち!」

 

「俺たちは!」

 

「ベンタラと!」

 

「地球の騎士!」

 

「お前みたいな巨悪を倒し!」

 

「試練を乗り越え!」

 

「最強を証明し!」

 

「愛と平和と笑顔を守る!」

 

「正義のヒーローだぁ!」

 

光が、より一層輝きを増した光がゼイビアックスの身を焦がす!

 

「わ、私は必ずもど……!」

 

聞き取れたのはそこまでだった。

言葉ではない何かを叫んではいたが、

きっと意味はなかっただろう。

 

エネルギーの濁流にのまれてゼイビアックスは塵も残さず消えてしまった。

 

「…………」

 

だらからともなく、変身やISを解除する。

しばらく放心したように黙っていたが

 

「私たちは、やったのか?

そこのレディ!見ていたか?見ていたよな!?」

 

ベンタラの箒、モニカがヒステリックに心愛に尋ねた。

 

「う、うん見てた!勝ったよ!これで終わったんだよ!」

 

「やったー!」

 

「なあ!世界を救ったなんて誰が言えるんだ!」

 

「もちろん俺たちさ!」

 

ベンタラの間明、アキラとベンタラのトルク、チャンスが叫んだのを皮切りに全員が沸き上がった。

ハイタッチやハグを交わし、お互いが全身で喜びを噛みしめ合う。

 

「ケイタ!すごかったよやったね!」

 

「一夏!何言ってんだよ!お前らもすごいよ!」

 

「ここに来るまでの突破口を開いたのは皆さんですよ?

皆さんは私たち仮面ライダーにできない活躍をしたんですよ?百点満点でも足りませんよ!」

 

一夏たちを我が子の様鵜に抱きしめ褒めちぎるサクラ。

これだから教師は辞められないと言わんばかりの満面の笑みだ。

 

「アイツらにも感謝しないとな。

おいケイタ、蓮。お前らのケータイだしてくれ。」

 

アックスの方の楯無に言われてフォンブレイバーを取り出す三人。

 

『わたくし達に御用でしょうか?』

 

「お前らがリンクベントのカードやデッキとの調整やってくれたんやろ?」

 

「君達のお陰で全員揃って試練を乗り越えられた。」

 

「本当にありがとう。」

 

『どういたしまして。』

 

『仕事を果たしただけだ。』

 

『礼には及ばない。我々も共に戦え光栄だ。』

 

全員が一通り感謝と達成を噛みしめるとユーブロンは前に立ち

 

「ライダー諸君!

我々の戦いはベンタラ復興と日常への帰還のみだ。

二つの世界が元に戻った時、

その時にある平和こそ我らの勲章であり栄光だ。

それを踏みしめに行くぞ!地球のために!」

 

「ベンタラのために!」

 

「出動だ!」

 

 

ベンタラと地球の間の世界、

全てが反転した世界、ミラーワールド。

そこではもう一つの戦いが繰り広げられていた!

 

「「とお!ライダーダブルキック!」」

 

「V3マッハキック!」

 

「チェーンジ!ブラスターアーム!」

 

「Xキック!」

 

「スー・パー・大・切・断!」

 

「電キック!」

 

「ライダーブレイク!」

 

「スーパーライダーキック!」

 

「ZXキック!」

 

「ライダーパンチ!」

 

「RXキック!」

 

「はぁああああ!」

 

「ライダーキック!」

 

「Jキック!」

 

15人の昭和に名を刻んだライダー達の必殺技がビーストの群れを一掃していた。

 

「そんなそんな馬鹿な!ベンタラの騎士ではない!

貴様ら一体何者だ!?」

 

ゼイビアックスが失敗したときに備えて待機していたカーシュの将軍は戦慄した。

地球を征服するための戦力が悉く打ち破られていく。

 

「簡単なことだよカーシュの将軍。

貴様らの様に世を蝕む悪鬼が居るのが必然なら、

俺たちのような大自然が使わす正義の使者が現れるのもまた必然!」

 

リーダー格の赤いマフラーに緑の骸骨のような仮面の男が言う。

この男は、いやこいつらは強い。絶対勝てない。

なぜかカーシュの将軍は直感してしまった。

 

「く、くそ!もっと強いビースト軍団を用意して次こそは!」

 

「次なんてない。」

 

「!?」

 

「お前の野望はここまでだ!」

 

逃げようとしたその先にはニ十一人の別のライダー達が待ち構えていた。

 

「あ、ああ!」

 

「おりゃあああ!」

 

「はぁああああ!」

 

<ファイナルベント!>

 

<EXCEED CHARGE>

 

<Lightning sonic!>ウェーイ

 

「火炎連打の型!」

 

「ライダーキック!」

 

「俺の超必殺技!」

 

『ウェイクアップ!』

 

<FINAL ATTACK RIDE>

 

<MAXIMUM DRIVE!>

 

「セイヤー!」

 

「ライダーロケットドリルキーック!」

 

<キックストライク!サイコー!>

 

「セイハー!」

 

『フルスロットル!スピード!』

 

<オメガドライブ!>

 

<マイティ!クリティカルストライク!>

 

<ボルテックフイニッシュ!イエー!>

 

<タイムブレーク!>

 

<ラ

 イ 

 ジ 

 

 グインパクト!>

 

必殺技の乱打がカーシュの将軍にとどめを刺した。

 

「本郷さん!」

 

「或人君。終わったな。」

 

「ええ。後は任せて大丈夫そうですね。」

 

それぞれディケイドが発生させた銀色のオーロラに消えていくライダー達。

 

「俺たちの出番はなかった感じか。」

 

それを少し離れた所から見下ろすかアカライダーの姿があった。

 

「あとは君がジーン崩壊の日に飛んでレンジャーキーを渡せばこの物語は成立する。

晴れて大団円のハッピーエンドだ。」

 

「おう魔王の使いッ走り。相変わらず暑そうな古着だな?

衣替えしないのか?」

 

「余計なお世話だ。時間は繋いでやるから早くいけ。」

 

「へいへい。…これで貸し借りなしだぜ、ケイタ達。」

 

アカライダーもウォズに見送られて去って行った。




次回、エピローグ。
 
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