infinite DRAGON KNIGHT in 明日未来 作:伊勢村誠三
ポリー「写真って何!いかがわしいやつ?
いかがわしいやつなの?いかがわしいやつなのね!」
ケイタ「うわ!なんだあんたは!」
アンドリュー「ボスや俺らの直属の上司のポリー・ナポリターノだよ。たくヘッド!撮られた写真ってのはあんたが期待してるようなんじゃなくて仮面ライダーに変身する瞬間の写真ですよ!」
ポリー「なーんだ。つまんないの。」
ケイタ「つまんないの。じゃないですよ全く。」
ポリー「そんなこと言っちゃってあなたは欲しくないの?一夏ちゃんのエッチなしゃ、し、ん!」
ケイタ「いや、それは……。」
アンドリュー「こらこら健全な思春期の青少年からからかうんじゃないですよ。ほら、そろそろ本編はじまるぞ!」
(op Alive A life 仮面ライダー龍騎)
1
忙しなく店員が行き来すし、各テーブルから笑い声と肉が焼けるジュージュー!という音がしている。
ここはIS学園から一番近い所にある焼肉店。
その一角に奇妙な一団がいた。
男3人に女2人の5人組。
男の方は黒人の大男に白人のガラの悪い長身痩躯に黄色人の目つきの悪い少年。
女の方は頭の先から足の先まで非常に良く似た双子の姉妹
つまり彼らは行動隊長兼副隊長レン・アキヤマを筆頭にISに関するあらゆる分野の問題の始末を専門にこなし、
その手際の良さと手段の選ばなさから亡国機業やSHADOWさえも恐れるプロ集団、
アメリカ合衆国陸軍海兵隊IS師団ブルー大隊
通称破壊部隊の五本柱たちだ。
「レン少佐!これなんですか!?凄く美味しいです!」
「生おかわり!」
「ハラミだ。ほらアンドリュー!
お前も食え、全部アキツネに食われるぞ。」
「生おかわり!」
一応プライベートという体で来てるため全員英語で喋りリラックスしきっている。
「いや……なんでもいいけどなんで焼肉?」
「生おかわり!」
ただ1人終始ハリエットに左手をガッチリ捕まえられているアンドリューを除いて。
「あのブラックホール胃袋のバイ女がいないからだ。」
「生おかわり!」
言わずもがなブラックホール胃袋女とは
IS師団長のポリー・ナポリターノのことだ。
「いやヘッドは人よか食うぐらいで言うほど大喰らいじゃないでしょ?
どっちかっつったら人類のじゃない肝臓ついてるジュリエットの大酒飲みのが問題でしょ?」
「生おかわり!」
さっきっから生ビールを胃袋に流し込み続けてるジュリエットをゲンナリした目で見つめる。
アンドリューは酒が仇の織斑千冬の次に嫌いなのだ。
極端な例をあげればアルコールを世界から消す方法を至極真面目に考えた事もある。
しかし人によっては無くてはならないとも理解しているので無理やり取り上げたりはしないが、21歳の自分より一つしか違わない少女が酒を飲み続けてるのはいかがなものか。
「生おかわり!」
「多分ジュリエットの血液はビールなんだ。
あれは飲酒じゃなくて輸血だよ。」
「生おかわり!」
「あんな美味しそうな顔でやる輸血南極の果てまで探したってありませんよ。」
さらに言えばアンドリューは肉より魚の方が好きであり、
欲を言えばタバコを吸える店で美味い寿司かお造りでも食べたかったのだが、
バーナード姉妹の強い希望でこの焼肉店となったのだ。
「アンドリューもたべてよぉ?」
「生おかわり!」
「俺はいいんだよ。
それより食え若いの、はいあーん。」
「生おかわり!」
「あ〜ん!」
「生おかわり!」
無類の肉好きのハリエットの口に今さっき焼き上がったカルビを放り込んでやる。
心底幸せと言う表情で肉を味わって咀嚼しついる。
「で、今更ですけどボスが俺らに奢るなんて珍しいじゃないてすか?」
「生おかわり!」
「なんだよ?別に下心は無い。
然るべき時が来るまで絶好のチャンスで会っても織斑千冬を殺させないとか考えてないぞ?」
「生おか、ってレン少佐!それ話違うじゃ無いですか!」
ジョッキを店員に差し出そうとしていたジュリエットがキッ!と蓮の方を向いた。
アキツネとハリエットも険しい顔になる。
「ボス、俺らを一度は直接追い詰めたヘッドとあんたなら知ってるよな。
ここにいる俺たち、いや破壊部隊が全員程度の差はあれ
「もちろん。それはわかっている。
だが状況は俺たちが感知できるより複雑だ。
お前たちの希望を優先させてやるほどこちらに余裕は無い。」
「………なら構いませんよ。」
「嘘アンドリュー!?」
「俺たちの目が黒いうちにあの悪魔どもが死ぬんなら。
お上の考えは知りませんけど俺らは俺らの復讐が叶うならそれでいいし、
その過程か結果の先にあんたの望みが叶うってんなら万々歳だ。」
「…悪いな。」
「気にすんなよ。
それよりそろそろひっくり返さないとその肉ゴミに生まれ変わるぞ。」
「あ!お肉!」
「生おかわり!」
再び和気藹々と喋り出した4人をしばらく見ていたがスマートフォンの振動を感じて蓮は席を立った。
「もしもし?」
『あ、レン。』
「どうした一夏?」
『あの、言いにくいんだけど、
山田先生が変身するところ見られちゃった!』
「なんだと!」
2
「あと、少し…。」
ウーバー○ーツで取り寄せたラビットハウスのコーヒーを胃袋に流し込む。
カフェインはあまり当てにしてないが無いよりいいだろう。
プログラムの不備やバグを確実に潰すながら簪はスパートをかけた。
彼女の専用機、打鉄弍式のプログラムは8割以上完成していた。
このまま行けば臨海学校ぐらいには完成するだろう。
(だめ!そんなんじゃ全然だめ!
私は1秒でも早く強くならないといけない!)
簪は焦っている。ケイタは単一仕様を発現し、
蓮はストライクと互角に渡り合った。
ライダーとしてもIS乗りとしても出遅れた。
コンプレックスを感じやすい簪を焦らせるには十分だった。
(私は…姉さんを超える。
そうして私は、初めて更識簪になれる!)
昔から優秀な姉はまるで影のように、
否簪を影にするように活躍した。
IS学園在学中にロシアの国家代表になったり自力でISを組み上げたり。
そのせいで簪はいつも比べられていた。
更識の二番目、姉の出来の悪いバックアップ、
更識の無能な方。
簪を更識簪として見ていたのなんて石橋健、布仏本音、芝浦淳の3人ぐらいだろう。
だから簪は織斑三春用のIS制作が優先され打ち切りになってしまった打鉄弍式を引き取り自力で組み立てはじめたのだ。
「私だって、強化打鉄のパイロット!」
2人に出来て私に出来ない事はない!
その一念に突き動かされ、簪は今没頭していた。
そんな所に一本の電話が入って来た。
「ウゴキダシテルーミライヲトメラレナイー」(着メロ)
「チッ!忙しいのに…もしもし?」
『更識簪さん?』
知らない男の声だった。
「そうですけど?」
『私はアンカーUSA IS開発室副室長にして打鉄赤龍、黒翔の開発責任者の能見と申します。
我が社はソフトバンクに並ぶ通信会社であると同時にIS部品のシェアトップを誇る IS機業で「要件は?」無駄な世間話は嫌いな方でしたか。
これは失礼を。』
態度こそ普通だがどうも信用ならない。
『要件はズバリ、あなたの専用機の事です。』
「私の専用機?」
『はい。我々は網島ケイタの単一仕様発現に合わせて彼の打鉄赤龍を高機能、高火力型に改修しようと考えています。
そこでどうしても打鉄弍式のデータが欲しいのです。』
「対価は?」
『我々の設備と人員を貸しましょう。』
「乗った。」
『では詳細は後日。』
一方的に電話は切られた。
誰かの手を借りるのは姉を超えたことにならないかもしれないが今はいつ来るかわからない敵に備える方が大事だ。
「必ず、完成させる。」
3
翌日、一年一組にて
「えー、突然ですがと言うか…正確には前からいましたが
転校生って事になってる2人を紹介します!」
「シャルロット・コンスタンです!」
「アメリカ陸軍海兵隊 IS師団ブルー大隊ロブスター小隊所属!
ラウラ・ボーデヴィッヒ!階級准尉!」
改めて女子としてシャルロットが、
アメリカ軍人としてラウラが転入して来たのだ。
「嘘!デュノア君女だったの!?」
「て言う事は裸の付き合いがあったはずの織斑君はこの事を!」
「なんだと三春!貴様、貴様というやつはぁ!」
「いやいや落ち着け箒!
俺も今初めて知ったんだよ!竹刀をしまえ!」
教室は大騒ぎだ。
織斑千冬が来るまで収まりそうにない。
ケイタはあくびを噛み殺しながら早速ガールズトークを始めてるシャルロットと蓮と何やら事務連絡をしているラウラを見ながらぼんやり思った。
(死人が出かける騒ぎがあった後なのに切り替えの早いもんだな。)
《まあただ一度の青春と言うしな。》
《楽しまなければ損という訳ですね。》
独り言のつもりで言ったがデッキを介して聞いていたらしい。
普段ずっと黙っているせいだろうか?
(セブン、サード。授業中は話しかけるのやめてくれよ?)
《しかし我らは授業よりいかにして新たな問題を切り抜けるか議論しなければならないのではないか?
文屋に山田真耶の正体を見られてしまったのだろう?》
《もしあの新聞部とかいう奴らが一夏に危害を加えるようなら殺害方法から残った皮と肉と油の塊の処分まで考えなくてはならない。》
(確かに。)
《ゼロワンあなた……。》
《急に会話に入ってくるな!
というかケイタも殺人を容認するな!》
(何ぬるい事言ってるんだよセブン?
世の中腐ってる…腐ってる奴は死んだ方がいいんだ!
そんな腐ってる奴らを消していったら…
俺が新世界の神となるぅ!)
《クックックックッ!人間って面白!》
《け、ケイタ様!?ゼロワン!?》
《2人揃って何を受信してるんだ!?戻って来い!》
(はっ!………あれ?なんだったんだ今の?)
《何かに支配されていた気がする…。》
《怖すぎだ。》
《前世のフラッシュバックか何かでしょうか?》
(俺の前世どんだけ病んでるんだよ?)
いや確かに危うく乗っ取られかけたような気はしないでは無いがそんな事より
問題は新聞部の黛とかいう先輩だ。
《一応ネットからこの学校やその付近、
奴の行きそうな場所の防犯カメラなどから集めれるだけの情報は集めてみたが特に怪しい人間では無いな。
姉がIS関係の雑誌の記者をやってるがどう調べてみてもベンタラや仮面ライダーの事やフォンブレイバーの事を知っていたような気配はない。》
(つまり一夏か山田先生をマークしていて偶々あの現場に出会したって事か。)
《いえ、真耶様が尾行されていたとは考えづらいです。
もし黛薫子が真耶様をターゲットにしていたと仮定した場合、
真耶様に浮いた話などありませんし、
そうなるとライダー関連の事を取材しようとしていた事になります。》
《つまりあのアバズレは初めから一夏をストーキングしていた事になるな。》
(ああ……幸い奴の顔と名前は分かっている。
なら始末するのは簡単だ!)
《落ち着けケイタ!
また新世界の神に乗っ取られかけてるぞ!》
《ゼロワン何あなたもコンクリートとドラム缶と青酸カリをブラックマーケットから取り寄せようとしてるんですか!》
《必要なものだ。》
(どんな理由か知らーねえがフォンブレイバー持ってる以外普通も普通な一夏の平和を土足で荒らす奴は極刑だ。)
《そこだ!何故織斑一夏が狙われた?
ライダー関連だとしたらケイタやアキヤマに山田真耶が狙われるのは分かる。
我々関連だとしたら派手に動き回ってるのはアキヤマやサードだ。
彼女の姉や兄なら分かるが織斑一夏は世話好きで家事好きで多少剣道が達者な周りが異常な奴だらけなだけの普通の少女だ。
それが何故狙われた?》
(セブンお前まるで俺らが明らかに変みたいに言いやがって。)
《あんなアイアンマンとマイティソーの中間みたいなものに毎日変身してる奴が何を言う。》
話が脱線し始めた。
その隙にサードはドラゴンナイトのデッキとの接続を解除してウイングナイトのデッキに繋げる。
《レン様少々よろしいでしょうか?》
(どうした?何か新しい情報か?)
《いえ、これはあくまで私の推理みたいなものなのですが。》
「お前が不確定なものを話したがるなんて珍しいじゃないか。
言ってみろ。」
さっきまでの会話の内容を細かく話した。
(成る程確かにそう考えるとおかしな話だな。
盲点だった。俺はついさっきまで黛と、
後居るのなら黛を陰から操ってた奴をいかにバレないように魚の昼飯に生まれ変わらせるかしか考えてなかったよ。)
《あなたまでケイタ様と同じような事を…。》
(俺よりケイタの方がその方向にいったらまずいだろ?
で、ここまでは分かった。
それでお前の推理ってのは?)
《はい。そう考えた時もう一夏様が狙われる理由など、
織斑計画ぐらいしかないかと。》
(ッ!)
思わず叫びそうになる口を抑える蓮。
あと少しで喚き散らすとこらだった。
(な、尚更なんで一夏だ!
もしそうだとしたら織斑千冬の方が恐らくだが計画の核心に近いだろ!)
《だからこそガードが硬い千冬様よりガードが緩い一夏様を狙ったのでは?
関連性はまだわかりませんがあの家出ケータイと同じ名前の無人攻撃ロボットの事を調べてたとしたら黛薫子を陰で操る人物も、
いたとしたらですが想像出来てしまうんですよ。》
(…生徒会か。)
これは一波乱どころの騒ぎじゃ治らないな。
蓮は密かに覚悟を決めた。
4
パタン。動画の再生が終わったパソコンを閉じるとIS学園生徒会長更識
「思わぬ大物が釣れちゃったって感じ?」
「ええ。私もまさかミラーマン擬きと遭遇するとは思ってなかったわ。」
黛薫子も肩を竦めながら返す。
真耶の変身の瞬間を治めたビデオはまだ楯無にしか見せていなかった。
「どっちにしろ彼らに近づく口実になるからいいんだけど。」
結果オーライ と書かれた扇子を広げ不敵に笑う楯無。
「後は
「みなまで言わないで。
引き続き織斑一夏の尾行でしょ?」
そう言ってメガネを直すと薫子は生徒会室から出て行った。
「はあ、虚ちゃんには困ったものね。」
虚とは彼女の近侍の布仏虚。
布仏本音の姉のことだ。
彼女は楯無より一つ年上だが実の姉妹の様に育った仲だ。
故に本音の死因が他殺だと分かった以上彼女はなんとしても犯人を見つけ出そうとするだろう。
砂漠に落ちたゴマ粒程の可能性も徹底的に検証して口に出すのも憚られるものも含めてあらゆる手段を使うだろう。
(だからこそ怖いのよね。
もし犯人を見つけ出せて自分や法律が裁くことも殺すこともできない様な相手が犯人だった場合、彼女は壊れないでいられるかしら?)
一抹の不安を覚えながら楯無は再び椅子にどかりと深く座った。
5
「本当にすいません私が油断していたばっかりに!」
昼休みのIS学園、その中でも恐らく誰も寄り付かない屋上で何度も何度も深々と頭を下げる真耶の姿があった。
蓮は何か咎める様な事を言おうとしたがそれより早くケイタや一夏に心愛達が真耶を慰め出したため不発に終わった。
因みにシャルロット、海之、千夜の3人は今朝弁当を作る時間がなかったため食堂で、簪は昨日の夜からいないとの事で今日はこの5人だけだ。
「兎に角!新聞部の黛とか言うやつをどうにかしないとまずいでしょ?」
「いやでも蓮くん。
こうゆうのって騒ぎ立てなきゃ都市伝説みたいに思われるだけじゃない?」
「一般人はな。問題は女権だ。」
「女権?何で?」
「お前らすっかり忘れているみたいだが兄の方の織斑と鳳が試合中にキカイダー01に襲撃された時に俺とケイタと簪はライダーに変身して2人を助けてる。
つまりもし女権が山田先生がライダーだと知ったら他のライダーも芋づる式に見つけ出そうとして山田先生を拉致監禁拷問ぐらいしそうだって話だ。」
「拷問!?」
ことの重大さが分かったらしく心愛は青い顔に残りの3人もゴクリと唾を飲んだ。
「だからこの際多少手荒な手段もやむなしと考えて」
そこまで蓮が喋りかけた所でドアが勢いよく開く。
「失礼しますアキヤマ少佐!
ラウラ・ボーデヴィッヒ准尉!
リツカフジマル技官とマシュ・キリエライト技官をお連れしました!」
「…ご苦労だったボーデヴィッヒ。
それから今度からドアを開けるときはノックをして返事があってから名乗る様に、大声もあげなくていい。」
「了解しました。以後気をつけます。」
蓮が合図をするとようやく敬礼の姿勢を崩すラウラ。
「で、何でお前らが?なんかこう…珍しい3人だが。」
「なんでもお二人から渡すものがあるとのことで。」
「渡すもの?」
「はい!前回の件でソリッドドライバーが正式採用されたんです!」
「遂にか!」
「はい!各エージェントの皆さんに使っていただくべく量産型機の生産も検討されているんです!」
「やったじゃないか2人とも!
藤丸博士や水戸博士も鼻が高いな!」
「ん?……え!?ソリッドドライバーって立香さんとマシュさんが作ったの!?」
「い、いえ!私は立香先輩とキカイ先輩を手伝っただけで。」
「謙遜するな。お前だってその2人と同じように水戸博士から直々に教えを受けた弟子の1人だろ?」
「水戸博士ってフォンブレイバーの開発者の!?」
『そこの家出ケータイが唯一一夏様以外に悪態をつかない人間の1人です。』
『ほっとけ。』
「? レン少佐今男の声がした気が「気のせいだ」
「という訳で、3人共用のソリッドドライバーを持ってきました!」
「すげー。」
「前回は使わなかったけど確か二つのブーストフォンをいっぺんに使えるんだよね?」
「ああ。別々のブーストフォンを使うことも、
同じブーストフォンを使うこともね。
それからちょっと変則的だけど。」
そう言って立香はケイタに赤いレーザーポインターを、
蓮に青い円形の何かを、一夏に黄色い置き時計を渡す。
「これは?」
「アンカーの下部組織の宇宙企業アンサーが開発した宇宙探査用のツールをブーストフォンの技術で改造した新アイテム」
「その名もアクセルデバイスです!」
マシュの声と共に三機は掌の上でデバイスモードに変形した。
「まずサーチライト型のサーチャー!
人類が発見したあらゆる光を放つ事ができ、
未知の宇宙空間でもその環境に最適な種類と量の光を出してくれる優れものです!」
「その副作用として指紋捜査や硝煙の有無なんかも確認できる、
つまり簡易的に鑑識が出来るんだ。」
「すげえなお前、よろしくな!」
こちらこそ。というように2、3度高く飛ぶサーチャー。
「次に円盤型のディテクター!
宇宙空間に有る未知の部質を解析する為に作られた物であらゆる場所に持ち込めるように圧倒的硬度と驚異の軽量性を誇ります!」
「簡易的な検死やフォンブレイバーの盾として使える便利なやつだ。」
「確かに今まで防御特化のブーストフォンは無かったしこいつは重宝するな。」
お辞儀をするようにアクティブモードとデバイスモードへの変形を繰り返すディテクター。
「最後に時計型のクロノ!
どうしても時間感覚が無くなりがちな宇宙飛行士に活動限界時間や地球時刻を知らせる便利な時計ちゃんです!」
「フォンブレイバーの予備バッテリーや電波中継機の機能もあって、アクティブモードの時はキャタピラだから、
基本どこにいても必要な支援をしてくれるな。」
「これは頼もしい仲間が増えたね。」
「よろしくね!」
クロノは照れたように頭をかくような仕草をする。
「ヒューマギアの次はお助けロボットとは…。」
「アンサーの企業秘密だ。口外するなよ?」
「はっ!」
ラウラに口止めをすると3人はアクセルデバイスをしまった。
「アクセスデバイスかあ、
俺間違えてこいつの事シーカーって呼んじゃいそう。」
「確かに似てるね。」
全然違う!というようにケイタ、一夏のポケットからシーカーとハイシーカーが飛び出して来た。
つられたように他のブーストフォン達も次々と飛び出して来る。
「うわっとっと!みんな落ち着いて!」
「お前!どこ登ってるんだ!」
「おいおいブーストフォン総出じゃないか?
歓迎パーティーにはまだ早いぞ?」
そこはまで言った所では!と何かに気付く蓮。
「ボーデヴィッヒ!ちょっとドアを塞いでてくれないか?」
「はっ!」
みんな耳貸してくれ。
と言ってラウラ以外のメンバーについ今さっき思いついた計画を説明する。
「…結構苦しい部分もあるが、いけないか?」
「いや、めっちゃいい案じゃん。
これなら新聞部なんて敵じゃない。」
「でもケイタ、そんな上手くいく?」
「大丈夫だって。情報戦が文屋の十八番なら、
潜入戦は俺たち
ケイタ「いかがだったでしょうか?」
ポリー「私も焼肉食べたかったぁ!」
アンドリュー「そんな事よりアクセルデバイスの登場の方が重要でしょ?」
ポリー「ねえ私泣くよ?駄々っ子みたいに暴れるよ?」
(ED WAKE YOU UP ケータイ捜査官7)
ケイタ「はいはい時間も推してるんでさっさといきますよ?次回!Gossips or true news その2!」
アンドリュー「次回もどうぞご期待ください!」
ポリー「焼肉焼肉焼肉!」
アンドリュー「うるさい!」