infinite DRAGON KNIGHT in 明日未来   作:伊勢村誠三

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ケイタ「網島ケイタです!」

蓮「レン・アキヤマだ。」

ケイタ「今回は作者に変わりましてご挨拶をさせていただきます。」

蓮「そのくらい自分でやれって話だが多めに見てくれると助かる。」

ケイタ「まずはお読みいただきありがとうございます。
いつ完結するかも打ち切られるかも分かんない駄文ですが何卒よろしくお願いします。」

蓮「そういうこと普通言うか?」

(op Alive A life 仮面ライダー龍騎)


一章 仮面ライダー編
stArt


1

その世界には人工の光が全くない。

背の高いアメリカの都心部と日本のベットタウンを混ぜたような街並みの街頭は一切灯っていない。

工場やオフィス街も暗黒に閉ざされ、空には星々と月がこれでもかと輝いている。

 

(相変わらずデートには良い夜じゃないか)

 

その男は道など通じていないはずの鏡の向こうからこの世界、ベンタラに現れた。

蝙蝠をあしらった騎士風の黒と銀色の鎧に蝙蝠の羽の様な青い複眼を隠した騎士風の仮面の戦士。

それはレン・アキヤマが仮面契約者翼騎(カメンライダーウイングナイト)に変身した姿だ。

 

ウイングナイトを始めとする仮面ライダーに変身するにはアドベントデッキと呼ばれるカードケースが必要でこれかデッキに入っているアドベントカードが無ければベンタラを自由に行き来する事は出来ない。

 

カード、あるいはデッキを持たない人間がこの地に足を踏み入れて元の世界に帰った事は一度としてない。

ウイングナイトは3時の方向に気配を感じ目を凝らした。

思った通り昆虫タイプのアドベントビースト、おそらく蝶型のビーストが獲物を探して向こうの世界、レンが本来住んでいる世界を鏡越しに覗いていた。

 

この世界にはアドベントビーストと呼ばれる怪異が住み着いている。

レンは今までウイングナイトになってから一年と少しの間に数々のビーストを倒してきた。

その形は様々で昆虫から魚類型に鳥類型や哺乳類型。さらにはキメラ型にマシーン型までと千差万別だがそれらには歪な人形をしているという嫌な共通点があった。

 

わかりやすく言うとゴジラのシルエットを人間ぽくしてそのまま小さくしたみたいな感じだ。

今回発見した蝶ビーストもモスマンを機械的にしたような外見をしている。別に倒すことに変わりはないが、やはりどうしても見ていて良い気分はしない。

さっさと片付けよう。

 

足音を最小限にしながら蝶ビーストの背後に迫り左腰に下げていた銀色の翼召剣(よくしょうけん)ウイングバイザーを居合斬りの様に一気に引き抜きビーストの首を切り落とした。

完全に不意を突かれたビーストは断末魔を発する間も無く力を失って倒れ黒い霧を発しながら霧散し始める。

 

ウイングナイトは素早く腰のベルトにはまったアドベントデッキからカードを一枚引き抜き、バイザーのカバーを開いてカードをセット。ベントインする。

 

<ATTACK VENT>

 

本来ならば契約(コントラクト)したアドベントビーストに攻撃命令を下すものだがただ呼ぶことだけにも使える。

これ以外にも契約ビーストの体の一部を模した武器を召喚出来るものや実態を持った分身を発動させるなどの超能力を使えるように出来るものなど様々なカードがありそれらを駆使することでライダー達は時にビーストと、時にライダーどうしで戦うことが出来るのだ。

 

しかし文字通り化け物のビーストや超人の仮面ライダーと戦うことは並大抵のことではない上に一筋縄ではない。

知略謀略裏切り不意打ち何でもござれの戦いでエネルギー消費がデッキから供給される分を超えてしまう事もありうる。

そうならない為にこうして契約ビーストに定期的に餌を与えてエネルギーの貯金を作っておく必要があるのだ。

 

「食え、ディナーの時間だ!」

 

飛来した蝙蝠型のアドベントビースト、ダークウイングは蝶ビーストの亡骸の両肩を二本の足で器用に捕まえると首の断面からくちゃくちゃと生々しい音をたてながら捕食を始めた。

 

ダークウイングはビーストにしては珍しく元になった動物をそのままでかくした様な外見でだいぶ機械的だが今まで倒した奴らよりは幾分か親しみ易い姿をしている。

実際レンも誰にも打ち明けずに戦い続ける中で唯一味方と断言できるこいつに愛着もあったが

 

「キキィ!」

 

餌を食わせてやった後にこうして肉片とも金属片ともつかない食べカスだらけの顔を擦り付けてくるこいつを好きにはなれなかった。

更に理由を上げるならアドベントビーストの声にはビックリするほど感情がこもっていない。

 

戯れついてるだけなのか、はたまた嫌がらせなのか、それとも単に口を拭いてるだけなのか判別出来ない。

何度も辞めるようにと言ってるのだがそもそも人語が通じているのか怪しい。

最後のは他のビーストにも言えることだが。

だがただ一匹だけの味方には違いない。

 

仮面中に付いた食べカスを手で拭うと頭上に広がる満天の星空を見上げる。

何度見てもその美しさに圧倒される。

 

そして同時にまるでベンタラは自分の心みたいだと思い知る。

見える所に幸せはあったはずなのに漸くそれを掴んだと思った瞬間に運命という名前の化け物が何もかもを横からめちゃくちゃに破壊して去っていく。

いつまでたっても化け物しか住み得ない空っぽの箱庭。

いつまで経っても最後には一人で立ってる。

そんな星の元に生まれた者の一人。

それが自分。このレン・アキヤマという人間の本質と運命。

 

別に構わない。

何かを得るには何かを捨てなければいけないなら爪垢から命までなにもかも捧げてやる。

元よりそれ以外の物種など有りはしない。

ならば後は手段さえ選ばなければ良いだけだ。

 

「邪魔する奴は全てベントする!」

 

それがレンを仮面ライダーたらしめる覚悟(ちめいしょう)だった。

 

 

2

色とりどりに塗り分けられた人形の家の様な街並みに清々しいが容赦なく日差しが降り注ぐ暑い快晴。

しかしすぐ隣の風都市からの優しい風が程よく暑さを和らげている理想的な四月の晴れの日。

木組みの街の大通りで大きな紫色の瞳の少女、保登心愛(ほとここあ)は道に迷っていた。

 

(香風さん家、香風さん家、、どこだろ?)

 

事の発端は二ヶ月前。心愛が女性だけが使えるパワードスーツ、インフィニット・ストラトス 通称ISのパイロットや整備員を養成するための学園、IS学園に整備員枠で合格してすぐ、彼女の元に伯父が訪ねてきた。

 

「心愛ちゃん久しぶり。まずは合格おめでとう。

今日は君に合格祝いと、1つ提案があって来たんだ。」

 

その提案というのはなんと本来全寮制のIS学園の校則に反して下宿をしないかというものだった。

 

「僕の祖母、君のひいおばあちゃんは遺言で僕に

『きっとお前か、お前の妹の元に心から祭りの音を響かせるような子が生まれてくる。その時は存分にその祭りの音を世界中に伝える手伝いをしなさい。』とね。

僕はその祭りの子が君だと常々思ってたんだ。

だから寮みたいな狭い世界ではなく1つの街ぐらいの世界を生きて欲しいんだ。どうかな?」

 

もちろん心愛は二つ返事で引き受けた。

知らない街も知らない人も未体験も好奇心旺盛な彼女にはどれも宝石のように思えからだ。

 

これからどんな事が始まってもきっと楽しくなる。

流石心から祭りの音を響かせると言われるだけあって底抜けにポジティブな彼女は迷子のこの状況さえも楽しんでいた。

いっそ一日使って街を隅々まで見てみようかな?

そんな考えが頭の片隅に浮かんだその時。

 

「すいません。」

 

不意に後ろから声をかけられた。

振り向いて声の主を正面から見る。

腎臓の長さまで伸ばした黒髪に綺麗な茶色い目。

やや痩せているが出る所は出ていて均一が取れた美しいプロポーション。

顔立ちも凛々しくもどこか幼さを残したその歳の少女特有の美しさを持っている。

間違いなく心愛がいた中学にこれを超える美人は片手の指ほども居なかったに違いない。

カットモデルでもやっていたのだろうか?

どこかで見た事がある気がした。どこでだっただろうか?

 

「?私の顔なんか付いてます?」

どうやら見入ってしまっていたらしい。

 

「え、いやなんでもないよ。それで何かな?」

 

「実は道に迷ってしまって、ここへの行き方って分かりますか?」

 

差し出された黒いやけに分厚いガラケーの画面に映し出されていたのはなんと自分も探していた下宿先だった。

 

「ここ私も探してたの!あなたも下宿?だったらルー…何メイトか分からないけど、私は保登心愛。よろしくね。」

 

織斑一夏(おりむらいちか)です。気軽に一夏って呼んでください。」

 

「一夏ちゃんはなんで下宿にしたの?」

 

「なんでも今度入学する学校にトラブルがあって寮の部屋の数が合わなくなったみたいで。」

 

「へぇ。大変だね。何かあったらお姉ちゃんに頼る感じで頼ってね!」

 

「え?、、私は今年で16歳なんですけど心愛、、さんは今何歳ですか?」

 

「そろそろ16」

 

「同い年じゃん!」

 

 

てっきり年上だと思っていた一夏は少し肩透かしを食らった気分になった。

 

(しかも着痩せして分かりにくいけど、絶対に私よりはある!)

 

そして首と腹の間の巨峰に憎悪を燃やした。

一夏も平均よりはあるのだが中学はバイトばかりで女友達(ひかくたいしょう)があまりいなかったため、そのことに気付いていない。

 

 

「取り敢えず立ち話もなんですし、あの喫茶店でも入りませんか?」

 

「ラビットハウス?うさぎカフェ?いいね。

何を隠そう私は8歳の時伯父さんから貰った羊のぬいぐるみが大のお気に入りなぐらいなんだよ!」

 

「は、はぁ。」

 

 

なんとか「それうさぎ関係無いよね?」

というセリフを飲み込み相槌を打つ。

悪い人ではないがだいぶ変わった人みたいだ。

からんからん。心愛が店のドアを開けると

 

「いらっしゃいませ。」

 

店の中には青い髪の制服姿の女の子がいた。

店内の落ち着いた雰囲気に溶け込んでいてお盆を持った姿が様になっていて頭に乗っけた白いモフモフのロシア帽?が無ければそのままパズルの絵柄に出来そうだ。

 

「ウサギは!?」

 

「なんの話ですか?」

 

 

心愛さえ居なければ。

 

 

3

「じゃあラビットハウスって名前だけなんですね。」

 

「看板ウサギのティッピーだけです。」

 

 

少女は頭に乗っけていたロシア帽のような物をもふもふと撫でる。

毛が長すぎるだけでアンゴラうさぎという品種のなんの変哲も無い普通のうさぎらしい。

因みにこの小さな店員さんは香風智乃(かふうちの)といいマスターの孫娘だそうだ。

 

 

「せめて、その子だけでもモフらせて!」

 

「コーヒー1杯につき10分です。」

 

「取るもの取るんだ。」

 

「安いね。じゃあ10杯でツーショット?」

 

「その子タレントウサギかなんか?

というかちょっと待って心愛ちゃん。

本当に10杯頼む気?」

 

「だってツーショットが。」

 

「1人5杯も飲めないでしょ。」

 

 

私も1杯飲んであげるから3杯にして。

となんとか心愛を説き伏せコーヒーが運ばれてくるのを待つ。

 

「そう言えば一夏ちゃんは何処の学校に通うの?」

 

「、、IS学園に。」

 

「奇遇だね!私もだよ!もしかしたら同じクラスかもね。」

 

「だったら良いね。」

 

 

そこからは心愛のマシンガントークが終わることはなかった。

しかしはじめは若干引いていた一夏も

あっちこっちに話題の変わる心愛に不思議と飽きなかった。

なんだか祭囃子を聴いてるように騒がしいのにどこか心地よい。

話について行けなくなって少しまどろみ始めた頃。

 

「お待たせしました。ご注文の日替わりオリジナルブレンド、モカ、ブルーマウンテンです。」

 

ちょっとやる気のない感じの声の男性店員がコーヒーを運んできた。

なんだろう。

お盆からコーヒーカップを置いていくガッチリした手に見覚えがある気がする。

 

「あれ?もしかして一夏?」

 

「え?、、ケイタ?」

 

 

顔を上げるとそこには去年の8月に会ったきりの懐かしい顔があった。

 

 

5

同じ故郷で兄妹同然に育った一夏を網島(あみしま)ケイタが見違える筈もなかった。

相変わらず綺麗な黒髪は去年より綺麗になったように見えるし、やっぱり俺の故郷、風都は美人ぞろいだな、と誇らしく思う。

 

「去年の夏以来じゃん。元気にしてた?」

 

「うん。まぁ慣れないことのオンパレードだったけど。」

 

「なになに?二人ともお友達?」

 

「ん。俺は網島ケイタ。よろしく。」

 

「私は保登心愛!よろしくねケイタ君。」

 

心愛の白く細い器用そうな手とケイタの不器用そうなガッチリした手が固く握手を交わす。よく見ると心愛もなかなかの美女だ。

 

「お客さん他に居ないし少し話さない?」

 

「良いけどあの智乃ちゃんって娘に怒られない?」

 

「今休憩だから平気。」

 

「余計ダメでしょ。」

 

しかしそう言いながら一夏も旧交を温めたい訳で

 

「なんでバーテン服なの?バイト?」

 

「いや、俺今ここの二階に下宿してて。暇なとき手伝ってるの。」

 

確かにケイタにバイトなんてM78星雲人に悪役ぐらい似合わない。、、いや、案外そうでも無いかもしれない。

 

 

「そういえば私たちも下宿先探してるだけどケイタ君はこの辺りで香風さん家って知らない?」

 

「ここだけど?」

 

「え?」

 

「は?」

 

「いやだからここが香風さん家。」

 

「ウソォ!」

 

「嘘ついて何になるん?」

 

何とミラクル。ケイタと同じ下宿先だとは。

しかも偶々目に付いたこの喫茶店だとは。

 

「にしても一夏が遂に友達と街歩きをする様になるか。

四年で人は変わるもんだな。」

 

「ちょっとケイタ?私が万年ボッチ弁当してるみたいな言い方やめてくれない?」

 

「一夏ちゃんって友達居なかったの?」

 

「今すぐあなたの友達辞めても良いんだけど?」

 

1名男だが女子3人揃えば姦しいとは言ったもの。

好奇心の塊の心愛に面倒くさがりだが聞き上手なケイタ。

そしてこの中では一番の常識人の一夏と揃えば話が盛り上がらないわけが無い。

 

「2人はいつから友達なの?」

 

「もうかれこれ6、7年前かな?」

 

「じゃあ幼馴染だね。」

 

「ていうか半分兄妹みたいなもんかな。」

 

「なんか素敵だねそういうの。同じ街の出身?」

 

「バイクで2時間くらいの所に風都市ってあるよね?

あそこの出身。」

 

「知ってる。何だっけ?この前までやってた探偵ドラマの舞台だっけ?」

 

「意外。風都探偵観てたんだ。」

 

「こう見えて小説家目指してます!」

 

「人は見かけによらないね。」

 

そんな話がまた盛り上がろうとした時、1人の男が入店してきた。

背はケイタより少し高いくらい。足は彼のが少し長いか。

射るような目付きは月明かりを反射した冷えた刃物みたいだ。

黒いシャツとジーンズの上に羽織った白いジャケットが余計にそう見せてるのかもしれない。

何とも間の悪い、しかし智乃が居ないのをいいことにサボってる自分も悪いか。

立ち上がりメニューを持って男の元に行き

 

「いらっしゃいませ。」

 

「一人だ。連れはいない。」

 

「どうぞあちらのお席へ」

 

カウンター席に案内して注文を聞く。

が、どうやら以前にも来たことが有るらしくメニューを見ようともせずにオリジナルブレンドをデカフェで注文してすぐに青いガラケーを眺め始めた。

 

「なんかあの人のケータイ、一夏ちゃんの黒いのに似てるね。」

 

「うん、、。」

 

似てるどころか全く同じ形だ。

だとすると一夏としては非常にまずい。

自分があれと同型のケータイを持っていると知られれば男は実力行使で奪いに来るかもしれない。

しかし、まだあのウサギをモフってない心愛はここをテコでも動かないだろう。どうしたものか。

最悪戦いになるのか?

 

「ねぇ心愛ちゃん。私ちょっと部屋に荷物が届いてるか見てくるね。」

 

取り敢えずは自分だけでも逃げよう。

剣か、或いは棒のような物があるならまだ自分に分があるが徒手対徒手なら細身だが体格の良い男には敵わない。

 

「待て。という事はお前が織斑一夏で、そっちが保登心愛だな?」

 

男が立ち上がりこちらに来る。

 

「一夏ちゃんその人と友達なの?」

 

そして心愛の全く場の空気を読まない反応が余計に一夏を焦らさせた。

 

「いや、二人共しけた証明写真で見たことがあるだけで初対面だがどうしても答えてもらいたいことがあってな。」

 

そう言って男が青いガラケーを差し出そうとした時

ぴーん。ぴーん。と男と一夏の耳に不快な反響音のような音が聞こえてた。

 

「なにこの音?」

 

「音?私にはなんも聞こえないけど?」

 

「チッ!このタイミングか。」

 

男は何か知っているようで予断なく窓を見渡す。

 

「おい保登!」

 

「え?」

 

「逃げろ!」

 

しかし男が言い終わるより先に心愛の背後の鏡から白い糸が飛び出して心愛の首に絡みつく。

 

「ヴェアアアアアアアア!」

 

そしてそのままとんでもない力で引き摺り込まれ始めた。

あまりに汚い心愛の絶叫に何事かとケイタと智乃が戻ってくる。

 

「なんじゃありゃ!」

 

「なんでも良い!助けるぞ!」

 

なんとか心愛の足首を捕まえた一夏をケイタと智乃が支えて残った男は折り畳み式のナイフを取り出し糸を切りにかかる。

 

「暴れるなよ、延髄斬りをされたくなきゃな。」

 

しかしナイフは刃を立てて切ろうとした瞬間に根元から折れてしまった。

 

fack it(くそう)!」

 

そうこうしている内にもどんどん引っ張る力が強くなり

 

「 ヴェアアアアアアアア!」

 

「うああああ!」

 

「ぶっ!」

 

「だっ!」

 

一夏を巻き込みながら心愛を鏡の中に引きずり込んで行った。

ケイタと智乃は顔面を強打しながらもなんとか起き上がる。

 

「一夏達が鏡に喰われちまった、、、。」

 

「一体なにが起こって、、、?」

 

「入国審査さ。ただし異次元へのな。」

 

そう言って男、レン・アキヤマは上着の左ポケットから蝙蝠の紋章、ウイングナイトのライダーズクレストのついたアドベントデッキを取り出す。

 

「それって!」

 

ケイタも同じようにライダーズクレストのないデッキを取り出す。

 

「そのデッキ、まさかコントラクトしてないのか?」

 

「コントラクト?なんだよそれ?ていうかお前もあの教会に行ったのか?」

 

「、、、どうやらお前は鋏挟(インサイザー)転装(トルク)とは違うみたいだな。」

 

「インサイザーにトルク?」

 

「お2人ともなんの話をしてるんですか?」

 

「詳しくはこいつに聞いてくれ。網島ケイタ…網島でいいか?やったことないようだからよく見とけ。これが俺たち仮面ライダー流の挨拶だ。」

 

蓮は智乃に青いケータイを預けるとデッキを正面に構える。するとデッキから電撃のようなエネルギーが発せられ蓮の腰に集まり銀色のバックル、Vバックルを錬成する。

 

「KAMEN-RIDER!」

 

上着を翻すように腕を振りデッキをバックルのスロットにセット。

無数の灰色の残像が蓮に重なりレンを仮面ライダーウイングナイトへと変えた。




ケイタ「皆さまお読みいただきありがとうございました!」

蓮「作者的には上手くいかなかったそうだがきっとまあこんな感じの一万字未満の駄文が続くものと思ってくれ。」

ケイタ「冒頭で俺を諌めたのは誰だよ。
まあいっか。さて、なんか作者から後書きでは色々俺がお前に質問したり次回予告するように言われてんだけど今回はそうだな、蓮が変身したとこまで来たけどなんで蓮は漢字とカタカナと両方あるの?」

蓮「ライダーとかの質問じゃなくてそっちかよ!
一応アメリカ国籍だから書類上はLen Akiyamaって名前で秋山蓮ってのは日本で生活する都合上名乗ってる名前だ。」

ケイタ「自分で漢字あてたの?」

蓮「いや爺さんがつけてくれたんだ。気に入ってるよ。」

ケイタ「なるほど。因みに蓮の爺さんの登場予定はあるそうです。」

蓮「ちょっと待て。俺初耳なんが!?」

ケイタ「次回『 dragon reBoot』次回もみんなで!」

蓮「おい無視、、あーもう!KAMEN-RIDER!」
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