infinite DRAGON KNIGHT in 明日未来   作:伊勢村誠三

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ケイタ「えーと、前回までのinfinite DRAGON KNIGHTは」
心愛「私も一夏ちゃんみたいに振袖着たかった!」
サード『私達も衣装用意してたのに!』
ケイタ「え?そうだったの?なんか、ごめん。」
ゼロワン『まあいい、確か前回までは天津1000%が松田エンジと滅のキーをパクった金メッキで変身したところまでだったはず』
セブン『ゼロワン違いだ。前回はケイタと一夏の過去が語られただけで、今回から臨海学校編だ。』
ケイタ「さてさてどうなる?」
(op GALACTIC WORLD インフィニット・ストラトス ヴァーサスカラーズ)


the Heat その2

1

バスがトンネルを抜ける。

カードに興じていた者達も雑談に花を咲かせていた者達も1人で好きな事をしていた者達も一様にはしゃいだ。

 

「海、キター!ほら見て海だよ海!」

 

一番に叫んだ心愛が蓮の読んでいた英字小説をひったくる。

 

「返せ心愛。それと騒ぐな。

まだ寝てる奴らがいる。」

 

そう言って左肩を指す。

ケイタが蓮の左肩に、

一夏がケイタの左肩に寄りかかり寝ている。

 

「気持ちよさそう…そうだ!」

 

「何する気だ?」

 

「まあまあ見てなって、えい!」

 

いきなりケイタの鼻を摘む心愛

 

「ガッ!ぐぅ…まだ目覚ましなってないだろ誰だよ?」

 

「寝ぼけてんな、おいケイタ。海見えたぞ。」

 

「海?……ああ、臨海学校。」

 

眠そうに目を擦りながら伸びをするケイタ。

コテン。と肩に寄りかかっていた一夏がケイタの膝に落下する。

 

「う、うぅん……えへへぇ…ほめてぇ…」

 

何やらよく分からない寝言を言いながらゴロゴロとケイタの膝で寝返りを打つ一夏。

 

「ふーむ…おい!起きろ織斑!」

 

千冬の口調を真似ながら一夏を譲るケイタ。

 

「ふわぁ!寝てない!

じゃ無いや寝てません千冬姉!」

 

バス中から笑いが起こる。

しばらくフリーズしていたが次第に顔が真っ赤になっていき

 

「ケイタ貴様ぁああ!」

 

「痛て!痛い!叩くな!悪かった!悪かったよ!」

 

「貴様ら!はしゃぐのもいいが今回の主題はあくまでIS訓練ということを忘れるな!」

 

はい!と皆が急いで席に戻るとバスは旅館の前に到着した。

 

入り口の方を見ると女将らしき女性が立っている。

学年全員がバスを降りて整列すると千冬が前に立ち

 

「それでは、ここが今日から3日間お世話になる花月荘(かげつそう)だ。全員従業員の仕事を増やさないように注意しろ。」

 

「「「よろしくお願いしまーす!」」」

 

全員が息の合った返事をする。

 

「はい、こちらこそ。今年の1年生も元気があってよろしいですね。」

 

どうやら毎年世話になっているらしい。

そりゃこれでもかと国家機密を扱ってる学校だし、

一度決めた行き先や取引先は変えないだろう。

 

「あら、こちらが噂の?」

 

三春、蓮、ケイタと並んだ順に見ながら女将が訊ねる。

 

「ええ、まあ。こいつらのせいで浴場分けが難しくなってしまって申し訳ありません。」

 

「いえいえ、そんな。しっかりしてそうな子達じゃないですか。確かお名前は…」

 

「レン・アキヤマです。

ご迷惑をおかけします。」

 

「あ、網島ケイタです。」

 

「えっと、織斑三春です。」

 

「はい、よろしくお願いします。」

 

「ふん、挨拶ぐらいは出来るか。」

 

ぶっきらぼうに言う千冬。

仕事や勉強以外、例えば多少の家事とか簡単なお使いとかすら壊滅的に出来ないアンタに言われたかないと密かに思うケイタだった。

 

「網島、今私に対して物凄く失礼な事を考えたな?」

 

「はっはっはっはっはっ!」

 

「笑って誤魔化すな。」

 

千冬がよく酔った時にする笑いに似てるなと思った真耶がこの後アイアンクローをくらう羽目になったのは完全に余談だ。

 

「それじゃあ皆さんお部屋の方にどうぞ。

海に行かれる方は別館の方で着替えられるようになっていますからそちらをご利用になってくださいな。

何か分からない事があればいつでも従業員に訊いてくださいね。」

 

ハーイ!と一同元気な返事をするとすぐさま旅館へ向かう。

まずは荷物を置いてからと言う分けだろう。

 

「そう言えば俺たちの部屋ってどこなんですか?

しおりには一切載ってませんでしたけど。」

 

「織斑と網島は私と同室でお前は山田先生とだ。」

 

なるほど、人気ツートップの2人(新聞部調べ)の2人を雌恐竜と同じ檻に放り込んでおけばミーハー女子共も迂闊に近づけないという訳か。

心底納得といった感じで蓮は大きく頷いた。

 

「アキヤマ、貴様今私に対してとてつもなく失礼なことを考えたな?」

 

「まさか、そんなこと考えようものなら世界最強の拷問まっしぐらじゃないですか。」

 

蓮は至極真面目な顔で抜け抜けと嘘をついた。

まあ、拷問訓練で受けたポリー・ナポリターノ(クソバイオンナ)発案のR-18 Hな拷問とは悪い意味で180度異なる地獄を想像して戦慄するのは事実だが。

 

一応納得した千冬は引き下がる。

そして5人はそれぞれの部屋に向かった。

教員室、と書かれた貼り紙の付いたドアを開けた千冬に続いて部屋に入るケイタと三春。

 

「へぇ…3人部屋にしちゃ広いな。」

 

「おおー!窓もデカくて海見えるじゃん!

さっき見たバスタブもまあまあ大きかったし!」

 

はしゃぐ三春とそれ程でもないけどいつもよりテンション高めなケイタ。

やはり旅とは人を童心に返すのかな?なんて思いながら千冬は精一杯威厳のある声で

 

「一応、露天風呂も使えるがお前達は時間交代制だ。

本来なら男女別になっているが、何せ一学年全員だ。

お前ら3人のために他全員に窮屈な思いをさせる訳にはいかないからな。

早朝、深夜に入りたかったら部屋のを使え。」

 

「はーい。」

 

「了解でーす。」

 

と返事をして三春と千冬は着替えるために別館へ向かう。

 

「ケイタは海行かないのか?」

 

「行くけど蓮達と連絡してから。

昼飯一緒に食べようと思ってて。」

 

そう言ってメールを打つ振りをしながら2人が出ていくのを見送るとケイタはポケットからドラゴンのデッキを取り出す。

 

「まさかお前が来るとはな。」

 

大きな窓には反射したケイタの鏡像ではなくボルキャンサーが、かつて戦った仮面ライダーインサイザーが契約していたのと全く同じビーストが写っていた。

 

『海が近いし居てもおかしく無いが、

嫌な縁を感じるな。』

 

「ライダーの亡霊ってか?

幽霊はよく彼岸を跨いだ先にいるって言うけど」

 

Vバックルを出現させてポーズをとる。

 

「鏡面に出てくるなら俺が倒せる!

カメンライダー!」

 

ドラゴンナイトに変身してケイタは鏡にダイブした。

 

 

 

2

その頃着替えを終えた蓮と真耶は浜に向かっていた。

 

「いや〜楽しみですね海!」

 

少ない自由時間を満喫しちゃいますよ!

と楽しむ気満々な真耶。

 

「こんな時ぐらいアドベントビースト共やゼイビアックス達には出てきて欲しく無いもんですね。」

 

なんて言いながら歩いていると出口で誰かが止まっている。

 

「? 織斑に篠ノ之?」

 

「2人共どうしたんですか?」

 

「あ、先生に蓮。」

 

「馴れ馴れしくファーストネームで呼ぶな。

で、なんかあったのか?」

 

「実はあれが…。」

 

三春と箒が指差す先には「引っ張ってください」と貼り紙の付いたウサミミが…そうゆう喫茶店とかでメイドさんが付けてるアレだ。…が生えて?いた。

 

「これは、アレか?『押すなよ?絶対に押すなよ?』って言ってるけど熱湯に突き落とさなきゃダメ的なアレか?」

 

「さぁ?…箒はどう思う?」

 

「知らん。私は先に行くぞ。」

 

心底不機嫌と言った感じで、

箒は浜の方に去って行った。

 

「ウサミミ、篠ノ之が不機嫌…いや、まさか。」

 

「どうしましたアキヤマ君?」

 

「なんか分かったのか?」

 

「いや、最悪のパターンが想像出来ただけで」

 

そこまで言ったところでキィィィン!と何かが高速で空から来る音が聞こえて来た。

 

「なんだあれ!?ミサイル?」

 

「運ばれてくる新武装、にしては1日早いですね。」

 

「…織斑、お前のISには遠距離装備や防御装備がなかったよな?」

 

「そうだけどどうした?」

 

「山田先生を守れ。

俺のサムライエッジで出来るか分からんが、

アレの軌道をそらす。」

 

「何言ってんだよそしたらお前が!」

 

「俺には最悪覇止がある!

だけど俺たちより後ろにいる奴らは全員生身だ!」

 

そう言ってやると少し渋ったが白式を展開して真耶を庇う。

蓮も黒翔改とサムライエッジliv004を展開する。

 

『レン様、いくらシーカーで補助できるとはいえ、

然るべき距離までに全弾当てなければキツイですよ?』

 

「だけどやらないって選択肢は無いだろ?」

 

そう言って照準を合わせるが

 

「行くぞ簪!」

 

「ok」

 

背後からISを展開して、それぞれ機関砲とスピーシー・プランターを構えた簪とロランが飛び出し、同じタイミングで飛来するミサイル型の何かに大量の弾丸を浴びせて粉砕した。

 

Awesome(すばらしいな) 息ピッタリじゃ無いか。」

 

蓮が呟き終えると煙が晴れてその中からパラシュートで、ピンク髪の背の高いグラマラスな女性が降りて来た。

 

「いやー、やっぱミサイル型で飛んで来たのが失敗だったね!今度からニンジン型ので飛んでこよう!」

 

「いや普通に飛行機使えや。」

 

サムライエッジを収納した蓮のツッコミを無視しながら女は三春の方を向き

 

「久しぶりだねみっくん!」

 

「お久しぶりです束さん。」

 

やっぱりか、と思いながら蓮は頭を抱えた。

 

「ところで箒ちゃんはどこかな?」

 

「さあ?さっきどっか行っちゃいましたけど。」

 

「ふーん。ま、いっか。

この束さん謹製の箒ちゃん探知機が有れば一発だからね!

じゃ、また後で〜!」

 

地面に刺さりっぱなしだったウサミミを引っこ抜いて頭につけると文字通り脱兎の如く走り去って行った。

 

「えっと、織斑君、あの人知り合いですか?」

 

簪とロランが降りて来た所でようやく口が聞けるようになった真耶が尋ねた。

 

「あの人が束さんですよ。箒の姉の。」

 

「「「えっ?」」」

 

「あの妹とは似ても似つかないハイテンション女がか?」

 

遠い目をしながら呟く蓮。

 

「昔からあんな感じだし…。」

 

「ミサイルに乗って飛んで来るような人が?」

 

恐る恐る尋ねる簪。

 

「まあ、あの人ならやりかねないし、実際やったし。」

 

「あの3ヶ月ぐらいハロウィンを先取りしてる人が?」

 

こめかみを抑えながらロランが絞り出すように言う。

 

「ハロウィン?ああ、確かにあのエプロンドレスにウサミミって1人不思議の国のアリスだな。

確か最後にあった時は甲冑着て背中に日本一って書いた旗とギジの羽に犬耳と尻尾つけてバナナ食べてたような気が」

 

「1人桃太郎?」

 

「多分。」

 

因みに当人とごく一握りの人間しか知らないが、

先月は1人ヘンゼルとグレーテルだった。

 

「あれが…あの人がISの開発者で今世界中が血眼になって探している篠ノ之束博士なんですか?」

 

「そうです。」

 

三春が断言すると、よく分からないがどっと疲れが出て来た。

 

「どうしましょうか?」

 

「どうしようもないでしょ?

あの口振りから篠ノ之束が用があるのは妹だけ見たいですし。

ただ、さっきあの女、去り際にまたねって言いましたよね?」

 

あ…。と固まる一同。

 

「…一波乱どころかニ波乱も三波乱もありそうです…。」

 

頭を抱える真耶の台詞に4人は何故か空を見上げたくなった。

 

蒼穹は曇りない。

けど稀代の天災を前に彼らの行く末は真っ黒だった。

 

 

 

3

<STRIKE VENT>

 

「ハァ!」

 

ドラグクローがボルキャンサーのガラ空きになったボディに火球をゼロ距離で叩き込む。

 

「こいつでトドメだ!」

 

新たなカードをバイザーにベントイン!

 

<FINAL VENT>

 

飛来したドラグレッダーと共に飛び上がり炎に乗って蹴りを放つ!

 

「はぁああああ…はっ!だぁあああー!」

 

「███▅▅▃▄▅▅▅▅▃▃▄▅━━━!」

 

土手っ腹を貫き背後で爆裂音と爆風を感じながら着地、

ドラゴンライダーキックの勝利だ!

 

『敵影なし、君の勝利だ。』

 

「うっし、じゃ着替えて海行くか!」

 

『だな。』

 

アーマーを解除しながら地球側に戻り、

事前にまとめておいた荷物を持って別館に向かう。

 

『私は海水に浸かると駄目だが、

泳ぐというのは気分の良いものなのか?』

 

「俺はあんま得意じゃないけど、まあね。

けど今回の目的はそれじゃない。」

 

『?』

 

ケイタは素早く着替えてベンタラ経由で海の家の直ぐそばに出る。

 

『ほお、流石IS学園御用達、

海の家一つとってもなかなか豪華じゃないか。』

 

「ああ、だからああゆうのもおいてあるのさ!」

 

そう言ってケイタが指差す先には

 

『期間限定!イチゴデラックスチョコかき氷!』

 

と書かれた貼り紙がある。

 

《そう言えばケイタは無類の氷菓好きだったな。》

 

「それではいざ実食!」

 

レジでお釣りが出ないように金を払い、

外側の4人席に1人腰掛け、浜で遊ぶ級友たちを眺める。

 

「キャー!千冬様の水着!千冬様の水着よー!」

 

「へぇー、ボーデヴィッヒさん中々攻めるね。」

 

「い、いやこれはクラリッサに……。」

 

「えー!ティナそれは露出多すぎじゃない!?」

 

「そう?普通だと思うけど。」

 

ラウラも無事馴染めたようで何よりだ。

 

『織斑一夏達も馴染んでるようだな。』

 

セブンに言われてみると同じクラスの谷本や相川達とビーチバレーに興じている。

 

「ふっふっふ、7月のサマーデビルと呼ばれたこの私の実力を見よ!」

 

谷本のサーブから始まる。

 

チーム分けとしては一夏、千夜、谷本対海之、心愛、相川といった感じだ。

 

「任せて皆!くらいりゃ!」

 

飛び上がってボールをキャッチした心愛が谷本の顔面にボールを叩きこんだ。

 

「ぶふ!…む、無念。」

 

「 ヴェアアアアアアアア!癒子ちゃーん!」

 

「ちょ!保登さん両手は駄目だよ!」

 

「ドッチボールじゃないんだから!」

 

「う、陽光の邪気が……」

 

「お前は体力なさ過ぎだ千夜!」

 

もう既にビーチバレーどころの騒ぎじゃなくなっている。

 

「今日も平和だな。」

 

『平和…なのか?』

 

セブンが疑わしげに言ったタイミングでケイタの元にイチゴデラックスチョコかき氷が運ばれて来た。

 

氷と共に凍らせた苺とチョコが削られたものの上にたっぷりのチョコソースと苺にポッ●ーを挿した贅沢な一品だ。

 

「んん〜美味。苺にチョコだけでも充分ベストマッチだけどそれがかき氷まで合わされば正にハザード級!」

 

『青いクワガタが死にそうな食レポだな。』

 

2口目を口に運ぼうとすると

 

「お前、見てるだけで胃もたれしそうなの食ってるな。」

 

「あ、蓮に簪さんにロランツィーネさん。

どったの皆疲れた顔して。」

 

「実は…」

 

「カクカクシカジガ」

 

「これこれしかじか」

 

『と、いう訳なのです。』

 

「篠ノ之博士がここに、か。」

 

「妹に用があるだけなら別に臨海学校じゃなくても平日には間違いなく居る学園の方に尋ねた方が確実だ。

だからわざわざこんな所に自ら出向いてくるってことは」

 

「何かを企んでるとしか思えないってこと?」

 

「そう、それにもし妹経由でこれが知られたら大変。」

 

そう言って羽織っていたパーカーのポケットからアックスのデッキを見せる簪。

 

「下手したらサバイブのカードを使う羽目になる。」

 

「サバイブって、確かどんな効果かわからないんだったな。」

 

ある程度ここに来るまでに蓮や簪から聞いていたらしいロランが腕を組んで唸る。

 

「…やはり使わない方が、

いやいっそライダーに変身しないっていうのはどうだろうか?」

 

「確かにあの篠ノ之束(バカウサギ)に新しい玩具を渡すのは避けたいが、

だからと言って俺たちは契約ビーストに餌をやらなきゃ自分のエネルギーを持ってかれるし、

誰か1人が他の奴らの分を肩代わり出来るわけでもないし、

少なくともケイタや簪は目の前で誰かがビーストに襲われていたらほっとかない程度に善人だからな。」

 

「違いない。」

 

そう言ってからかうような笑みを浮かべる蓮とロラン。

 

『褒めてるのやら貶してるのやら。』

 

『多分両方ですね。』

 

「悪かったな善人で。」

 

「でもやっぱりそうなってたら、助ける。」

 

2人の目に迷いはない。

ケイタはかつて憧れた仮面ライダーW(まちのヒーロー)

簪は自分の背中を押してくれた仲間と幼馴染の少年(はつこいのひと)に誓ったからだ。

 

「なら、篠ノ之束が何を仕掛けてこようと戦うだけだな。」

 

蓮が拳を出す。それを見て、

残りの3人と2機のフォンブレイバーも同じようにする。

 

「ベンタラと地球に」

 

「「「『『ベンタラと地球に!』』」」」

 

 

 

4

「さて、こいつももうガタが来たか。」

 

バチバチと火花を散らしながら黒い煙を上げるファイブだった残骸を間明は特に執着なく放り捨てた。

 

(これで他のデッキのカードも使える。)

 

回収していたトラストのデッキからカードを引き抜く。

5枚全てをデッキに入れてからアタックベントのカードだけを取り出し、鏡に構える。

 

実験は成功。メタルゲラスは間明の、

ストライクのデッキからのエネルギーで顕現した。

 

「ドリュー君を花月荘まで追い詰めろ。」

 

そう言って先にメタルゲラスを向かわせると間明も自身のバイクに跨り、花月荘に向かった。




ケイタ「おいおい篠ノ之博士だけでも大変なのに間明もかよ。」
心愛「休む暇なしだね。」
サード『しかしお忘れない様に、我々にはまだ、まだ見ぬケイタ様の打鉄赤龍改があります!』
ゼロワン『次回、the Heat その3』
セブン『赤龍改降臨、満を辞して!』
心愛「またのご来店、お待ちしてます!」
(ED spinnin' around 仮面ライダー龍騎)

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