infinite DRAGON KNIGHT in 明日未来 作:伊勢村誠三
一夏「いやちょっと待って」
ケイタ「なに?」
一夏「こんなインタビューいつ撮ったっけ?」
ケイタ「いやいつって、、あれ?いつだっけ、、。」
ウォズ「まあ、例によって君達にはまだ未来の話というやつだよ。」
ケイタ「うわでた!」
一夏「預言者の人!」
ウォズ「今日は君たちに特別ゲストを連れてきた。」
ハリケンブルー「はじめましだな!
忍風戦隊ハリケンジャーのハリケンブルーだ!」
ケイタ「あー、そういえば言ってたね」
一夏「そうゆう大事なことは事前に言っといてよ」
ケイタ「みんな!今世界は大変なことになっている。
アドベントビーストや宇宙忍者は俺たちが戦う!」
ハリケンブルー「君らにできる戦いは手洗いうがい、そして危機意識を持つことだ!」
一夏「私たちとの約束だよ!」
ウォズ「さて、私の役目はここまでか。ハリケンブルー。」
ハリケンブルー「ああ、ケイタ、一夏。またな。」
ケイタ「ん、じゃね~」
一夏「またいつか!……ん?」
ケイタ「どしたの一夏?」
一夏「今更だけど、ハリケンブルーって女の人だよね?」
ケイタ「え?」
一夏「え?」
ウォズ「やはり混乱してるか、無理もないな。」
ハリケンブルー?「だから来たくなかった。
おい魔王の下僕。さっさと俺をもとの世界に送り返せ。」
ウォズ「仕方ない。普通の高校生網島ケイタ。
彼にはベンタラの支配者ゼイビアックスとの戦いを乗り越え
正史とは違う異世界の海賊戦隊ゴーカイジャーと共闘する未来が」
ハリケンブルー?「早くしろ喋りすぎだ!」
ウォズ「おっと私としたことが、それではどうなる学園祭?」
1
「なぁ!」
「なんだよ、、。」
「虚さんのクラスどんな出し物なんだろうな~?」
「あぁ、、。」
さっきからこれの繰り返しだ。
心底うんざりしながら大江達郎は溜息をついた。
彼らは今IS学園に電車で向かっている。
これからモノレールの駅まで約30分。
そこからさらに15分といったところだ。
反対側の二席を見るとそれぞれケイタと一夏から招待状をもらったケイタの妹の網島
それに対してこちらはあと2時間もこいつの惚気を聞き続けなければならないと思うと苦痛を感じざるを得ない。
(出し物といや鈴の奴だけクラス違うんだったよな?)
彼女からもらった招待状を眺めながらいつもは快活だが落ち込むときはマントルまで落ち込んでしまう彼女を思う。
(ま、もしそうならケイタと一夏が首根っこ捕まえてでも引っ張り上げてくれるから心配ないんだけど)
信頼する友人たちを思いながらいったい何を仕掛けてくるんだろう?と胸を躍らせずにいられない。僅かにはにかむ。
「、、、だったりしてな!なあ達郎?」
「ごめん全く聞いてなかった。」
一瞬で真顔に戻り極めて冷たく切り捨てる。
「なんだよ仕方ねーな。一からいうと、、」
こんなのと何で一緒にいるんだろう?
と結構非情なことを思う達郎だった。
2
「、、、、。」
「なんだよ健。お嬢のエロいコスチュームでも期待してんのか?」
「な!」
弾たちがいる車両から2両後ろ。
2人の少年が座っている。
一人は茶髪にスカジャンのヤンチャそうな青少年で先ほどから落ち着かない様子。
もう一人は黒髪に黒い迷彩柄の童顔の青少年で隣の少年と会話はしているのだがその視線はずっとケータイのゲーム画面に注がれている。
対暗部用暗部更識家の分家、石橋家現当主石橋健と芝浦家現当主の弟芝浦淳だ。
それぞれ簪と楯無から招待状を受け取りIS学園に向かっている。
「ま、期待してていいんじゃない?
風の噂だけど一年一組メイド喫茶らしいじゃん。
お嬢のことだし本音つながりで一組の中よさそうな奴に着せられてるとかありそう」
「うるせー!そんなこと考えてねーよ!」
「嘘言うなよ。このまえお嬢の部屋に忍び込んだのだってそこでお嬢のパンツでも使ってセンズリ」
「なわけあるか!あれは潜入の練習で、てかお前こそ楯無さんとどうなんだよ!」
「別に何もねーよ。もう決まってることだし。」
どこまでも冷めた声で芝浦は淡々と告げる。
これは内々で口止めされている事だが、芝浦家の現当主の淳の腹違いの兄は植物状態で、そんな動かない兄を矢面に妾の子の淳を傀儡に本家が芝浦家を取り仕切ってるというのが現状だ。
(そこで出て来たのがより本家が芝浦家のコントロールを円滑にするために婚約をさせた。)
初めは簪と淳で組まれるはずだったが、本音が本当にはるか昔のおままごとみたいな簪と健の婚約の証拠持ってきたり、
「布仏家の代表立ち合わせの元で行われた未来の当主同士の約束を無視してはメンツが立たない」
とかいう屁理屈みたいの主張をしたりと阻止しようとしたのを見た楯無が
「自分が淳君と婚約する。」
といったことで一応問題は終息した。
「そんなこと言ったって当人同士の意思とか」
「ねーよ。好き勝手が許されんのはゲームの中ぐらいだ。」
実際の悪党は五人全員の名乗りとポーズが終わるまで待ってくれたりしねーよ。
そう言ってゲームを続行する淳。
「はぁ、お前なあ。そんな風に思ってるから本当にそうなっちまうんだぞ?」
先行きに諸々の不安を覚えながら窓の外を見る。
木組みの街が見えてきた。
(、、お嬢にああったらなんて話そうかな?)
それでもやはり想い続けた女の子と再会出来るのはやはり嬉しく、浮かれを覚えながら到着を待った。
3
朝起きて、目覚まし時計を止め、支度を整えて下の階におり、朝食をとる。
「………。」
「………。」
「………。」
「………。」
四人とも真剣な表情のまま黙々と食べ続ける。
「あの、皆さん何で無言なんですか?」
「チノちゃん。」
「は、はい!」
「今日はヒーローインタビューだ。」
「スペシャルステージ見逃すなよ!」
「ごちそうさま!行ってきます!」
今までの寡黙な感じとは打って変わって嬉々としてテンション高めで食器を片付け歯磨きを済ませるとバイクに乗り込んでいく四人。
「いったい、何だったんでしょう?」
「見当もつかんな。」
智乃は一抹の不安を覚えながら四人を見送った。
4
一方簪の方は朝食さえまともに喉を通らないありさまだった。
昨日はロクに眠れず隈こそ落とせたが疲れた顔をしていた。
「アンタかなり、、大丈夫じゃないわよね?」
この前の部屋割で同室になった鈴音が心配そうに覗き込んできた。
震える体を何とか動かし首を振るが全然そんなことはなかった。
(なんであんな安請負しちゃったんだろ!)
今更出来ないとも言えずただ震えるばかりだ。
「これでも飲んで落ち着きな?
なんも食べないでいると倒れるわよ?」
鈴音がコーヒーを差し出す。
受け取ろうとしたがキーンキーンともうすっかりお馴染みになったあの音が響く。
「! ごめんそこ置いといて。
カメンライダー……っ!」
アックスに変身し鏡に飛び込んでいく簪。
それを見送りながら鈴音は独り言ちた。
「正義の味方も大変ね。ん?」
急にスマホに通知が来た。
画面を見ると
『WE ARE GEEN. YOU ARE NUMBER 108』
一瞬だったが画面がズレ、早送りした映画のようにぐちゃぐちゃっと映像とよくわからない音声が流れる。
「…………はっ!」
何故かボーっとしてしまったが次の通知でスマホが振動して鈴音は我に返った。
「あ、達郎……。」
LINEを開くともう電車に乗ったらしい。
私が送った招待状ちゃんと持った?と送ると
もちろんと返信が来た。
もう旧友との再会にも学園祭の開催も秒読みだ。
(夏に一回会ってるけど、やっぱ楽しみね。)
心なしか軽い足取りで着替え、部屋を後にする。
だからこそ気付けなかった。
彼女のスマホから『ジーンラビリンス』がアンインストール出来なくなっていることに。
ケイタ「いかがだったでしょうか?」
一夏「今回短くない?」
ケイタ「これから投稿ペース上げる代わりにって。」
一夏「それってさドルフロの笑ってはいけないのssもエッチな方のssもネタが尽きて書けなくなってきた上に学校開始の延期になったからじゃなくて?」
ケイタ「まあ、そうなんだけど。」
一夏「次回、crisis In network その3」
ケイタ「戦わなければ生き残れない!」