infinite DRAGON KNIGHT in 明日未来   作:伊勢村誠三

82 / 104
ケイタ「前回までのinfinite DRAGONKNIGHTは!」

弾「達郎がようやく告白らしき物をしたとこまでだな。」

達郎「うるせえな!クッソ!告白がファンガイアと戦うより勇気がいるとか知らなかったぜ!」

ケイタ「告白とか、勇気使ったっけ?」

弾「結構勢いでやっちゃったよな。」

達郎「くそう!羨ましい!」

ケイタ「それではどうぞ!」


Jorney an ancient city その5

夜、駅で集合した一同はホテルに向かった。

 

「部屋は四人部屋を6つ取ったこんな部屋割りになるわ!」

 

301号室 マシュ、立香、蓮、クーリェ

 

「なんだこの面子?」

 

「なんかクーリェあなたに懐いてるみたいだったから。」

 

「皆さん!トランプ持って来たので後で遊びましょう!」

 

「トランプ?」

 

「クーリェちゃんもしかして知らない?」

 

「うん。」

 

「じゃあ教えてあげます。」

 

302号室 ラウラ、心愛、コメット姉妹。

 

(良かった、石橋とロランから離れられた!)

 

「よろしくねファニールちゃんにオニールちゃん!」

 

「よろしくー!」

 

「………」

 

303号室 楯無、芝浦淳、虚、弾

 

「よっしゃー!虚さんと同じ部屋!」

 

「2人が寝静まったら手を出しても良いわよ淳くん?」

 

「前にも言ったけどアンタをヒロインとして見た事ねえよ。」

 

(芝浦君は、お嬢様の事を結局どう思ってるんでしょうか?)

 

304号室 達郎、鈴音、セシリア、ヴィシュヌ

 

「あなたは確かイギリス代表候補の…」

 

「セシリア・オルコットです。以後お見知り置きを。」

 

「な、何よ達郎?」

 

「そっちこそ!」

 

305号室 千夜、手塚、ロラン、石橋

 

「これで夜も対決、出来るな。」

 

「ああ……」

 

「あの2人、どうした?」

 

「さあ?」

 

306号室 ケイタ、一夏、シャル、簪

 

「ワンフロアまるまる借り切ったのか。」

 

「よく空いてたね。」

 

「更識の力でゴリ押しした、らしい。」

 

「そ、そうなんだ。」

 

「そうね、じゃあ他の部屋に行って良いのは10時まで、

完全消灯は11時としましょうか。

見廻りとかはしないけど、明日も存分に楽しみたかったらしっかり寝ること!

良いわね?」

 

各部屋に移動する。

まずは荷物を置いて一息だ。

 

「あー!結構歩いたな!」

 

「京都って広いね!」

 

「まだまだ行きたいとこ沢山あるな!」

 

「私は中学の修学旅行で一回行ってるけど、また来るのもいいね。」

 

「へー、そういえばシャルは、てかフランスの学校って修学旅行とか有るの?」

 

「さあ……」

 

「? さあって。」

 

「僕はずっと家で勉強させられてたから……」

 

うつむくシャル。簪と一夏がケイタを攻めるような目で見る。

 

「い、いや…その、そ!その分今回楽しもうぜ!な!」

 

「ケイタ……」

 

「そうだよ!もうこの面子でまた来れるかも分かんないんだし、楽しまなきゃ!」

 

「気を使わせてごめんね」

 

「別にいい。仲間でしょ?」

 

暗くなってしまった雰囲気をぶっ飛ばすため、四人は夕飯に焼き肉を食べに向かった。

店内は思いのほか空いていて、すぐに注文が来た。

 

「焼肉屋ってなんで丸い網使って焼くんだろ?」

 

「そりゃあ角があると頭うって死んじゃうからでしょ?」

 

「そうそう、注意しないといけないよねぇー。

本当に危ないんだからってそんな訳あるか。」

 

なんて恋人漫才をやってるうちに肉が焼きあがる。

 

「他のみんなは何食べに行ってるんだろ?」

 

「せっかく京都に来たんだしそりゃ美味しい物でしょ?」

 

程よく焦げ目の付いたピーマンをかじりながらシャルが言う。

意外と苦い物とか平気らしい。

 

「すくなくとも、焼肉じゃないと思う。」

 

五班と一緒に肉を頬張りながら言う簪。

あまり野菜苦手なのか肉以外にはあまり手を付けない。

多分バーガーとかもピクルス抜いて食べるタイプと見た。

 

「ま、いいじゃん。美味いんだし。」

 

奉行を務めるケイタが新しく肉を投入する。

皆意外とよく食べる。

 

「そういえば、セブンとゼロワンって食事とかするの?」

 

『いや、我々は基本充電だが?』

 

『バーチャル空間なら味覚を感じることも出来るが、

やらなければ死ぬわけではないし、人間でいうところの酒や煙草のような感覚だ。』

 

「へー、初耳。」

 

「いや、2人は知ってなきゃおかしい。」

 

『思えば戦い続きでそう言った話はその場その場で済ませていたな。』

 

『ここらで一つ、改めて私たちの解説をしておくか。』

 

「いいね。」

 

「私たちもIS以外でこういうの見る機会少ないし。」

 

『文化祭まで疑似仮面ライダーだったお前が言うか?』

 

『まあ兎に角、改めて我々が何なのかを解説しようか。』

 

フォンブレイバー

アンカー社がISコア複製実験の際に偶然作り出した意思の突出した疑似ISコアを加工して作った第八世代型人工知能、ラムダチップを核とする携帯電話型仮想生命体。

 

1番機から7番機までの七台とフォンブレイバーを診断するための番外機ジャッジが存在し、現在は人間のバディと共にサイバー犯罪を捜査する目的で使われている。

 

『大まかな概要はこんなところだ。』

 

「ISにも干渉できたりするけど、やっぱり不完全とは言えISコアを内蔵してるから?」

 

『ああ。微かだがISコアネットワークとつながりを持っていてクラック・シークエンスや並列分散リンクを使えばケイタ達の様に自身のISの補助AIとして使うことも、間明の様に不特定多数のISを暴走させるような芸当も可能だ。』

 

「そういえば、クラック・シークエンスっていつも当たり前のように使ってたけど結局どういう仕組みなの?」

 

『一夏、お前わかってなかったのか?』

 

『さすがにそれは分かっていてほしかったぞ。なあケイタ』

 

「ハッハッハッ。ソウデスネー。」

 

『お前も分かってなかったんかい!』

 

イニシエイト・クラック・シークエンス

フォンブレイバーのみができるシークエンスで、

種類があり、クラックした対象の情報を詳しく調べる時に使うセカンド・シークエンス、対象の機械の中枢システムを制圧するときに使うコア・システム・クラクティスがある。

 

『これらはブーストフォンを使う事で強化できるぞ!』

 

『ブーストフォンはこれら以外にも戦闘力を上げる為にも使われる。』

 

「ケイタやレンの強化打鉄にも使われてる技術だね。」

 

「私の弍式はアンカー製じゃないから倉持の技術しか使われてない。」

 

「そうなんだ。」

 

ブーストフォン

フォンブレイバーの活動を補助するためのサポートロボットでブーストPCのソリッドドライバー含めて七種類存在し、状況に応じて使い分ける。

 

『私がよく使うのがカメラ機能に特化したシーカーや特殊マイクロ波でどんなものも破壊できるグラインダーだ。両方この前ゼロワンに壊されたが。』

 

『コラテラルダメージだ。因みに俺は人命救助用のチェーンソーとパンチ機のデモリッションと単純に能力の底上げとウイルス制作に特化したアナライザーだ。』

 

「たしかどっちも昔大戦犯かましてお蔵入りになったんだっけ?」

 

「確かレンも設計図がアンカーの墓場に残ってるだけだって。」

 

「他の三機は?」

 

『サードがよく使う音波や盗聴など音を専門にするスピーカーとワクチンプログラム作成を専門にするメディック。それから二機のブーストフォンの着身や機能増幅を可能にした藤丸立香とマシュ・キリエライトの力作、ブーストPCのソリッドドライバーだ。』

 

「ん?ブーストフォンって他にもなかった?」

 

『ハイシーカーとオブサーバーの事か?』

 

「あれはアクセルデバイスとブーストフォンの中間ぐらいの性能あるじゃん。」

 

『もともとネクスト計画、宇宙空間での使用が前提だからな。』

 

ネクスト計画。

フォンブレイバーによる宇宙探査を目的にした計画。

ゼロワン・ファイブの離反、暴走などを受け、現在凍結中。

 

『この時宇宙空間用に作られたアクセルデバイスに合わせて耐火性に優れたハイシーカーと大気イオンを操るオブサーバーが用意された。』

 

「アクセルデバイスは人間でも扱えるんだけど、三機ともセブンがダメにしてくれたよな!」

 

『仕方ないだろこの前は三体着身でもしなければジーンを取り込むなんて無茶できなかったのだ!』

 

アクセルデバイス

アンカーの下部組織アンサーが作った宇宙活動支援ツール。

サーチャー、ディテクター、クロノの三機がある。

これらは三体同時に着身する事が可能で、ソリッド並の性能を引き出せる。

 

「結構凄い事出来るんだね。」

 

「今デモリッションと前使わなかったオブザーバーにハイシーカー以外全部壊れて使えないけど。」

 

「このタイミングで敵とか来て欲しくないよね。」

 

なんて話しているとケイタのケータイが鳴る。

 

「ごめんちょっと出てくる。」

 

一度店外に出てから電話に出る。

かけて来たのは達郎だった。

 

「もしもし達郎?」

 

『もしもしケイタか?今どこだ?』

 

「外だけど。」

 

『周りに人は?』

 

「いない。どうした?」

 

『お前と、後弾と秋山にだけは話しとこうと思って。』

 

「なんか不味いのか?」

 

『ああ、昼間北山のあたりでストライクって紫のライダーと会った。』

 

「それ本当か!?」

 

『ああ』

 

「見間違いや聞き間違いじゃなくてか!?」

 

『こんな嘘つかねえよ。それで、そのライダーに変身してた俺らより…2、3歳年下か?の女の子が、織斑マドカって名乗ったんだが心当たりないか?』

 

「………達郎悪い。後で掛け直す。」

 

通話を切りケイタはすぐさま別の場所に電話をかける。

 

『はい、織斑。』

 

「もしもし千冬さん?ケイタです。」

 

『ケイタ君!こんな時間にどうした?』

 

「一個、聞きたい事があるんですけど。」

 

『なんだ?』

 

「織斑マドカって名前に心当たりは」

 

『ない。』

 

「…本当に」

 

『本当に無い。私の兄弟は三春と一夏だけ』

 

「その三春と!全く同じタイミングで仮面ライダーに変身して現れて達郎や蓮たちを殺そうとした!

仮面戦隊ゴライダーが助けに来てくれなきゃ死人が出てた!

三春がどんだけ歪んでてどんだけ強いかアンタなら知ってるだろ!?

次は死人が出るかもしれないんだ!」

 

『し、知らない!知らない!私は本当に知らないんだ!

知ってちゃダメなんだ!!知る者が居なければ一夏が傷つく事も!』

 

「一夏の心が傷ついてその後立ち直るのと!

一夏の命が傷ついて二度と戻って来なくなるのとどっちが良い!!」

 

『わ、私から言える事は無い!』

 

「あ、おい!」

 

電話が切られる。何回かけても繋がらない。

 

「くっそ!あんの○○○○が!」

 

とてもでないが恋人の姉にでなくとも言ってはいけない事を吐き捨てるケイタ。

 

『だが、これで織斑千冬が何か知ってると確信出来たな。

他の仮面ライダーには連絡しておくか?』

 

「頼むぜセブン。あとそれからもう一つ!」

 

『なんだ?…………ふむ。

なるほど、確かにあり得るな。それも伝えておこう。』

 

夜は深まる。

修学旅行はあと6日。何かが起こるには十分過ぎる時間がある。




ケイタ「いかがだったでしょうか?」

弾「俺、千冬さんがあんな取り乱すとこはじめて見たぜ。」

達郎「ケイタがブチ切れるのは見慣れたもんだけどな。」

ケイタ「うるせえ。けど邪魔をするなら篠ノ之束だろうと織斑千冬だろうと必ず倒すさ。」

達郎「だろうな、次回、Jorney an ancient city その6!」

弾「時はライダー戦極時代!一体誰が勝ち抜ける?」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。