ミッドナイトside
ハァーイ、青臭い青春を送ってたり卒業しちゃったりしている皆さん。雄英体育祭1年主審の18禁ヒーロー・ミッドナイトよ。
本編始める前にちょっとヒーロー科に取り付けられたリストバンドについて説明しておくわ。
彼らの付けているリストバンドには同じ周波数で引き合う小型の牽引装置が内蔵されているわ。ちなみに耐電・耐水・耐圧・対ショックとかなり頑丈な作りよ。
この装置は同じ周波数の人同士で引かれあい、3m以上離れたら各所に設置されたセンサーから信号が送られて一番後ろの一にいる人の方に引っ張られる仕組みよ。
ちなみに競技中は外すことは出来ず、ゴールに設置されたセンサーに反応して自動的に外れる仕組みよ。
それじゃぁ本編再開よ!若人達よ………青臭く情熱的なレースを楽しみにしてるわ。
side out
no side
合図と同時に生徒達が狭いスタートゲートに殺到して潜り抜けようとする。しかしここから既に競技は始まっているのだ。そう、個性を使って何してもOKなのだ。
生徒達の動きが急に止まった。足下を見れば凍り付き周りには冷気を感じる。先頭を走るのは轟・八百万ペアだ。足下に氷の道を作り、二人とも着脱式のアイススケートを装着してかなり早く進んでいる。
「くっそ動けねぇ……」
「寒ぃ……!」
ほとんどの生徒が身動きがとれていない。そう、ほとんどの生徒がだ。
「舐めんな半分野郎!」
スタート直後に轟が何かを仕掛けてくるであろうと読んでいたヒーロー科生徒全員が後続から抜け出ていた。各々自分の個性で凍結を回避、もしくは凍り付く直前にジャンプしてかわしていたのだ。勿論他科の生徒の中にも個性を駆使してかわす者は何人かいた。
「やはりヒーロー科の方々は全員抜けてきましたね」
「そこら辺は想定済みだ。特に尾白と葉隠は一度食らってるしな。他の科の奴らにも思っていたより避けられている」
ヒーロー科生徒達が先頭を独走するその最後尾、出久と唯は一度足を止めた。
「どうしたの?早く行かないと」
「ごめんね小大さん。やっぱり他の人にだってチャンスはあげたいから」
《アタックライド アドベント・ドラグレッダー》
出久が呼び出したのは仮面ライダー龍騎が契約したミラーモンスター・ドラグレッダーを呼び出した。
ドラグレッダーは身動きの乗れなくなった他の生徒達の方を向いて口から火炎放射を吹き出して足下の地面の氷を溶かした。
「これで良し。それじゃ遅れを取り戻そう」
「緑谷君って結構甘いところあるんだね」
降りてきたドラグレッダーの背中に乗って先行組を追いかける。
『すっげーな緑谷の奴!宣誓の時は変身するわ、ドラゴン呼び出して後続組助けるわどんだけ良い奴なんだよッ!?』
マイクの煽りもあって観客のテンションも絶好調。観戦するプロヒーローも出久の評価を高く見る。
(だがこれは自己アピールをする場。人助けも良いが自分をアピールしないと指名は貰えんぞ)
「おいイレイザー、お前んとこの生徒ホントすげぇな。初見の氷突破するは後続助ける話でよ。私情抜きでも応援してーぞ!!」
「一選手のえこひいきはやめとけ山田」
「本名で呼ばないで!!」*プレゼントマイク=本名:山田ひざし
実況席の二人はさておき、先行グループは障害物競走の第一関門に到着した。
『さて先行組は到着したよな。これは障害物競走、しかし雄英の障害物競走は平均台とかネットなんてお子様使用じゃねぇぞ………第一関門『ロボ・インフェルノ』!!』
目の前に入試の祭に戦った仮想ヴィラン、そして10体以上の0Pヴィランが行く手を阻んでいた。
『ここを突破すれば良いがヒーロー科のペア達には更に足枷として障害物でお題をCLEARして貰うぞ!!』
立ててある看板にはこう書かれていた。
『ヒーロー科の生徒ペアは小型仮想ヴィラン5体以上、もしくは0Pヴィランを1体以上倒すこと。条件を満たしていない場合はリストバンドの機能で強制的にフィールドに引き戻される』
少し条件が厳しいかと思いきや、
「もっと凄ぇの用意してくれよ、クソ親父が見に来ているんだからよ」
轟の氷結で0Pヴィランが氷付けになった。
それに続くかのように他のヒーロー科ペア達も一斉に0Pヴィランや小型仮想ヴィランに襲いかかって次々に撃破していく。
「アイツらは想定外にも一度命懸けの実戦を経験した。一度の実戦は100の演習にも劣らない経験になる。大きなものを糧にした連中はもうこの程度じゃ止まれない」
先行最後尾になったか出久と唯のペアも到着した。そして唯の手にはドンカチやマンゴパニッシャーを出久の手にはパインアインアンが握られていた。
「いくよ小大さん!」
「ん!」
ドラグレッダーの火炎放射で0Pヴィランを牽制、それに続いて出久と唯が持っていたパインアイアンとドンカチとマンゴパニッシャーを0Pヴィランに投げつける。
「『大』!!」
巨大化したマンゴパニッシャーとドンカチが0Pヴィランの胴体を破壊、パインアイアンの鉄球部分が頭を叩き潰してそのまま倒れる。
「デク如きが目立つんじゃねーぞ!!!」
爆豪・物間ペアは爆破で0Pヴィランの背中に飛び乗って二人同時の連続爆破で沈黙させる。
その足元では霧島・鉄哲ペアが小型仮想ヴィランを徒手空拳で倒していたが、爆豪達が倒した0Pヴィランが倒れてきて二人揃って潰されてしまった。
「おい、今誰か潰されたぞ!?」
「まさか死んじまったんじゃ………」
突然の事態に驚く普通科の生徒達であったが、
「「俺達じゃなかったら死んでたぞ!!!」」
『硬化』と『スティール』で鉄壁状態になって這い出てきた。
次々に第一関門を突破していき、次の関門が生徒達に立ちはだかる。
『第一関門は緩いってか!?じゃぁこれならどうだ。落ちればアウト!!それが嫌なら這いずりな。ザ・フォーーーーール!!』
そこが見えない断崖絶壁にロープが張られている。そしてヒーロー科への次の課題は、
『ヒーロー科の生徒は絶対に赤い綱を渡ること。ただし飛んで渡るのは可』
よく見れば綱は赤と白の二種類があった。
「大げさな綱渡りね」
「ダークシャドウ。念のためだ、フォロー頼むぞ」
『アイヨ!』
蛙吹・常闇ペアが先行するが、途中で綱に何かが吊されている。小さい透明ビニール袋だ。そしてその中には、有名洋菓子店の半額割引券が入っていた。
「………常闇ちゃん、お願いがあるんだけれど」
「わかった」
何も言わずにダークシャドウに袋を獲って貰った。しかし吊されている袋はそれだけではなかった。割引券以外にも食堂のタダ券、図書カード、はたまた女性ヒーローの写真集や著名ヒーローの本や漫画の最新刊まで色取り取りに吊されている。そう、赤い綱だけに。
『どうだ!別に獲ったって取り上げないしむしろ進呈するぜ!!赤い綱にのみ吊された甘い誘惑の品々。この誘惑に手を伸ばして欲を満たすのか!?それとも時間を惜しんで先を行くのかはオメェラの自由だ!!!』
「何でこんなモン吊すんだ?」
『ちなみに一番の一押しは、主審を務めるミッドナイトさんの学生時代のコスチュームブロマイドだ!!先輩・後輩やら同級生に頼んで当時の写真用意して貰ったぜ!!』
「ちょっとやめなさいよ!私の一番の黒歴史!!」
*今より過激なコスチュームを着たミッドナイト先生の学生時代については番外編である『ヴィジランデ』を読んで下さい。
「ミッドナイト先生の過激なコスチュームのブロマイドォォ!!」
「峰田諦めるノコ!」
「ヒーロー科ばっかズルいぞ!」
「俺達だってほしいぞ!」
景品につられて他科の生徒達も赤い綱に群がってくる。
「景品なんざんにつられるかよ!」
「ハッハー!B組がすごいって所を見せてあげるよ!」
爆豪と物間が爆破で断崖を渡ろうとするが、
『飛んでも良いとは言ったけどよ。それに何の対策してない訳ねーぞ。飛んで渡る奴に対しては対空機関砲が撃ち落としに掛かるぜ!ちなみに弾はゴム製の安全使用だ!』
対岸から向けられた機関砲の集中砲火が飛んで渡ろうとした生徒達に襲いかかってきた。
「クソが避けろ!!!」
「ちょっとあんまり離れないでくれないかね!?」
甘い罠で時間ロスをする者が続出。そんな中でも誘惑負けず突き進む奴もいる。
「兄が見ているかもしれないのだ。だからこんなところで………かっこ悪い様は見せられん!!!」
『カッコ悪リィィィーーーーーー!!!!』
塩崎を背負った飯田が両手でバランスを取りながらエンジンの推進力で進んでいく。確かに見た目はかっこ悪い。
そうこうしている内に轟・八百万ペアが綱渡りを突破。一位を独走していた。
「一位の奴ダントツだな。個性の強さもあるが基礎的な身体能力も相当高いぞ、特に男の子の方」
「そりゃそうだろう。あの子フレイムヒーロー・エンデヴァーさんの息子らしいぞ」
「オールマイトに続くNo.2の血か。通りでずば抜けている訳だ」
「そう言えば仮面ライダーの子はどこだ?」
ふと第二関門の方を見れば、出久と唯の乗ったドラグレッターは崖の下の方を飛んでいたが、少し様子が変だ。ドラグレッダーの他に、可変バイク・オートバジン、アカネダカ、ガルーダ、タカカンドロイドも呼び出して何かをしていた。
そしてようやく向こう岸にたどり着いたら何かを地面に置いた。吊されていた景品であった。
「さてと。他の皆さん、僕たちはこれだけ貰っていくんで後はご自由にどうぞ!!」
それだけ叫んで先を急いだ。それを見た者達は我先にと綱を渡りきって出久達が置いていった景品に群がっていった。
「ん、良い撒き餌になった」
「僕たちは僕たちで欲しいものは手に入ったしね」
出久と唯はそれぞれヒーロー大全集(最新版)と食堂のタダ券(一ヶ月分)を懐に入れていた。
『緑谷・小大ペアのおかげかようやく綱を渡りきる生徒が増えてきたぜ。そしてトップグループは最後の関門に突入だ!!一面地雷原!!!!怒りのアフガンだ!!地雷の位置はよく見りゃ判る仕様になってんぞ!!眼と脚を酷使しろ!!ちなみに地雷の威力はたいしたことはねぇけど音と見た目は派手だから失禁必至だぜ!』
「人によるだろ」
「なるほどな、先頭なほど不利な障害だ」
「轟さん次の試練が……」
『ヒーロー科の生徒は、ペアの相手を抱えること(二人三脚や背負うのも可)』
「「……………」」
「何惚けてやがるんだ半分野郎!!やっぱりおめぇは宣戦布告する相手を間違えた。俺が一番だ!!!」
「それじゃぁね、A組の推薦組のコンビさん!!」
二人三脚の構えで爆豪・物間ペアが前に出ようとした。地雷を避けるために爆速ターボで大ジャンプを決める。
『あぁ言い忘れてたけど、さっきの関門と同じくこのステージにも対空機関砲が付いているほか、捕縛用のネットミサイルもあるから注意しろよ!』
爆豪・物間ペアに向かって銃弾の嵐とミサイルが襲いかかってきた。
「ここでもかクソがッ!!!」
轟も置いていかれまいと八百万を抱えて地雷原に足を踏み入れる。
「ちょ、ちょっと轟さん!この格好はちょっと………」
「お前は後ろを警戒しろ。後続連中が攻撃してきたら防御任せる」
他の生徒達も続々と地雷原に足を踏み入れていく。
「ごめんレイ子ちゃん、機銃やらなければ私の無重力とレイ子ちゃんのポルターガイストで一気にゴールいけるのに」
「多分そう言うのも考慮しての仕掛けよ」
二人三脚スタイルで進むレイ子・お茶子ペア。
「しっかり掴まってろよ」
「邪魔する奴はウチが攻撃する」
響香を背負う一佳。そして、
「流石に飛ぶのは無理だね。タイムマジンでもネットミサイルは流石にどうしようもない。僕が小大さんを背負うから――――」
すると唯は出久の正面に立って両手を首に回す。
「あの……小大さん?」
「ん……このまま身体と脚を持ち上げて」
「えっと……はい」
出久がお姫様抱っこの状態で唯を運ぶ羽目になった。
((((な………なんて羨ましいんだ!!))))
レイ子・お茶子ペア、一佳・響香ペアから唯へ怒りと羨望の視線が向けられ、
((((緑谷の野郎なんて羨ましいことを………))))
男子達からは出久に怒りの視線が向けられた。
次々に地雷原を進選手達だが、途中で目測を誤って地雷を踏んで飛ばされる者が出て、更にそれに驚いたり巻き込まれた者が更に地雷を踏んで後方は大混乱となる。
「どわぁぁ!!」
「ぎゃあぁ!!」
既に後方は阿鼻叫喚に包まれている。先頭グループも爆豪・物間ペアと轟・八百万ペアが我先にと互いに牽制を入れながらも一歩一歩前に進んでいく。
「トップ二組はもう三分の二を超えた。何位までが予選突破できるか判らないけど急がないと……」
「ん、緑谷君。先生達はこの競技で変身しちゃダメなんて一言も言ってないよね?」
「えっ?そうだけど……あっ!でもなんか他の人に悪いな……」
「大丈夫、体育祭はアピールの場。目立ってなおかつ力を示す。別に卑怯じゃない」
「………ありがとう、何か気が楽になった」
それを言って出久はネオディケイドライバーを腰にセットした。
《カメンライド ディケイド!!》
ディケイドに変身した更にカードをセットする。
《カメンライド フォーゼ!!》
宇宙からのエネルギー『コズミックエナジー』を秘めたアストロスイッチで変身する青春と友情を併せ持つ仮面ライダー―――――仮面ライダーフォーゼの姿となる。
「宇宙キターッ!更にこれで」
《アタックライド ロケット!》
右腕にオレンジ色のロケットモジュールが装着される。唯もしっかりと掴まってロケットのジェット噴射で飛んでいく。
「何ッ!?」
「ウソォッ!?」
『オイオイ緑谷・小大ペアどうした!?飛んだら機関砲とミサイルの集中砲火あるっていっただろ!?』
案の定機関砲の集中砲火とミサイルが二人に向けて放たれる。
「要は当たらなければ良いんだ!!」
《アタックライド ウインチ! エアロ!》
左腕に装着したウインチモジュールを発射してコース脇のポールに引っかけて一気に方向転換。エアロの大気放出で向かってくるミサイルを吹き飛ばす。
「これで後は一気に突っ切る!」
《ファイナルアタックライド フォ・フォ・フォ・フォーゼ!!》《リミットブレイク!!》
「ライダーロケットダーッシュ!!」
最大出力のジェット噴射でトップ二組を追い抜いて地雷原を突破する。
「小大さん、このまま突っ込むからしっかり掴まって!」
「ん!!」
コースに沿って一気に飛んでゆき、スタジアムのゲートを潜り抜けた。
『ご………ゴーーーーーールッ!!!一着でゴールインしたのは仮面ライダーディケイド・緑谷と小大のコンビだああああぁぁ!!イレイザーヘッドお前のクラス凄ぇなど!!ういう教育してんだ!!』
「俺は何もしてねぇよ。アイツらが勝手に火ぃ付け合って勝手に燃え上がっただけだろう」
ゴールした二人に観客席から大歓声と拍手が送られた。
「仮面ライダーの子やっぱり凄いな!」
「いかに自分が目立つってことが重要なこの体育祭で人助けまで。コイツはポイント高いな」
「だがそれで選ばれなきゃ本末転倒だろう。その辺はまだまだ若いゆえに甘いな」
「女の子の個性もバカに出来ないぞ。大きさを変える個性、全戦で戦っても良しサポートに回っても良しで汎用性が高いな」
プロ達も各々評価を下す。勿論低く評価を下す者もいるが、それでもしっかりと彼を見てくれていた。
(君の芯であろう人を助けるヒーロー……だがこの体育祭はその真逆で勝つために相手を蹴落とす必要がある。人気商売の面が大きい現代ヒーロー…まして君はなまじとてつもない力を秘めてしまったからあまりひけらかさないと思っていた。皆と対等にありたいというのが君の弱点になるのではないかと思ったが小大少女が背中を押してくれたみたいだね。超杞憂だったね。ゴメンな!!)
観客席からトゥルーフォームで観戦していたオールマイトは両手を合わせながら笑っていた。
その後次々に後続の選手達がゴールしてきた。ヒーロー科の生徒達は一人もかけることなく全員ゴールして予選を突破した。
「またか……クソッ………!!クソが………!!」
「はぁはぁ」
爆豪も轟も出久に続く形でゴールしたが、トップを独走していただけに土壇場で追い抜かれたことは悔しかった。
ちなみに余談であるが、ゴールした瀬呂と峰田はなぜかボロボロになっており、ペアだった取陰と小森は顔を真っ赤にしていた。
「はーい!それでは予選を突破した上位42人の順位を発表しちゃうわ!!ちなみにヒーロー科の生徒はペアだから順位はタイとして扱うわ」
1:緑谷・小大ペア
3:轟・八百万ペア
5:爆豪・物間ペア
7:飯田・塩崎ペア
9:蛙吹・常闇ペア
11:骨抜き・青山ペア
13:柳・麗日ペア
15:切島・鉄哲ペア
17:取陰・瀬呂ペア
19:峰田・小森ペア
21:泡瀬・上鳴ペア
23:尾白・葉隠ペア
25:角取・砂籐ペア
27:心躁人使(普通科C組)
28:拳藤・耳郎ペア
30:黒色・鎌切ペア
32:芦戸・回原ペア
34:障子・鱗ペア
36:円場・宍田ペア
38:凡戸・口田ペア
40:発目明(サポート科H組)
41:吹出・庄田ペア
「残念ながら脱落しちゃった人もいるけど心配ないわ、まだまだ活躍する場は残しているから。そして次からいよいよ本戦よ!!ここからは取材陣も白熱してくるわよ!!気張りなさい!」
電光掲示板に次の種目が表示される。
「次の種目は………騎馬戦!!2~4人のチームで構成された騎馬で基本ルールは普通の騎馬戦と同じだけど、先ほどの障害物競走の順位に沿ってポイントがもうけられていること。チームになった選手達のポイント合計が騎馬のポイントになって、このポイントを奪いあうのがルール」
内容だけ見れば入試の実技試験と同じだが、ここでミッドナイトは爆弾発言を投下してくる。
「ポイントは下位から順に5Pずつ加算れていくわ、ちなみにタイは連判した順位のポイントを足して半分、割り切れない場合は小数点切り捨てで。そして1位で通過した緑谷・小大ペアには………1000万P!互いに分け合って500万Pが貰えちゃうわ!!」
「「………ん?」」
突然の発言で二人の思考は一瞬フリーズした。
「上位の奴ほど狙われちゃう………――――下克上のサバイバルよ!!!」
体育祭の波乱はまだまだ続く。
ポイント振り分け早見表
1:緑谷・小大ペア 各500万P
3:轟・八百万ペア 各197P
5:爆豪・物間ペア 各187P
7:飯田・塩崎ペア 各177P
9:蛙吹・常闇ペア 各167P
11:骨抜き・青山ペア 各157P
13:柳・麗日ペア 各147P
15:切島・鉄哲ペア 各137P
17:取陰・瀬呂ペア 各127P
19:峰田・小森ペア 各117P
21:泡瀬・上鳴ペア 各107P
23:尾白・葉隠ペア 各97P
25:角取・砂籐ペア 各87P
27:心躁人使(普通科C組) 80P
28:拳藤・耳郎ペア 各72P
30:黒色・鎌切ペア 各62P
32:芦戸・回原ペア 各52P
34:障子・鱗ペア 各42P
36:円場・宍田ペア 各32P
38:凡戸・口田ペア 各22P
40:発目明(サポート科H組) 15P
41:吹出・庄田ペア 各7P
鉄哲が変身するとすればどのライダー?
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大義のための犠牲 仮面ライダーローグ
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鋼のボディに熱い心 仮面ライダーキカイ
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Mr.ナックルマン 仮面ライダーナックル
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負ける気がしない 仮面ライダークローズ