遊戯王 WIND SEEKER   作:鐡 銀

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恒例になるかもしれない開幕謝罪。
前回も盛大に効果を間違えておりました。申し訳ございませんでした!!把握漏れが多過ぎました!

そして自分、来週から期末試験週間に入りますので、更新できないかもしれません。

謝罪と報告をしたところで、本編どうぞ。



十二枚目:小規模トーナメント発表

☪︎

 

3時間後…

 

「だぁぁぁぁ!!やらかしたぁぁぁぁぁ!!」

 

櫂とデュエルし過ぎて全体成績がギリ10位になっちまった!!

 

「つーかトップ4人誰だ?」

 

スコアボードに表示された名前は…

 

「1位緑葉風華、2位星風濡羽、3位四季野(しきの)(かなで)、4位聖川小春…2位と4位って誰?見たことない名前だ」

 

スコアボードを読み上げた櫂にそう問われた。まぁ、去年まではあの二人は楽しんでるだけだったからな。今回はなんでか上位にくい込んでるが…どうせ、楽しみまくった結果だろうな。それに、濡羽のドラグニティも小春の捕食植物も最近になって強化されてるし、妥当っちゃ妥当か。

 

「どっちもシルバーだ。んで、俺の友達だぜ」

「へぇ!湊月の友達は凄いんすね!」

「よーし櫂、お前は後で裏な」

「やめてー!!」

 

櫂とじゃれ合いながらも、俺は3人に心の中で声援を送った。

 

(3人共、頑張れよ!)

 

ちなみに、俺と櫂の戦績は、15戦10勝で俺が勝ち越した(ちなみに櫂は毎回初手アイン・ソフ・オウルまで揃えた。引き強過ぎ)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…優姫、残念だったね」

「いえ、仕方の無いことなんです。私のデッキはドローを主軸にしている関係上、時間がかかりますから」

 

今回は1位から6位まで、6人が勝率100%だった。けれど、5位の優姫と6位の人が何故その順位にいるかといえば、それは単に勝利数の関係。2人とも、4位の小春よりも勝数が足りなかったのだ。といっても、優姫は18勝。あと2勝していれば小春の19勝を上回って4位だったのだけれど。

 

「それにしても、今回も四季野さんは入ってきましたね。風華と同じく常連というわけですね」

「…そうね。でも、私と当たるかは分からないのよね」

 

この小規模トーナメント、決めるのは先生方だから、私が誰と当たるかも分からない。確率は…3分の1かしら?

数分後、私達の顧問の先生が試合の組み合わせを発表した。

 

「えー、まず第1試合は聖川小春vs緑葉風華!」

「風華、頑張って下さいね」

「…うん。小春には負けない」

 

小春とはまだやった事が無いから、とても楽しみ。

 

「そして第2試合は星風濡羽vs四季野奏!」

「…やっぱり、彼と四季野さんが当たるのね」

「風華の名前が呼ばれた時点で分かってはいましたけれどね」

 

それにしても、彼が四季野さんと当たるなんて…

 

「風華、なんで笑っているんですか?」

「…楽しみだからよ」

「聖川さんとのデュエルがですか?」

「…それもだけど、彼と四季野さんのデュエルもよ」

 

四季野さんのデッキは、彼のデッキに負けず劣らずの内容をしている。

 

「…内容がカオスなデッキ同士、どうなるのか楽しみ」

「確かに2人とも妙なデッキ使いますけれど…星風さんはどんな反応をしますかね」

「…彼のことだから『そんなカード入ってるんですか!?すごいですね!!』とか言うに決まってる」

「何故でしょうか…私もそんな気がします」

 

彼の思考回路は余程単純らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では10分後、試合を始めます。選手は準備をしてください」

 

僕は第2試合だから、まだ余裕があるかな。そう思っていると…

 

「濡羽っち〜!!風華さんとやれるよ〜〜!!」

「こふぁ!!」

 

勢いよく小春に抱きつかれた。割と痛い。

 

「あはは〜!やったよ〜!!楽しみだよ〜〜!!」

「わ、分かった!分かったから離れて!!痛い痛い!!」

 

主に首と腕が痛いから!!

 

「…楽しそうね」

「あ、風華さん!」

「星風さんは準備しないのですか?」

「神名さん…それより助けてください…」

 

僕の悲痛な願いは神名さんに届き、助けて貰った。というより、現在進行形で軋み続けている首の骨の音が聞こえたのかもしれない。この状況、割と危険だからね?

 

「まったく、聖川さんはもう少し落ち着きましょうね?」

「にゃはは〜♪嬉しかったんだもん♪」

「…首が痛いです…」

「…お疲れ様」

「それより、2人は準備をしなくていいのかしら?」

「あ、そうだった!向こうでデッキ調整してくるね!」

「…私も、小春用に少し見直してくる」

 

2人は別々の方向に歩いていった。そして僕は、残った神名さんに話しかけられた。

 

「星風さんは準備しなくていいのですか?」

「はい。僕の番はまだですし、何より相手のデッキが分からないので、対策もできませんし」

「えっ…四季野さんは合同デュエルの時間では毎回上位に入っていますよ?それなのに知らないんですか?」

「まぁ…楽しむことだけを考えてて、他の人のデュエルを見てなかったので…」

 

この時間は、年に4回ある。それなのに覚えていないのは、さすがに不味かったか。

 

「まぁ、事前知識がない方が、彼女のデッキは面白いですけどね」

「彼女…?女の人なんですか?」

「えぇ。私達と同じゴールドクラスです」

「ゴールドクラスなんですか!?」

 

僕はまたゴールドクラスの人と戦えるんだ…!!

 

「ふーん…君が私の相手なんだ」

「えっと…あなたが四季野さんですか?」

「えぇ、私が四季野奏よ」

 

僕の前に現れた四季野さんは、肩で切りそろえられた黄色の髪に灰色の目をしている、それなりに目を引く容姿の人だった。

 

「それにしても…こんなに小さな女の子が…」

「男子ですっ!!」

 

やっぱり初対面だと女の子扱いされちゃうんだねぇ!!

 

「…え、嘘…男の子なの…?私より可愛いのに…」

「傷口抉られますのでやめてください」

 

なんなら物理ダメージよりも効きますからね、それ…

 

「…でも、手加減はしないからね?」

「されたらされたで悲しくなりますので…」

「さて、私は準備出来てるけど、君は?」

「????」

「あ、知らないんだね…この小規模トーナメント、第1試合と第2試合は同時進行だよ」

「えっ、ホントですか!?」

 

ちょ…準備まだ終わってないよ!?

 

「では、試合を始めます。選手4()()は舞台へ」

「え、ホントに始めるの!?ま、待って!!」

 

僕は焦ってデッキをセットした。なんだか分厚いような気がしたけど、気にしなかった。

 

「…小春、よろしく」

「うん!楽しも〜!!」

「それじゃ、よろしくね、濡羽君」

「はい、よろしくお願いします!」

「では、聖川小春vs緑葉風華、四季野奏vs星風濡羽。始め!」

「「「「決闘(デュエル)!!」」」」

 

小規模トーナメントが、始まった。




というわけで唐突な新規登場。

先に宣言しておくならば、奏さんのデッキは【ジャンクドッペル】をメインに動かします。が、ジャンクドッペルとして動かすには少し余計なものが混じっています。

そして濡羽君…1回だけデッキが変わります。先に宣言するなら、濡羽君の回は効果ミスあるかもしれません。中身カオスなので…

さらに、次回次次回は流れをぶった切って連続でデュエル回です。

では、更新できないかもしれませんので、次回更新は良くて今週か来週中、悪ければ2週間後です。では。
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