今回はドラグニティではありませんので悪しからず。
では本編へ。
デュエルスタンバイ
新マスタールール LP 8000
先攻 醉宮咲
後攻 星風濡羽
デュエル開始
☆
「俺が先攻を貰う!」
「どうぞ」
相手のデッキは知らない。どう動くのかな…
「俺は《牛頭鬼》を召喚!」
牛頭鬼 攻撃表示 ATK 1700
咲 手札 5→4
牛頭鬼ってことは、アンデット族デッキなのか。警戒すべきはアンデットワールドだね。
「効果で《屍界のバンシー》を落とす。カード2枚伏せエンド!」
咲
モンスター 牛頭鬼(攻撃表示)
魔法・罠 伏せ2
墓地 バンシー
手札 2
デッキ 34
LP 8000
「僕のターン、ドロー」
濡羽 手札 5→6
アンデットにしては予想外に静かな出だし。でも僕は荒れるよ。
「久しぶりだね、みんな。今日はよろしく。僕の場にモンスターがいないため、《
僕の宣言と共に、複数のベーゴマが連なった機械が現れた。
SRベイゴマックス 守備表示 DEF 600
濡羽 手札 6→5
途端、会場中がざわめいた。その思いを代弁するように醉宮さんが言った。
「な、なんだそのモンスターは!?見た事ねぇぞ!!」
「…スピードロイド、僕の本来のデッキだよ。ベイゴマックスが召喚・特殊召喚に成功した時、デッキからスピードロイドをサーチできる。《SRタケトンボーグ》をサーチ、場に風属性がいるためそのまま特殊召喚」
ベイゴマックスが竹とんぼを射出し、その竹とんぼは人型に変形した。
SRタケトンボーグ 守備表示 DEF 1200
濡羽 手札 5→6→5
これが僕の本命、【スピードロイド】。風属性・機械族のカテゴリで、シンクロ召喚に特化したスペックをしている。デッキから呼び出したり墓地から引きずり出したりして場を整え、レベルを変えて様々なレベルのシンクロに繋げることを得意としている。多くのモンスターに風属性しか特殊召喚出来なくなる縛りがあるけど、殆ど風属性しか使わないから関係ないんだよね。
「っ、どこまで展開されるか分からねぇならここで使うぜ!墓地のバンシーの効果!自身を除外してデッキから《アンデットワールド》を発動する!」
「構わない。タケトンボーグをリリースして効果発動。デッキからスピードロイドチューナーを特殊召喚する。この効果発動後、僕はターン終了時まで風属性しか特殊出来なくなります。僕は《SR赤目のダイス》を特殊召喚」
SR赤目のダイス 守備表示 DEF 100
「赤目のダイスの効果。ベイゴマックスを選択し、ベイゴマックスのレベルを1~6の任意のレベルにできる。僕はレベル4を宣言」
SRベイゴマックス レベル 3→4
「手札から《ヒドゥン・ショット》発動。墓地のタケトンボーグを除外してアンデットワールドを破壊します」
墓地にいたタケトンボーグが弾丸のようになって、死者たちの世界を打ち壊した。
濡羽 手札 5→4
「レベル4になったベイゴマックスにレベル1の赤目のダイスをチューニング」
SRベイゴマックス レベル4
SR赤目のダイス レベル1 チューナー
4+1=5
レベル5シンクロ
「躍動感溢れる剣劇。その魂は
HSRチャンバライダー 攻撃表示 ATK 2000
「バトルフェイズ。チャンバライダーで牛頭鬼を攻撃。このバトルフェイズ、チャンバライダーの攻撃力は200アップします」
HSRチャンバライダー ATK 2000→2200
牛頭鬼 ATK 1700
2200-1700=500
咲 LP 8000→7500
「ぐぅっ!!だが《戦線復帰》!牛頭鬼は守備表示で蘇生だ!」
医療兵によって牛頭鬼は無理矢理戦場に戻されたが、さらに力を増したチャンバライダーに切り裂かれた。
HSRチャンバライダー ATK 2200→2400
「なぁ!?」
「チャンバライダーは2回攻撃持ちです。さらにチャンバライダーの攻撃力上昇は永続です」
「くっ、泥棒猫の癖にインチキ効果使いやがって!」
…いや、この程度まだまだですからね?
「メイン2。カードを3枚伏せてターン終了です」
濡羽
モンスター チャンバライダー(攻撃表示)
魔法・罠 伏せ3
墓地 ベイゴマックス 赤目 ヒドゥン
除外 タケトンボーグ
手札 1
デッキ 33
LP 8000
「ちぃっ、俺のターン、ドローだ!」
咲 手札 2→3
「《もののけの巣くう祠》発動だ!墓地から牛頭鬼を引きずり出す!さらに2枚目の《アンデットワールド》だ!ついでに牛頭鬼の効果でデッキから《死霊王ドーハスーラ》を落とす!」
咲 手札 3→2
アンデットの汎用エース落とした…もしかして特定のカテゴリじゃなくて種族単位のデッキなのかな…まぁいっか。
「速攻魔法、《サイクロン》。アンデットワールドは消し飛ばします」
「はぁ!?クソッタレかよ!!」
悪態をつかれても、アンデットワールドは嫌なんだもん。
「ちっ、《ユニゾンビ》を召喚!」
咲 手札 2→1
「レベル4の牛頭鬼にレベル3のユニゾンビをチューニング!」
牛頭鬼 レベル4
ユニゾンビ レベル3 チューナー
4+3=7
レベル7シンクロ
「屍を喰らえ、死せる真紅竜!敵の屍をも力とせよ!シンクロ召喚!《
真紅眼の不屍竜 攻撃表示 ATK 2400
「アンデットネクロの攻撃力は、互いの場と墓地のアンデットの数×100ポイントアップするぜぇ!!」
真紅眼の不屍竜 ATK 2400→3100
「バトルフェイズ!」
「この瞬間、
SR赤目のダイス レベル 1→3
「だが止めらんねぇぞ!!」
「さらに墓地から《リサイコロ》の効果。このカードを除外して、スピードロイドチューナーを素材に風属性限定のシンクロ召喚を行う」
「なっ、まだやんのか!!」
「レベル5のチャンバライダーにレベル3となった赤目のダイスをチューニング」
HSRチャンバライダー レベル5
SR赤目のダイス レベル3 風属性 機械族 チューナー
5+3=8
レベル8シンクロ
「羽根を広げ、大空を舞え。如何なる壁も超えていけ。シンクロ召喚、《HSRカイドレイク》」
HSRカイドレイク 攻撃表示 ATK 3000
「カイドレイクの効果。シンクロ召喚に成功した時、相手の場のカード全ての効果を永続的に無効にする。さらに墓地へ送られたチャンバライダーの効果で除外されているタケトンボーグを手札に」
真紅眼の不屍竜 ATK 3100→2400
濡羽 手札 1→2
「ちぃ、
咲
モンスター 不屍竜(攻撃表示)
魔法・罠 なし
墓地 アンデットワールド×2 祠 戦線復帰 牛頭鬼 ユニゾンビ ドーハスーラ
除外 バンシー
手札 1
デッキ 31
LP 7500
❀
「…凄い」
見た事のないカードばかり使っている。あれが星風くんの本気のデッキ…
「にゃはは〜、久しぶりに見たよ〜」
「久しぶりってことは、聖川はスピードロイドのこと知ってたのか?」
「うん。昔はよく使ってたんだよ〜。でも優しいね濡羽っちは」
「…優しい?」
醉宮をあそこまで圧倒しているのに、優しいの?
「カイドレイクはね、シンクロ召喚成功時に2つの効果から選べるの。1つはさっき使った全体効果無効だけど、もう1つは自分以外の全てを破壊する効果なんだ〜」
「はぁ!?えっぐ!!」
なるほど…確かにそれは優しいわね。
「僕のターン、ドロー」
濡羽 手札 2→3
…星風くんは、ここからどう動くの?
「風属性がいるため、手札からタケトンボーグを再び特殊召喚。そして開け、玩具が溢れるサーキット。召喚条件は『風属性モンスター2体』。僕はカイドレイクとタケトンボーグをリンクマーカーにセット、リンク召喚。リンク2、《HSR-GOMガン》」
HSR-GOMガン リンク2 ↙ ↘ ATK 1000
濡羽 手札 3→2
「…ここでリンク召喚?」
「何か考えでもあるのか?」
「僕はGOMガンの効果発動。エクストラデッキのレベル5の《HSRマッハゴー・イータ》を除外して、デッキからレベル1の《SR-OMKガム》とレベル4の《SRダブルヨーヨー》を選択。さぁ、右か左か選んでくださいよ。選ばれた方は僕の手札に加わり、選ばれなかった方は墓地へ送られます」
「っ…俺から見て右だ!」
彼が墓地へ送ったのはOMKガムと呼ばれていたカード。つまり手札に加わったのは…
「《SRダブルヨーヨー》を召喚。効果で赤目のダイスを墓地から特殊召喚。赤目のダイスの効果でダブルヨーヨーをレベル6にします。レベル6になったダブルヨーヨーにレベル1の赤目のダイスをチューニング」
SRダブルヨーヨー レベル6
SR赤目のダイス レベル1
6+1=7
レベル7シンクロ
「蒼き月の元に芽吹く一輪の薔薇。風を受けて花開け。シンクロ召喚、《月華竜 ブラック・ローズ》」
月華竜 ブラック・ローズ 攻撃表示 ATK 2400
「ブラック・ローズの効果。このカードが特殊召喚に成功した時、もしくは相手がレベル5以上のモンスターを特殊召喚した時、相手の場のモンスター1体を手札に戻す。この効果でアンデットネクロを手札に戻します。
ブラック・ローズの身体から舞い散る花弁に包まれてアンデットネクロは消えていった。凄く綺麗…
『ほう、月華竜か』
(…知ってるの?)
『我が同胞だ。まさかあの少年の手に渡っているとはな』
世間って狭いのね。
「バトルフェイズ。ブラック・ローズでダイレクトアタック。
月華竜 ブラック・ローズ ダイレクトアタック ATK 2400
咲 LP 7500→6100
「ぐっ、くっそったれぇ!!」
「GOMガンでダイレクトアタック」
HSR-GOMガン ダイレクトアタック ATK 1000
咲 LP 6100→5100
「カードを1枚伏せて、ターン終了です」
濡羽
モンスター GOMガン 月華竜(攻撃表示)
魔法・罠 伏せ2
墓地 ベイゴマックス 赤目 ヒドゥン タケトンボーグ チャンバライダー アクマグネ ダブルヨーヨー カイドレイク サイクロン
除外 マッハゴー・イータ リサイコロ
手札 1
デッキ 29
LP 8000
「くそっ、俺のターン、ドロー!」
咲 手札 1→2
「墓地の《もののけの巣くう祠》を除外して効果発動!ドーハスーラを効果を無効にして特殊召喚!」
死霊王ドーハスーラ 攻撃表示 ATK 2800
「ブラック・ローズの強制効果で手札に戻します」
咲 手札 2→3
「だがこれでもう邪魔はできんだろ!《
牛頭鬼 アンデット族
ユニゾンビ アンデット族
「不死者の魂がひとつになり、冥府の王が降臨する!冥界の扉が開く時だ!融合召喚!喰らい滅ぼせ!《冥界龍 ドラゴネクロ》!」
冥界龍 ドラゴネクロ 攻撃表示 ATK 3000
咲 手札 3→2
『むっ、あれは…』
(…あれも知り合い?)
『…一応な』
本当に世間は狭いわね。
「バトルフェイズ!ドラゴネクロでブラック・ローズに攻撃!ソウル・クランチ!」
「永続
冥界龍 ドラゴネクロ ATK 3000
月華竜 ブラック・ローズ ATK 2400
「ドラゴネクロとバトルしたモンスターは破壊されねぇ。だがそいつの攻撃力は0になり、同じレベルと攻撃力を持ったダークソウルトークンを特殊召喚する!」
月華竜 ブラック・ローズ ATK 2400→0
ダークソウルトークン 攻撃表示 ATK ?→2400
レベル ?→7
「ダークソウルトークンでブラック・ローズに攻撃!!」
力を失った月華竜を、ドラゴネクロから生み出された影のようなものが容赦なく貫いた。花弁を散らして倒れるその姿は、最後まで美しいと思えたわ。
月華竜 ブラック・ローズ ATK 0
ダークソウルトークン ATK 2400
「くっ…ごめん、ブラック・ローズ…でも無駄にはしない。《シャドー・インパルス》発動です。僕のシンクロモンスターが破壊された時、そのモンスターと同じレベル・種族を持つシンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する。次元を切り裂き現れろ、《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》」
クリアウィング・ファスト・ドラゴン 守備表示 DEF 2000
「ふん、ターン終了だ」
咲
モンスター ドラゴネクロ ダークソウルトークン(攻撃表示)
魔法・罠 なし
墓地 アンデットワールド×2 戦線復帰 龍の鏡
除外 バンシー 牛頭鬼 ユニゾンビ 祠
手札 2
デッキ 30
LP 5100
「僕のターン、ドロー」
濡羽 手札 1→2
「《マジックプランター》。スピリット・バリアを墓地へ送って2ドローです」
濡羽 手札 2→1→3
「《手札抹殺》。僕は2枚捨てて2枚ドローします」
「俺は1枚捨てて1枚ドローだ」
濡羽 手札 3→2→0→2
咲 手札 2→0→2
『今のって良かったのかな?』
『あんまし良くは無いよな、ドーハスーラ落ちたし』
セームベルの疑問にクリアウィングが答えている。クリアウィングの言う通り、あれは悪手だったと思うのだけれど…
「多分濡羽っちは気にしてないよ〜」
「そうなのか?」
「機嫌が悪いらしいからね〜、もしかしたら徹底的に叩きのめすかも〜」
…嫌な予感がしてきたんだけど…
「GOMガンの効果。今度はレベル6の《HSR魔剣ダーマ》を除外して、デッキからレベル3の《SRオハジキッド》と《SR三つ目のダイス》を選択。今度はどちらを?」
「…俺から見て左だ!」
濡羽 手札 2→3
今度落ちたのは三つ目のダイスというカード。手札に加わったオハジキッドと呼ばれていたカードを見て、星風くんは笑顔になった。
「君が来てくれて良かったよ。《強欲で貪欲な壺》。デッキトップ10枚を裏向きで除外して2枚ドローします」
濡羽 手札 3→2→4
引いた2枚のカードを見て、星風くんはまた笑顔になっていた。ちょっと怖いわね…
「ふふふ…このターンで決めても?」
「な…このターンで決めるだと!?」
「《SRオハジキッド》を召喚。その効果で墓地のチューナーモンスター、《SR-OMKガム》を特殊召喚し、オハジキッドとOMKガムで風属性をシンクロ召喚をします」
「あいつ、始めの頃に落ちてたカードだな」
「…チューナーだったのね」
SRオハジキッド レベル3
SR-OMKガム レベル1 チューナー
3+1=4
レベル4シンクロ
「迷宮の混沌を刃で切り裂き颯爽登場。シンクロ召喚。《HSR
HSR快刀乱破ズール 攻撃表示 ATK 1300
濡羽 手札 4→3
「は…ははっ!なんだよ、啖呵切っといて出てくんのが攻撃力1300かよ!」
「OMKガムの効果。シンクロ素材になった時、デッキトップを墓地へ送ります。そのカードがスピードロイドモンスターなら、シンクロ召喚したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップします。デッキトップは……《SR
HSR快刀乱破ズール ATK 1300→2300
「魔法カード、《ハイ・スピード・リレベル》。墓地のカイドレイクを除外して、ズールのレベルをカイドレイクと同じにし、除外したカードのレベル×500ポイント、攻撃力をアップする。カイドレイクはレベル8、よって4000ポイントアップです」
HSR快刀乱破ズール ATK 2300→6300
レベル 4→8
濡羽 手札 3→2
「なぁ!?」
「さらにファストの効果、相手のエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターの攻撃力を0にし、効果を無効にする。ギアース・クルセイド」
冥界龍 ドラゴネクロ ATK 3000→0
「っ!?!?」
「バトルフェイズ、ズールでドラゴネクロに攻撃。この瞬間、速攻魔法発動」
「ま、まだなんかやんのかよ!!」
「《リミッター解除》×2。機械族の攻撃力を合計4倍にします」
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?』
凄い会場中の大合唱。流石の私もやりすぎだと思うわ…
HSR-GOMガン ATK 1000→4000
HSR快刀乱破ズール ATK 6300→25200
濡羽 手札 2→0
「ズールが特殊召喚されたモンスターと戦闘するダメージステップ開始時に効果発動。ダメージステップ終了時まで、自身の攻撃力を2倍にします。ブレード・アクセラレイト」
HSR快刀乱破ズール ATK 25200→50400
「こ、攻撃力50400だぁぁ!?!?」
「決めろ、ズール。
HSR快刀乱破ズール ATK 50400
冥界龍 ドラゴネクロ ATK 0
50400-0=504000
咲 LP 5100→-45300
「…うわぁ…」
私は辛うじて声が出せたけど、他のみんなは声すら出せないみたい。そういえば、優姫はどこに行ったのかしら…
「宣言通り、ノーダメージキル達成っと。久しぶりに回すとやっぱり楽しいなぁ!」
怒りは収まったみたいね(現実逃避)
ゲームエンド
WINNER 星風濡羽
という訳で濡羽君の勝利です。
攻撃力50400…どこかで見た数値に似ていると思い見返したら小春の初デュエルの時の攻撃力50200でした。5万超えるのが濡羽君のアイデンティティかな?(全然違います)
スピードロイドで1番火力が出るのはチャンバライダーでも魔剣ダーマでもなく快刀乱破ズールだと思っています。今回みたいなことすれば火力面では無双するでしょ、合計8倍ですし。
次回も会話パートですが、次々回はついにあの人がデュエルします。
ではでは。