今回は水属性フルモンに挑む小春さん。勝負の行方やいかに。
それでは本編へ。
❀
優姫が2人を迎えに行ったと思ったら、何故かボロボロな西条君と共に帰ってきた。優姫曰く『小春に怒られていた』らしいけど…そこまで、ボロボロになるかしら?
「…ほら、早く座って。小春の試合が始まるわよ」
「あ、はい…」
「みつきん、もう大丈夫なの?」
「……あんま大丈夫じゃねぇけど、まぁ、なんとかな」
『さぁ、有り得ないようなノーダメージ勝利を見せてくれた輝琉選手の後にやるのはちょっと怖いかな?聖川 小春選手と、
「うー、二戦目も勝つぞー!」
「ウチも負けんからね!」
「楽しみにしてるよー!あ、ナユタプロー!これ勝ったらちょっとお願いがあるんですけどー!」
『ん、何かな?面白くなるようなお話なら歓迎だよ!』
「わーい!それじゃ始めよ!」
「さらっと勝つ宣言をされた気がする!?けどいいよ、やろー!!」
『そうだね。それじゃあ準備はいいね?デュエル開始!』
「「
デュエルスタンバイ
新マスタールール LP 8000
先攻 水原 紗里
後攻 聖川 小春
デュエル開始
「ウチの先攻で行くよ!」
「ばっちこいだよー!」
「まずはこの子から。《深海のディーヴァ》召喚!」
深海のディーヴァ 攻撃表示
ATK 200
紗里 手札 5→4
「ディーヴァの効果発動!デッキからレベル3以下の海竜族モンスターを特殊召喚する。《深海のミンストレル》を特殊召喚!」
深海のミンストレル 守備表示
DEF 1500
「手札の《
白棘鱏 攻撃表示
ATK 1400
紗里 手札 4→2
「手札、デッキから墓地へ送られたアンコウの効果でデッキから素早いモンスターを2体まで特殊召喚できる。《素早いマンタ》と《素早いマンボウ》を特殊召喚!」
素早いマンタ 守備表示
DEF 100
素早いマンボウ 守備表示
DEF 100
「行くよ!ウチはレベル2のマンタとマンボウにレベル3のミンストレルをチューニング!」
素早いマンタ レベル2
素早いマンボウ レベル2
深海のミンストレル レベル3 水属性 チューナー
2+2+3=7
「深海より来るは勇ましき一角の獣!シンクロ召喚!《
白闘気一角 攻撃表示
ATK 2500
「モノケロスの効果発動!シンクロ召喚に成功した時、墓地の魚族モンスターを特殊召喚できる!来て、《素早いアンコウ》!」
素早いアンコウ 守備表示
DEF 100
「レベル2のアンコウとレベル4のスティングレイにレベル2のディーヴァをチューニング!」
素早いアンコウ レベル2
白棘鱏 レベル4
深海のディーヴァ レベル2 水属性 チューナー
2+4+2=8
「深海より出でたるは勇猛なる白き獣!シンクロ召喚!《
先に現れた純白のイッカク、それと同じ名を持つ純白のクジラが、海の底より現れた。ホワイト・オーラ…私はそのカードをよく知らないわ。あとで優姫に聞いてみましょう。
白闘気白鯨 攻撃表示
ATK 2800
「んーむ…これで一旦打ち止めかな。ウチはこれでターンエンド!」
……このターン、手札3枚から2体の大型シンクロモンスターが出たって本当なの?
紗里
モンスター モノケロス ホエール(攻撃表示)
魔法・罠 なし
墓地 6
手札 2
デッキ 32
LP 8000
「私のターン、ドロー!」
小春 手札 5→6
「私は《ローンファイア・ブロッサム》を召喚!その効果で自身をリリースしてデッキから《捕食植物オフリス・スコーピオ》を特殊召喚するよ!」
捕食植物オフリス・スコーピオ 攻撃表示
ATK 1200
小春 手札 6→5
「オフリスの効果!今回は…趣向を変えてみよう!手札の《捕食植物コーディセップス》をコストにデッキから《捕食植物サンデウ・キンジー》を特殊召喚!」
捕食植物サンデウ・キンジー 守備表示
DEF 200
小春 手札 5→4
「さらに《
白闘気一角
捕食カウンター 1
レベル 7→1
白闘気白鯨
捕食カウンター 1
レベル 8→1
「アレ、これってもしかしてヤバい?」
「もしかしなくてもヤバいよー。私はサンデウ・キンジーの効果発動!私の手札とフィールド、そして相手の場の捕食カウンターの乗ったモンスターで融合できる!」
「ウッソォ!?」
「私も昔は水属性デッキ使ってたから知ってるよー。『ホワイト・オーラ』は破壊されたら墓地の魚族モンスターを除外して帰ってくる。しかも墓地から特殊召喚された『ホワイト』モンスターはチューナーになるんだよねー。だーかーらー、破壊なんてせずに『融合素材』にしちゃえばいいのさぁ!サンデウ・キンジー自身と、相手の場の2体のホワイト・オーラを闇属性として融合!」
捕食植物サンデウ・キンジー フィールドの闇属性
白闘気一角 フィールドの闇属性※
白闘気白鯨 フィールドの闇属性※
※サンデウ・キンジーによる闇属性への変更
「麗しき花と、純白なる2体の海獣。3つの闇がひとつに重なるとき、新たな捕食者が目覚める!融合召喚!現れ出ちゃえ、《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》!」
捕食植物トリフィオヴェルトゥム 攻撃表示
ATK 3000
「バトル!トリフィオヴェルトゥムとオフリス・スコーピオでダイレクトアタック!」
捕食植物オフリス・スコーピオ
ダイレクトアタック
ATK 1200
捕食植物トリフィオヴェルトゥム
ダイレクトアタック
ATK 3000
1200+3000=4200
紗里 LP 8000→3800
「うわっとぉ!?」
「にゃははー。カードを2枚伏せて、これでターンエンド!」
小春
モンスター オフリス トリフィオ(攻撃表示)
魔法・罠 伏せ2
墓地 4
手札 1
デッキ 32
LP 8000
「やられたらやり返さないとね!ウチのターン、ドロー!」
紗里 手札 2→3
「さっきと同じ動きをしよう!《深海のディーヴァ》召喚!その効果で《深海のミンストレル》を再び特殊召喚!」
2枚目のディーヴァ。握ってたのかしらね。小春はトリフィオヴェルトゥムを出したけれど、アレは強い。シンクロの天敵とも言えるわ。
「さっきは使えなかったミンストレルの効果発動!デッキの上から3枚を墓地へ送り、墓地の水属性モンスターをデッキの上か下に戻せる。ウチは《深海のディーヴァ》をデッキの下に戻すよ。そして開け、調律司りしサーキット!召喚条件は『チューナーを含むモンスター2体』!ミンストレルとディーヴァをリンクマーカーにセット、リンク召喚!来てよリンク2。シンクロ使い御用達!《
「トリフィオヴェルトゥムの効果発動ー。1ターンに1度、このカードが融合召喚されてる時にしか使えないけど、相手がエクストラデッキからモンスターを特殊召喚する際にそれを無効にして破壊するよー」
「ねぇちょっとぉ!?」
意気揚々と現れた機械の戦士は、絶対なる三つ首の捕食者に容赦なく食べられていた。機械さえも食べられるとは、思わなかったけど。
「ひっどくない?展開手段減ったんだけどー」
「そりゃ減らすよー。てか減るだけで無くなってないの怖いんだけどー?」
「まぁ墓地で動けるからねー。ウチの場にモンスターがいないから墓地の《フィッシュボーグ-アーチャー》の効果が発動できるよ。手札の《フィッシュボーグ-プランター》を切って特殊召喚。さらに墓地へ送られたプランターの効果!1ターンに1度、デッキの1番上のカードを墓地へ送ることができる。それが水属性ならプランターを特殊召喚できる。ぶっちゃけると絶対特殊召喚できるからガチャだね」
「うわ酷い」
「さーて
フィッシュボーグ-アーチャー 守備表示
DEF 300
フィッシュボーグ-プランター 守備表示
DEF 200
フィッシュボーグ-ドクター 守備表示
DEF 400
フィッシュボーグ-ランチャー 守備表示
DEF 100
紗里 手札 2→1
「んー、使っとこう!《捕食計画》!デッキの《
「むっ、まぁいいよ!ウチはレベル1になったプランターとドクターに、レベル1のランチャーをチューニング!」
フィッシュボーグ-プランター レベル1
フィッシュボーグ-ドクター レベル1
フィッシュボーグ-ランチャー レベル1
1+1+1=3
レベル3シンクロ
「さぁさぁウチの可愛い可愛いお友達を呼ばせてもらうよ!シンクロ召喚、レベル3!《たつのこ》ちゃん!」
たつのこ 守備表示
DEF 500
「自身の効果で蘇生されたドクターとランチャーは除外されるよ。そしてシンクロ召喚されたたつのこちゃんを素材にする時、手札のモンスターとシンクロできちゃうのだ!」
「うぇぇ!?そ、その前にプラネットの効果を解決するよ!捕食カウンターの乗ったモンスターが場を離れたから、デッキから《捕食植物セラセニアント》を手札に!」
あの可愛らしい見た目に反してなかなかえげつない効果を持っているたつのこ。さらに言えばあのカードはシンクロチューナー。手札次第では…とんでもないカードが出るかもね。
小春 手札 1→2
「いってっみよー!ウチは手札のレベル7、《超古深海王シーラカンス》にレベル3、シンクロチューナーのたつのこちゃんをチューニング!」
超古深海王シーラカンス レベル7
たつのこ レベル3 シンクロチューナー
7+3=10
レベル10シンクロ
「紡ぐ力は神をも超える!来るは神龍、我らが
白闘気双頭神龍 攻撃表示
ATK 3300
紗里 手札 1→0
「ば、バイファムート!?出てるの初めて見たよー!?」
「バイファムート様の効果発動!自分ターンにシンクロ召喚された時、場に《神龍トークン》を守備表示で特殊召喚するよ!」
神龍トークン 守備表示
DEF 3000
「んー、一応使っとこうかな。ミンストレルの効果で落ちた最後のカード、《揺海魚デッドリーフ》を墓地から除外して効果発動。墓地のアンコウ、マンボウ、マンタの3体を戻して1枚ドローするよ」
紗里 手札 0→1
「バトルフェイズ!バイファムート様でオフリス・スコーピオに攻撃!」
白闘気双頭神龍
ATK 3300
捕食植物オフリス・スコーピオ
ATK 1200
3300-1200=2100
小春 LP 8000→5900
「うにゃあぁ!!うぅ…けど他のモンスターは守備表示だから攻撃できないもんね!それにトリフィオヴェルトゥムは捕食カウンターの乗ったモンスターの攻撃力を吸収できるから、どっちかにカウンター乗せられれば勝てるもん!」
「それキッツゥ!けどターンエンドだよ!」
紗里
モンスター バイファムート(攻撃表示)アーチャー 神龍トークン(守備表示)
魔法・罠 なし
墓地 10
除外 3
手札 1
デッキ 29
LP 3800
✧︎
うーむむ、これ、今の手札じゃどーしようもないなぁ。
「このドロー次第で…私のターン、ドロー!」
小春 手札 2→3
「…うー、バイファムートはトークンがいれば破壊されても蘇るし、トークンを倒しても自分で補充できちゃう。同時に倒さなきゃダメなモンスターなんだよねぇ…」
「おー、正解。よく知ってるねー」
「言ったでしょー、昔は水属性使ってたってー。けどこれ…どうしようもないから、奥の手使うよ」
「奥の手…?」
「墓地のコーディセップスを除外して効果発動ー。墓地の捕食植物2体を特殊召喚する代わりに、融合モンスターしか特殊召喚できなくなるよ。墓地より蘇っちゃって、サンデウ・キンジー、オフリス・スコーピオ!」
捕食植物サンデウ・キンジー 守備表示
DEF 200
捕食植物オフリス・スコーピオ 守備表示
DEF 800
「ウゲ、またそれー?」
「あはは、安心してー。今回は私だけで融合するからー。サンデウ・キンジーの効果発動!手札の《The supremacy SUN》とサンデウ・キンジーで融合!」
「えちょ、それって──!!」
The supremacy SUN 元々のレベル8以上の闇属性モンスター
捕食植物サンデウ・キンジー 捕食植物モンスター
──あ、あの、聖川さん──
──うにゅ、阿久津くん、だっけー?どーしたの?──
──こ、この子が、あなたと行きたいって──
そんな事を言いながら自分のエースを託してくれた阿久津くんの、このカードの力を借りるんだー!
「飢え喰らう毒龍よ。沈まぬ太陽喰らいて今こそ目覚めよ!そして、暴喰の限りを尽くせ!融合召喚、強欲なる悪食龍!《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》!」
『俺が出たからには、さっさと終わらせるぞ!』
グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン 攻撃表示
ATK 3300
「グリーディー、ヴェノム…」
「グリーディー・ヴェノムの効果発動!相手モンスターの攻撃力を0にして効果を無効にするよ!インベイジョン・ディストーション!」
グリーディー・ヴェノムから伸びた紫の触手が、今回はバイファムートに噛み付いて捕食し始めた。なんというか…その…グロイね?
『お前が使っておいてそれは無いだろ……』
白闘気双頭神龍
ATK 3300→0
「バトルフェイズ!グリーディー・ヴェノムでバイファムートに攻撃!壊悪のエクスティンクション・バイト!」
グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
ATK 3300
白闘気双頭神龍
ATK 0
3300-0=3300
紗里 LP 3800→500
「きゃあっ!!」
「追撃だよ、トリフィオヴェルトゥム!神龍トークンに攻撃!」
捕食植物トリフィオヴェルトゥム
ATK 3100
神龍トークン
DEF 3000
「私はカードを1枚伏せてターンエンド!」
小春
モンスター グリーディー・ヴェノム トリフィオ(攻撃表示) オフリス(守備表示)
魔法・罠 惑星
墓地 6
除外 1
手札 2
デッキ 29
LP 5900
「うぅ、またひっくり返された…ウチのターン、ドロー!」
紗里 手札 1→2
「んーむむ…アーチャーが残ってるけどレベル1だからなぁ…しっかたない、ギャンブルのお時間だよー!墓地のプランターの効果を発動!!デッキトップは何かなー!! …ま、また素早いアンコウ!?え、えっと、とりあえずプランターを特殊召喚!そしてアンコウの効果でマンタ2体を特殊召喚するよ!」
う、うっわぁ…今回何度目のアンコウ…?多分3積みしてるとはいえ、運命力高すぎないかなぁ…?
「ここからの勝ち方はぁ…これだね!《氷弾使いレイス》を召喚!」
ATK 800
紗里 手札 2→1
「ふぅ、これであの子を出せるね!レベル2のプランター、マンタ2体にレベル2のレイスとレベル1になったアーチャーをダブルチューニング!」
氷弾使いレイス レベル2 チューナー
フィッシュボーグ-アーチャー レベル1 チューナー
フィッシュボーグ-プランター レベル2
素早いマンタ レベル2×2
2+1+2+2+2=9
レベル9シンクロ
「黄金の鎧をその身に纏い、全てを打ち砕く機械の勇士!2つの調律の音を以てその力を発揮せん!!シンクロ召喚、ウチのもう1つの切り札!《水晶機巧-グリオンガンド》!!」
ATK 3000
「うっそ、グリオンガンド!?なんでなんでなんでぇ!?」
「水属性の大型シンクロなんだもーん!シンクロ召喚に成功したグリオンガンドの効果発動!シンクロ素材にした5体分のモンスター──場のグリーディー・ヴェノムとトリフィオヴェルトゥム、墓地のオフリス・スコーピオとサンデウ・キンジー2体を対象にして発動できる!」
「対象のモンスターを、除外するんだよねー…よく知ってるよー。これ、あんまりしたくなかったんだけどなぁ…」
『仕方ねぇだろ。オレもあんま乗り気じゃねぇが…このまま負けるくらいならやっとけ』
「……だよねぇ。チェーンしてリバースカード発動!《デストラクト・ポーション》!グリーディー・ヴェノムを破壊してその攻撃力分のライフを回復するよ!」
「えぇ!?」
私はしぶしぶグリーディー・ヴェノムを破壊して、ライフを回復した。この子、破壊したくなかったんだけどなぁ…
小春 LP 5900→9200
「うーん、場のグリーディーが離れちゃったな。けど他の4体は除外するよ!」
「…あーあ、この効果はもうちょっと隠しておきたかったなぁ…グリーディー・ヴェノムが破壊され墓地へ送られた時の効果発動!場のモンスターを、全て破壊する!カタストロフィック・ダウンフォール!!」
「うにゃぁぁぁ!?!?!?」
「そしてこの効果で破壊できた時、墓地のレベル8以上の闇属性モンスターを除外することでグリーディー・ヴェノムは蘇る!悪魔の太陽を喰らい蘇れ、グリーディー・ヴェノム!!」
「……そ、そりゃないよぉ……ターンエンド…」
紗里
モンスター なし
魔法・罠 なし
墓地 17
除外 3
手札 1
デッキ 25
LP 500
「それじゃ、私のターン、ドロー」
小春 手札 1→2
「これでトドメだー!グリーディー・ヴェノムでダイレクトアタックするよー!」
「うぅぅ、ウチの負けだよぉ…」
紗里 LP 500→-2800
ゲームエンド
WINNER 聖川 小春
❀
『決着〜!!勝者は聖川選手!とんでもない効果を持った大型融合モンスターで蹂躙してたねー。対する水原選手も、水属性・魚族を主軸にしたフルモンスターデッキを思いっきり回してたね。運命力の高さもあるけど、何よりカード同士のシナジーが強い良いデッキだったねー』
そう言うナユタプロ。けど私はそれ以上に気になっていたことがあった。
「…小春の使うあのカード、何か嫌な感じがするわ」
「嫌な感じ、ですか?」
「あー…それは俺も感じたな。なんつーのかね…汚染される、とまではいかないがどことなく空恐ろしい感じがするんだよな…」
「そーなの?よくわかんないよー」
グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン。スターヴ・ヴェノムの進化した姿。私のクリスタルウィングからは感じない、嫌な気配を感じるカード…星風くんがいたら、なんというのかしら。
『さて、そういえば聖川選手は何か話があるんだったよね?何かな?』
「あ、えーとですねー。次の準決勝、私の代わりに湊月っち…西条選手を出して欲しいなって!」
『……ソレは、うーん……ルール上、1度負けた選手を再び参加させるのはアウトなんだよねー。いくらエンタメを好む僕とはいえ、それは許容できな──』
「私は別に構わないけど?」
小春の提案を断ろうとしたナユタプロの言葉を遮ったのは、次の対戦相手である碧乃選手だった。
『ほぇ?いいの?君、1度勝った相手でしょ?』
「あんな手を抜かれたデュエルで、勝ったなんて思えないわよ。今度こそ、骨の髄まで叩きのめしてやるわよ。二度とあんな腑抜けたデュエルができないように、ね」
『う、うわぁお…凄みのある意気込み…そ、それなら特例で許可しようかなぁ……』
……碧乃選手の、鳥肌が立ちそうなほど恐ろしい声音での宣言に、ナユタプロも若干引き気味で応えていた。これ、本当に西条君は戦ってもいいのかしらね…?
「……やってやるさ。今度は、ちゃんとぶつかってやるよ」
…どうやら、こっちもやる気みたいね。
ちなみに、ワーム使いの人は語るまでもなく瞬殺されていたわ。可哀想と思ってしまうのも無理はないわ。彼も怯えていたもの。
けどこれで、準決勝の組み合わせも決まり。
準決勝第一戦 マリーさんvs輝琉さん
準決勝第二戦 西条君vs碧乃選手
これから、準決勝が始まる。
というわけで割と圧勝した小春さんでした。裏で手に入れていたThe SUNの使い道はもっぱら融合素材です()
先日の新規で捕食植物が大幅強化されましたね。自分は4箱開けてプレデターフュージョンのレリーフが2枚出ました。そしてサイコエンドがレアリティ3種揃いましたよ。どうしろと。
せリオンズは仮組みしましたが安定感高いですね。エクストラに依存しないのでそこそこ回しやすいです。
次のDBPのテーマではルーンが気になってます。戦うことのないLOテーマというのは珍しいですよね。ヘルテンペストでも入れてモンスター死滅させるのも面白そうですよね。
それではカード紹介。
「と、いうわけで今回もカード紹介を行います、星風濡羽です」
「今回は私、神名優姫もご一緒しています。星風さん、お久しぶりですね」
「そうですね、本当にお久しぶりです。今回はどのカードを紹介するんですか?」
「今回はこちら、《白闘気双頭神龍》です」
白闘気双頭神龍
シンクロ・効果モンスター
星10/水属性/魚族/攻3300/守3000
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):自分ターンにこのカードがS召喚に成功した時に発動できる。
自分フィールドに「神龍トークン」(魚族・水・星10・攻3300/守3000)1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):相手ターンに1度、自分フィールドにトークンがない場合に発動できる。
自分フィールドに「神龍トークン」1体を特殊召喚する。
(3):このカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に、自分フィールドに「神龍トークン」が存在していれば発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
※テキストは遊戯王wikiより引用
「シンクロチューナーを必要とする大型のシンクロモンスターですね。シンクロ召喚成功時にトークンを特殊召喚し、そのトークンとの相互作用で高い耐久性を誇ります」
「その高い攻撃力と守備力、効果による耐久性がありますが、逆に言えば耐久性に全振りの性能をしてますね。それに、本体が戦闘で破壊されてしまえばその耐性も発揮できなくなります。その辺は上手く立ち回る必要がある1枚になってますね」
「星風さんでしたら、このカードはどのように対処しますか?」
「僕だったら、ファストで攻撃力を0にするかヴァジュランダやズールで上を取って倒しますね。神名さんはどうしますか?」
「スキエルで吸収するか、出される前にエクゾディアを揃えますね」
「「……」」
((お互い、真っ当な対処法とそうでない対処法を挙げましたね…))