アイ潜IF外伝   作:四季の歓喜

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当初予定していたコナンクロス編ですが、書いてる内に『コレやるの、クリスマスじゃなくても良くね?』と言った感じの内容となってしまい、急遽変更して別の内容にしました。すいませんが『ルナちゃんinコナン編』は、また別の機会に持ち越しとさせて頂きます。



IF未来 戦力過多な森一派のクリスマス編 前編

 

 もしもセシリア・オルコットの母が、自身と夫の死後、娘のことを彼に託していたら…

 

『せめて関わるまい、関わらせまいと思っていたけど、惚れた弱味って奴かな。こんな手紙まで残して、直々に頼まれたとあっては断れないよ。さぁ、おいでお嬢さん、この僕が世界の楽しみ方ってものを教えてあげようじゃないか』

 

 もしもラウラ・ボーデヴィッヒが、織斑千冬と会う前に、彼と出会っていたら…

 

『生まれた理由と、生きる理由が同じである必要は無い。貴様はどうする、ラウラ・ボーデヴィッヒ。奴らの言う通り、欠陥兵器として朽ち果てるか。それとも人間として、死ぬまで生き続けるか。後者を選ぶのなら、今すぐにこの手を取れ。同類のよしみだ、絶対に後悔はさせん』

 

 もしもシャルロット・デュノアが母の死後、デュノア社に身柄を引き取られる直前、彼と出会っていたら…

 

『無法者の阿呆に世間一般の常識とか道理が通じると思ってんのか。言われた通りに力は示したんだ、約束通り会社ごと娘さんは貰うぜ、デュノア社長……なんでここまでするのかだって? あんたの娘には…シャルロットには、こんな鳥籠みたいな場所で飼い殺しにされるような人生は似合わないと思った。ただ、それだけだよ…』

 

 これは、そんなもしもの先に、彼らに訪れたであろう未来の話…

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

「さて紳士淑女の諸君、今日はお集まり頂き、まことに感謝しまっ」

「ご託は良いから早くしろい、阿呆」

「休日の、それもこんな微妙な時間に呼び出しやがって…」

「まだ飯食ってたのに…」

 

 十二月半ば、クリスマスまでもう少し。亡国機業フォレスト一派、IS学園潜入部隊の面々は、オランジュの招集により、近場の喫茶店へと集まっていた。しかし突然の呼び出しに応じる羽目になったせいか、参加者の機嫌はあまりよろしくない。

 セイス達を始めとする男性陣は帰りたそうな雰囲気を隠そうともせず、それは同じテーブルに着くお洒落な私服姿で決めてきた三人の少女達も同じである。

 

「私たちもそんなに暇ではないんですのよ。にも関わらず、わざわざ呼び出したのですから、もしも下らない内容でしたら怒りますわよ、オランジュさん?」

「心配御無用だ。それにどうせ、旦那は午後予定入ってるから遊びに行っても無駄足だぞ」

「あら残念ですわ、やはりおじ様も忙しいようで…って、なんで私の予定把握してるんですの!?」

 

 紅茶を優雅に飲みながらオランジュを睨み付ける、なんて器用な真似をしているのは、イギリス代表候補生にして名家オルコット家の現当主、IS学園一年生セシリア・オルコット。

 またの名を、亡国機業フォレスト一派『お嬢様 (レディ)』。

 

「まったく。こっちはこっちで忙しいというのに、何故貴様なんぞの為に時間を割かねばならんのだ…」

「まぁまぁセシリアにハーゼ、それに皆もそんなにかっかしないでさ。取り敢えず、オランジュの話だけでも聞こうよ」

 

 腕を組みながが椅子に深く座り込み、露骨に憤慨する銀髪の眼帯少女…元ドイツ軍特殊部隊出身、ラウラ・ボーデヴィッヒ改め亡国機業フォレスト一派『兎 (ハーゼ)』。

 そして、そんな彼女を宥めるセシリアとは違う金髪の、中性的な顔つきのもう一人の少女。フランス代表候補生にしてIS企業デュノア社のテストパイロット、IS学園一年生シャルロット・デュノア。またの名を、亡国機業フォレスト一派『自由 (リベルテ)』。

 学生として潜入するセシリアとシャルロット、そして彼女らを影でサポートするセイス達5人。この7人こそが、他の派閥からも一目置かれるフォレスト一派の若手筆頭組にして、IS学園潜入チームだ。因みに一年にも満たない僅かな期間で幾つもの功績を既に打ち立てているにも関わらず、エクスカリバー事件の後もセシリアとシャルロットが亡国機業の一員であることを、学園側は未だに察知していない。なので、この調子だと来年も引き続きIS学園での潜入任務を全うすることになりそうだ。

 

「とは言ってもな、この時期にこの面子ってことは、別に仕事の話って訳じゃ無いんだろ?」

「まぁな。だけど、一応ここに居る全員に関係することにして、興味のある話であることは違いない」

 

 その為、亡国機業の工作員としても、仮初とは言えIS学園の生徒としても、この時期は何かと忙しい。短い昼休みですら貴重だと言うのに、何をトチ狂ったのかこの阿呆はチームの全員を呼び出した。これで本当につまらない内容だったら、割とガチで殴ろうと全員が思っていたのだが…

 

「単刀直入に言おう。旦那の思いつきで今年のクリスマスパーティ、ゲームに勝てたら豪華な景品が貰えまーす」

「お、マジで?」

「マジマジ、因みにコレがその景品リスト」

 

 彼の口から出てきたのは、フォレスト一派恒例のクリスマスパーティについてだった。他の派閥よりも大規模で豪勢なことに定評のある忘年会も兼ねた大宴会を毎年、フォレスト一派のメンバー全員が楽しみにしていた。しれは、この潜入チームも例外では無い。その証拠に、オランジュが取り出した景品リストがテーブルに置かれた途端、全員が身を乗り出しそうな勢いで覗き込んできた。

 

「ちょいと今年は稼ぎまくったからな、そのご褒美も兼ねて奮発するって話だ」

「うわ凄ぇ、去年の比じゃないぞ、このラインナップ…」

「そりゃ良い、楽しみが増えたな」

「流石はおじ様、分かってらっしゃいますわ」

 

 歴代ゲーム機詰め合わせ、日帰り旅行券一年分、遊園地一日貸し切り権…リストに書かれた景品の量と、その豪華さに一気に場が盛り上がる。仕事の内容に対して給料が少ないと思ったことはあまりないが、やはりこう言った別口のご褒美は素直に嬉しいし、何だかんだ言って彼ら彼女らもまだまだ遊び盛りの若者達なのだ、こう言った話題には目が無いのだ。

 

「で、まさかそれを言う為だけに呼んだのか?」

「んな訳無いだろ。実はな、肝心のゲームの内容なんだけどな…」

 

 興味のある話題であることに違いは無かったが、流石にわざわざ呼び出す程のことでも無いだろうと思ったら、まだ何かあるらしい。しかし、クリスマスパーティに関する事なら、どうせ深刻とは縁遠い話だろうと全員がタカを括っていたら…

 

「兄貴と模擬戦」

 

 一瞬で全員の顔が絶望に染まった…

 

「……嘘だろ…」

「オワタ…」

「さらばクリスマスプレゼント、また来年…」

 

 幼い時からティーガー直々にシゴかれてきた男性陣は、早くも諦めモード。

 

「あ、遊びが過ぎますわよ、おじ様…」

「あの人が相手だと、戦車使っても勝てる気がしないからな…」

「虎さん怖い虎さん怖い虎さん怖い虎さん怖い虎さん怖い虎さん怖い虎さん怖い虎さん怖い…」

 

 彼等よりもやや遅めに経験したが故に、まだトラウマを完全には払拭できていない少女たちは顔面蒼白のまま身体を震わせていた。

 フォレスト一派の一員なら誰もが通る、ティーガー主導による特訓。その厳しさと理不尽さは、経験者に生存する為の力を身に着けさせると同時に、身体と心の隅に僅かに存在していた自信と慢心を根こそぎ粉々にしていく。それは、フォレスト一派のメンバーなら年齢性別問わず、淡々と行われる。故に、彼の名前と一緒に『組手』とか『模擬戦』と言った単語が添えられると、当時の地獄を思い出して彼女達のような状態になる者も少なく無い。むしろ、生身で正面から一対一で彼と戦うぐらいなら白旗持ってトリプルアクセルしながらワンと鳴く、と言う者が殆どだ。

 

「はっきり言って、兄貴にタイマンで勝てるような奴は今のフォレスト派には居ない。だからさっき、旦那に直訴してハンデ貰ってきた」

「ハンデ?」

 

 流石にフォレストも自分で提案した手前、この遊びのムリゲーっぷりを薄々感じていたようで、オランジュの要望にはあっさりと首を縦に振った。本音を言うとむしろゲームの内容自体を変えたかったが、厄介なことにこのゲームの内容自体はティーガー自身が望んだことだったのである。

 なんでも、フォレストが彼に欲しい物を訊ねてみたところ、返ってきた返事が『フォレスト一派メンバーと模擬戦』だったとか。互いに仕事の都合でメンバー全員が揃うことは滅多に無く、彼自身が気に掛けているセイス達すら実力を確認したくても出来ないのが現状。だから、願う事ならばそう言った機会を設けてくれると嬉しい、と。そう言われると日頃のこともあってか、フォレストも駄目とは言えなかった。

 しかし、豪華な景品を対価にしたとは言え、何が悲しくてパーティの余興で勝てないと分かっている相手と戦ってボコボコにされなければならないのだ。このままでは全員、精肉工場で加工される運命を受け入れた家畜の如く、超消極的なテンションでティーガーと戦うことになるだろう。そんな状態の彼らを相手にするのは、ティーガーとて望んでいない筈。

 対価は既に用意した、あと必要なのは『ティーガーに勝てるかもしれない』と言う希望、つまりハンデ。とは言えあくまでコレはパーティの余興、行き過ぎれば笑い事で済まなくなるのは必須。あぁでも無い、こうでも無いと師弟揃って頭を悩ませること約30分、妥協に妥協を重ねて出された結論はと言うと…

 

「俺達は小道具あり、更に1チーム十人までなら協力オッケー、って話になった」

「つまり兄貴一人に対して…」

「こっちは十人掛かり…」

 

 確かに、一人でやるよりはずっとマシだ。そもそも仕事の時ですら、一つの目的に対して十人も揃って何かをするなんてことは滅多に無いので、むしろ過剰戦力も良い所だ。

 

「あと三人は?」

「いつものスコールズトリオで良いだろ」

「エムとレインさん、それにフォルテさんだね?」

「だとしても無理な気がしますわ…」

 

 ただし、それはティーガーとやり合うなんて無理難題でなければの話である。武器も多少は使って良いとのことだが、正面から彼相手にどこまで通用するのやら。

 

「なぁハーゼ、兄貴の弱点とか知らね?」

「兄様に弱点など無い。と言うか、兄様との付き合いはセイス達の方が長いじゃないか、何か知らないのか?」

「ギャグセンスの無さと、辛い物が好きじゃないってことぐらいしか心当たりが無い。しかも辛い物に関しては好きじゃないだけで、苦手ってレベルですら無いし」

「そうか……確かに、そうだな…」

((((それと、本人は頑なに認めないけど、妹 (ハーゼ)のこと大好き))))

 

 その後も、ティーガーの弱点を探そうと頭を捻るが、全員ともセイスの言った内容以外に心当たりは無かった。因みに、ラウラがティーガーを兄として見ているのと同じように、ティーガーもラウラのことを妹として扱っており、尚且つ決して表には出さないが溺愛していることは、ラウラ以外のフォレスト一派全員が知っている。本人の前でその事を指摘すると、色々な意味で大変なことになるので、誰も口には出さないが…

 

「逆に好きなもので釣るか?」

「兄貴の好きなものってことは、甘い物で?」

「いやいや子供じゃあるまいし、無理だろ」

 

 やけくそ気味に出てきたバンビーノの案に、当然ながらセイス達は難色を示す。言いだしっぺも冗談半分で言ったので、あまり反論はしなかった。しかし…

 

「……いえ、意外と行けるかもしれませんわ…」

「え?」

 

 なんと、セシリアがバンビーノの案に賛同したのである。彼女の意外な反応に全員が戸惑うが、それに構わず彼女は続けた。

 

「確かにティーガーさんの実力は驚異的ですが、此方にはセイスさんを始めとする現場組に加え、エムさん達モノクロームアバターの三人、更には私達もいます。あの人の集中力を乱すことさえ出来れば、一矢報いることも可能では?」

「確かに言われてみれば…」

「そんな気がしなくも無い…」

 

 初回のトラウマ…もとい特訓から時は経ち、全員様々な経験をつんでそれなりに当時よりも遥かに実力は付いたと自負している。今のラウラは本気のマドカとサシのIS戦で互角に渡り合えるだけの力は持っているし、セシリアとシャルロットの実力もそんな彼女達に決して引けを取らない。そして生身ならそんな彼女達を一蹴できるセイス達も、言うまでも無く相応の実力者。

 未だにあのティーガーと自分達が戦うところを想像して、勝てる姿は微塵も思い浮かべることが出来ないが、確かにこの面子と人数、更にはティーガーの集中力を乱す何かがあれば、ひょっとすると…

 

「とは言え相手はあの兄貴だぞ。せめて、もうひと押し何かが欲しいところだな」

 

 そう、せめてもう一つ、確実にティーガーに隙を作らせる何かが欲しい。ティーガーが甘い物と同じ位、もしくはそれ以上に大好きなモノ。それを思い浮かべた結果、7人中6人の視線が一か所に集まった。

 

「ふむ、兄様の好きなものか…」

 

 6人分の視線の先には、此方の様子に気付かず未だ一人で悩み続ける銀髪の眼帯娘。

 

「一応訊くが、異論ある?」

「「「「「ない(ですわ)」」」」」

「むお、なんだなんだ、兄様の好きなモノが分かったのか?」

 

 周りの雰囲気について行けず、一人狼狽えるラウラの様子に全員が苦笑いを浮かべた。念入りに稽古をつけたり、口下手で不器用ながらもラウラと会話する時だけやたら口数が多かったりと、こうも露骨なまでに他の者と扱いに差があると言うのに、彼女も、彼女を特別扱いしているティーガー自身も、その事に気付いていないのがある意味不思議でしょうがない。

 そんな時、ふとシャルロットはある事に気付いた。

 

「今更だけどハーゼ、またティーガーさんの呼び方変えた?」

「そう言えば、確か昨日までは『兄さん』って呼んでなかったか?」

「う、うむ、色々な呼び方を試しているんだが、どうも反応がいまいちなんだ。私にとってあの人は、血縁的にも兄妹みたいなものだから兄と呼びたいのだがな…」

 

 『越界の瞳』の一件で失敗作の烙印を押され、失意のどん底に叩き落とされたラウラ。既に抗う気力は失われ、ただ上層部からの処分を待つ日々を送っていたところに現れ、彼女に救いの手を差し伸べたのがティーガーだった。最初は突然現れ、いきなり手を取れと言う彼に戸惑うしかなかった。けれど、ティーガーが自分と同じ遺伝子強化素体であること、更には自分と同じく軍に捨てられた身であったこと。何より差し出された手と、『絶対に後悔させない』、その言葉に籠められた静かな熱が、ラウラの手を無意識に動かしていた。

 そして、そのまま亡国機業に身を置き、彼の指導と組織の協力の元、瞳による負荷を克服。組織で過ごす内にドイツ軍時代の全盛期を遥かに上回るだけの実力も身に着け、あの頃は自分には不要と思っていた友人というものも多くできた。今の自分は、間違いなく幸せだと断言できる。故に、彼には感謝しても感謝しきれない恩を感じずにはいられなかった。

 

「因みに、今までどんなの試した?」

「『兄さん』の前は『兄上』、その前は『兄者』、更にその前は皆の真似をして『兄貴』、他には『ブルーダー』、『にーに』、『おにぃ』、『教官』、『ティー兄ぃ』、『虎さん』、それから…」

「分かった、もう良い…」

「特に後半、誰だハーゼに変なもの吹き込んだ奴は……おいシャルロット、今なんで目を逸らした…?」

「な、何のことかなー?」

 

 セイス達にジト目で睨まれ、シャルロットが気まずそうに目を逸らした、その時だった。唐突に、とてつもなく悪い企みを思いついていそうな笑い声が上がった。全員が声の方に視線を向けると、笑い声を上げていたのはオランジュだった。

 

「どうしましたのオランジュさん、もしかして、何か思いついたのですか?」

「おうよ、兄貴に対する最強にして最大の嫌がらせを考えてやったぜ、いひひッ…」

 

 今年一番の、それはもう悪そうな笑みを浮かべていたオランジュ。これには流石に、彼と長い付き合いである男性陣だけでなく、女性陣も嫌な予感を感じずにはいられなかった。

 

 





○レディ(セシリア)
 両親の死後、『自分達に何かあったら、この男を頼りなさい』という内容の遺書と、本人宛にしたためられた手紙を持ってフォレストの元を訪れたのが全ての始まり。
 フォレスト一派の愉快な仲間達に囲まれている内に男嫌いはすっかりなくなり、特に森の旦那には彼こそ本当の父親とでも言わんばかりに懐いており、それ故にオランジュに嫉妬することもしばしば。
 オルコット家のセシリアとしての表、亡国機業のレディとしての裏、二つの顔を上手く使い分けながら現在もIS学園で潜入任務続行中。原作通り一夏と同じクラスだが、クラスメイト兼ターゲット以上の感情は抱いていない。
 因みに、彼女はフォレスト以外の親しい人には本名で、フォレスト本人には『お嬢さん(レディ)』と呼ばれたい。

○ハーゼ(ラウラ)
 織斑千冬と出会う前に、虎兄貴にドイツ軍から連れ出され亡国入り。技術部の協力で越界の瞳を克服し、虎兄貴の指導でメキメキと実力を伸ばした結果、生身ではセイス達、ISの腕はマドカに匹敵する実力の持ち主となった。ティーガーを兄として慕っており、本人も無意識の内にラウラに対して非常に甘くなっている。また、祖国に対する忠誠は、『ラウラ』と言う過去の名前と一緒に捨てた。
 身元の事情故に即行で身バレする可能性と本人の意志により、潜入任務はセシリア達とは違いサポート組。学園を襲撃する際は、フォレスト一派がドイツ軍に対する嫌がらせ目的で強奪したレーゲンでマドカと共に出撃することも多く、その度に一夏達は地獄を見せられる。
 意外と天然で素直な性格をしているせいか、男女問わず誰とでも仲良くでき、セイス達だけでなく、マドカとすら友人関係を築き上げている。

○リベルテ(シャルロット)
 母の死後、阿呆と出逢っていた。それから暫く、原作通り父親に引き取られ、デュノア社でテストパイロットをやらされていたが、いつの間にか阿呆がデュノア社を乗っ取っていた。本当はかつてのように表社会で穏やかに生きる道が用意されていたのだが、自分を助けてくれたオランジュに恩返しをする為、そのまま自らの意思で組織に入った。
 セシリアと同じく、フォレスト一派の影響で実力は原作よりも上がっており、一夏に対して好意はそこまで抱いておらず、デュノア社の令嬢兼テストパイロットとして現在も潜入任務続行中。
 『リベルテ』の名はあくまでコードネームなので、なるべく普段は本名で呼んで欲しいとのこと。特に最近は、オランジュに『シャル』の愛称で呼ばれると凄く喜ぶ。
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