ほんとにいいね?
雨を止める新人刑事
…また雨だ
…ここ何日続いてるだろう?
…まぁここではいつもの事だ。
?「魔理くん。魔理くん!」
魔理「…ッ!霖さん…どうしたんですか。」
霖さん「どうしたもこうしたもあるか!またサボりやがって!」
魔理「だって仕方ないでしょう?特にといって事件なんて起きてないんですから。」
霖さん「パトロールぐらいしたらどうだ。それに今日は署に新しく来る子がいるんだぞ、出迎えてやれ。」
…チッなんで私なんだよ畜生
霖さん「こいつはこの幻想都の霧雨区の警察署で勤務している、雨城 魔理(あまぎ まり) 日々窓際で雨が降るのを眺めている、いわゆるサボり魔だ。」
魔理「サボってねぇよ」
霖さん「静かにしてろ!そして私がこの警察署の署長をしている、森 霖戸(もり りんと)だ!よろしく頼むぞ!君も自己紹介してくれるかな?」
?「魔理…?その名前どこかで…」
霖戸「どうした?」
?「ひゃい!?じ、自己紹介ですね!?
霧雨駅前の交番から来ました!霊場 冷霧(たまば れいむ)です!」
霖戸「元気があってよろしい!」
…彼女はいつ気づくだろうか、元気だけではどうにもならないということに。そんなことを考えていると彼女の方から話しかけてきた。
冷霧「あの…もしかして、霧雨小学校にいました?」
…何故だろう。嫌な予感がする。予感がしながらも私は頷いた…いや頷いてしまった
冷霧「やっぱり!久しぶりまりちゃん!」
あぁ、その呼び方をしたのは今までに一人しかいない。こんな偶然あるだろうか。おそらく会いたくない過去の人物トップテンには入るものが同じところで働くなんて。
冷霧「まりちゃん雰囲気変わったねー。昔はもっと活発だったのに。」
魔理「職場でまりちゃん呼びはやめてくれないか冷霧。」
冷霧「あっ、ごめんなさい。」
まるで成長していないなこいつは。育ったのは体だけか?
…正直こいつのことは嫌いじゃない。ただ今の自分をこいつには見て欲しくなかった。変わり果てた自分を。
冷霧「じゃあこれから魔理先輩って呼ばせてもらいます!」
魔理「あぁ、なんでもいいよ」
そんなかたちで迎え入れたあと、私はまた窓の外を見た。雨は止みそこには霧がかかっていた。
確かに幻想都は大きい都市だ。しかしそこの霧雨区は山の中にある田舎であり(田舎といってもその辺のところよりはでかいが)、山の中にあるせいなのかずっと雨が振り続けるという変わった特徴のあるところだ。しかもただの雨じゃない、霧のような細かい雨が常に降っている。たまに雨が止んでも結局霧がかかって何も見えない、そんなところだ。そのせいで観光客なんか来やしない。
ただ、そんな所でもいいところはある。事件が起きない。見えにくいなら狙いやすいと思う人も多いと思うが皆それを警戒してるせいかあっても未遂である。まぁそのせいでやることがなくて暇なんだが。
冷霧「魔理先輩、なにか仕事しないんですか?」
魔理「しないんじゃなくてやることがないんだよ」
冷霧「パトロールでもしましょうよ」
魔理「どうせこの町はなんも起きないんだよ」
冷霧「分からないじゃないですか!今までなくても今日起きるかもしれないんですよ!」
魔理「…ったく。そもそも刑事課の私らはそんなことしないっての。」
冷霧「え!?そうなんですか!?」
何を学んできたんだこいつは…
霖戸「いや、別にいいぞ」
…は?
霖戸「何もやらないよりかはマシだからな!」
なんなんだこいつは…
冷霧「ですって!行きましょう!」
さすがに2人から見つめられて断る気にはなれなかった。
しかしこの時にこの判断をしたのは良かったのかもしれない。
この時
ここまで見た人はおそらく訓練された人々なんでしょう。
そんなあなたにオプーナを買うけんr(殴)
次回から事件が起きる予定です
(見てくれてる人がいるかどうか分かりませんが)なにもわからないのでアドバイス等よろしくお願いしますm(_ _)m