BLEACH 〜Higher Than That Moon〜 作:虹捜索隊
九代目剣八や元エスパーダとの戦闘
は
正しくは、八代目
でした。
申し訳ありませんでした、訂正いたします。
またご指摘いただきありがとうございました。
第1話 The Mad Dust Rebellion
すっかりと日が落ち一部屋だけぽつりと明かりが灯る隊長執務室で、十三番隊隊長朽木ルキアは隊長印を押し終えた書類を手に取り整える。
「今日も遅くなってしまったな。恋次はもう帰っているだろうか?」
「苺花も寂しがっていなければいいが、、、。」
ルキアの夫、阿散井恋次は六番隊副隊長、自身の義兄であり六番隊隊長の朽木白哉を支える六番隊のナンバー2だった。
隊長格夫婦である阿散井夫妻は帰宅が遅くなることも少なくなく、遅くなる際は娘の苺花を朽木家の侍女、ちよに任せていた。
「明日は苺花の誕生日だと言うのに、、、。」
この忙しさの理由はつい先日、護廷十三隊総隊長の京楽春水がしたある提案によるものだった。
〜1週間前〜
「あ、ルキアちゃ〜ん!」
一番隊隊舎廊下で呼び止められたルキアは声のする方に振り返る。
「総隊長殿!」
総隊長と呼ばれる無精髭に眼帯、そして女物の花柄の羽織、長い髪を
「殿はいらないよ。こっちもかしこまっちゃうからねぇ。」
「は、はぁ。すみません。」
「それでね、ルキアちゃんにお願いしたいことがあってさ。」
「なんでしょう?」
「今まで現世の有事は十三番隊隊士と死神代行で対応してただろう?」
そして自分。
言いたくはないが、自分を含め歴代
「空座町は重霊地だし、色々と事件が多いいところだし人数とある程度の戦力は必要だ。」
重霊地とは平たく言えば霊的なものが多く集まる場所のことだ。
空座町での藍染との決戦
八代目剣八や元エスパーダとの戦闘
そして四大貴族
ルキアはかつて空座町で起きた戦闘を思い起こしていた。
「それで、十三番隊の直轄で現世部隊を作ろうかと思ってるんだ。」
「な、なぜ十三番隊が、、、?」
「浮竹は死神代行のことを誰よりも気にしていたからね。浮竹の意志を継ぐルキアちゃんが適任じゃないかなと思ってね。」
「まぁ一護くんたちと一番仲がいいのもルキアちゃんだしね!」
「それでルキアちゃんにお願いできないかな、と思って。」
浮竹の意志を継ぐという言葉がルキアは嬉しくて誇らしくてたまらなかった。
「は、はい!是非やらせてください!」
隊長に就任してまだ経験の浅いルキアは、隊長としての初の大仕事に胸を躍らせていた。
と、快諾はしたものの、やはり前例のないことをするには多大な労力が必要となった。
各隊長からの部隊長推薦書や現世の虚による被害データなど揃えなければならない書類は山のようにある。
「推薦書は隊長7人からか、、、、。」
一通は僕が書くからさ!
ルキアは京楽の言葉を思い出していた。
「兄様、平子隊長、鳳橋隊長、六車隊長、矢胴丸隊長は推薦書を作ってくださるとは言っていたが、、、」
「あと1人か、、、。」
「日番谷隊長ならきっと引き受けてくれるはず、、」
「それか更木隊長に現世部隊も隊対抗剣術大会に参加するようになる、と言えばきっと、、!」
「ふぅ、、、。」
ついため息が漏れる。
「俺ならいいぞ。」
「うわぁぁぁぁぁ!ひ、日番谷隊長!?」
日番谷は腕組みをし、隊長執務室入口にもたれかかっていた。
「すまん、戸が開いていたからな。」
「黒崎の現世部隊の件だろ?引き受けよう。」
日番谷はルキアの事務机に近づく。
「
「あ、ありがとうございます!!」
ルキアは深々と頭を下げた。
「日番谷隊長はどうしてこちらへ?」
「それも草冠の件と少し関係があるんだが、、、。」
「今年は王印移遷の年だ。この間は十番隊が、いや、俺が失敗させたからそれを取り戻そうとな。」
王印は10年に一度保管場所を移遷することとなっていた。
前回は日番谷率いる十番隊が警備を担当していたのだが、そこを草冠に襲われ王印を奪われたのだった。
「では今回も十番隊が警備をされるのですね!」
「いや、四十六室の許可は下りなかった。」
「だが京楽が掛け合ってくれたおかげで、2つの隊が主に警備をし、その補助という形で十番隊も就くことになった。」
「俺のせいでこんなことになったからな。警備に当たってくれる隊を探してるんだ。」
「朽木は忙しそうだな。」
「申し訳ありません、、!」
ルキアは深々と頭を下げた。
「いや、いいんだ。朽木に頼んでみる。」
「日番谷隊長、、それはそろそろややこしいのでは、、、?」
日番谷は誰に頼もうかと考えにふけり始める。
「後一人は、、、、」
〜王印移遷警備本部〜
「ほんでなんでおれらなんや!」
「隊長!駄々こねないでください!」
五番隊副隊長の雛森桃は金髪おかっぱ頭の隊長、
「なんやと桃!お前が幼馴染のなんやらで依頼受けたんやろ!?」
「幼馴染なのは今回は関係ありません!!」
「しろちゃん、いや、日番谷隊長は」
「いや、しろちゃん言うてるやん。思いっきし幼馴染のよしみやん。」
「なぁ白哉坊!?」
同じ警備部隊となった六番隊隊長、朽木白哉に賛同してくれと言わんばかりに話を振るが、、、
「貴様にそう呼ばれる筋合いはない。」
「なんでや!夜一やったらええんか!お前実は夜一嫌いやないやろ!?」
「それにお前こそ《貴様》て、俺大先輩やぞ!?」
「隊長、もうよしてください!」
両手で変顔を作り白哉を威嚇する平子を雛森が必死に制止していた。
「てかお前いつまで恋次手放さへんねん!普通に考えたらあいつ隊長やろ!俺引退させろや!」
面倒くさいと思ったのか白哉はそそくさとその場を後にする。
「もう!朽木隊長怒っちゃったじゃないですか!」
雛森は呆れたように平子を責めている。
「へーい、すまへーん。」
またもや平子は変顔をしていた。
「隊長!!!」
そんなやりとりをしていると十番隊の松本乱菊が平子の元を訪れる。
「平子隊長、雛森!」
「乱菊さん!!」
「おう、松本!どしたんや?俺に会いに来たんか〜?」
「配置完了しました。」
「華麗にスルーしよったで。」
無視された平子は雛森の方に向き直り助けを求めるが、
「しろちゃ、日番谷隊長は?」
「すごく気合入ってるわよ〜!」
「うちとしても今回はきちんとやり遂げたいしね!」
雛森にも完全に無視され平子は空気と化していた。
「おれ、大先輩で隊長のはずなんやけどな、、、。」
そして警備が始まり3時間が経とうとしていた。
「順調ですね。」
平子は呑気に小指で鼻くそをほじっていた。
「普通はなんも起こりよらんねん。」
「なんやあの草冠とかいうのんが、、」
「!!」
能天気に喋っていた平子だが、不穏な霊圧を捉え目の色を変える。
「なんやこの霊圧、、、?」
次の瞬間、遥か彼方から一閃の光が走る。
「うそ、、、やろ、、?」
何が起こったか理解できてはいなかったが、王印を運ぶ神輿が無残にも燃え上がっていることだけは認識できた。
そして上方に目をやると、燃え上がる神輿の上に死覇装で虚化のような仮面をつけた者が佇んでいた。
その仮面は左右対称に6本の黒い線とも、穴ともとれるような横線が伸びていた。
「お前誰や!」
「平子!」
一瞬で日番谷が駆けつける。
「こいつが神輿やりよったんか!?」
平子は既に斬魄刀を抜いていた。
「此奴は一体、、、?」
白哉も一歩遅れて平子たちの元へ来る。
日番谷はその姿に目を疑う。
見たことのある仮面と状況。
「お前、その姿、、、。」
うそだ。
あいつはおれの目の前で消滅したはずだ。
「そう。私は、、」
「草冠宗次郎」
「久しぶりだな、日番谷。」
To be continued....
死神図鑑ゴ〜ジャス
「今日はこの私朽木ルキアが現世担当を紹介するぞ!」
「まずはこの私、十三番隊隊長朽木ルキア!」
「そして朽木女史が霊力療養に入ってから藍染投獄までがこの私、現十三番隊第五席車谷善之助だ!」
\よっ、イモヤマさん/
「誰だ今煽ったのは!?わかった!黒崎一護だな!?」
「そして滅却師との戦争前くらいからが私たち、斑目志乃と、、、」
「行木竜之介です!」
\お早う!土鯰!/
「黒崎一護!私をイジるのはやめろ!!」
\え?アフさんじゃないの?/
「黒崎!お前達、夫婦でまともに覚えてないのか!?」
「以上が現世担当だ!それではまた次回に!!」
「おい!待てこの私で笑いを取る感じで終わるな!」
「さよ〜なら〜」
〜収録後楽屋〜
「おれも現世担当(鏡野市)だったんだけどなぁ、、、」
「あーーーーーーーーー!」
〜fin〜