BLEACH 〜Higher Than That Moon〜   作:虹捜索隊

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うとうとしながら上げたので間違えてたらすみません。


第6話 Bloom of Deathberry

 

 

「卍解、一火(いちび)壱水(いっすい)一火水成(いっかすいせい)!」

 

 

 

 

~浦原商店地下~

 

 

 

「え!?これが本当の卍解じゃない!?」

 

「そのとおり。おんしの卍解は本当の名前ではない。親子揃って本当の名を教えてもらえんとは。」

 

 

「しかしおんしは父親(恋次)とは、ちと違っておる。」

 

「名前を教えてもらえんわけではなく、おんしが斬魄刀の力を見誤っておるから名前が違うんじゃ。」

 

「だがこれが功を奏してか、面白いことになる可能性がある。」

 

 

「さて、これからおんしには特別授業。霊王宮に来てもらう。」

 

「あそこに行くのか・・・、苺花、頑張るのだぞ・・・」

 

「父ちゃんも母ちゃんもあそこで生き残ってきたんだ。大丈夫だ・・・多分。」

 

「嫌だー-!行きたくな……

 

 

 

▽▽▽

 

▽▽

 

 

 

 

「私の力は“水”と“火”。」

 

 

――本当にそう?

 

~~おいおい、拗ねんなよ!

 

 

「何?そうじゃないっていうの?」

 

 

~~まぁ、合ってると言えば合ってるし

 

――合っていないと言えば合っていない

 

 

~~俺は別にいいんだけどよ、こいつがなァ

 

――苺花、あなたは私の力を見誤っている

 

 

――だからこそ、二振りで一つと成る私達の本当の力が出せていない

 

~~まぁ、そりゃ確かにそうだ

 

 

 

~~始解はそこまで深い力じゃねぇからよかったけどな

 

~~卍解は違う、俺たちの本質を理解しなきゃいけねぇ

 

――苺花、この力は貴女のどういう想いから生まれていると思う?

 

「火は父上・・・水は・・・母上?」

 

 

~~そうそう、惜しいんだけどなァ

 

――貴女の両親への印象が貴女の力の源になっている

 

~~熱く、力強い“火”のような父親

 

――冷静で、それでいて固い意志を持つ“氷”のような母親

 

 

~~いや、難しいんだぜ?この能力は結果を見ればお前の印象で当たり前なんだ

 

――始解では一振りが“火”、もう一振りが“水”

 

 

~~けどそれはな、“結果そうなってる”だけなんだ

 

 

「本当の私の力は“火”と“氷”・・・?」

 

――そのとおり

 

~~解放したときに、俺の炎にあてられて氷が溶け、水として出力される

 

 

~~結果は変わらねぇが、その根源を知ってるのと知らないのとじゃ

 

――大違い、というわけです

 

 

――貴女の中にはいつも、“父”“母”“貴女”の3人がいた

 

~~お前達は別々じゃねぇ、家族、一つなんだ

 

 

――そして、貴女の中に()()()()が入ればきっと・・・

 

~~だからよ、今のお前の卍解はお前の中の“一つ”しか出力できてねぇんだ

 

――理解はできた?

 

 

 

 

 

〜霊王宮〜

 

「こいつは面白いNe!」

 

「全くだヨ。私のように改造ではなく、元来複数の種類を持つ卍解。」

 

「総隊長殿に解剖研究の進言をしてみるとするヨ。」

 

 兵主部は鼻息荒く興奮しているマユリを嗜めた。

「やめておけ、少なくとも隊長()人を敵に回すことになるぞ。」

 

 

 

「目覚めたか?苺花。」

 

「はい・・・!」

 

 

一火(いちび)壱水(いっすい)一火水成(いっかすいせい)、これは本物でないが故に、本当の名を知ればおんしの卍解には複数の種類ができることになる。」

 

「そう!つまりは複数の卍解ということだヨ!なんとも素晴らしい!君と君の斬魄刀を直ぐにでも研究したいところだが、、、」

 

「今はやめておくことにするヨ。」

 

「流石に隊長格3人を相手にするのは骨が折れる。」

 

マユリがやれやれと苺花から離れていくと、その先には複数の人影があった。

 

「父上!母上!白哉叔父様!……と平子隊長。」

 

「……と平子隊長って何やねん!!

 

「ほんでマユリお前ぇ!俺も隊長格カウントせぇや!俺かてなぁ、苺花は自分ところの隊士やぞ!?体張ってお前の研究止めるっちゅうねん!!ボケェ!!」

平子は他3人を差し置いて、長尺で喋り続けている。

 

「おやおや、平子隊長殿も数に入れた上での発言だヨ?その上で骨が折れるのは3人と言ったまでだが?」

 

鮮やかな皮肉に、平子は頭の血管を浮かび上がらせながら斬魄刀に手をかけた。

「よっしゃ逆撫……奇跡の時間や……!あの妖怪顔面蒼白の知能指数と俺へのリスペクト度を逆にせぇ……!一生研究ができひんよえになぁ!」

 

「平子隊長落ち着いてくださいよ。」

恋次が冷めた顔で平子を嗜める。

 

「うっさいねん阿散井!おれ先輩や言うて……」

 

「もういいか?平子や。」

 

「なんやねん兵主部のおっさん。あんたが今から話しづらいこと喋りそうな雰囲気やから面白おかしくわちゃわちゃしたったっちゅうのに。」

 

「言いづらいこと……そうだな。」

 

「おそらく苺花は次の戦闘で大きな戦力となる。最前線での戦闘も考えておけ。恋次、ルキア。」

 

「それはどういう意味でしょうか……?」

ルキアの顔は娘を心配する母の顔になっていた。

 

「まず苺花の卍解は攻撃力に特化しておる。しかもさっき言ったように卍解には何種類かある。」

 

「さらに特徴的なのが、苺花の卍解は………」

 

 

▽▽▽▽▽

▽▽▽

 

 

「卍解、一火(いちび)壱水(いっすい)一火水成(いっかすいせい)!」

 

苺花の斬魄刀に変化はなく、彼女自身の姿形にも変化は全くみられない。

 

彼女は両手で二振りの斬魄刀を胸の前で重ねて突き出すと、その先に空気中の水分が集まり始める。

 

数センチメートル程の小さな水の小球は一気に氷へと凝固すると、鋒付近から勢いよく射出された。

 

その氷の小球は火花の様なものを線状に発しながら猛スピードでジェラルドの右腕へと迫っていく。

 

着弾すると氷塊は右腕にめり込んだ。

 

「当たった!」

 

大前田が声を上げるが何も起こらない。

 

…と思った矢先、一瞬の間、約1秒程経ってジェラルドの右腕は大爆発を起こす。

 

飛び散る肉塊や血飛沫。

大きく爆発したことで、血は高く舞い上げられ雨の様に降り注いだ。

 

血煙が晴れると、ジェラルドの右腕は跡形もなく消し飛んでいた。

それどころか肘付近を中心として、肩や脇腹、手先までキレイに吹き飛んでいた。

 

「すげぇ!!!」

大前田は思わず歓声を上げた。

 

「なんて威力だ……」

砕蜂は目を見開き、その威力に驚愕するばかりだった。

万全の状態で撃ったとしても、恐らく自身の卍解は苺花のものには敵わない……

 

そう思わされる程の威力だった。

 

苺花はまた霊圧を急激に上げている。

 

 

――特徴的なのが、苺花の卍解は……

 

()()()()いくよ!」

 

ニ火(にか)弍水(にすい)一炎沝成(いちえんすいせい)

 

 

To be continued.....,

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