BLEACH 〜Higher Than That Moon〜 作:虹捜索隊
指摘していただきありがとうございました。
「堕ちろ!
「
先手必勝。苺花が先手を打つ。
「父上直伝、
炎の球がシュリーカーに勢いよく直撃するが全く効いていない。
「花火か?」
「むーーー!なら、、母上直伝、初の舞・
蒼い円がシュリーカー真下の地面に浮かびそこから逆さになった滝の様に水が天まで伸びる。
「涼しいぜぇ。シャワーみてぇで人間の頃を思い出すなぁ。」
「で?終わりか?お嬢ちゃん。」
シュリーカーの口元には炎が揺らめいている。
「僕がいるぞ!」
一勇は瞬歩で2人の間に入り斬魄刀を解放させる。
一護の卍解を思わせる同じ形ではあるが、その色は対照の白であった。
「
一勇は左手で刀身に触れ鬼道を発動させた。
「破道の一、
すると一勇の融月が光を放つ。
そして一勇は中段に構え、相手の出方を窺っている。
「来ないならこっちから行くぜ!」
シュリーカーは鋭い爪で一勇に襲いかかる。
バチッ
爪が融月に触れると衝撃によりシュリーカーの手は弾き飛ばされる。
「なるほど、、鬼道の力を斬魄刀に付与できるのか。」
「厄介だが、、、、触れなければいいこと。」
シュリーカーは手を前へ出すと霊子で弓を構築する。
「まだ慣れてないが、、、、これならそれに触れずにいけるぜ。」
シュリーカーは引き絞った渾身の矢を放つ。
「縛道の三十九、
一勇の前に立ち込める白煙。
そこには2人の姿があった。
「おじいちゃん!夏梨お姉ちゃんも!」
一心が斬魄刀を抜いて立ち、その後ろに夏梨も控えていた。
「待たせたな一勇。」
一心はシュリーカーの手にある弓を見て夏梨に声をかける。
「夏梨、虚の力だ。」
「はいよ!」
夏梨は斬魄刀を解放させる。
「
そして夏梨は手で顔を当てがい虚化する。
「いくぞ親父!
虚化したまま両手で斬魄刀を持ち一心の方へ向けると、切っ先から虚の付与球を出す。
その付与球が一心に当たると、一心の霊圧が変化し虚の仮面が出現する。
「行くぜ!!」
一心は高く跳躍し、シュリーカーに斬りかかる。
「月牙天衝!」
虚の力が付与された黒い月牙天衝はシュリーカーに命中する。
虚の力、と聞いていたシュリーカーは大したダメージはないと踏み、あまり防御に力を入れていなかった。
が、ダメージ量はその予想を裏切ることとなる。
「なぜ、、、?虚の力で効くわけ、、、、」
「お前今の霊圧が滅却師寄りになってるの気づいてなかったのか?」
「それがどうした!?おれのベースは虚だぞ、、、?」
「お前何も知らずに仙波の野郎から能力を貰ってたんだな。」
「なに?」
「悪いな。話し合ってるヒマはねぇんだ。」
「月牙天衝!!」
もう一太刀。
シュリーカーに正面から命中した。
「クソっ、、、クソっ!!!」
シュリーカーには袈裟斬りの形に斬傷が付いているものの、致命傷とまでは至っていなかった。
「直前で霊圧を虚か破面にしやがったか。」
「クソっ!たかが死神風情が!!!」
苛立つシュリーカーの口元には高濃度の霊圧を放つ火球が形作られていた。
「焼け死ね!!」
「
巨大な火球が一心たちに向け放たれる。
「地獄の炎を纏った
一心は咄嗟に防御の縛道を発動させた。
「縛道の八十、断空!」
一心は断空を突き破ると判断し、夏梨を手で突き飛ばし回避させる。
大爆発が一心を包み込んだ。
「親父!」
「おじいちゃん!」
20秒程経ち黒煙が晴れると、一心は焼け焦げ片膝をついていた。
「
「終わりだ!」
シュリーカーはもう一度大技を放とうと霊圧を上げている。
「全く、体の衰えとは怖いものだネ。志波一心。」
「マユリ様!」
ネムは創造主である父の救援に声を上げる。
「浦原喜助、君は志波一心達を連れ帰って駄菓子でも食べているといいヨ。」
浦原は一心に肩を貸し立ち上がる手助けをしていた。
「私はサンプル採取に移るとするヨ。」
「搔き毟れ、疋殺地蔵。」
その金色の斬魄刀には顔がついており、その口からは紫色の毒々しい霧が放出されている。
「さぁ、抵抗しないでくれヨ。出来るだけ傷はつけたくないのでネ。」
爪で切りかかってきたシュリーカーの右腕をカウンターの要領で斬り、瞬歩で背後へ移動し左腕も斬る。
「残念、浅かったなぁ。」
シュリーカーはどちらも寸前のところで半歩身を引き致命傷を避けていた。
「いや、充分だヨ。」
マユリの余裕にシュリーカーは違和感を抱くが、その答えをすぐに知ることとなる。
「腕が上がらねぇ、、、、」
「麻痺か、、、?」
いや、麻痺にしては痛みの感覚が強い。
「脳から出る信号のみを断ち切っているのだヨ。マァ君のその小さな脳みそから果たして四肢へ信号が出ているか不安ではあったがネ。」
「さぁ、終わりだヨ!!」
マユリが疋殺地蔵でシュリーカーを斬ろうとするが、隊長羽織に何匹ものヒルが付いていることに気づく。
「なんだネ!これは!?」
「もう遅ぇ!!」
シュリーカーが舌で音叉のように音波を発すると、それに呼応しヒルが大爆発を起こす。
先ほどの一心よりもさらに大きな爆発。
さすがのマユリでもひとたまりもなかった。
「ぐぁぁぁ、、、、」
マユリは大ダメージを受け、地に伏している。
「さっき切りかかったときに仕込んでおいた。」
シュリーカーは斬られたはずの両腕をあげ、やれやれといったジェスチャーを取っている。
「乱装天傀かネ、、、。全く、私の斬魄刀とは相性が悪いことだヨ、、、。」
「じゃぁ殺らせてもらうぜ。まぁだが先にお嬢ちゃんからな!!」
シュリーカーは一番近くにいたネムに鋭い爪を向け飛びかかる。
「クソっ、、、」
マユリは無意識にネムの方へ手を伸ばす。
シュリーカーは攻撃をしたが思っていたような手応えは感じられなかった。
「なに、、、?てめぇ、、、!」
一護が覆いかぶさる形でネムを守っていたのだ。
背からは大量の血が吹き出る。
「お父さん!」
「一勇来るな!」
ネムの身代わりとなり背中を切られた一護はその場に倒れこんでしまう。
「その髪、てめぇ黒崎一護じゃねえか。」
一護に倒され、地獄の番人クシャナーダに斬られ地獄に堕ちた瞬間のことを鮮明に思い出した。
「てめぇは痛ぶってやろうと思ってたのによぉ。あっけねぇ。」
そしてシュリーカーは倒れている一心、涅、一護、一心に肩を貸す浦原、そして子供達を見渡すと勝利宣言とも取れる言葉を口にする。
「死神が束になっても全然じゃねぇか!余裕だな!」
「束って、、、それ子供も数に入れてんのか?」
シュリーカーの独り言に答える形でどこからか声が響き渡る。
「あぁん?」
「おいおい、小さい子を虐めんのは大人のやることじゃねぇだろ。」
「次から次へと、、、それで次の死神様は誰だ?」
シュリーカーはまたもや若干イラついていた。
京楽の様な笠を被り、無精髭を生やした男が一護たちの前に現れた。
「おれの名は
「すげえ霊圧だから行くのやめようかと思ったが、子供の霊圧もあったんじゃあ行かない訳にはいかねぇ。」
「六車隊第五席、男西堂!相討ちしてでもてめぇをぶった斬る!」
西堂は斬魄刀を引き抜く。
「動け!
To be continued.....
死神図鑑ゴ〜ジャス
「よぉ!みんな!」
「覚えているかな?この俺、西堂榮吉郎を!」
「誰だネ?覚えてないヨ、君の様なモブキャラ。」
「モ、、モブ、、!?涅隊長!おれは今は現世の鏡野担当で、元々は二番隊にいて、、、四楓院隊長のときの、、、」
「知らんぞ。お主誰じゃ?」
「四楓院隊長!」
「儂ではなく、砕蜂のときではないのか?」
「そんな、、、!」
「誰だネ?」「誰じゃ?」
「ひどい!!!!!!」
「助けに来るんじゃなかった!!!」
〜fin〜