ISげもの   作:マイク横須賀

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自己紹介2

『織斑一夏は私の嫁』

 

そう捉えられてもおかしくない誘導弾発言をかましてくれたポニテに対し、自身が抱いた情念は一つ。

 

「良い空気吸ってんな、モッピー」

 

「よせ、照れる。あとモッピーいうな」

 

五月蝿い主なぞ掃除用具扱いで充分だ。

 

何が悲しゅうてSHRでアルバムの中のおもひでを暴露されればならぬのだ。

 

見ろ周りを、キャーキャーいってるし。「こんなの絶対おかしいよ」とか

「妄想を抱いて溺死しろ」とか好き放題謂われてるし。何処の弓兵ですか。

「諸君、静かにしろ。詳しく聞きたいなら、放課後に聞くといい」

 

姉様、問題解決に見せて先延ばしにするのやめてください。何から聞こうか隣同士で何組も話し合いしています。

 

そんな愚弟の願いも虚しく、紹介は続いていく。

 

 

そして、二度あることは三度あると故事では云いました。時よ止まれ、お前は美しい。

 

「皆さんはじめまして。フランスはデュノアから 出向しました『シャルル・H・デュノア』です。」

 

この金髪碧眼(厳密には違うが)の貴公子が朋輩にして、断金の交わりを結んだ間柄とか色々と思うべきところはあるが、自分は殺されてもおかしくない気がする。

容姿端麗、頭脳明晰、おまけに社交的と三拍子どころか七拍子くらい備わっているのではないか。ぶっちゃけて言うなら、私織斑一夏が短命の小覇王なら美周郎はシャルル。わかりにくくてすまん(容姿的には仲謀らしいが)。

 

ブロンド王子の流暢な挨拶に、現実からの脱走を試みたが失敗。やっぱクソゲーだわ現実。ヨンパチとかダメジャーとか目じゃないわ。

 

「間違った方向にジャイロボール投げてるね、一夏」

 

「やかましい、誰が上手いこといえと」

 

 

つい山田先生に座布団を持ってかれるシャルを想像し、やはり可哀相だからと座布団キックバックする山田先生のビジョンを幻視した。特に意味はない。

 

「日曜のアレ?」

 

「意味ないって……」

 

おう、どうやら思ってたことを口に出してたみたいだ。貴公子は興味津々で、眼鏡を掛けた天使(略すの禁止)はショックを受けたようでLPを17に減らしている。

 

 

 

「あれ……デュノア君、織斑君のこと『一夏』って」「もしかして:知り合い」「(^ω^)シャルルタンprpr」

 

おい、デジャヴュってレベルじゃねーぞ。天丼が許されるのはお笑い芸人だけだろうが。

 

いや、いっそのことプラトーンのorzポーズでもしたろかと考えたが、イロモノ扱いは御免だ。あとモッピー、いい加減その『ぬかしおる』的な表情やめろ。

 

その後GTOの見事な仕切りにて、SHRは恙無く終了した……したんだよ!




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