暗闇に強大な閃光が瞬く。ーーー
そしてそれは決して一つや二つではなく、果ての果てまで続いている。ーーー
そんな無限に瞬く光の中の一つ。それが一際大きな光を放ちーーー
宇宙を震撼させた・・・。
あたりに凄まじいまでの爆煙を撒き散らし巨神はその体を崩していく。
爆煙の粒子・・・否、その細胞の一つ一つは、よく見れば無惨にバラバラにされた人型だということがわかる。
ただの人型ではない。全長50mはあろうかという無数の人型だ。それらが数え切れないほどの数を撒き散らされたことで、遥か彼方からはまるで粒子のように見えたのだ。
ではそれらを元とする巨神ーーーーーそれもまた凄まじい存在であった。
そこらの惑星や恒星なども何もしないほどの大きさを誇る、異形の巨神であった。
だがそんなかつては凄まじい姿をしていたであろう巨神は今や見る影もなく、両腕は失われ、足首も破壊され、全身から爆煙を放ち続けている。
だが、それでも抵抗を続けるのであろうその巨神は、首を軋ませながら眼前の敵を睨もうと動かしーーーーーー
次の瞬間、その体を真っ二つにされた。
一瞬の静寂の後、巨神ーーーーーースーパーロボット「ゲッターエンペラー」
は凄まじい閃光と共に吹き飛んだ。
宇宙を恐怖へと震わせていた破壊神は、仏の姿をした何かによってその幕を閉じた・・・。
「怯むなーッ!!!何としてもこの絶対防衛戦を死守するのだ!!」
ゲッターエンペラーを真っ二つにした存在、創造神ブラフマーは無量大数のインベーダーの群れへとその杖を向けた。
瞬間、先程破壊されたはずのゲッター エンペラーから無数のゲッター戦艦が溢れ出し周りのインベーダーを消し去ってゆく。その様子に苛立ちながらもブラフマーは眼前に無限に広がる緑色の銀河の群れへと視線を飛ばす。
緑の銀河の群れーーーーーーそれは決して星々の集まりなどではない。
そこにある一つ一つの輝き全てが、数多の「ゲッターエンペラーの群れ」によって構成された存在であった。
「ブラフマー!!一度引くのだ!そして天帝領3019乗へと向かうのだ!」
「⁈馬鹿な!四天王がやられたというのか?!あそこにはエンペラーは一騎もいなかったはずだ!!」
「想定以上に奴らの進化が早すぎる!そしてあの領域は宇宙の外への近道、決して奴らに渡してはならん!」
緑色の光の雨が彼らに降り注ぐ。緑の雨は彼らの体を焼いてゆくが彼らの体はそれ以上の速さで再生することでことなきを得ている。
「シャカ!まずいぞ!ユグドラシル方面が完全に落ちた!このままでは空いた穴から奴らは外へと抜け出してしまう!」
「ラグース!」
「我はこのままユグドラシルの穴を埋める!その間我が領域の守go」
次の瞬間、女性に無数の腕を生やした神ラグースは最後まで言い切ることなく上半身を融解された。
「⁈」
シャカとブラフマーが同時にその先へ視線を向ける。
ゲッタービームが
ミサイルが
ドリルが
空間を埋め尽くすほどの攻撃が。
彼ら神々の軍団に襲いかかる。
それらの攻撃一つ一つが星を、銀河を破壊する程の威力を誇る。対処しようにもバリアは破壊され、防御には意味がなく、避ける隙間などありはしない。その攻撃は神々や使徒、インベーダーの軍団を蹴散らしてゆく。
「!ま、まずい!?奴らついに始める気だ!」
その弾幕の隙間からブラフマーは見た。
数多のゲッターエンペラー2が折り重なりなにかを形成してゆくのを。神々の瞳からはその全容を把握することは叶わない。しかしそれらを知性あるものが認識するならばこう答えるだろう。
あれは骨だと。
骨格であると。
骨からドリルが突き出し飛蝗のようなエンペラー戦艦群へと次々突き刺さってゆく。やがてそれらは血管、内臓、筋肉を構成し一つの龍へと変わってゆく。
「止めろおおおおお!貴様らの育った宇宙が吹き飛ぶのだぞおおおおお!?」
もはやインベーダーも使徒もそのほとんどが吹き飛んだ空間の中でシャカが叫ぶ。緑の銀河群はそんなことなどお構いなしに次々とエンペラー2で構成された龍の骨格へと吸い込まれてゆく。
かつて、彼らの故郷地球にて、数え切れないほど無数の量産型ゲッターロボGが全て合体することで真ドラゴンと呼ばれる存在が誕生したことがある。最終形態になるまでゲッター線を貯めこみながら機械の繭のような状態から第1形態、第2形態と成長を続け最終形態になる際には地球上の全てのゲッター線を吸収し、最終進化。
絶大な力を持つ全長6000メートルの超巨大ゲッターロボとしてその姿を表した。
これより行われるのはその再現だ。
数多の、銀河よりも巨大なゲッターエンペラー。しかしてそこに共通するのは素体にゲッタードラゴンが使われているということだ。
もはや逃げ場などどこにもなく、それでも神々は宇宙を守ろうとエンペラーに突撃するしかない。
銀河が重なり
重なり
重なり重なり
重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なり重なりーーーーーーーーー
マルチバースの無数の宇宙が存在する空間にて、一つの宇宙をたまごの殻のように打ち砕きその存在は生まれた。
例えるのならば、それはまるで神話に登場するモンスターラミアのように人型の下半身が蛇のような存在。又は羽のない蜻蛉の様な異形。しかしその上半身に腕はなく、まるで剣山のように莫大な量のゲッター線収集装置を生やしている。
蛇の下半身には無数のゲッターロボの顔を生やしその口にあたるところから無数のゲッターロボを吐き出し続ける。
生まれた存在ーーーーーー真ゲッターエンペラーはやがて視線をそれに向けると一度身をブルリと揺らし蜻蛉の様な羽・・・ゲッターウイングを展開してその存在に向けて飛翔した。
(あぁ、失敗だ。失敗だ。我々神々は失敗した。)
(なにが兵器だ。なにが対抗する存在だ。あれはもはや我々の手の内に収まる存在ではなくなった)
銀河のかけらの中で頭だけとなったブラフマーはその存在に視線を向ける。
(もうこうなっては遅い!奴らにはもはや敵など存在しない!対抗するためのビッグバンももはや奴には餌を与えるのと変わらん!!)
視線の先ーーーーーーーー無数の宇宙が連なりとなった空間の先に、それはあった。
そしてそれに真ゲッターエンペラーが、否、その群れがまるで卵子に向かう精子の如く突き刺さり身体の一部と化してゆく。
(何でもいい!どんな存在でも構わない!どうか奴らを、ゲッター をーーーーー
祈る先など存在するわけもないのにブラフマーは願った。
その視線の先にあったのはーーーーーーーーーーー
時天空を止めてくれ!!!)
強大な機械の空間であった。
「そう、これまでゲッター線が数多の並行世界に向かったのはゲッターエンペラーを出現させるため。そう、無限の世界から出現するであろうゲッターエンペラーは真ドラゴンのように合体するために生まれるのだ。いずれ全てのゲッターエンペラーは一つとなり真の敵と出会う。」
「その敵の正体は・・・・・」
「正体は・・・・・」
「だー、ダメだ。全く続きが思いつかない。」
そう言って机から顔を上げ吐き出すように呟く。
机の上にはまだ誰も見たことのない漫画のラフスケッチがあるがそのほとんどが空白のまま。
現在ケンはレクリエーションルームにて漫画を描いていた。
それは原作ゲッターロボサーガの続き、ゲッターアーク4巻である。全ての物語を書き終える前に亡くなった彼を宿している〇〇は、新たな進化のためのデータ作りとして筆をとった。
レクリエーションルームにはケンの他にジャンヌオルタ、刑部姫、黒髭、シェイクスピア、アンデルセンが額に鉢巻きを巻いて創作活動に勤しんでいる。
「書き込み・・・書き込み・・・うぅ、締め切り・・・」
「諦めてはそこで試合終了でござる刑部氏・・・もう3か月もないですからな」
「二人とも、そろそろ一旦ストップしよう?君たちのタブレット画面もうすり減ってペラペラだぞ・・・」
「イシカワ氏も手伝ってぇ。その続きには締め切りないでしょ?」
「いいけど、へんな癖とかついちゃわないかな・・・」
ケンは一度資料をまとめると黒髭のタブレットをのぞきこむ。その画面には未だ描きかけのキャラクターたちが映っておりページをスライドすると同じような原稿が数枚分入っていた。
「うーん、なぁ黒髭?もっと背景の多い原稿ない?女の子多いけど俺おっぱいのついたハンサムしか書いたことない・・・」
「イシカワ氏ぃ・・・現代の画風に合わせるのも漫画家として大切でごじゃるぞ?それに昔から言うでしょう?ロボとエロは二つに一つって。」
「初耳なんだけど・・・。いや、でもあの人もお色気シーンとか大切にしてたし・・・」
「とりあえず下書きなぞって背景描いてもらえるだけで充分ですしお願い致すぞ」
「はいよっと・・・。」
エキタブと繋ぎ早速描いてみる。原稿用紙でしか描いたことのない自分にとってその感覚は新鮮であり、同時に慣れない作業に四苦八苦するのだった。
「・・・・ん?」
「イシカワ氏どうしたの?」
「いや、今何か聞こえたような・・・」
初夢が現実にならないように投稿しました。
真ゲッターエンペラーのモチーフには蜻蛉を採用しています。というのもゲッター エンペラーのゲットマシンを見た時ヤゴや蟻地獄の様なデザインだったため採用しました。
それらがまるで蜻蛉や蜻蛉の群れの様に群れをなしてると想像してもらえれば。