駄文ないけど、なんか増えてきてるし自分なりに書きたかったので書いてみた。
シナリオちぐはぐすぎぃ!とか中学生の文以下といわれても頑張る
俺も亀更新するからよ、自信のない人やこれから書こうっていう人
止まるんじゃねーぞッ
➖➖➖『異質物』➖➖➖
超常現象を引き起こす情報、ーまたは媒介。
それは人類が与り知らぬ原理の集合体であり、人々の生活に多大な影響をもたらした。
この力は科学の既存解釈を崩壊させ、新時代へと導いたのは言うまでもない。
力は火種となり、七年戦争とも呼ばれる大戦へと発展する原因にもなった。
故に人々は神の力だと恐れ崇め、それはいつしか『聖痕』と敬称されるようになる。
『聖痕』の中でも最も強力と考えられたーーーーーXK級『異質物』
異質物研究技術の進歩によりこれらは人類の計り知れぬ脅威と認知され、のちに六大国家と呼ばれる勢力が持つ、それぞれの切り札として扱われた。
結果、絶大な力は抑止力となり、皮肉にも六大国家間での平和条約の締結に至る。
以降、各国は戦火の拡大を防ぐため、講究に重きを置く方針を発表。
それぞれの首都は『
表面の安定化を図りつつ、水面下では世界全体の技術研究をさらなる躍進へと向かわせた。
ーーー時代は進み、とある推論が注目される。
特定の媒介の影響下では異質物が個体と共鳴し、異質物の超常現象を意のままに扱えるというものだ。現象において、最も広く知れ渡った個体ー『魔女』
貴方は知っているだろうか?
『魔女』の神秘なる力の根源となる異質物をーー
貴方は知っているだろうか?
その昔『魔導器』と呼ばれていた事をーー
ーpipi♪
『ログイン処理を正常に完了致しました
ID :xxxxf4649
名前:
年齢:21歳
性別:男性
ようこそスティー』
「…やってしまったかねぇ」
電子音声の認証音を聞きながら、グレーのパーカーをきたボサボサ髪の茶髪の青年、咲耶はぽりぽりと頬を掻いた。
現在咲耶が居る場所は第五学園都市のスティールマウント研究センターという異質物の収容及び研究を行う、新豊州境界内最大の施設である。
無事認証を終えた咲耶は施設内へと足を進め、ぼんやりと思った。
(人があんまりいないな・・・)
閑散とした空気、消毒液のような匂いが空気中に漂い、清掃後を咲耶に思わせる。
そもそも咲耶がきたのは大学の単位の為である。大学生になってから一人暮らしを始め、生活費が足りないのでスーパーのアルバイトを始めたのだが…
学問との両立が難しく、気づけば生活バランスが傾いてしまったのだ。
なので単位獲得の為に有名科学者の講習補助、物運びとか程度に参加したのだが
(こういう時に限ってオバちゃん急用はいるんだもんなぁ…)
咲耶は軽くため息をはいて、いつも陽気に笑うオバちゃんの顔を思い浮かべた。普段は時間で言うと上がりなのだが、パートのオバちゃんが急用ができたとかで欠勤となったのだ。
別に残業する必要がないのだがお世話になっているからと引き受け、結果遅刻であるーーーつまり御守 咲耶は俗にいうお人好しであった。
そんな中ふと、ふと何気なく周りを咲耶は見まわしたのだ
相変わらず閑散としていて、人一人っ子いない…まるで自分が世界から隔離されたかのようだ
ーーーなんて詩人なことを思い浮かべず、
(…何かおかしいぞ?確か今日は学園開放日で他の学園都市の視察団だけでなく市民にも開放される。まぁ、だから俺みたいな学生も来ているわけだけど…
今回は異質物の研究という名目だけど勤勉な学生も…)
来ない日もあるかと結論付けようとしたとき、思考が回転してきた咲耶は悪寒を感じた
(待て…急いでてとりあえず2階にきたわけだが俺はどうやってきた…確か、たまたま空いていた貨物用エレベーターだ
じゃあ警備員は?普通一般人が貨物使うとか許可しないだろ・・・
そもそも
スッと咲耶は目を細め、静かに辺りを警戒しながら異常なことに気づく。
ロビーのエレベーターが使えないことに気づいたのだ、故障ならそれこそ、警備員の案内があるはずだろうと思い浮かべ咲耶は手すり側によりふと声が聞こえたことに気づき、そっと物陰からのぞき込む。
(…?……なっ!?)
目の前で起きた光景に咲耶は目を見開くしかなかった、バットを握りしめた少年がニュースのテロで見る覆面男に殴りかかったところ腹部を蹴られ、返り討ちにされた挙句手すりが壊れ下の階へ転げ落ちたのだ。
銃を背負ったテロリスト、以下覆面Aの出現と少年の安否に咲耶は混乱をするが相手が手すりから転げていった少年を探しているのを視認すると。地を這うように駆け出した。
(えぇい、儘よ!)
「…あのガキぶっころ…ッ!?」
足音に気づき、覆面Aは振り返るが咲耶にとっては好都合で、素早く懐に潜り込む。
「疾ッッ!」
「かはっ!!?」
間合いを完全にとらえた刹那、咲耶は覆面Aに深々と鳩尾に拳を叩き込み、地に沈める
「とらえ「ぉぃ!?何があった!!」ッチィ!?」
廊下の見張りを一人ではしていないだろうと予想はしていたとはいえ、早期の遭遇に舌打ちをした咲耶は再び獣のように地を低く駆け、覆面Bにも襲撃にかかる
「ッ!over!!こちらブラb」
「させるかッ!!よっ!?」
すぐさま増援を呼ぼうとする覆面Bに咲耶は身に着けていたショルダーバッグをしなるように投げつけるが覆面Bも真正面のため叩き落した
「ッover!!o……ッ!?」
「ふッ!!」
しかし対処されるのを想定済みで下から抉りこむような蹴り上げで咲耶は相手の無線を蹴り飛ばし、その事態に気づいた覆面Bは激昂し、背負っていた銃を構えようとした。
ただ相手が事態を認識するまでの時間を許す気はなく
「キサっ「遅っっせぇぇ!!」……ッッァ!!!?)
吼えるように咲耶は軸足をバネに宙に跳ねると上段蹴りした足を鎌のように脳天に振り下ろした、踵落としーーー上段蹴りという態勢と軸足の隙が出来やすい大技をしっかり決めた咲耶は危なげなく着地すると、静かに残心をとり
呼吸を整える。
「…流石に緊張したな、とりあえず少年の安否を確かめにいかないとまずいか」
咲耶が胸に手を当てて安堵するように深く息を吐き、向かおうとしたときだ
―ーーパシュッ
「……ぁ?」
なんだ?この違和感は?
咲耶は自分に襲う変な感覚に戸惑いながら視認をした
―胸に当てた手からこぼれる様に出る真っ赤な液体を
振り向く。咲耶は視認をした
―覆面らしき男がサイレンサーらしき銃を構えているのを
あぁ
あぁ
(そうか・・・・俺はやらかしたのか)
完全に。無防備に、無様に、敵の増援は成功していて駆け付けた増援に発砲されたのか
少年を助けるつもりだった、やれたと思っていた
(痛ェナ、…クソッタレ)
敵に向けてだけでなく失態を犯した自分を自嘲するように嗤うと、少年と同じように下の階へと落ちていくのだった・・・
―――
―――――
――――――――
(………ッ…ぁ、れ…何してたんだ?)
数刻の経過、奇跡的というべきか、人外ともいえる生命力で咲耶は意識を取り戻した、まるで言うことを聞かない体に億劫さを感じながらも
咲耶は霞む目を開け、その光景を見た―――見てしまった
真っ赤だった、燃えるような熱気、周りは火の海で施設内だったはずなのに外になっていた。
硫黄のような刺激臭が臭い、彫刻のようなものを見た
(ニン…ゲン?なんだ…これ…?)
出来の悪い悪夢を見ているかのようだ、襲ってきた覆面らしきやつもいた・恐怖に怯える人もいた
日常を謳歌しているかのような活き活きとした表情の市民もいた。
けれども色がなかった、真っ白だった
惨白ともいうべき薄く青白い、生きているという色を感じさせない色
咲耶は気づいた…泣き叫ぶ声に、それが安否を心配していた少年のものだということに
「うぅ…ぁ……ぁぁぁああああ!!!!」
(…少年ッ…)
「誰かっ、…ひぁッ…嫌だ」
(…オレは…此処に…いるのに)
「アアアアアァァァアアアアアアアアッッッ!!???」
悔しかった
――何もできない自分が
無力だった
――目の前に助けを求めている者がいるのに
こんなところで
そんな言葉が胸中に浮かぶ、指に、身体に力はないのに
声は出ないのに
(こんなとこで死んでたまるかぁぁぁぁぁぁアアアア!!?)
声は出ないかもしれない、けど天を貫けと云わんばかりの咆哮に
かすかにナニカが聞こえ、咲耶の意識は暗転した
➖➖➖願い授かりました、xxxxxの名、契約履行を致します➖➖➖
―その日、世界は滅亡した・・・・・
というわけでオリ加えつつ
ルビふってます
眠い言いながら描いたため。作者も後日チェックいたします