珈琲   作:おたふみ

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四十二話

文化祭2日目。

今日は校外の人も来場する。

 

「今日も一日がんばるぞい」

「ヒッキーがやる気だ」

「言ってみたかっただけだ」

「いろはちゃん、今日もウエイトレスやるって」

「マジか!」

「私と同じ衣装だよ」

「…それ、いいのかよ」

「いいんじゃないの?」

「いや…。まぁ、中の人的な」

「?」

 

最初のお客から、度肝を抜かされる…。

 

「いらっしゃいませ…あ」

「ひゃっはろー!」

「陽乃、それは挨拶なんですか?挨拶はちゃんとしなさい」

「はい…」

「比企谷さん、ご無沙汰してます」

「雪ノ下さんに、雪ノ下のお母さん。いらっしゃいませ」

「よく、お似合いですよ」

「誉めても何もでませんよ」

「姉さんに、母さん…」

「雪乃、順調ですか?」

「はい…」

「雪乃ちゃん、紅茶を二つね」

「かしこまりました」

 

「お待たせしました」

「雪乃も私の娘ね。着物がよく似合ってるわ」

「ありがとうございます」

「そう固くならずに」

「はい」

 

「雪乃」

「はい」

「腕を上げましたね。とても美味しいわ」

「ありがとうございます」

「比企谷さん」

「はい」

「雪乃をよろしくお願いしますね」

「それは、どういう意味ですかね?」

「さぁ。ふふふ」

(笑い方そっくりだな、この親子)

「本当は主人も比企谷さんに会いたいと言っていたんですが、公務がありまして…」

「それは、残念でしたね…」

「駄々をこねたので、お説教しました」

「はぁ…」

「さて、雪乃の顔も見たし、私は校長に挨拶して帰ります。陽乃はどうするんですか?」

「もう少し見ていくよ」

「雪乃、たまには帰ってきなさい」

「はい」

「その時は、比企谷さんを連れてきなさい」

「か、母さん!」

「ふふふ。では、失礼します」

「ありがとうございました」

 

「で、雪ノ下さんは、何かご用ですか?」

「ちょっと気になることがあってね」

「ちなみに、なんですか?」

「修学旅行…」

「…」

「ふ~ん。比企谷君、思い当たる節があるんだ」

「あったとしても、終わったことですから」

「雪乃ちゃんとガハマちゃんは、それでいいの?」

「私は気にしてないわ」

「わ、私も…」

「比企谷君がなにかしたの?」

「さぁね。やったとしても、雪ノ下さんには言いませんがね」

「比企谷君のケチ!」

「なんとでも言ってください」

「じゃあ、勝手に調べるね」

「俺達に迷惑がかからないようにしてください」

「さぁね。隼人次第かな」

(頼むぞ葉山!)

「陽乃さん、いらっしゃい」

「沙希ちゃんはバーテンダー風なんだね」

「昔とった杵柄です」

「むしりとったきぬがさ?」

「由比ヶ浜は勉強しような」

「文化祭で勉強のこと言わないでよ!」

「南ちゃんはファミレス?」

「そうですよ」

「京都の高校の制服か?某女子高の制服かと思った」

「メタ発言やめてください」

「冒頭でネタを入れたヒッキーがそれ言うんだ…」

「じゃあ、私はマン研行ってから、隼人を探すから」

「くれぐれも、お手柔らかに」

「は~い」

 

まだ一組目だぞ…。先が思いやられる…。

 




―――――――――――――――――

もうネタ・メタ発言連発です。
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