珈琲   作:おたふみ

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大学編・その3

雪乃の部屋

 

「ふぅ、ごちそうさん」

「お粗末さまでした」

「やっぱり、雪ノ下の料理は旨いな」

「そ、そう。まあ当然よ」

「片付けは俺がやるよ」

「そう?では、お願いするわ」

 

「比企谷君、明日の講義の予定は?」

「ん?午後イチからだ」

「そう。私も午後イチからなのだけど…」

「それで?」

「えっと…、今夜はゆっくり出来るわね」

「ああ、そうだな」

「明日も多少は寝坊しても大丈夫なのよね」

「俺なら昼まで寝る」

「そうじゃなくて…」

「なんだよ…」

「これだから、ニブ谷君は…」

「なんだよ。字面がモリサマーみたいじゃねぇかよ」

「そんなことは、どうでもいいのよ」

「お、おう」

「その、今夜は…、一緒に寝てくれないかしら…」

「…今なんて?」

「えっと…『お構い無く』で合っているのかしら?」

「おう、あってる」

「そうじゃなくて…。だから、泊まっていかない?」

「えっと…、俺はソファーで寝ていいんだよな?」

「ダメよ」

「フローリングは、さすがに硬いかなぁ…」

「…だから、一緒に寝て」

「いや、あのだな…」

「ダメ?」

「だぁ、もう可愛いなコンチクショウ!寝るよ、一緒に!でも、なんにもしないからな」

「ヘタレ!弱虫!八幡!」

「八幡は悪口じゃないからね」

「八幡…。ふふふっ。はちまん」

「な、なんだよ…」

「貴方の名前、好きよ」

「雪乃だって、名前とお前の容姿がピッタリ合ってて好きだぞ」

「あ、ありがとう…」

「こ、こちらこそ…」

 

「おはよう、雪ノ下」

「おはよう、ヘタレ谷君」

「いや、覚悟とか準備が必要だから」

「だったら、いつならいいの?」

「いや、それは、あれが…」

「早く、八幡のモノにしてほしいのに…」

「ぐはっ!」

「ど、どうしたの?」

「お、俺の彼女が可愛い過ぎる…」

「か、可愛い…」

「じゃ、じゃあ、週末に俺の部屋に来るか?」

「え、えぇ、行くわ。覚悟しておくことね」

「え?俺、なにされるの?」

 

翌日 コーヒーショップ

 

「ゆきのん、講義が難しいよ~」

「ノートはしっかり取っているのかしら」

「一応…」

「はぁ、今度見せてみなさい」

「やったー!ゆきのん、大好き!」

「相変わらず、由比ヶ浜に甘いな」

「そ、それはそうでしょう、大切な、ゆ、友人なのだから」

「へいへい」

「ちょっと席を外すわね」

 

「ねえねえヒッキー」

「ん?」

「その…、ゆきのんとは…したの?」

「何をだ?」

「ほら、あの、夜の…」

「げほっげほっ!」

「うわ!ヒッキー汚い!」

「お前が急にそんなこと言うからだろう!このビッチが!」

「ビッチじゃないし!私はまだバ…、な、なんでもない」

「その…、まだだよ」

「どうして!ゆきのんのこと好きじゃないの!」

「バッカ違ぇよ!大好きだよ!」

「じゃあなんで?」

「R18タグがないから…」

「そんなメタはいらないよ。朝、雀が鳴いてて、『雪乃、昨日は良かったよ(イケボ)』って、それでいいじゃん」

「どっから、そのイケボ出したんだよ。それ俺じゃねぇだろ」

「なんの話をしてたのかしら?」

「え、これは、その…」

「ヒッキーがヘタレって話」

「お前、違うぞ。紳士なだけだからな」

「そうね。ヘタレね。でも、週末は…」

「雪ノ下!言うなよ!」

「ヒッキーも覚悟決めたんだね」

「…そうだよ」

「これで、比企谷君のもに…」

「赤い顔して何を言ってるの」

「由比ヶ浜さんには、特別に話してあげるわね」

「はぁ~。今から思いやられるわ」

 

 

 

 

 

 

 




――――――――――――――

八雪のラブラブばっかりですね。
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