イナズマジャパンは韓国やオーストラリア、ウズベキスタンを破っていった。士郎はサウジアラビア代表戦で相手からのラフプレーに遭い足を負傷する。テレビで見てたアツヤはは相手チームのラフプレーに怒りを覚えた。
「こんなのサッカーじゃねー!!」
その頃。紗夜はサウジアラビア戦をスタジアムで観戦した。紗夜も士郎が足を負傷したシーンを見てあまりにも痛そうな姿を見て心配した。試合後に紗夜は士郎に連絡し、合流することにした。
「久しぶりだね。紗夜さん。観に来てくれてありがとうございます。」
「お久しぶりです…。足は大丈夫なんですか?」
「ああ…。これは…作戦で足を痛がってるフリをしてくれと頼まれました。だから…足は痛くないですよ…。」
「わたしには演技に見えません。」
「!!!」
「遠目から見てもあれは…完璧に足を負傷をしました。演技であってもあんな風にならないと思います。」
「……。紗夜さんにお見通しというわけですか…。」
「ええ。わかるわ。」
「でも…僕はこんなところで離脱するわけにいかない。アツヤが来るまでここにいたい。僕はアツヤと約束したんだ。次会うときはこの青いユニフォームを着て会おうと。そして、アツヤと僕が開発した氷結のグングニルを世界の舞台でやるとね。」
「士郎さん…。私は…あなたに言いたいことがあって来ました。」
「何ですか?」
「私もあなたのことが……。………。」
士郎は紗夜が言った言葉が身にしみた。
「…。紗夜さん。僕もあなたに出会えて良かった。僕は多分…この状態で…次の試合…プレー出来ないと思う。だから…もし僕が抜けることがあったらアツヤに僕の想いを託したいと思う。」
「そうですか…。スポーツは怪我がつきものですから…仕方ないと思います。しかし…士郎さんとアツヤさんが交わした約束を必ず守ってください!」
「ありがとう。紗夜さん。僕は…そろそろ行くね。」
「はい。」
士郎は紗夜を手を振ってその場を後にした。
紗夜は1人で家に帰りながら考えてた。
私に…士郎さんに何か出来ることがないのか。去り際の悔しそうな表情を見てると…士郎さんは足を負傷していつプレー出来なくなるかわからない。いつ…代表から外されてもおかしくない状況にいる。だから…自分に出来ることは何か?
考えいるうちに…氷川家に着いた。
「ただいま…。」
「おねーちゃん!! お帰りー!! 」
「日菜…。」
「ねぇ〜ねぇ〜聞いてよ〜!! 」
「何?」
「今度…パスパレのライブが…スタジアムになったんだよ〜!」
「スタジアム?」
「最近…イナズマジャパンという日本代表の試合のオープニングセレモニーでパスパレに依頼が来たんだ〜!! 凄いでしょ!」
紗夜はその言葉を聞いて閃いた。
「ねぇ。日菜。私も参加して良いかしら?」
「えっ?」
日菜は戸惑っていた。まさか紗夜が日菜にお願いされると思っていなかったから。
「私…イナズマジャパンを応援したいの。日菜から事務所にお願い出来ないかしら?」
「おねーちゃん…。ルルルンと来たー!! おねーちゃんとコラボ出来るなんて…嬉しいよ!! 事務所の人に頼んでみるよ!! 」
「頼むわ。日菜。」
「うん! 任せて〜! 」
士郎さん…。今度は私があなたの背中を押します!
次回話に続く…。