シャアの(非)日常   作:原作愛が足らぬわ!

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「なんでこんなものをハーメルンに落とす!?.
 これでは、場の空気が寒くなって人が住めなくなる!低評価の冬が来るぞ!」
「駄作を書く作者はシャアの日常普及のことしか考えていない! だから投稿すると宣言した!」
「作者が人にシャアの日常を与えるなどと!」
「私、シャアの(非)日常が普及しようというのだ!」
「エゴだよそれは!」
「妄想だけではもたんときが来ているのだ!」


シャアの寝床

 

「ふむ…もう少し生活費を切り詰めた方がいいかもしれん…しばらくはちゃんと自炊しなくてはな。」

 

「すいません…私が料理をできないばかりに…」

 

「気にすることは無い、私も似たようなものなのだからな。」

 

織斑家と同居人になり数ヶ月は経ったが…生活は思ったよりも順調だ、基本的な家事は一部を除いて千冬女史がしてくれるから空いた時間まで私は安心してアルバイトに専念できて雀の涙程だが2人の学費と3人分の生活費を貯金できる程になってきた。

無駄な出費を抑えればもう少し貯金に回せると思ってつい口に出してしまったが…

 

「ちふゆねぇ!だれだってにがてなことはあるけどがんばってれんしゅうすればうまくなるってせんせーもいってた!いっしょにがんばろう?」

 

「ははっ、そうだな一夏君…2人が料理を覚えてしまったら家事をまともにできないのは私だけになってしまいそうだ…これは私もうかうかしていられんな。」

 

 

まぁ一人暮らしできる程度には家事能力はあるつもりだが、記憶は無いのにこういった所だけ都合よく覚えているのはなぜなのだろうか…

千冬女史は今まで一夏くんの為に学校が終われば直ぐにアルバイトという生活をしていた為に家事(主に料理)が得意では無いとのことだ、そもそも家庭科ってたしかだいたい中学校くらいからまともに学び始めるような気もするし彼女は本来ならそういった事も両親に教わって学ぶ年頃…むしろ学生で完璧な家事能力を求める方が酷だろう、料理だって1品作れればいい方だ…そう考えれば千冬女史だって悪いものじゃないだろう、ただちょっと目玉焼きがダークグレーだったり隠し味の殻でカルシウム豊富な上にアクセントお焦げの美味しいスクランブルエッグだったり食中毒対策で入念に加熱処理した苦味が割かし強めな野菜炒めだったりするだけだ。

 

 

「そうだな…今日から一緒に練習しようか、一夏」

 

家庭科の教科書を手に姉へ微笑む一夏君と弟と一緒に過ごせる喜びに表情が綻ぶ千冬女史…家族か、私の家族はどんな人だったのだろうか…兄がいたのか、妹なのか、父親と母親は……

 

「西さん?」

 

「ん?あぁすまない、私も時間が空いてたら共に学ばせて貰いたいな」

 

「もちろん!にしさんもいっしょにやろ!」

 

できるなら記憶が戻るまででもいいから、この姉弟が笑顔で暮らせる手伝いをしていきたいものだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁ、そういうわけだ。お前の申し出は有難いが遠慮させてもらう。」

 

 

 

「……そう」

 

 

そう言ってちーちゃんは部屋を後にする。

計画が狂った…折角ちーちゃんのバイト先に毎度情報を回してお金に困るようにしたのに、本来ならそこで束さんが報酬としていっくんと生活していくに充分な金額を支払う代わりにちーちゃんがISのテストパイロットをする。ちーちゃんの運動能力と圧倒的なセンス…パイロットをしてくれれば束さんはデータ収集に専念できる、ISの開発も大きく進められるはず、Win-Winな関係ってやつだね

…そうなるはずだったのに、あの男…北だっけ?それとも東だっかな?意表をついて南?まぁいいや、あいつのおかげでそれが台無しになった。本当に腹立つなぁ…というか境遇に同情したからってJCと同居しようとすんなよ、ロリコンかよ。ちーちゃんもちーちゃんだよ……束さんという大親友がいながら何処の誰なのかも分からないやつに頼って…そこは普通親友ポジションの束さんの役目じゃん。

常に真っ赤なコスプレ服を着てマスクとヘルメットの男ね……控えめに言って不審者だよね?なんでちーちゃんはそんな奴と……?

 

 

「もしただのロリコンなら…どうしようが構わないよね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、千冬女史と一夏君は学校へ言ってしまったか、私も今日はバイト先が定休日だったり工事が中止だったりと昼間から暇な状態になってしまった…こんな時こそ…!

 

「昼寝をしてみよう。」

 

毎日バイトに大家さんのお使いに織斑姉弟の授業参観に出席と色々忙しかったからな、たまには何をせずに過ごしたって罰は当たらない筈、むしろ普段頑張ってる私にそうそう当たるものではない。

早速お布団を敷いて寝るとしよう。ふふふ…窓から差し込む太陽の光によって部屋が温められていく。平日の昼間から惰眠を貪ろうとしているのに……恐怖は感じない? むしろ暖かくて、安心を感じるとは……。

 

「しかし、この暖かさを持った昼寝が生活リズムさえ破壊するんだ。」

 

まぁ普通に寝させて貰うがな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「昼間から寝てるよコイツ…」

 

案外普通に入れちゃったよ、玄関に鍵も掛けて無かったし。

……なんでコイツ寝る時にヘルメットとマスクで顔隠してるんだろ?今どきアニメの悪役でも寝る時は外すのに、寝辛くないのかな。

まぁいいや、そこらの凡人とは違う何かを感じるけど束さんからちーちゃんを取ろうとするロリコンは別に要らないし、全裸に向いてそこら辺の道路に転がしておけばいいか、本当に身元不明の記憶喪失なら警察に捕まった時点で身元の調査だのなんだので身柄を確保されてちーちゃん達と離れ離れになるだろうし。

 

 

「これでお前は終わりだね、凡じn…変人。」

 

「そんな決定権がお前にあるのか?」

 

「っ!?」

 

え?お、起きた!?




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